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旅先のショーウィンドウ特集

ショーウィンドウ特集その17──クラクフのギフトショップとヴロツワフのCepelia

続いて、2005年夏のチェコとポーランド旅行の写真から、ポーランドで撮ったショーウィンドウの写真にいきたいと思います@

2ヶ所で、3枚、撮っています。

1枚目は、ポーランドの中では首都ワルシャワよりも観光客に人気のある、古都クラクフで。

かつてのポーランド王国は、ワルシャワ遷都にされる前は、首都はクラクフにありました。

余談ですが、いま、ポーランドの中で首都ワルシャワは地理的にちょうど真ん中にありますが、いまの国境は第二次大戦終戦時に大きく東にずれたので、かつてワルシャワはポーランドの中でも、どちらかというと東の辺境地帯にあったんですよ。

その古都クラクフは、第二次世界大戦中はドイツ軍の司令部があったため、戦禍を免れました。ゆえに、そのときに徹底的に破壊されてしまったワルシャワよりは、古い街並みが残り、観光客を惹きつけるのです。

ぶっちゃけていうと、ポーランドの京都、とでも言えるでしょうか。

それだけでなく、クラクフはポーランドの中でも、いまでもアーティストの集まる街で、現代アートの中心地ともいえるようです。

ぶっちゃけていうと、ポーランドのミラノ、とでも言えるでしょうか。

そのクラクフでのショーウィンドウの写真は、初日、ヴァヴェル城の庭で野外オペラ公演を鑑賞した帰り(それも、深夜でーす@)、駅前にとったホテルに戻るため、旧市街のメインストリートであるグロスカ通り(Grodzka)を突っ切っているときに撮りました。

クラクフにはドラゴン伝説があるのですが、それをモチーフにしたと思われる飾りに目が引かれたのです。

ただ、写真は、ガラスに光が反射してしまって、いまいちなんですよ~~。それに、少しピンボケですし……(泣)。

2005_Krakow_SW_eggs

ズームします。右側のドラゴンの飾り、わかりますかしら。

2005_Krakow_SW_eggs_zoom1

日本人のイメージするドラゴン、そのものですね。かつては私も夢中になったコミック「ドラゴンボール」に出てくるドラゴンのようではないですか。ん、違う?

光が反射してしまっていますが、イースターエッグの飾りもなかなかでした。

2005_Krakow_SW_eggs_zoom2

それから、クラクフに限らなかったのですが、ポーランドでは、ステンドグラスが、アートショップなどの作品としてではなく、おみやげとしてよく売られていました。
ステンドグラス、といっても、教会にあるような精巧なものや聖書をモチーフにしたような敷居の高そうなものではなく、これなら自分の家のインテリアとしていいんじゃないか、というかんじのものです。

2005_Krakow_SW_eggs_zoom3

店内が暗いので、黒っぽくなってしまっているのが残念ですが、こういうかんじ、というのは、少しはおわかりになるでしょうか。

ちなみに、クラクフのドラゴン伝説は、Lonely Planetには詳しく書かれてあります。

いやはや、ポーランドに観光に行く日本人はそう多いわけではないせいか、日本のガイドブックはポーランドに関する記述が少ないです。

今回の旅行では久しぶりにLonely Planetを買いましたが、記述の詳しさに、改めて見直しました。
個人で旅行する私の場合は、現地の市内観光ツアーでもない限り、街中のそこかしこに潜む歴史遺物や史跡の説明を受けられませんからね。とても重宝しました。

ドラゴン伝説は、簡単に説明しますと……。

昔、ヴァヴェル城に、クラックまたはクラウスという賢い王子様が住んでいたときのことです。そのヴァヴェル城の地下洞窟にはドラゴンが住みついていて、家畜を食糧にし、人々に恐れられていました。そこで王子は、ドラゴン退治のために罠をしかけることにしました。羊の腹に硫黄を詰めて、その羊がドラゴンに食べられるよう、しむけたのです。硫黄のせいで、ドラゴンは喉がカラカラ。ヴィスワ川の水を飲んでも飲んでも喉の渇きは満たされず、とうとうお腹が裂けてしまいましたとさ。

こんなかんじですかね。

このため、クラクフには、ドラゴンをモチーフにしたものがあちこちにあるんですよ。こんな風におみやげの中にもドラゴンものがありますしね。
なによりもヴァヴェル城には、そのドラゴンが生息していたといういわれのある洞窟があります。残念ながら、そっちは見学する時間をとれませんでしたが。

ドラゴンの洞窟の気ケットは、ヴァヴェル城の気ケット売り場で買えます。そう、一応、有料なんですよ@

クラクフのショーウィンドウ写真がいまいちなので、ひき続きヴロツワフで撮った写真も、一緒にご紹介しようと思います。

ポーランドには、Cepelia(チェペーリア)という、全国主要都市にあるポーランド民芸品チェーン店があります。その背景には、ポーランド各地に残るフォークアートの保存というコンセプトがあり、Cepelia系列には、フォークアート職人のための財団法人もあるようです。

そもそもポーランドに旅行したい、と思ったきっかけが、民族衣装に代表されるような、きれいで可愛いフォークアートをたくさん目にしたい、ということでした。そんな私が、Cepeliaに目をつけないはずがありません。

ポーランドの民芸品には、木製の台所用品、彫刻、チェスボード、木箱、切り絵、表面に絵が描かれた卵(イースターエッグ)、ゴブラン織り、麦わら人形や小物、柳細工、金属製品およびガラス製品などがあります。

この中で見事なのは、切り絵ですね。今回、写真には撮って来れませんでしたが、ワルシャワにある民族博物館では、それはそれはもーう、すばらしい切り絵作品をたくさん堪能させていただきました@

切り絵や、切り絵を使った壁飾りも、可愛くて軽くてそれほど高くないので、自分用にもおみやげ用にも買って帰ってきています。もぉ~、当然!ってかんじ?

Cepeliaのお店は、クラクフにもあったと思うのですが、見かけませんでした。

クラクフの観光の中心地ともいうべき旧市街の中央広場に、織物会館という、1階のアーケード内が今ではお土産屋の市場のようになっているところがあるのですが、その中にあったかもしれないけれど、そのたくさんのお土産屋に目がくらんで、気づかなかっただけかもしれません。
あるいは他の場所にあったとしても、織物会館にあれだけ土産屋が並んでいたら、知っていてもわざわざ行こうと思ったかどうか。

なので、Cepeliaを最初に見かけたのは、次の訪問都市であるヴロツワフです。ただし、すでに閉店時間を過ぎていたので、「ああ、これがあのCepeliaか!」と思っても、中に入ることはできませんでした。そして、ヴロツワフは一泊しか予定を入れていませんでしたので、翌日にまた出向くというわけにも行きませんでした。

なので、ショーウィンドウの写真を撮りました。

まずは、ポーランドの民族衣装でパッと目を引いたショーウィンドウ。

2005_Wroclaw_SW_Cepelia1

ズームします。

2005_Wroclaw_SW_Cepelia1_zoom1

ポーランドの民族衣装に限りませんし、ポーランド内でも地方によってさまざまなタイプの民族衣装がありましたが、このように、バイヤステープのようなリボンのような紐のようなものをたっぷり使って凝った模様にしたチョッキが、わりと特徴的ですよね。

赤い玉のネックレスは、この素材がいまさらながら気になってきてしまいました。いまならさしずめプラスチックやガラスで簡単にこういうアクセサリーが作れるでしょうが、伝統衣装となると、プラスチックやガラスということはないでしょう。きっとこんな風にアクセサリーになれる半貴石だと思うのです。

スカートの部分は、赤字に花柄です。次の写真は下の方にあった、民族衣装を着た人形に焦点をあてたズームですが、民族衣装のスカート部分もご覧になれますかしら。

2005_Wroclaw_SW_Cepelia1_zoom2

人形たちも、特に右から2つめの人形は、いかにもポーランドの農夫というかんじがしませんか?

2005_Wroclaw_SW_Cepelia1_zoom3

よっく見ますと、人形というよりは、人形をかたどった木製の置物というかんじですね。

民族衣装は、別にCepeliaでなくても、さきほど触れたクラクフの織物会館だけだなくあちこちの土産屋や民族衣装専門店で、見ることも、買うこともできます。むしろ、民族衣装についていえば、Cepeliaよりそういう店の方が、品揃えは豊富ですね。

Cepeliaの品揃えは、ポーランドの各地の民芸品が、まんべんなくそろっているところがセールスポイントではないかと思います。ま、味気ないことを言ってしまえば、どこのCepeliaでも、だいたい同じものが手に入る、と言えなくもないですが……。

ただし、やっぱり地方都市と首都、観光客がよく訪れる町とそれほどでもない町とでは、物価と、店舗の規模によって品揃えの豊富さに差はありましたね。

ポーランド旅行中にCepeliaを探せた都市は、ヴロツワフは中に入れませんでしたが、トルン、ルブリン、ワルシャワです。やはり、ワルシャワのCepeliaの品揃えは、抜群でした@

ワルシャワのCepeliaは、中央駅からそう遠くないところ、マルシャルコフスカ通りを挟んだノヴォテル・ホテルの向かいにありました。ノヴォテル・ホテルは、私がワルシャワ滞在中に泊まったホテルです。

そこで、ポーランドの民芸品の中で、ものすごく可愛い!とお気に入りになった模様の陶器を買うことができました。
それも、一番私にとって実用価値も伴う、マグカップです@

その模様の陶器、最初に見かけたのはクラクフの織物会館のギフトショップでした。

そのときは、模様がいくら可愛いいっても、むしろ壁掛けとなるような大きなスプーンだったりしたので、せっかく買って帰っても使わないで飾りにしかなりそうにないのがネックでした。

それに、これから2週間、ポーランド各地を一人で歩き回る身としては、あんなにも大きくて重くてかさばるものを買う気にはなれませんでした。

ヴロツワフのCepeliaのショーウィンドウで再び同じ模様の陶器で別のカトラリーやイースターエッグを見つけたときは、いったんは買いたい!と思い詰めたほど執着のあったシリーズだっただけに、店が閉まっているのが非常に残念で悔しかったです。

だって、ヴロツワフのCepeliaにあったものは、クラクフで見かけたのよりは、小さくて、持ち運びもしやすそうでしたから。たとえば、イースターエッグとか。割れやすくて取扱注意の陶器でも、2週間の一人旅行をしのげるだろうと思いました。

ああ、でも、ヴロツワフで買わなくて、結果的に正解でした。イースターエッグは、やはり飾りにしかなりませんもの。

というのも、同じ模様のものでマグカップを、ワルシャワのCepeliaで見つけたのです。それも、出国日に、あとは空港に向かうだけ、という時に、最後にちょっとCepeliaを覗いてみて見つけたのです。

マグカップであれば、コーヒー好きの私は、毎日愛用することができます@

そのマグカップの写真はありませんが、ヴロツワフのCepeliaのショーウィンドウで撮ったもので、私がそれほどに気に入った模様をお見せすることができます。

これです。

2005_Wroclaw_SW_Cepelia2

ズームします。

2005_Wroclaw_SW_Cepelia2_zoom1

ハート型の皿は、飾り皿でしょうか。いえいえ、ふたつのでっぱりのところに副菜やお新香などを入れてもいいですね。……それって、ポーランド料理か?!

調味料入れもステキです。こんなのがテーブルにあったら、塩こしょうをかけすぎてしまいそうです@

器も、料理を盛るよりは、このままでいいってかんじ。でも、そのうえにさらに、皿としての機能もあるので、持ってて二重に嬉しいってかんじです。

2005_Wroclaw_SW_Cepelia2_zoom2

こちらの2枚も、料理を盛るよりは、こうして飾り皿として眺めていたいですね。小さなピッチャーは、ミルク入れでしょうか。

ベルなど、大きさ的にも模様のバランス的にも絶妙です。

2005_Wroclaw_SW_Cepelia2_zoom3

イースターエッグ。これなんか、きっと値段も適当だろうし、実用目的でなくても買いたくなってしまいました。閉店でなければ、きっとこのあたりを買っていたにちがいありません。

でも、実際には、私にとって一番使い勝手のあるマグカップで、このシリーズのものを買うことができました。

模様をつくづく眺めても、やはり花の一つ一つ、手作業で描かれたものだってわかりますよ。
いやぁ、このカップ一つだけでも、ポーランドに行きたいと思った最初のきっかけが満たされた気がします。

2005年の旅行からのショーウィンドウ写真はこれで終わってしまいましたので、次回からは、店内写真シリーズを再開したいと思います。

ショーウィンドウ特集その16──プラハの旧市街にて

遅くなりましたが、やっと今年2005年の夏のポーランド旅行で撮った写真からの、ショーウィンドウ特集です。

撮った写真をひっくり返してみたら、動物シリーズにもまして少なく、プラハ編とポーランド編としてせいぜい2回分しかないのに気付きましたが、まあ、しょうがない。


今回はプラハの旧市街で撮った2枚です。

ショーウィンドウの写真を撮るときは、ディスプレイに惹かれる場合もありますが、どちらかというと、買いたいけれど、高い、重い、かさ張る、すでにあるからいくつも持っていても仕方がない、というのが多くなってきた気がします。

そういう意味ですと、次に続ける店内シリーズと、写真を撮る動機が似ています。店内シリーズにならないのは、閉店時間を過ぎていたために店の中に入れなかったり、欲しいのはまさしく、ショーウィンドウに並んでいるものだったりするだけのことかもしれません。

ではなぜ、ショーウィンドウ特集として、ディスプレイのステキさ、面白さに注目した写真が少ないんだろう、いや、今回はなぜ撮って来なかったんだろう、と考えたところ……いまやお洒落な店は世界中に店舗を構えていますから、見ようと思えば日本でも見られるだろうと思うせいと、日本で過ごす日常で、そういうお洒落な店が並ぶところはそんなに行かないので、別に旅先でわざわざ撮る甲斐のあるものかどうか、判断しづらいせいかもしれないと思いました。

といっても、ぶっちゃけ、その国の店舗のディスプレイが、そんなにお洒落には見えなかった、という可能性もあります。が、ま、ポーランド旅行中は、特にそんな風には思いませんでした。

なんだか、どうでもよい議論から始めてしまいました……。

でもないか。今回のプラハの旧市街で撮った2枚は、どちらも、買う代わりに撮りました。

まずは、旧市街広場へ通じるメラントリホヴァ通り(Melantrichova)のギフトショップのショーウインドウです。

2005_Praha_SW_Fiacon

注目していただきたいのは、ガラスの香水入れ……だと思います。Fiaconというらしいです。アールヌーヴォー・チックな、ステキな小瓶ぞろいです。

ズームしてみます。

2005_Praha_SW_Fiacon_zoom1

なかなか壮観ですよね。どうせなら、全部欲しい~っ。

2005_Praha_SW_Fiacon_zoom2

すっきりしているようで、凝って模様。それにも増して、ふつくらしたフォルムが、手にとって触りたい気にさせます@

2005_Praha_SW_Fiacon_zoom3

お洒落ですね。
色違いで微妙に違うのがそろっているのも、いいです@

2005_Praha_SW_Fiacon_zoom4

両サイドにある小さいのも、タイプが違いますが可愛いです@

2005_Praha_SW_Fiacon_zoom5

小瓶の中では、強いて選ぶなら、このタイプが一番気に入りました@
隣の黄色いバッグは小物入れか何かかな。

実は、これと同じものを、チェコ以外で見かけています。
行きのフライトの乗継ぎのパリのシャルル・ド・ゴール空港内のギフトショップです。こんなに色々そろっていませんでしたけど。

だから、この小瓶は、別にチェコ特産というのではないということになりますね、きっと。

パリk空港でも買おうかと目をつけました。あまりにもステキだったし、そう高いものでもありませんでしたし、ガラスなので割れやすくてかさ張って重いとはいえ、手のひらにすっぽり収まるサイズ。1個や2個、旅行中に持ち歩いていても、支障はないと思いました。
それにガラス製品のわりには、頑丈そうでしたし。

ところが、使いづらそうだったんですよ。まさしく、買ってどうする、飾りにしかならない、って。
あるいは私が使い方がわかってなかっただけなのか……。

どうひっくり返しても、この小瓶の中に液体につめるための、間口の大きい入口がありません。なので、詰めるとしたら、スポイトを使わなくてはならないでしょう。

ま、それはそれでよかったかもしれません。

何より不便に思ったのは、霧吹きのようになっていなかったことです。フタをあけると、細い棒状になったものが、フタの先についているだけです。

うーん、香油なら、この棒の先にトローリと少量くっつくでしょうから、それを耳の後ろなりにこすりつけれるように使えるかもしれません。
しかし、ふつうの香水の場合はやりづらそうです。

あるいは、ただの置物として、可愛い飾りを楽しむのもよいかもしれない、とチラッと考えました。

しかし、小物が好きな私。そういう可愛い置物って、もうすでに家の中に飾るところがないくらい……そして職場の机にまであふれているくらい、あるんです。

それでも気に入ったものを買い続けてしまう自分が容易に想像つきます。
だったら、実用品は実用品としてちゃんと使えるものを買った方が、飾りとして置かれっ放しより、ずっと良いと思いました。

そうしてパリであきらめたものが、なんと、チェコでも売られていた!

実用品として使えないのなら買わないでおこう、という気持ちには変わりありませんでしたが、これだけ心惹かれた品なので、写真だけでも撮っておこう、と思ったわけです。

次は、同じく旧市街広場へ通じる道の一つですが、チェレトナー通り(Celetna)で撮りました。
「クリスタル(Crystal)」というお店のショーウィンドウです。

チェコは、特産あるいはお土産として、ボヘミアン・ガラスが名高いです。

そのお店では、小さな置き物やグラス等のカトラリーからシャンデリアまで、いろいろなガラス製品が扱われていました。名前のまんま。

ああ、でも、磁器もあり、民族衣装を着た人形など、ガラス製品以外も扱っていました。

旧市街広場に通じる道は狭いので、小さな店が多いのですが、この店はかなり大きな店構えでした。確か、3階までありました。

チェレトナー通りは、もともとカレル通りとならんで、ガーネットのアクセサリーの店が集まっているところとして目をつけていました。

でも、その店は、店構えが立派で、いろんなガラス製品が陳列されていそうなので、買うつもりはなかったのですが、ウィンドウショッピングしました。買うつもりはなくても、ボヘミアン・ガラスは、本当に高価で良いものは、やっぱり良いので、いろいろ見て目を肥やしたいと思ったりもしたのです。

……ちなみに、どうでもいいことかもしれませんけど、中に入って商品を見る場合でも、ウィンドウショッピングっていいますよねぇ? 言葉の意味を広義に解釈したら……。

店は、予測どおり広く、品揃えもたくさんでしたので、特に私にとって関心のあるカトラリーを中心に、じっくり、うっとり眺めました。

ついでにトイレを借りられたのは、めっけもの。
海外旅行では、トイレの確保というのは、笑い事ではなく、真剣なテーマなのです@

町中で、日本ほど簡単に見つけられないし、公共トイレは有料だし、百貨店でも有料だし、自社ビルでないお店は共同トイレらしく、客であっても普通は利用させてくれないもんだし……だからって我慢したら、病気になってしまいますっ。
ねらい目は博物館の中や、カフェやレストラン。でも、ポーランドでは、カフェやレストランのトイレも、有料だったんですよぉ。

……話を戻すために、写真をご紹介しましょう。

店を出るときに目をやったショーウィンドウに、いやぁ、欲しいっ!と思ったカトラリーがありました。

2005_Praha_SW_Cups

私が欲しいかもっ!と思ったのは、ガラスの方ではなく、磁器のカップの方です。

ズームします。

2005_Praha_SW_Cups_zoom

いやぁ、この幾何学模様、ステキですよねぇ。
特にポットや砂糖入れが特にステキですが、カップも負けてはいません。取っ手はちょっと持ちづらいかなぁと思いましたが、それも一興。

欲しいなぁ、欲しいなぁ、欲しいなぁ……と思いましたし、カップなら、欲しければ、なんだかんだ言いながら、買ってしまう私。
でも、コーヒー好きでよく飲みますが、紅茶はあんまり飲まないので、ティーカップは、いまいち実用品にならないんですよね。

なので、写真を撮るのみにしておきました。

たぶん、同じシリーズでマグカップを見つけたら、これはもう、買っていたと思います@

実際、次のポーランドでは、すごーっく可愛くて気に入ったデザインのもので、別の店でそのシリーズのマグカップを見つけたときは、買いたい誘惑に勝てませんでした(しかも、出国日でしたし@)。

どんなデザインのものかは、次回にご紹介したいと思います。

ショーウィンドウ特集その15──ザンクト・ヴォルフガングのアートショップ

海外旅行の楽しさは、もちろん人それぞれだと思いますが、最中だけでなく、行く前の予習と行った後の復習も、大きな要素ではないでしょうか。

なにしろ、自分が生まれ住んでなじんでいる国と違って、物珍しいものやカルチャーショックが満載。

下調べの予習は、旅先での失敗やトラブルをなるべく回避するためだけでなく、なにがどう物珍しいのか、どう貴重なのか───こういうことは、知らなくても物珍しいと思えることもたくさんありますが、知らないと感動が半減するものも、たくさんあります。

たまにしかできない海外旅行、お金も時間もそれ相応につぎ込むのですから、自分が楽しむため、有意義に過ごすために、予習は欠かせません。あんまりしすぎても、かえって感動が半減することはままあるとしても……個人旅行だとしたら、説明してくれるガイドさんがいつもいるわけではないので、予習が足らなければ、やっぱり見どころを見逃す可能性が高いです。そして予習をすればするだけ、旅への期待も膨らみます。

復習は……写真を整頓してコメントを書いたり、感想を話したり書いたり、旅行記をまとめたり、関連の本やHPを覗いて、旅先での出来事や見聞きしたことが、ああ、そういうことだったのか、と改めて知ったり、納得したりして、行く前にはピンと来なかったことがピンと来るようになった部分については、ひそかにニンマリと満足感を覚えたり……。

そして予習と復習は、どちらも日常生活で中で時間を割いて、趣味として楽しむことができます。つまりこのおかげで、行っている最中だけでなく、その前後も楽しめるという、おトクな手段なのです!

……なぜこんなことを書き出したかというと、しっかり下心 (?) ありです。要するに、しばらくこのブログをアップしなかったことの言い訳の代わりとしたのです。

実は、風邪がまだ治っていなくて、咳だけがクセのようになってしまって4週間目に突入、ということもあるのですが……実際にはそれだけではなく、いまは、過去の旅行の復習に、このブログだけでなく、旅のクチコミサイト「4 for Travel」の方でちょっと力を入れていて夢中になっていたからなんですね。

現在、2003年のオーストリア旅行と、1998年のイスラエル旅行の「復習」を、4 for Travelで同時展開中です。

でも、一人ひそかに書いていた(できあがったら、友人には配りたかった……)、去年の2004年の中欧旅行の詳細版旅行記も、詳細に書きすぎたせいもあって、旅程最後のあと3日分ほどが、いまだ書き終わっていないんです。チェコのカルロヴィ・ヴァリとクトナー・ホラとプラハの最終日のところ。こちらのブログでは、「写真による旅行記」としてアップ済ですけど、それとは別バージョンなのです。

今年2005年の夏のポーランド旅行の「復習」も、まだ全然進んでいません。写真の整頓も途中だし、旅行記はまだ書きかけて最初の方だし……。

それでいながら、予習もしたいと思っているんです。来年、行けるとしたらどうも秋頃になりそうですが、ハンガリーを再訪したいっ! そのための情報収集を、今から少しずつでもしておきたいっ! って思っているんですけど……。

このあたりですでにお気づきかと思いますが、私はつい、「今日すること」というのをリストアップして、それが最後までやりきれないでいつも終わる、ということを繰り返す人間です@(珍しい?)

ええ、そりゃもう、高校受験に励んでいた、初々しい中学時代から……いや、もしかしたらその前からかも。小学生時代の私にタイムスリップして会いに行っていたら、「夏休みにやること」とメモを掲げて、そして夏休みに終わりにそれらが終わっていなくて、「あーあ」と思っているところを見ることができるかもしれません。

いやぁ、自慢にはなりません。ははは。

とりあえず、私の旅の復習の楽しみ、このブログを、今日、一つ進めておきましょう。

ショーウィンドウ特集、2005年のポーランド旅行版に入る前に、あと一つ、2003年のオーストリア旅行の取りこぼしを紹介します。

それが、今日のザンクト・ヴォルフガング。さて、この町はどこにあるでしょうか。

ザンクト・ヴォルフガングは、一度このブログで話題にしています。答えは、ザルツブルグの近郊、山と湖に囲まれたエリアである「ザルツカンマート」です。

今回は、ショーウィンドウの写真は1枚しかないので、前回同様、その写真を撮った町の紹介も織り交ぜることにしましょう。

ザルツブルグのことを下調べしていると、必ずといってよいほど、このザルツカンマーグートのことがでてきます。山と湖に恵まれた美しい地域で、ザルツブルグからの近郊旅行としては最適です。

山と湖に恵まれた地域だけあって、そこを結ぶ町の交通は、それほど便利ではありません。ちゃんとバスが走っていることはいます。でも、少なくとも、大都市間を結ぶ鉄道や、街中のバスや地下鉄のようには行きません。本数は少ないです。

個人で旅行するとしたら、一番よいのは、レンタカーで回ることでしょう。あるいは車の運転ができないのであれば(私のようなペーパードライバーの場合、日本でも運転しないのに、交通事情もドライバーの気質も違う海外では、余計に、運転なんかできません@)、時間に余裕をもった旅程を組み立てることです。

それがダメなら……私のように、てっとり早く、ザルツブルグからの現地ツアーに参加すればいい!

ザルツブルグは言わずと知れた世界に名だたる観光地の一つということもあり、実は、ザルツカンマーグートをめぐる現地ツアーには不足していません。日本語のツアーだってあります。

もっとも、日本語ツアーは英語ツアーより割高です。そして当然ですが、参加者がふつう、日本人しかいません。また、オーストリア在住の日本人あるいは日本人並みに日本語が話せるガイドではない場合、言葉の障害のせいでどうしても説明が割り引かれてしまいます。私のようなウンチク好きには不満。もろちん、それは英語でも同じですが、英語の方が世界言語として浸透していますから。

なので、英語あるいは多国語ツアーの方が、説明はより多く聞けるだろうと期待できるし、また参加者もいろんな国籍の人なので面白いです。言葉の障害があるので、たぶん、日本語ツアーほどには、他の参加者とうち解けにくいですが、同じく英語を外国語とするアジア圏の人で1人参加の人がいれば、意外にうち解けやすかったりします。あるいは、そういう人に出会えなくても、ツアー・メンバーの観察も興味深かったりします。同じものを見ての反応からして、違ったりしますからね。

これは、お手軽ということで、ザルツブルグから、ザルツカンマーグートだけでなく、市内観光も含め、ベルヒテスガルテンの岩塩坑ツアー、アイスリーゼンヴェルト(世界最大の氷の洞窟)ツアーと、現地ツアーに4つも参加した私の経験からの発言です@

実は、ウィーンでの現地ツアーを勘定すると、2003年度の夏の15日間のオーストリア旅行では、ドナウ川ヴァツハウ渓谷ツアー、ウィーンの森のマイヤーリンクとゼーグロッテ(地底湖のある石膏鉱山跡)ツアー、プラーターの大観覧車とホイリゲ(新酒)ツアーと、計7つも参加してしまいました。

一人では行きづらいかなぁと思えるところにジャンジャカ気軽に行けて、中身の濃い旅行になったよ~~と悦に浸れる一方で、代わりに財布が軽くなりました。やはり自力で行く方がたいていは割安です。もちろん、中には自力で行ってもコストはたいして変わらないところもありますが。そして、場所によっては、アクセスもそれほど困難ではなく、一人でじっくり回った方がずっと有意義なところもあるでしょう。

そう、ツアーは、限られた時間でお手軽に回れる代わりに、ワクワクドキドキ過大な期待をしがちなツアー名のわりには、ハイライトをちょっとしか回らないところが難点ですよねぇ。

ザルツカングート・ツアーも、いわばザルツカンマーグートの「入門」みたいなかんじでした。ちゃんと湖の一つは、遊覧船に確か1時間くらい乗っていましたし、その湖のほとりのザンクト・ヴォルフガングの町では自由時間もありましたけどね。

今回も私が参加したザルツカンマーグートのツアーで回ったのは……

フシュル湖
───バスの車窓から見ただけ。

ザンクト・ヴォルフガングの町で自由時間。

ザンクト・ヴォルフガング湖を遊覧船で渡る。

ザンクト・ギルゲン(モーツアルトの母の生家があり、かつ姉のナンネルの嫁ぎ先の家のあるモーツアルトゆかりの町です。)
───ほぼ通りすぎただけ。遊覧船降り場から駐車場まで歩いただけなので。

クロッテン湖とモント湖
───どちらもバスの車窓から見ただけ。少なくとも、窓から見ることだけはできるように、回り道はしてくれたんだと思いますけど。

ザルツカンマーグートについて調べればすぐにおわかりだと思いますが、ザンクト・ヴォルフガングで町散策と遊覧船というハイライトはおさえているとはいえ、本当に、ザルツカンマーグートの一部なんです。

いやいや、そもそもツアーであれ個人であれ、ザルツカンマーグートをちゃんと回りたかったら、もともと一日では足らないんですね。

しかし、ツアーに参加して後悔したか、っていうと、そんなことは全然ありません。

たとえば最初のフシュル湖は、バスの車窓から見ただけですが、飲み水にできそうなくらい、すごく青く澄んだ湖、そしてそれを囲む山の上の方の岩肌が青味がかって見えて……いやぁ、まさに、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の冒頭の景色でした。うっとり~。

見ないよりは良かったけれど、見てしまったら、もっともっとゆっくり見たかったとか、写真に撮りたかった、とか、欲が出てきてしまうのは仕方がありません。

ザンクト・ヴォルフガングの町は、ザルツブルグがもともとアルプスのふもとにあると言おうと思えば言える位置にあるので、その近郊の町だからか、民家は、どことなくスイスの民家を連想していました。

もっとも私はスイスへは行ったことがなく、友人から見せてもらったり、あるいはどこかで目にしたスイスの写真や映像からの連想です。それに、これからご紹介するスイス風と思った木造の民家も、たぶん民家ではなく、実際にはホテルではなかったかと思います。

これです。

2003_StWalfgang_Hotel

私がスイス風と思ったのは、漆喰の壁に木造の手すりが並んでいるところなのです。
どうでしょうか。特に、スイスに行ったことのある人は、いかが?
あるいはドイツのバイエルンなども、ガイドブックをひも解いたときに、こういう家を見かけたかなぁ。
スイス風というよりは、アルプス近郊風……と言い換えた方がいいのかもれしません。

ザンクト・ヴォルフガングは、観光客が歩くメインストリートにはこのような家が並ぶ、とても可愛らしい町でした。

この町から遊覧船に乗りました。
やってくる遊覧船をファンダーに入れて、ザンクト・ヴォルフガング湖の写真を撮りました。

2003_StWalfgang_Lake1_Ship

……この写真は、北海道ではありません。

オーストリアのザルツブルグ近郊のザルツカンマーグートの湖の一つ、ザンクト・ヴォルフガング湖ですっ!

次は、遊覧船から撮った写真です。

2003_StWalfgang_Lake2

先の尖った鋭い山の形がアルプスらしいと思うのですが……どうでしょ。

これも、山が青味がかっています。山の景色は私にとってはそんな身近にあるわけではないので、いやぁ~、うっとり。

次も、遊覧船から撮った写真です。

2003_StWalfgang_Lake3

湖が緑です@

こちらはなだらかな山が続いていますが、ふもとの家は、私がスイス風、あるいはアルプス近郊風と感じた民家が並んでいます。よもや、北海道とは間違えないですよね。

民家にフォーカス。

2003_StWalfgang_Lake3_zoom1

2003_StWalfgang_Lake3_zoom2

そして最後になりますが、ここでやっと、本題のショーウィンドウです。
ザンクト・ヴォルフガングで、自由時間に散策中に撮りました。

ガラスの壁掛けですが、とにかく、可愛いので撮りました@
大きさにしてせいぜい10cm四方くらいだったのですが、なんといってもガラスです。割れたらモトも子もありません。なので、写真だけ撮っておいたというわけです。

2003_StWalfgang_SW

これ、わかりますかしら。モチーフは星座ですね。

ズームします。

2003_StWalfgang_SW_zoom1

これは左上が天秤座。となりが魚座。左下が牡羊座。そのとなりが蠍座。
ってことになりませんか?

2003_StWalfgang_SW_zoom2

こちらは左上が射手座。となりが双子座。左下が獅子座。そのとなりが山羊座。
だと思うんですよね。

だけど、あれっ、水瓶座は?
ファインダーの中に入らなかっただけかなぁ。それとも売り切れちゃったのかなぁ。
あるいは、そもそもこの壁掛けのモチーフは、星座ではないのかしら。

ちなみに、最初の方でチラッと書きましたが、

「旅先でお邪魔した店内シリーズ(3)――ザンクト・ヴォルフガングのギフトショップ」

こちらにもザンクト・ヴォルフガングで撮った写真を掲載しています。同じくザンクト・ヴォルフガングの町の散策中に入った店の中で撮ったものです。正確には、20分ほど雨に降られたときの、雨宿り中ですけどね。

せっかくなので、おまけとして、その写真の一部を再掲載します。

2003giftshop-1

2003giftshop-2

2003giftshop-3

これらは店内で撮ったため「店内シリーズ」にまとめましたが、もし店の中に入れなかったら、この店の商品はショーウィンドウから撮っていたでしょう。

もちろん、その場合、この、数に任せた壮観さは得られなかったでしょう。
でも、その分、ショーウィンドウでは凝ったディスプレイが楽しめたことでしょう。

以上で、2003年からの写真によるシリーズの続きは終わりです。
次回からは、今年の2005年の写真から、シリーズの続きをアップしたいと思います。なるべく早いうちに……。

ショーウィンドウ特集その14──クレムスのガストホーフとリンツの子供学習教材の店(街の紹介付)

クレムスにリンツ。どこの国の地名か、わかりますか?

オーストリアです。

……いやぁ、私も、自分で行こうとするまで、知らなかったです。
その前からリンツくらいは聞いたことがあったと思いますけど、うーん、即答できたかどうか。
碓か、交響曲に「リンツ」って名前の曲がありましたよね。

オーストリア旅行としてウィーン以外の都市へ行ったのは、2003年の夏になります。
あのときはちょうど、SARSが終焉した、というニュースが新聞に出ていた日が、奇しくも私のオーストリア旅行出発の日でした。2005年の冬の今は、鳥インフルエンザが心配ですね……。

このショーウィンドウ特集、2005年プラハとポーランド旅行で撮った写真から続きを書こうと思ったのですが、2003年のオーストリア旅行の写真の中に、またまたこの特集に載せ損ねたものを見つけました。なので、今回は、先にそちらをご紹介したいと思います。

クレムスですが、これはドナウ川の沿岸の街です。ハプスブルグ王家ゆかりのメルク修道院があるメルクと、このクレムスに挟まれたドナウ川沿岸は、ヴァッハウ渓谷と呼ばれていて、ドナウの中でも景観がもっとも美しいそうです。

「そうです」なんて他人事のように書いていますが、見て来たんですけどね、私。遊覧船に乗りました。
でも、ドナウの隅から隅を知っているわけではありませんので、「もっとも美しい」って比較対象が私の中にありません(1989年にドイツのレーゲンスブルクから少し下ったことはありますが、記憶はだいぶ薄れています)。
だから、「そうです」と書いてしまいました@

もっとも美しいと言われる由縁は、沿岸に広がる可愛らしい村や街が見られることと、城跡があったりするからでしょう。

こーんなかんじです。

2003_Wachau1

遊覧船から撮影した写真です。

あるいは、メルクに近くなると、こぉんな城が見えたりね。

2003_Wachau2_Castle

お城をズームします。

2003_Wachau2_Castle_zoom

シェーンビュール城というのだそうです。最初に城が建てられたのは9世紀ですが、現在に残るこの城は、19世紀に、12世紀当時の様子を復元するように建て直されたものようです。

塔にご注目ください。下の方がどことなくロマネスク風なのに、てっぺんがタマネギ頭のような形をしていますね。
この膨らみと、緑と青の中間のような淡い色の塔が、バロック様式っぽいと思うのですが……12世紀じゃ、バロックじゃないなぁ。

そして極めつけが、岩山の上にそびえるように建つ、船の形を模した壮大なメルク修道院でしょう。
でも、極めつけのはずなんですけど、タイミング&アングル的にシャッターチャンスに恵まれなかったので、メルク修道院の壮大な全貌は、写真に収めておりません(泣)。

とにかく、ウィーンからちょっと足を延ばすには格好の観光地です。クレムスも、メルクも、ヴァッハウ渓谷も。

これらの観光地は、自力でも行けたと思いますが、これらの街への移動は列車でもローカル線になるし、遊覧船の発着がそう多くなさそうなので(地方へ移動するローカル線なみ、くらいだったかな)、私は時間を節約したくて、ウィーン発の現地ツアーに参加し、これら全部を1日でてっとり早くすませました。
クレムスの街の観光、ヴァッハウ渓谷の遊覧船下り、それからメルク修道院の観光がちゃんと盛り込まれている終日ツアーでした。

クレムスは、ワイン博物館があるということで記憶しています。ヴァッハウ渓谷には、ワインのためのブドウ畑が広がっています。

ただし、ツアーでは、クレムスの街の中をちょこっと歩く時間はもらえましたが、残念ながらワイン博物館を見学できるほどではありませんでした。ツアーのハイライトは、あくまで遊覧船とメルク修道院の方でしたので。

街の案内図を前にツアーガイドがクレムスのお薦め散策ルートなどを説明してくれましたが、「今日はゆっくり回る時間がないので、今度みなさんがご自分でいらしたときのために」と、あくまで今度の楽しみ、としての説明でした。

あと、クレムスについて後でちょっと調べたところによると、第2次大戦の空襲を受けたけれど、1800年以前の建築遺跡が残っていて、ゴシック、ルネサンス、バロックの街並みが見事に保存された美しい町とのことでした。

クレムスで撮った写真は少ないですが、その中でお気に入りは、これです。

2003_Kremus_SteinerTor

シュタイナー門です。手前に花を入れるのに、ちょっと苦労したんですよ。

どんな苦労かって、ほとんど花壇に足を突っ込むような位置でなくては、花がファインダーに入ってくれなかったもので。
あ、花壇には足を突っ込んでいないですよ。上半身を傾けてがんばりました@
観光客でなかったら、いい大人が何をやってるんだろう、と思われる、ちょびっと恥ずかしい格好だったかもしれませんねぇ。

シュタイナー門の向こうに続く通りを少しだけ散歩しました。
クレムスのショーウィンドウの写真は、そのときに撮りました。

2003_Kremus_SW_Gasthof

真ん中の窓をズームします。

2003_Kremus_SW_Gasthof_zoom

なかなかメルヘンチックで可愛いですね@

建物は、Gasthof Alte Post(ガストホーフ・アルテ・ポスト)とありました。ガストホーフとは、ゲストルーム、すなわち民宿のようなホテルといってよいでしょう。でも、これはなんだか、ほとんどガストルームという名のホテルのようでした。

アルテ・ポストは、「古い郵便局」という意味だと思います。
これがこのホテルならぬガストホーフの名前なのでしょう。あるいは、もしかしたらこの建物は、昔、郵便局だったりしたのかもしれません。それか、この場所にかつて郵便局が建っていた、とか。それとも、近くに今は代替わりした古い郵便局があるのかな。

ホテルの窓では厳密にショーウィンドウとはいえないかもしれませんが、でも、道行く人に見てもらおうとディスプレイしているウィンドウということでは、やっぱりショーウィンドウのようなものですよね。

では、次にリンツです。

場所はチェコとの国境近くにあって、街の中心にドナウ川が流れています。オーバーエスタライヒ州の州都で、オーストリア第3の都市です。

ガイドブックをひも解けば、この町を有名にしているいろいろな事項があるのですが、私がこの2003年のオーストリア旅行のときにリンツを旅程に入れた一番の理由は、ウィーンとザルツブルグを結ぶ鉄道の幹線の中間にあって、かつ、「地球の歩き方」いわく「見どころも多い」からでした。

オーストリア旅行にあたっては、ウィーンとザルツブルグは絶対に外したくなかったのです。しかし、ウィーンとザルツブルグ間を鉄道で移動するとしたら、特急のECでも3時間とのこと。

3時間くらいなら、一気に移動してもいいかなぁと思わなくもなかったのですが、この年の旅行では、オーストリアのめぼしい都市もいくつか回りたかったということもあり、間にあるリンツはちょうどよかったのです。

もちろん、単に間にあるだけでは、わざわざ途中下車して1泊する意味はありません。やはり「見どころも多い」というのもポイントです。

リンツ観光で印象に残っているのは、町の中心部が花で美しく飾られていることでした。その花にあふれた町を見て、ああ、そういえば、ヨーロッパの夏って、まだまだ花の季節なんだなぁ、と感激したことを覚えています。

ほらっ、日本の夏は、花の季節というよりは、ギラギラ輝く太陽とむんむんの湿気の下に緑がいっぱい、ってかんじじゃないです。もちろん、日本にも、夏に咲く花はありますけどね。

そんなリンツで撮った写真でお気に入りを、ショーウィンドウ写真の前にご紹介しましょう。

まずは、中央広場の写真です。

2003_Linz_Hauptplatz

中央広場を、バロック様式の建物が囲んでいます。

こんな風な、パステルカラーのバロック様式の屋敷がたくさんあるなぁ、と思ったのも、リンツでの感想です。

花で飾られた電灯は、写真には1本しか入っていませんが、実際には何本も並んでいて、これも中央広場に花の彩りを添えていました。

黄色い汽車は、汽車の格好をした、市内観光のミニバス「リンツ・シティ・エクスプレス」です。
これに乗って、ざっと市内観光をしました。

そのそばにたむろしているおじさんたちは、路上チェスを楽しんでいます。

次の、リンツ・シティ・エクスプレスをメインに撮った写真も、私のお気に入りです@

2003_LinzCityExpress

鮮やかな黄色が目にまぶしいでしょ@

観光案内は車内でテープが流されました。それがドイツ語専用の車と英語専用の車とがあるようです。英語は、とても聞き取りづらかったです。

でも、リンツの写真で最もお気に入りは、これです。
教区教会の写真です。

2003_Linz_Pharrkirche

いかがでしょうか?

このあたりは、道に沿って、こんな風に花で飾られていました。
それから、この教会の塔も、ヴァッハウ渓谷で紹介したシェーンブュール城のように、タマネギ形のバロック様式になっています。
こういうタイプの教会は、オーストリアの田舎を含め、あちこちで見かけました。

と、お気に入りの写真を紹介したところで、いよいよ、本題のショーウィンドウの写真です。

表題に書いたとおり、子供向けの学習教材を売っている店でした。
「うっ!」と思ったので、思わず撮ってしまいました。
これです。

2003_Linz_SW_Skelett

骨の解説図ですね。

それはそれでいいんですけど……なんか、すごいセンスじゃありません?
顔の部分はふつうに女の子の顔なので、かえって不気味じゃないですか?

不気味ついでに、こんなズーム@

2003_Linz_SW_Skelett_zoom

隣に頭骸骨を載せるくらいなら、どうせなら顔も骸骨にしちゃえばいいと思うんですけどね。

この店には、ほかに、枕の大きさくらいのカエルの解剖の模型や、内臓がパズルになっていて組み立てられるようになっている教材なども売られていました。
子供の学習用には有益でしょう。でも、いやぁ、なんていうか、ユーモラスと不気味さが混在したようセンスに、ちょっとびっくりしました。

ただし、私の身近に子供がいないので、もしかしたらこういう教材は日本でもポピュラー……とまでいかなくても、珍しくなかったりするのでしょうか。

ショーウィンドウ特集その13――プラハのガーネット

チェコって、ガーネットの産地なんですよ、ムフフ。

アクセサリー好きな私。また1月生まれの私の誕生石ということもあって、ガーネットには思い入れがあります。

チェコがガーネットの産地だと知ったのは、もう何年も前なんですけどね。宝石関係の本の巻末に、ヨーロッパの宝石を訪ねて、みたいなコラムがあって、それで最初に知ったんです。

当時は、ふぅん、チェコか。いいなぁ。でも私はきっと行かないだろうな、残念、なんて思っていました。

なぜ、行かないだろうな、と思ったかって?

当時は、私の目はもっと西に向いていたんです。あるいはアラビア圏。イスラム文化のエキゾチズムに夢中でした。

中欧は、当時の私にとって、アラビア圏以上に未知の地域でした。歴史もよくわからず、見どころもすぐには浮かばず、知っている画家もほとんどいないし……というわけで、旅行先として食指が沸かなかったんですね。

なによりも私はチェコ語を勉強していなかった!―――女一人旅のせいか、どちらかというと行く国は、旅行前に大慌てしなくても、その国の言語の基礎知識くらいは頭に入っているところばかりでした。

基本の言葉を知っているのと知っていないのとでは、旅行のしやすさは格段に違いますものね。

なぁんて思っていたのに、いつのまにか、中欧に夢中になりました。今年の夏の旅行計画を立てていたときには、チェコを抜きには考えられませんでした。

人の考えってコロッと変わるもので。なんちゃって。
考え方を変えるきっかけは、意外に転がっているようで。

そしてチェコ語を知らないで、旅行前に大慌てし、やっぱり言葉を知っている国のときに比べて苦労は多かったです。

でも、チェコに行くとなったら、ガーネット! ムフフ。

特にプラハには、これでもか、と目移りするぐらい、ガーネットのお店がたくさんあるよ、と教えてもらいましたので、旅の最後の買い物を楽しみにしていました。

それにプラハのガーネットのアクセサリーは、金メッキ製品が多く、手ごろな値段のものがたくさんあるとも聞きました。

高価なものをドーンと一点、というよりは、手ごろな値段のものをいくつも欲しがる私にはちょうどいい! ってわけで。

それに、チェコならではのデザインもの、というのも楽しみにしていました。

なんちゃって、堪え性のない私は、ブダペストで、先に買ってしまったんですけどね。ボヘミア産のガーネットって言われてたのに、店に入ったら、止まらなくて。

かつ、行程最後のプラハで、絶対にガーネットのアクセサリーは買うつもりでしたのに、ちゃっかり関係のないアクセサリーも買ってたりして。

それに去年のオーストリア旅行のときに、スワロスキー・アクセサリーを買ったのに、今年もまた買ってしまいました。それも、ウィーンで見かけたときには我慢したのに、ブダペストやプラハで買ってしまった、という、我ながら訳のわからないことをやっています。

というか、気に入ったし、値段が手ごろだったから、買った!

これに尽きますね。

商品との出会いも一期一会。

特に年に一度しか行かない海外旅行先となると、今、買わずして、いつ、買う!という衝動にかられてしまうようで。

そして楽しみにしていたプラハで、買いましたよ、ガーネットのアクセサリー。

プラハには5泊したんですけど……なんかね、一日、一個は買ってた気がします。

昨日、買ったんだから、もうやめよう。と思っても、手が出て。

昨日もおとといも買ったんじゃん、やめようよ、と思いながらも、店に入り。

ショーウィンドウを覗きさえしなければ、誘惑にかられないよ、とわかっていても、誘蛾灯に群がる虫のようにふらふらと引き寄せられ。

特に、プラハの旧市街から、プラハ名物のカレル橋へ向かうカレル通りがすごいです。

こぉんなディスプレイのお店がずらずら並んでいるんですもの。誘惑にかられない方がフシギ。

2004-garnets.jpg

というわけで、プラハの途中で、買ったアクセサリーを並べて、写真を撮ってみました。

2004-souveirs.jpg

ちょっとカッコつけるために、キーホルダーや人形もいっしょにファンダーに収めました。

解説しますと、ヒヨコとコケシは、旅のお供に!と思って、前に成田で買ったものです。

緑のカワボーイのかっこをしたコルク栓は、ブダペストで買ったもの。
せっかくなので、ズームアップしましょう。

2004-BudapestDoll.jpg

コルク坊やの足元のガーネットのリングは……ブダペストで買ったものです。エヘッ。

ほかのアクセサリーもズームアップしてみます。

2004souveirszoom1.jpg

緑色のアクセサリーは、モルダウ川でとれるモルダヴァイト、またの名をブルタヴィンという、石のアクセサリーです。
そして赤いのが、ガーネット。

2004souveirszoom2.jpg

水色のネックレスは、ブダペストで買ったスワロスキーのペンダント。
ケースに入っている水色のリングは、ウィーンに本店があるM. Freyという、エナメルのアクセサリーの店のもの。
ケースに入っていない水色のリングは、特にブランドもなにもよく知らないけれど、単に気に入って買ったシルバーリングです。

実はこの後もまだガーネットのペンダントを買ってたりするんです@

女って、女って……いくつあっても、欲しがる人種ですわ。ああ。

ショーウィンドウ特集その12──ウィーンのケルントナー通り

ウィーンのケルントナー通りは、ウィーンに行く人は必ず通るのではないかと思います。

ウィーンの旧市街を囲むリングと呼ばれる環状道路沿いにあるウィーンのオペラ座。
その向かって左脇から、ウィーンの旧市街の中心にある聖シュテファン寺院へ向かう通りです。

聖シュテファン寺院に行く人は、たいてい通るんじゃないかしら。

オペラ座の後ろからほぼ歩行者天国ですし(ほぼ、ってというのは、歩行者の合間をぬって、たまぁに車が通った記憶があって……もちろん、車はほとんど徐行でしたし、やむえず通ったんでしょうね)、両脇には、ギフトショップがたくさん!

ケルントナー通りだけで、ウィーン土産を買ってすますことは可能です。

全部のお店ではないですが、午後7時までやっているところがあるので、ウィーン観光のあとにショッピング、ということもできて、嬉しいです。

事実、2002年度にオーストリア旅行したときは、この中のギフトショップで買い物をすませてしまいました。

ということで、2002年度は、ショッピングに夢中になったので、ここのショーウィンドウの写真は撮らなかったんですよ〜。

撮るより買うことに時間をかけて、買ったあとはそれなりに満足して、さっさと店を離れてしまいました。

といっても、予算は限られていますから、気に入ったけど高すぎて買うのはやめた、というのはたくさんありました。
だから写真を撮るだけで我慢した、というのがいままでショーウィンドウの写真を撮る動機でしたが、このときは、もっと安くて気に入るものを探すのに夢中で、残念がっている暇がなかったんですね〜。

そして、ウィーンを再訪した今年、2004年の夏。

再訪といっても、3週間のうち、たった2日間しか滞在しなかったんですけどね、ウィーンは。

主目的はチェコで、でもハンガリーのブダペストも行ってみたくて5泊し、チェコはチェコで調べれば調べるほど行きたいところが増えて……そんなこんだで、ウィーンには2日しか割けられませんでした。

だからまだまだウィーンは行き足りない!
夏に行ったもんだから、オペラ座とか、コンツェルトハウスとか、そういうウィーンあこがれナイトライフ!みたいなところは、みぃぃんなお休みでしたしね。

いや、わかってたんですけどね。代わりに教会コンサートは豊富でしたし、観光客向けでしょうがモーツアルト・コンサートはありましたし、2004年度はウイーンのミュージカル劇場といえば、ここ!とも言うべき「ライムント劇場」で新作ミュージカルを見て来れたもん。

また、つい、話がそれそうになってしまいました。

今年の夏は、お土産を買うならチェコのもの、と思っていたので、ウィーンでは、よっぽど「欲しい!」と思わない限り、特に買い物はしないつもりでした。

そのせいか、買う代わりに写真で我慢、という欲求がむくむくと出たようで……。

というわけで、ウィーンのケルントナー通りのショーウィンドウ写真は、再訪した2004年度に5枚撮りました。

実はそのうちの4枚は、奇しくも2003年度にお土産をまとめ買いしたお店のものだったんですよ〜。

まずは、写真を撮るきっかけになったこれ。可愛いんですもの!

2004-WienSW1.jpg

可愛いけれど、気軽に買うには結構なお値段ですし、木製なのできっと重量もそれなりだったでしょう。店が開いているときに通りかかっても、買うことはなかったでしょう。

ズームアップしてみます。お値段も見えますよ〜。

2004wiensw1zoom.jpg

次にこのお店ならずとも他でもよくみた、ネコちゃんシリーズです。
新作か、人気商品だったのかしら。

2004-WienSW2.jpg

それから、ウィーンならでは、でしょう。くるみ割り人形たちです。
ドイツのバイエルン州でよく見かけた、ふた付きのビールジョッキも一緒に並んでいました。

2004-WienSW3.jpg

もうすぐ12月ですね。

バレエ鑑賞好きの私、12月の国内のバレエ公演は、来日バレエ団も国内のバレエ団も、そろって「くるみ割り人形」ばかりやります。
「くるみ割り人形」の全幕は、前にも見たから、他のもやってくれよ〜、なぁんて思っていたのですが、そのうちの一つ、ちゃっかり予約してしまいました@

さっきの写真の一部をズームアップしてみます。
くるみ割り人形の足元にいる、ちっちゃな木の人形たちです。

2004wiensw3zoom.jpg

手のひらサイズくらいなんですけど、これもなかなかなお値段。

次の写真も同じ店のショーウィンドウです。
ふた付きのビールジョッキやくるみ割り人形、ほか、いろんなお人形さんが並んでいます。

2004-WienSW4.jpg

それから次の写真だけは、いままでとは別のお店のショーウィンドウです。
やっぱり、というか、私の目を引いたのは、マグカップ。

2004-WienSW5.jpg

カップの後ろに飾られた、カップのイラストと同じ系統の絵も、とても気に入りました。

2004wiensw5zoom.jpg

こんな絵を机に飾って仕事をしたいものです。

といっても、私は仕事をするときにめちゃくちゃモノを広げまくります。
こんなステキな絵を飾っても、山のような書類に埋もれてしまうか、場違いになることは目に見えるようです。

ショーウィンドウ特集その11――ウィーンとザルツブルグで

ショーウィンドウの写真は、2001年と2002年度のドイツ旅行のときが一番、写真が豊富に残っていて、その次の2003年のオーストリア旅行と2004年の中欧(ただし、ブダペスト・ウィーン&チェコ)旅行のときは、ひっくり返してみると思ったより撮っていませんでした。

ドイツ旅行のときにハマりだし、その面白さに目覚めた、とばかり思っていたのに、フシギ。

というか、もしかしたらオーストリア旅行のときから旅行時期を秋から夏にシフトしましたから(せざるを得なくて)、そのせいかもしれません。

つまり秋のドイツ圏に比べ、夏のオーストリアに中欧は、必然的に天気に恵まれた日が多かったので、ショーウィンドウの写真でなく、ふつうに太陽光の下のもとでの撮影に夢中になったように思います。

あるいは私にとって、中欧はそれより西に位置するヨーロッパ諸国に比べて、本やテレビであっても景色や街並にあまり見慣れていなくて、それでファインダーを向けたくなる景色がショーウィンドウに注目しなくても、街のあちこちにあったからかもしれません。

ああ、でもやっぱり、買いたいけれど、代わりに写真で我慢する、というスタンスで撮った写真はありました。
むしろ、そんなのばっかり。

買わなかった理由はいろいろ。でも単純。

思ったよりも高くて、気に入りはしたけれど、そこまで散財する気になれなかったから。
重そうで、旅行を続ける間にスーツケースに入れて持ち歩く気になれなかったから。
あるいは、
店が閉まっていて買えなかった。

そんなところかな。

そんなわけで、2003年度の二週間のオーストリア旅行で撮ったショーウィンドウの写真を一気に5枚、紹介します。
でも、うち1枚は、すでに紹介済みのもので、あしからず@

しかし、5枚はあったかぁ。撮ってる方、ですかね。
36枚撮りフィルム10本を使い切ってきましたけど。

撮った順番に紹介します。
5枚のうち4枚は、ザルツブルグの街角で撮りました。

ザルツブルグでは4泊したのですが、うち3夜、マリオネット劇場に通いました。
その帰り。

劇場から20分程度の道のりなので、道がよくわからなかった初日以外は、歩いて帰りました。
まあ、さすがに「いい」時間なので、帰路を急いで、あんまりショーウィンドウに注目してなかったんですけど、でもときどき、明るいショーウィンドウに目が吸い寄せられました。

博物館シリーズのフンデルトヴッサーのクンストハウスで紹介したこのカップ。

2003-hundertwasser-cups.jpg

それから同じ店にありました、鮮やかな模様のカップ。

2003-SW-Cups.jpg

しかしこれだと図柄がわからづらいので、いくつかズームアップしてみます。

2003swcupszoom1.jpg

これはモチーフが蝶ですね。

2003swcupszoom2.jpg

鳥。インコかな。

2003swcupszoom3.jpg

果物。こういうのは私の好み@

しかし次のは……。

2003swcupszoom4.jpg

カエル。可愛いといっちゃ可愛いんですけど……ちょっとあんまり好きくないかな。

それにしても、この世にステキな図柄のカップはわんさとありますよねー。
好きなだけそろえて、毎日日替わりで使えたら、って思うことがあります。

しかしこのときに買うのを我慢した反動か、翌年の2004年の中欧旅行でウィーンに再訪したとき、フンデルトヴァッサーのミュージーアムであるクンストハウスのギフトショップで、フンデルトヴァッサーのデザインのマグカップを買ってしまいました@

というのはすでに紹介済みですね。

次に同じくザルツブルグで撮った写真です。
イースターエッグ専門店のショーウィンドウ。

2003-SW-EasterEggs1.jpg

もう一枚

2003-SW-EasterEggs2.jpg

行ったのは夏でとっくにシーズンを越えていたのですが、一年中、イースターエッグを売っているようでしたよ。
でも、ちょっとしたおみやげとしては、一年中、使えるかも。

私がこれを買わずに写真を撮ったのは、これら、本物の卵の殻を使っているため、壊れやすく、持ち運びに不便だと思ったからです。
あるいは木製の卵もあったのですが、それは重かった……。

しかし、これも、このときに買うのを我慢した反動か、翌年の2004年の中欧旅行でまだ最初の行程のブダペストにいるときに、保護プラスチックケースがついているのをいいことに、グースエッグを使ったブダペストの街の図柄入りのステキなイースターエッグを買ってしまいました@

でも実は、このときのオーストリア旅行では、ショーウィンドウの向こう側でなく、店内の写真の方が多い、というか、その方が写真集の中で鮮やかな存在感があります。
このときの旅行でショーウィンドウというより、店舗内のディスプレイの写真を撮る方の楽しさの目覚めたのかも@

最後の1枚は、ウィーンで撮りました。

2003-WienSW.jpg

これは、店が閉店で、そして最終日で翌日出国なので、残念だなぁと思って写真に撮ったものです。

ウィーンの新王宮にはスペイン乗馬学校というのがあって、昔ながらの宮廷の騎馬技術のショーをやっています。
でも公開日時が限定されているので、この年も翌年も行きそびれました。

というか、公開日時が限定されているがゆえに、他に見たいものを優先させただけで、行こうとトライはしなかったんですけどね。

写真の中の乗馬のぬいぐるみ、それからクマちゃんも騎手の制服を着ています。

このときは、新王宮内の宝物館の帰りで、煌くような金銀財宝・細やかな宝飾品の数々、ほか、豪華な刺繍のマントや衣装だのを堪能してきた帰りだったのですが、このショーウィンドウを見て、ああ、スペイン乗馬学校のショーは見損ねたんだなぁ、とちょっと惜しくなりました。

ゆえに写真を撮ったともいえます。
しかし、ぬいぐるみも可愛いですよね@
それも撮る動機としては大事。

ちなみに、この二週間のオーストリア旅行では、ウィーンとザルツブルグに日数をたっぷりとりました。

最初にウィーン5泊、それからリンツを間に挟んで、ザルツブルグ4泊。そして再びウィーンに戻るのにグラーツへ寄り道して、出国前にウィーン2泊。

こんなにウィーンに日数を裂いたのにまだ足りなくて、今年の2004年度の旅行でも再訪しています。
来年もできたら、また再々訪したいなぁ。

それにしても見事に都市滞在型。
ウィーンはオーストリアの首都で、当然、第一の都市でしょ。
グラーツはオーストリア第二の都市。
リンツはオーストリア第三の都市。
ザルツブルグはオーストリア第四の都市。

なんですよ。

ショーウィンドウ特集その11──ローテンブルクのシュネーバル&フランクフルトから日帰りした町紹介

2002年ドイツ旅行の最後の滞在地フランクフルトでは、6泊6日過ごしました。

(昨日の記事には謝って7泊と書いたので訂正しました。)

6泊なら、ふつう6泊7日って言わないか、って?

フランクフルト入りした1日目は、カッセルからドイツ鉄道で約1時間半でしたが、チェックインして観光にくり出せたのがお昼。

そして6泊目の翌日は出国の日で早朝から空港へ。

だから6泊6日。というか、正確には6泊5日半、ということになるのかしら。

でもフランクフルトは日帰り旅行の拠点としても使えて、魅力たっぷり。
これだけ日にちを過ごしても、足りませんでした。

フランクフルトにはミュージーアムがたくさんあって、2日半はミュージーアムめぐりに費やしたんですけど、それでもゲーテ博物館には行きそびれた〜。

まあ、それを最優先しなかったからいけないんですけどね。
だけど、閉館がどこも5時っつーのも早すぎだよ、フランクフルト!

というか、カッセルも5時閉館ばっかーっ、でした。

フランクフルトからの日帰り旅行では、まずは月曜日にローテンブルグ観光の現地ツアーに参加しました。

自力で行かなかったわけは、ローテンブルクに鉄道で行くには、ローカル線を使わなくてはならないためです。

ローカル線に乗り換え、と知って、ああ、そりゃ不便だ、と即断してしまい、本当にアクセスが悪いかどうはか突っ込んで調べなかったんですけどね。

でもそうすると、泊まりでもしない限り、ろくに観光ができないかもしれないと危惧し、それなら足の便を心配せず、かつ観光ガイド付でてっとり早く街を案内してくれるツアーを利用しよう、と思ったのです。

まあ、今回はローテンブルクに行くことはめっちゃ執着していたわけでなく、ロマンチック街道の街といわれて大人気のこの街を、ちょっと覗いてみたかっただけなので。

なので、ミュージーアムが閉館でもいいやーっ、っていう月曜日(ドイツは月曜日がミュージーアム閉館のことが多いです)を選びました。

結果として、ミュージーアムには入れたんですけどね。
なんかね、年中無休だったんですよ。おっ、珍しい。さすがドイツの中でも観光地の観光地!

おかげで自由時間の大半はミュージーアムで過ごしました。
人形とおもちゃ博物館と、中世犯罪博物館。

ドイツのおもちゃ博物館の魅力にハマったのは前年度のドイツ旅行時ですが、それで中世犯罪博物館を余った時間で覗こうと思ったら、とんでもない。

中世犯罪博物館はもっともっとすばらしくて、さすがローテンブルク名物(?)というか、必須の見どころの一つ!って思いましたよ。

全然時間が足りませんでしたね。

さて、今回のショーウィンドウ特集の写真は、ローテンブルクのもう一つの名物からです。

ローテンブルクのお菓子、雪のボールという意味のシュネーバル (Schneeball)。

2002-RothenburgSW.JPG

実はこれ、「地球の歩き方」にも紹介されていて、写真も載っていたんですけど……いいんです。
私のこの写真の方が迫力があるって自分で思ってます。
なによりも自分の写真として撮りたかったからいいんです。

握りこぶしよりも大きかったです。
「地球の歩き方」には、「けっこう大きいので半分くらいで飽きてしまうかも」とありました。(当時の版)

だろうなぁ、って思いましたよ。
だから私も、ちょっと興味ひかれたんですけど、買って食べることはしませんでした。

昼食込みのツアーだったのでツアーのみんなでお昼を食べたばかり(ちなみに全員で8人の少人数ツアーでした)なのでお腹はすいてませんでしたし、持ち歩いても持て余しそうだし、粉砂糖が解けちゃったら、ちょっと悲惨かなぁと思ったもので。

でも、実はこのシュネーバル、思いがけないところで口にする機会がありました。

翌年の2003年のオーストリア旅行のときです。
グラーツの街角のパン屋で、見つけたんです、これ。

ローテンブルク名物のシュネーバルと、もしかしたら味が違うのかもしれませんが、グラーツで食べたシュネーバルは、さくさくっとして軽くて、ドーナツっぽい質感はなく、見た目の大きさのわりには、軽く食べられました。

さて、今回、紹介できる写真はローテンブルクのシュネーバル一枚っきりなので、おまけの写真も載せたいと思います。
ショーウィンドウにもローテンブルクにも関係ないけど。

フランクフルトからの日帰り旅行は他に、イダー・オーバーシュタインとマインツに行きました。

マインツはフランクフルトから近郊列車 (S-Bahn) で35分くらいで行けてしまうので、とても気軽に行ける日帰り旅行先だと思います。

名物の大聖堂とグーテンベルク博物館には行きましたよ〜。

あとマインツのキルシュガルテン地区の木組みの家は、第二次大戦の戦火を免れたものなのです。

2002_Mainz-1a.jpg

美しや〜美しや〜。

結構、新しく見えたけれど、中には15世紀頃からの古いものもあったようです。
あんまりきれいっぽかったので、中世の町並みに迷こんだような錯覚というのはしませんでしたけど。

マインツは町の半分以上が第二次大戦で破壊されたので、町並みは現代的だったのですが、あちこちに面白い現代彫刻がありました。

中でも気に入ったのでわざわざ写真に撮ったのはこれです。

2002_Mainz-2a.jpg

たぶんこれは、たしか聖マリウスが、寒さに震えている人のために自分の袖を切って渡した、というエピソードを題材にしたものだと思うのですが、なにぶん、キリスト教聖人エピソード満載の本を読んだのはかなり昔のことなので、ちょっとうろ覚えです。

(ネットでさっと調べようと思ったのですが、聖マリウスのキーワードではそれらしきものが出てきませんでした。うーむ。)

ところでフランクフルトから行った日帰り旅行先で、今回、すんごい楽しみにしていたのマインツでもなければローテンブルクでもありませんでした。

イダー・オーバーシュタインです。

何そこ?、って、これより1年以上前の私だったらそう思ったはずです。

ドイツ関係の本ではなく、宝石関係の本で見つけました。
そうしたら「地球の歩き方」にもちゃんと載っていました。

そう、イダー・オーバーシュタインは宝石研磨で有名で、世界中の宝石バイヤーが集まる「ダイヤモンド宝石取引所」があって、宝石業界にとっては重要な町なのです。

もともとメノウの産地でしたが、採掘が停止されたあとは、もっぱら研磨技術と、「ダイヤモンド宝石取引所」と、装飾デザインや研磨技術の屈指の養成学校を誇る町となりました。

いやぁ、私は宝石好きではありますが、宝石業界とは一切関係ないド素人なので、これだけだったら行かなかったです。

私が惹かれてやまなかったのは、宝石博物館!

しかも、この町はもともとイダーとオーバーシュタインという二つが合併してできたところで、行ってみたらイダーとオーバーシュタインそれぞれに宝石博物館があったんです!

他に見どころとしては旧宝石鉱山や、旧式の研磨技術を見せてくれる研磨村みたいなところ (Histrische Weiherschleife) があったのですが、後者はなんとか自力で現地の市内バスを使って行けましたが、鉱山は遠すぎて行けませんでした。
1日で回るには、自分の車がないとちょっとつらいかなぁ。

ああ、でも宝石博物館は二つともアクセスがよいところにありましたし、目ぬき通りには原石やルース(裸石)を売る店がずらりと並び、鉱物ファンにはたまらないところだと思います。

そうそう、これを忘れてはなりませんね。岩盤教会。

2002_IdaOberstein-1a.jpg

イダー・オーバーシュタインのシンボルだと思いますよ。
インパクトありますでしょ。

これも行けたら行きたかったんですけどね、山登りになりそうですし、なんとしても宝石博物館の見学を優先させたかったので、この教会は写真を撮るにとどめました。

というか、この教会は中よりも下からこうして見るほうが一番でしょう!

この教会から町を見下ろしても、うーん、たぶん、ああ、見晴しがいい、で終わったでしょうねぇ。

でも中を見てない私には何も言う資格はなかったんでした。

いやはや、宝石博物館だけでも、もう一度訪れたい町です。
もちろん、この2002年当時も、二つの宝石博物館にたっぷり時間を裂きました。

ショーウィンドウ特集その10──フランクフルトの街角で

今年は11月に入ってから仕事がめちゃくちゃ忙しくて、なかなか順当に記事をアップできませんでした。

深夜残業して午前様でほとんど毎日タクシー帰り。仕事の開始は午後へと否応もなくシフトしてしまい(これでも一応、9時5時勤務のOL)、午前2時に仕事が終わったときには、おお、今日は早く帰れるじゃん!と錯覚したり。
そのせいか、かろうじて休日出勤はしないですんでいるのですが、週末は疲弊しきって、疲れを癒すので終わりそうになります。

ストレスは体の疲れだけでなく、精神の方でも澱のように溜まっているのを自覚。

そんな私にとって、仕事でストレスが溜まっている真っ最中は、舞台、特にバレエの公演のチケットを予約して、楽しみにするってことで、だいぶ癒されることがあります。

ま、実際に公演を見に行けるのは、チケットが取れたときより2〜3ヶ月以上、先の話なのですけどね。

ただし、できるだけいい席を、と狙うので、それなりに高い買い物になります。
いわば、買い物して憂さ晴らし、の変形ではないかと思っています。

でも、その公演までに別のストレスが溜まっていたりして。
ありがち。
そうしたらまた別のチケットを予約する!? 
たぶんね。

といっても、私が日本で舞台を見に行くのに夢中になり出したのは、去年こと2003年の11月からですね。

それまでは、私にとって、劇場に足を運ぶのは、国内では年に2〜3回。
あとは海外旅行先のような、日常の時間と離れた、特別なときの特別なイベントのように考えていたところがありました。

(あ、でも今、手帳を調べてみたら、舞台狂いになる前兆か、2003年は年初めの1月から、月に一回は舞台に出かけてました。)

舞台はどちらかというと、難しいことを考えなくても、あるいは予備知識がなくても、とにかく見て楽しめるもの、ということで、バレエ鑑賞が中心になりました。

というか、昔から、バレエを見るのは好きだったのに、いつのまにか忘れていました。
といっても、昔はテレビでたまに放送されていたものを見ていたっきりです。

2000年のロシア旅行のとき、ロシアに行くからにはバレエ公演を見なくては、と劇場に足を運んで以来、少なくとも海外旅行先ではバレエ公演の機会があれば見ようと思うようになりました。

2002年のドイツ旅行では、ベルリンでバレエを2つ見ました。

ただ、ベルリンで見たバレエは前衛的なものばかりで、見ていてもなんだかよくわかりませんでした。
これもバレエ?と首を傾げたものです。

あるいは白いチュチュをなびかせたダンサーたちの夢のような群舞や、スパンコールがキラキラ光る、パステルカラーの衣装のダンサーを楽しみにしていたので、普通の現代人がそのへんで日常的に身にまとっているような衣装でダンサーが登場してきて、最初はちょっとがっかりしてしまいました。

2002年のドイツ旅行の最後の訪問都市はフランクフルトでした。

フランクフルトには6泊しました。

出国の前日を除くと、心置きなくナイトライフに費やせる夜が5日もあったのですが、フランクフルトではあいにく、私の趣味にも合致したよい舞台がありませんでした。

というか!

フランクフルトの街角で、できればいつか見たいと思っていた公演が、私が帰った後の2か月後に始まることを宣伝するポスターを見て、くやしーっ!って思いました。

そのときはほんとに、この舞台を見るためだけに、2ヶ月後にフランクフルトに来れないかしら、と本気で思ったくらい、残念でした。

ショーウィンドウではないのですが、ウィンドウのあるポスター塔ということで、今回の特集に無理矢理入れてしまうことにしました。

これです。

2002-FrankfurtSW-1.JPG

バレエファンの方、おわかりかしら?

あるいは、振付家のマッシュ・ボーン。
いやいや、この主役を演じたアダム・クーパーの名前なら、もっと多くの人がご存じでは?

最近、彼はバレエというより自らの演出によるミュージカルで活躍中で、今度、2005年の2月から3月に上演される「危険な情事」は、あまりテレビを見ない私でも何度もコマーシャルを見ました。

そう、これは去年こと2003年の冬に日本でも公演された、マッシュ・ボーンの「白鳥の湖」のポスターなんですよね。

海外旅行先でバレエを見るようになってから、初心者向けのバレエ鑑賞案内のような本を何冊か読みまくった私。

その中で、古典バレエを現代の振付家が独自に解釈しなおして、ほとんど新しい舞台として作り上げることがあるというくだりがありました。

古典の名作で、誰もが名前くらいなら知っている「白鳥の湖」。これにもいろんな現代アレンジ版があって、その中に、オデットも男、というか、白鳥が全員、男、という、変わったアレンジがあることだけは知っていました。

本を読んだときは、ふーん、で終わりました。

しかし、フランクフルトの街角でこのポスターを見た時、ああ、これのことか!と思い出したのです。

いやぁ、ポスターの出来の良さもあるんですけど、なんかかっこいいじゃないですか、男の白鳥たち。
すごく見たくて見たくて、なんで私がフランクフルトにいる間に上演してくれないんだ、ってすごく悔しくて。

それでせめてもの、ということでポスターを写真に収めました。

その約1年半後。

バレエ好きの友人から、たまたまこの男同士の「白鳥の湖」の話を聞いて、とびあがるほど驚きました。

なんと、日本でもやるのか!

2002年の12月にこのバレエを見るためだけにフランクフルトに再訪、ということはさすがにやりませんでしたが、あきらめていてそのときの悔しさを忘れかけていた矢先でした。

すんごくすんごく嬉しくて、予約をとるために電話する私の、受話器をとる手が震えていたと思いますよ。今、思い出しても。

さて、海外旅行先のショーウィンドウ特集ということで、フランクフルトで撮ったショーウィンドウの写真があるので、やはりこれは載せねばなりませんね。

フランクフルトの建物をかたどった粘土細工がずらっと並んでいました。

2002-FrankfurtSW-2.JPG

なかなか可愛らしいし、実物を見たあとでは、粘土細工ゆえのデフォルメも味があってステキに感じられ、旅先の思い出としてぜひ買って帰りたかったんですが……。

粘土細工は、重い。
良く出来ているものは、高い。
予算を下げると、妥協できる予算で帰るものは、ちゃちい。

(だってそういうのは、いくつもずらっと並んでいると壮観ですけど、一つだけ取り出すとすごく物足りなく見えますでしょ? 一つだけで見栄えがするのを求めるとなると、高いんです。)

ということで、例によって買えないものは、写真を撮るだけにとどめました。

ショーウィンドウ特集その9――カッセルのにぎやかなリンゴとナシ。見どころの写真付

「お城」という意味の名の都市カッセルでは、グリム兄弟とグリム童話の勉強ができます!

2002年度のドイツ旅行で、ハノーファーの次に拠点に選んだカッセル。

ここから日帰りで行きたいと思う町がハン・ミュンデンくらいしか見つからなかったので、3泊しかしませんでしたけど。

ここを次の拠点に選んだ一番の理由は、ハノーファーとフランクフルトの中間にあるってことですけど。この二都市を結ぶ鉄道、しかも幹線の真ん中にあって、どちらからも約1時間半ずつぐらいで移動できるのが、大きな魅力!

。。。などといったらカッセルに失礼ですけど。

でも、ハノーファーからフランクフルトに直行するとしたら、約3時間。あんまり移動範囲を広げず、ゆっくりじっくり旅をしたかった私にとって、移動に3時間というのは、まだ許容範囲でしたが、でもそれだったら、カッセルは、なかなかいいんじゃないか、と思ったのも確か。

まぁ、きっかけはなんであれ、それで下調べし始めてみたら、思ったよりずっと見どころがあって、期待が膨らみ。私の好きなミュージーアムが豊富な街だとわかり。

ただ一番、楽しみにしていたフリデリチアヌム美術館は、全館修復中で閉鎖でとてもがっかりしました。

でも、結果的には自分なりに充実した時間が過ごせて、今、私の中で楽しい思い出が、思い出そうと思うと次々に出てくるので、結果オーライといえましょう。

カッセルは広いんですよ。主要な見どころがちょっと離れているんですよね。

中央駅ではなく、インターシティや特急が止まるのは、新駅ヴィルヘルムスヘーエ駅だというし、インフメーションもこちらの駅内にありましたので、飛び入りで宿を取ることにしていた私は、新駅ヴィルヘルムスヘーエ駅のそばをホテル探しのターゲットとしました。

中央駅付近の方がミュージーアムがいっぱいあって便利だと思ったんですけどね。でもトラムやバスがいっぱいあるので、ヴィルヘルムスヘーエ駅からのアクセスに不自由はありませんでした。

このあたりでカッセルで撮ったショーウィンドウ写真をまず紹介します。なにしろいつも写真の紹介の前置きが長いですからね、私。たまには先に出しましょう。

この写真、なかなか自慢の一品であります。って、自慢すべきは、売ってるお店の人かな。

2002_Kassel_SW.JPG

可愛いでしょ。お菓子ですよ、これ。
ズームアップしてみます。

2002_kassel_swzoom.JPG

置かれ方の違いのせいか、それとも一つ一つが違うのか、それぞれちょっとずつ個性がある顔つきしてません?
ほんのちょっとね。

これは、カッセルのヴィルヘルムスヘーエ駅に隣接しているちょっとしたショッピングセンターの一つのショーウィンドウの写真です。

上の方にLustige Apfel und Birnen(にぎやかなリンゴと西洋なし)って書いてあります。

買って食べたか、って?

うーん、その気にはならなかったです。写真には撮りたいと思ったし、ウケ狙いで友人へのみやげにしたいとは思いましたが、自分が食べたいって気はあんまりしませんでした。

このときの旅行中は、ドイツのお菓子は、あんまり美味しいとは思わなかったんですよね。
ちょっとね、見た目に期待すれば期待するほど、味に違和感を感じるだろうなぁって思ったので。

カッセルの主要な見どころで、ヴィルヘルムスヘーエ駅に近いのといえば、ヴィルヘルムスヘーエ公園。ここの水の芸術……カスカーデン(人工の滑滝)と呼ばれる階段を流れ下りたあと、あちこちで噴水や小さな滝を見せるスペクタクルが、一応、カッセルの最大の見どころということのようです。

一応、というのは、どれを一番の見どころと思うかは、個人の趣味で左右されますからね。
現に私は、水の芸術もよかったけれど、珍しいミュージーアムが多いドイツらしい、珍しい壁紙博物館とか、グリム兄弟博物館の方が、もっとよかったなぁって思うからです。

あ、でもでもですよ、行くからには、水の芸術を見ようって思いました。

なにしろ5月下旬から10月3日までの日曜日と水曜日の14時半から15時半にしか水が流れない(注:あくまで2002年当時の情報です)、なんていわれれば、なかなか貴重な体験って気がするじゃないですか。

幸いその3泊に水曜日が含まれていたので。

含まれていなかったら、ヴィルヘルムスヘーエ公園で過ごす一日っていうのはカットしたかも。本当はこの公園もとっても広くて、城もあるしミュージーアムもあって、見どころたっぷりなんですけどね。
実際には過ごしたのは半日で、結果的には足りなかったんですけどね。

ヴィルヘルムスヘーエ駅から水の芸術が始まるカスカーデンの頂上へのアクセスは、トラムでは不便でした。

というのも、本数が少ないんですよ。なにしろ午前半日は中央駅エリアのミュージーアムをはしごしていましたので。

というわけで、カスカーデンの頂上へはヴィルヘルムスヘーエ駅からタクシーを使いました。水の芸術が始まる2時半までには到着してなければ、ハイライトは見逃してしまうとのことでしたので。

15時半まで水が流れているといっても、最後の方は水がちょろちょろなんですって。

カッセルのショーウィンドウ写真は1枚しかないので、せっかくなのでこの水の芸術の写真も紹介しようと思います。

ちょっと天気が曇りでしたが、まあ雰囲気は充分つかめると思います。

まずは水が流れる前のカスカーデンの頂上近くから、ヴィルヘルムスヘーエ駅方面を見下ろした写真です。

2002_Kassel_falls1.JPG

次は、水が流れ始めたところ。てっぺんのトンガリ頭を持つ要塞だか城のようなものが、カスカーデンです。

2002_Kassel_falls2.JPG

観光客が水を追っかけて脇の階段を下りてきています。私もその一人。
この水の流れを追っかける、というのが、一番面白いと思います。だから、2時半にはカスカーデンのてっぺんにいなくちゃなりません。

この階段は狭かったので、結構混雑しましたね。

あとついでに。

カッセルで次に楽しみにしていたフリデリチアヌム美術館が閉館と知って、ショック、ふてくされた後に、それならいっちょ、行ってみるか、と行ってみた、もう一つのカッセル市内の大きな公園、カールス公園で撮った写真です。

このカールス公園での写真撮影散策がなかったら、カッセルの思い出はガクリと落ち、結果オーライ、なんて言ってられなかったと思います。

この日は (この日も……)、一日、あまり冴えない天気でしたが、夕方になって、急に天気がよくなったのも幸いでした。

というか、なんだかこのときの秋のドイツ旅行では、日中が冴えない天気でも、夕方になれば日が射すことが多くて、日中はミュージーアムやお城で屋内にこもり、閉まった後に散策、という観光パターンにはちょうどよかったです。

2002_Kassel_park1.JPG

いかが?
水鏡の効果は、天気がよくないと見れませんものね。

次の写真も私のお気に入り。

2002_Kassel_park2.JPG

惜しむらくは、先ほどの写真と違って、ドイツで撮った、と言わない限り、日本で撮ったと思われても仕方がない、ってことですね。

いや、先ほどの写真も怪しいかな。西欧風の東屋なら、よくありそうですし。。。うむ。

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