1999年秋 スペイン旅行22日間

旅先のおみやげシリーズその13──スペインで買ったもの(Revised)

1999年の秋にスペインを旅行しました。
このあとに続く私の旅行先は、翌年はロシア、それからドイツ2回、オーストリア、チェコ、ポーランド、ハンガリーとなります。
いまや、関心の矛先は、すっかり中・東欧の方に向いています。
なので、スペインを旅行したときのことが、遠い昔に感じられます。

って、8年も前なら、十分、遠い昔ですね。
わははははははは(照れ笑い)。
初々しい若き時代と違い、どんどん時がたつのが早く感じられて、自分の感覚の方が追いつかないときがあります。
いつまでも若い気分。
それがいいときもあれば、悪いときもあり@

1999年の旅行は思い切ってちょっとだけ長めにしました。社会人となってからは、長くて20日間だったところを22日にしたってだけですけどね。
というのも、2000年度から職場が同業の他の会社と合併することが決まっていたのです。
どっちかというと吸収かな。
なので、来年はのんきに旅行などしていられないかもしれない!という危機感がありました。
まあ、結果は、年に一度の思い切ったストレス解消!───と、なんとか旅行をもぎとり続けています。現在進行形@

私とスペインへの関係(!?)は、スペイン語から始まりました。
スペイン語は、ずっと前から独学で細々とですが、勉強していました。もっぱらNHKラジオとテレビのスペイン語講座で。
それなのに何年も何年もスペインを旅行先に選ぶ気にならなかった自分が不思議です。
なにしろいつも、そうやって語学に触れる傍らでその国のことを知ることで、旅情をかきたてていたからです。

関心がなかったというわけではありません。
ただ、魅力のアンダルシアなどは、どちらかというとバス旅行がメインになりそうだとか思ったあたりで、交通公共手段を使うしかない1人旅をするには、ちょっとばかりハードルが高そうだと勝手に思いこんでしまったようです。
バスク地方の独立運動などのなんとなくきなくさいニュースも時々耳にしていましたので、治安に不安も感じていたせいかもしれません。

しかし、いまやチュニジアやイスラエルを1人で旅行した私!
それがたとえ3ツ星以上のホテルばかりに泊まり、現地ツアーも多用したようなハードルの高くない旅行とはいっても、たった1人で旅行したことはしたのです!
スペイン。今さら、何を恐れることがあるでしょう!

というわけで出かけたスペイン。
良かったですよ~。
観光インフラなどや好奇の目にさらされることが少なかったといった旅行のしやすさはさすが西欧でしたし、観光ハイライトはバロックの豪華さとイスラムのエキゾチックさもある───そんな、両方のいいとこどり!みたいな良さを味わうことができました。

それに、西欧の歴史には関心が高い私ですが、なんだかんだと日本で接する西洋史というのは、イギリスとフランスが中心です。
スペイン史は、かなりの部分が空白でした。
せいぜいレコンキスタと、大航海時代とイギリスによる無敵艦隊敗北!くらいしか登場しないではないですか(極論ですが@)。
旅行の前後でスペイン史に関心を持つようになり、あのあたりの複雑ですが興味深い歴史を知るようになったことは、私にとってのスペイン旅行の土産の1つでしょう。

というか!
スペイン旅行中でも現地ツアーをよく利用したのですが、歴史ある名所であればあるほど、ガイドが説明する歴史がチンプンカンプンだったのが悔しかったというのもあります。
ツアーによっては、スペイン語と英語のツアーというのがあって(ガイドさんが両方しゃべれます)、スペイン人も参加することがよくありました。
家族連れもいたりします。
子供でも、「あの王様の話か!」と、うんうんうなづきながら話を聞き、目を輝かせて見学しているのに、大人であっても外国人の私には何のエピソードかわからず。
ガイドさんも、外国人相手に英語で話すときはそのあたりの事情を考えて説明してくれるのですが、でもやはり、このくらいは有名だろう、と思っているエピソードについては、「これがかの有名な……」を枕詞にさっとすませてしまうので、そのエピソードがどうして有名なのか、背景も意味もわかりません。
あるいは、ここまで外国人は詳しく知らないだろう、と説明をすっ飛ばしています。
悔しかったです。
全く同じくらいとはいいませんが、私ももっと、「ああ、これが、あれか!」みたいな感動を味わいたかったです!

こういう悔しさが、旅行の下調べの原動力です@

そんなスペイン旅行で買ってきた自分用のお土産は、こんなかんじです。

1999_spain_gifts1

背後の額縁の写真は、フィゲラスにあるダリ博物館で撮った写真を2Lサイズに焼き増ししたものです。

また、左の手前にある青い小さな丸い入れ物はリップクリームで、私が買ったのではなく、別の機会にスペインを旅行した友人よりもらったお土産です@

集団写真の次は、いくつか小分けした写真を@

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ワン・ポイント・ジャパニーズとして、上野公園(東京)のお土産屋で買ったパンダちゃんを添えてみました。
上野公園のパンダちゃんといえば……私はランランとカンカンを見に行った世代ですわぁ。
ものすごい混雑をかき分けてひーふー言いながらガラス向こうに見たパンダは……寝てるんだか起きてるんだかわからないくらい全く動かなくて、部屋の隅に、かなりぶかっこうな格好で寝そべっていました。
子供心にもっと愛らしい姿を期待していたので、がっかりした記憶がありますなぁ。
そういう愛らしさは、子パンダに求めるべきですね。
大人のパンダは……やっぱりクマの仲間だなぁって思います。
それに、大人のパンダは白い毛の汚れはしっかり染まってしまって、洗っても落ちないないんですって。

あらら、なぜかパンダ話を熱く語ってしまいました。

スペインのお土産は箱の方です。
寄せ木の小箱はあちこちに名産地がありますが、スペインでもお土産としてたくさん売られていました。

これらを買ったのは……たぶん、マドリードだった気がするのですが、うろ覚え。
ただ、22日の旅程のうち、わりと最初の方で買った覚えがあります。
これから移動があるから、買い込んではダメ!と自制しようとしたのですが、結局我慢できず、同じ日に2つも買ってしまった、というあたりは覚えているもので。

右にある方が、よく売られていたタイプです。
先にこのよくあるタイプを買ってから、左のややマイナーなタイプを見つけ、ものすごーく気に入ってしまってあきらめられなくなったか。
あるいは逆に、先に気に入ったタイプの左の小箱を買っておきながら、お土産屋をいくつも渡り歩くうちに、よく売られていたタイプの右の小箱も気になってしまって買ったか。
どっちかだと思うんですけど、私の場合はどちらもものすごーくありうるので、この小箱の場合はどっちだったか忘れてしまいました。

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またまた寄せ木細工の小箱とパンダちゃんです。
小箱はいまはどちらもアクセサリー入れとして使っています。
左の小箱は、こんな風に中に赤い布が張られていて、なかなか豪華そうです。
右の小箱のこの模様は、私がスペインに行ったときはオーソドックスな図柄でした。今もそうかなぁ。

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お気に入りの小箱をよく見せるために、また1枚撮りました。

※ここで訂正とお詫び
この寄せ木の小箱はグラナダで買いました。
スペイン南部のイスラムの香り高きエキゾチックなアンダルシア地方。アルハンブラ宮殿のある街としてあまりに有名ですよね。
この木箱の幾何学模様は、もしやそちらの伝統かしら?……と考えてみたりして。

もう8年も前のことですからね。どこかで記憶をすり違えてしまい、てっきりマドリードで買ったものだと信じ切ってしまいました。
旅のノートをひっくり返したら(最初からひっくり返せよ、って)、グラナダで買った記録が残っていました。
ちゃんと出費の記録をつけてるんですよ、私。

それによると、この小箱は中くらいのサイズですね。
もっと小さい箱をおみやげに買っています。もうあげてしまった後なので手元にありませんけれど。
他人へのおみやげけに買った小箱は、575ペソ(当時の通貨単位はペソですよ~@)。
そして自分用に買ったこの2つの小箱は、お気に入りの方が1775ペソ、オーソドックスな方が1700ペソです。
1ぺソが約何円か、という記録はなかったのですが、トラベラーズチェックの換金記録からだいたい割り出したところ、1ペソ=70~80円くらいというところでしょうか。
なので小箱は円換算するとだいたい1万3~5千円くらい!

おお!

思ったよりお安くなかったです。いいものを買ったということでしょう。
というか、海外旅行中って財布の紐が緩みがちですからねぇ。

ふふふ。
これからはもっと大事にありがたみをもって使おうっと。
(決して乱暴に扱っていたわけではありませんが、必ずしも丁寧とも言い難かったので。。。)

このあたりで次の写真。

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スペインで買ったアクセサリー。それを覗き見るパンダちゃん。
それから、友人からもらったリップクリームの入れ物。

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サルバドール・ダリの絵「ゆがんだ時間」のモチーフの置物を追加しました。
私はダリの絵の中では、だんとつに、あの「ゆがんだ時間」が好きなのです。
買ったのはたぶん、バルセロナのギフトショップです。
たしか、ガウディのデザインによるグエル公園の、水の流れる階段のカラフルなドラゴンの置物も一緒に買いましたから。
それは妹へのお土産にあげてしまったので、手元にはありません。

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ひきつづきパンダちゃん。大活躍です!
「ゆがんだ時間」の置物とリップクリームの入れ物をフォーカスしてみました。
というより、額縁の中のダリ美術館の写真の方が目立ってしまっていますねぇ。

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アクセサリーにフォーカス!

左奥:バルセロナのスペイン村で買ったシルバー・ペンダント
右奥:同じくバルセロナのスペイン村で買ったシルバー・リング
左手前:トレドで買った象嵌細工のペンダント
右手前:日本で買った(もらった)象眼細工のペンダント。

実は右手前のペンダント、もらった(買った)当初は、インドのペンダントかと思っていました@
ちゃんとMade in Toledoと袋に書かれてありましたが、当時はトレドがどこにあるのか、知らなかったのです@
帰国後に気付きました。これ、なんかトレドで売っていた象嵌細工に似てる!って。

シルバー細工も、スペイン土産の筆頭に挙げられます。
シルバー細工はアクセサリーばかりではありません。しかし、やっぱり私としては、買うとしたらアクセサリーがイイのです。

ただし、買ってきたシルバー・アクセサリーは、ペンダントもリングも、そういういかにもなスペイン土産のシルバー製品ではないです。
スペイン土産らしいシルバー製品は、もっとすごーく細かい細工です。
これらはどちらかというと、スペイン現代アートチックなアクセサリーですよね。
バルセロナのスペイン村の中の店で買ったものです。スペイン村の各国の有名な建築を模した建物の中にあった、ということを除けば、ふつうの街のアクセサリー店でした。

象眼細工は、トレドでぜひ買おうと目につけていたトレド名物です。
トレドには、職人さんが彫っているところをデモンストレーションしている店もありました。
いやぁ、見ている方が疲れてしまうほど、細かい細工をコツコツと進めていました。

私が買ったこの花籠みたいなタイプは、メジャーなタイプではないです。
むしろ、日本で買った(もらった……どっちか、忘れました@)タイプのペンダントの方が、オーソドックスなかんじでした。
オーソドックスなタイプより変わったものを欲しがっていた時期でした。

次回からやっと2000年代の旅行のおみやげ話に入れます@

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博物館シリーズその8──マドリード駅の植物園

植物園だって、博物館の一種さっ!

……これはやっぱり、苦しい言い訳でしょうか。

博物館シリーズの最後を飾るのは、1999年スペイン旅行のときのマドリッド駅の植物園にしようと思いました。

この場合、植物園とはいっても、きちんとそういう施設として独立しているのではなく、マドリッド駅構内の一部に、植物園のようになっているところがあるんです。

博物館シリーズの名にふさわしい写真を、撮っていないことはないんです、実は。
マドリッドが誇る超有名なプラド美術館の展示品。

でも、それじゃ、芸がないかなぁと思って。

もっとも、超有名な作品の写真は撮っていません。
それだったら、「プラド美術館」とあるカラー写真入りの本を買った方がずっとマシだからです。
解説もあるし(私は「薀蓄」が大好き@)。

撮ったのは、自分で面白いなぁと思ったけれど、画集や本で写真が載る確率はきっと低かろう、と思うものです。
いわゆる「だまし絵」効果のもので、テーブルに描かれた絵が、ちらっと見ると本物があるように見えたものでした。
でも、写真ではその驚きをうまく表現することができなかったので、その写真は今回は載せないことにしました。

このあたりは単なる余談。

1999年秋のスペイン旅行は22日間でしたが、スペインの地方を回るにあたり、前半2/3はマドリッドを基点にマドリッド観光に近郊都市や地方旅行を織り交ぜ、後半1/3はバルセロナに移動しました。

マドリッドから近郊や地方への移動には、長距離バスと鉄道の両方を駆使しました。

マドリード駅は、アランフェスへの日帰り旅行(アランフェスは、ロドリゴ作曲のギターのアランフェス協奏曲が有名ですね@)、アンダルシア地方の旅行の最初にセビリアに行くときと、バスでセビリアとグラナダとコルドバを結んだ後、コルドバから再びマドリードに戻るとき、それからマドリードからバルセロナに移動するときに利用しました。

マドリード駅の一角が植物園のようになっている、と知って、それならぜひ見たいと思ったのですが、最初のアランフェス行きに利用したときには、見つけることができませんでした。

変だなぁ、違う駅の話かなぁ。私の勘違いかなぁ。駅が広くて私が方向音痴だから見つけられなかっただけかなぁ。

と頭の中を「?」だらけにしつつ、それほどこだわっていなかったので簡単にあきらめた初回。

アランフェスは、いわゆる近郊列車で行けたために、そのホームが駅の中の植物園のそばを通らなくても行けるところにあったのかもしれません。

でも次にセビリアに行くためにマドリード駅を利用したときには、見つけました。
一回目に見つけられなかったので、余計に、「ああ、これのことか!」と感動しました。

1999_MadridStation-1.JPG

このアングルで私の目の前にドーン!と出現したので、なかなか迫力がありました。
レンガ造りの駅の中にあるというのも、なかなかいい味を出してしませんか?

下に降りて、少し植物園の中を回りました。

旅立ちの駅にふさわしい、こんな彫刻もありました。

1999_MadridStation-2.JPG

そういえば日本で旅程を立てるときに、インターネットを使って現地の交通機関の時刻表を調べたのは、この1999年の旅行が初めてです。
ああ、なつかしい。

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