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旅先の動物シリーズ

楽しかったヤクーツク動物園(Yakutsk Zoo Orto Doidu)訪問&思わぬ収穫あり

ヤクーツク動物園にレッサーパンダがいないことは、公式サイトをチェックしたら予測がつきました。
でも今の私は、レッサーパンダ以外にも目当てにできる動物がいるので、レッサーパンダがいない動物園でも楽しめます!
そして、日本国内でいくつもの動物園に行くようになって、海外の動物園はまた、同じようでいて日本の動物園と違うところもあるので、その意味でもなかなか楽しいと思っているこの頃です。

ヤクーツク動物園「オルト・ドイドゥ」(Yakutsk Zoo Orto Doidu)公式サイト
http://zoo.ykt.ru/

Orto Doiduというのは、シベリア民族の言葉で(どこの民族か不明。ふつうに考えたらサハ人?)「真ん中の世界」という意味のようですが、動物園を含むエリアの地名かもしれないですし、動物園で意図的にその名を付けたかどうか分かりません。

ヤクーツク動物園での目当ては、ひとまずホッキョクグマでしたが、いざ行って見れば、気に入る動物がいると思いました。
それは、可愛い姿や面白い姿を見せてくれたり、日本のレッサーパンダ動物園めぐりの最中にはなかなか出会えなかった動物だったりしますが、いい写真が撮らせてもらえたら、テンションが上がります!

そして、今回の旅程で動物園も訪れることにして、思わぬ収穫もありました。
サハ共和国の交通インフラは、ロシア語ができない外国人にはハードルが高いので、今回、郊外へのエクスカーションは車とガイドを手配していました。
なので、ヤクーツク動物園だけが、自力で郊外に出かけたチャンスとなりました。自力で出かけるときは、無事に行って帰って来られるかという心配をいつもしますが、やはりわくわく体験です。
それに、ヤクーツク市内は、思いっきり旧ソ連らしい町並みなので、2年前の黄金の環の都市のようなフォトジェニックさはなかったのですが、郊外に出ると、なんと豊かな自然にあふれていたことか。
動物園までは、悪路でもビュンビュン飛ばす乗り合いタクシーで片道1時間近くかかりましたが、郊外の車窓の景色を楽しむことができました。私はああいう景色が好きだなぁとつくづく思いました。
それに、動物園の停留所で降り損ねないよう、現地ガイドさんがくれたヒントも、思わぬ収穫でした。
動物園そのものも楽しかったけれど、そういった思わぬ収穫のおかげで、動物園に行くことにしてほんとによかったと思っています!

まずは、写真を中心に、動物園レポートからです。
バスの停留所は入口のすぐそばにありましたので、乗り合いタクシーを降りたら、入口はすぐ目の前によありました。
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ヤクーツク動物園では、設備は全体的に古かったですが、ホッキョクグマは2010年に新しく加わったらしく、動物園でも力を入れていました。
入口に入る前からこんな風に、ホッキョクグマについての解説看板がありました。
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去年2017年11月までは、子グマがいました。
1才になってすぐ、父親が生まれたレニングラード動物園に引き取られました。残念!
子グマの権利は、その動物園にあったからだろうと思います。
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私が訪れた2018年7月現在だと、1才8ヶ月だったと思いますが、まだ一回り小さくて、子グマらしさがあったし、まだ親離れする年令ではないので、母グマに甘えたりするところもきっと見られて、とても可愛らしかったろうと思います。

公式サイトにもあったのとほぼ同じ園内マップ。
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動物はシルエットで示されていました。
でも、動物の展示場所が変わっても、地図はリアルタイムに変更されるわけではないようなので、シルエットの動物と実際に見られる動物が一致しないことがあります。
2015年に初めて訪れたモスクワ動物園では、ジャガーかピューマあたりのシルエットがあったあたりにレッサーパンダがいたりしましたが、ヤクーツク動物園では、そういうサプライズはありませんでした。

規模はそれほど大きくなく、展示されている動物数もそう多くなさそうでしたので、回り始めた最初の鳥のケージも、国内動物園めぐりではスルーすることが多いのですが、きちんと回りました。
写真の方は、いいシャッターチャンスがあったら撮ろうというくらいで。

平日の朝10時、まだ来園者がほとんどいなかったからか、鳥たちはひとなつっこく、すぐ手前にやってきてくれました。
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実は、奥にいてくれるほうが、ズームすることで檻が消せるんですけどネ。
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この子は、クロライチョウでした。日本の動物園では、見たことがないです。
こんな風にロシア語と英語併記の説明がある動物が多かったので、見た事がなかった動物でも名前が分かりました。
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私が近寄ったら、くわーっと鳴いて威嚇していたヨーロッパツル。
タンチョウみたいに頭のてっぺんが赤かったです。
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真っ白なインドクジャクは日本の動物園でも見たことがありますが、白樺との組み合わせは、ロシアならでしょう。
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鳥のケージにある止まり木や丸太も、みんな白樺でした。

この子が留まっているのも、白樺の枝の上です。
この子は説明がなかったので、種類は分からないのですが、真っ白なカラスに見えるのは私だけ?
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この子たちも説明がなかったですけど、ウズラかな。
もこもこと可愛らしかったです。
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キツネ類のケージで、まず出会った珍しい動物。
体は小さいのに最強といわれる、グズリです。日本の動物園で見たことがありません。
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お掃除しにきた飼育員さんに起こされたせいか、すごいうなっていて、おそろしかったです。
(この子の部屋は2部屋あり、飼育員さんが掃除するときには、もう一方の部屋に移動していもらわなければならないからでした。)
でも、毛づくろいしている時や、昼過ぎにもう一度見に行ったとき(トイレはキツネ類のケージの近くだったので)、骨付き肉を頬張っていたところは、なかなか可愛らしかったです。

この写真のグズリは険しそうな姿のものを選びましたけど。
なんてったって、ラーテルとグズリ、どちらが強いか、なんて議論されるくらいの、大型肉食獣でもひるむ動物ですからね。
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キツネ類のケージは、見どころたっぷりでした。
クロギツネの赤ちゃんが、特に可愛くて、今回の動物園訪問で1番気に入りました!
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解説はないケージにいましたが、クロギツネだろうと思います。
はじめは双子かと思いました。
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2頭の赤ちゃんのうち1頭は、ひとなつっこいのか、あるいは警戒心が強かったのか、何度も私の方を見てくれて、とてもフォトジェニックでした。
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親はこちらかな。別のケージにいました。
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この子はどこかタヌキチックなので、ちょっと自信ないです。

あの赤ちゃんは、双子かと思ったら、あとでまた見に行ったら、4つ子でした。
最初に見に行ったときは、残りの子たちは小屋の中にいたのかもしれません。
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しかも、お隣のケージには、この子たちより少し大きいけど、まだ子ギツネたちが、折り重なって寝ていました。
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こちらは、ラクーン・ドッグことタヌキ。
でも日本のホンドタヌキはもっと黒っぽいので、違うタヌキかもしれません。
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種類は分からなかったけれど、女王さま然としたとても美しいキツネもいましたる
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こちらはホッキョクギツネ。
夏バージョンなので顔が黒っぽいです。
円山動物園や旭山動物園など北海道の動物園にはいますが、ここまでじっくり見ることはできませんでした。
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園内にはこんな風に、撮影スポットもありました。
これはアイラブズーで、英語ですね。
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そして、格段に見やすかったホッキョクグマの展示場。
展示場全体を、上からガラスも檻もなしに見るとができました。
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子グマのハールチャーナちゃんがレニングラード動物園に移動してしまったので、母熊のコルィマーナさんと父親のロモノソフくんが同居していました。
オスのクマは子グマを殺してしまうことがあるので(子育てをしないので、我が子を認識できるかわかりません)、ハールチャーナちゃんがいたら、ロモノソフくんとは別々だったと思います。

ペアのうち、片方はプールの中でおもちゃで豪快に遊んでいて、片方は参加せず、つまらなそうにしていただけでした。
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ホッキョクグマは遊び上手なので見ごたえあり、見ていてとっても楽しかったです!
写真映えもしました!
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私はホッキョクグマの個体判別はできないのですが、遊んでいたのはロマノソフくんではないかと思います。
レニングラード動物園生まれで、まだ若い男の子だったと思います。

それに対して、コルィマーナさんは、野生で生まれた個体で、たしか母親が殺されてしまったので保護されたんだと思います。
推定で6才で、たぶん姉さん女房。
だから、遊ぶ相手を見ていただけで、プールにも入らず、遊ばなかった方が、コルィマーナさんではないかと推測。
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暑かったらプールには入ったかもしれませんが、この日のヤクーツクは、日本でいうなら10月初旬のまだ暖かい日くらいの涼しさでしたから@
(その頃の日本は関東でも35度越えの猛暑でしたね。)

ヨコになるコルィマーナさんのおなかはぼっこり@
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このポーズも可愛い@
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ホッキョクグマ展示場はきっと動物園の中で一番新しい施設で、見やすかったし写真を撮りやすかったですが、他の猛獣の檻は、がっつりとした旧態然としたものでした。
なので、シベリアオオヤマネコとかオオカミの写真はうまく撮れませんでした。
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檻越しですが、ヒグマの写真は撮ってみました。
おなか空いていたのかな。しぐさはとても可愛らしかったです。
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中央にある水鳥の池。日本の動物園にもありそうでいて、たぶんない景色。
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すごい毛が長いヤギさん。はじめ後ろ姿を見たとき、ポニーかと思いました。
ヤクーツクの寒い冬を越すのに必要なんだろうと思います。
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この季節でももこもこのヒツジたち。
ヤクーツクのヒツジ(がいるかよく分かりませんが)ではないと思います。
日本の動物園では(たぶん牧場などでも)、暑い夏にそなえて、たいてい5月頃にヒツジの毛刈りをしてしまいます。
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盆地にあたるヤクーツクは夏は35度越えもあり、冬はマイナス50度にもなるという1年の寒暖差はすごいのですが、暑い時期は7月だけです。
それに、35度越えになるような日はそう多くないですし、日照時間が20時間近くある中で、気温が高い時間帯はそう長くなく、朝晩は涼しかったです。

サハ共和国ではメジャーな動物であるトナカイたち。
真ん中の子は子供かな。
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トナカイは日本の動物園でも見られますが、私は赤ちゃんや子供を見るチャンスに恵まれていませんでした。

フタコブラクダは、サハ共和国ではなく、出身はモンゴルとかでしょう。
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シカの仲間では一番大型なワピチ。
これも日本の動物園で全く見ないわけでもないですが、ちょっと面白いポーズをしているところが撮れました。
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こちらはおなじみ、ニホンジカ。
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とても大柄だけど、顔を見ると可愛かったヤク。
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なかなかこっちを向いてくれなかったので、全体の写真は顔が写っていなくて、あしからず。

動物園内にちょこっとだけあった遊戯場に隣接した囲いに、ヤギの赤ちゃんたちがいました!
どこ産のヤギか分からなかったけれど、やっぱり赤ちゃんは可愛いです!
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それから昼過ぎから出てきたらしいモルモットたちの中には、赤ちゃんがいました!
日本の動物園では、ふれあいコーナーなどでモルモットはよく見ることができますが、モルモットの赤ちゃんを見る機会はあんまりないです。すぐに大きくなりますしね。
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ほかに、ここで紹介していない動物もいましたし、は虫類・両生類がいた部屋は、ざっと見学しましたが、写真は撮りませんでした。
は虫類・両生類は、子供、特に男の子が大好きですよね。

ヤクーツク動物園は、ヤクーツク市とポクロフスク市を結ぶ国道沿いにあり、位置的にはずっとポクロフスク寄りでした。
そしてその隣の敷地には、夏至祭りの会場があったのです。
バスを利用したとき、ヤクーツク動物園で降りる目印として、これが見えて来たら、次がそうだよ、と現地ガイドさんがインスタグラムあたりの写真を見せてくれました。
それが、ポクロフスク市の夏至祭りの会場でした。
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これを見せてもらったとき、できれば近くまでこれを見に行って、写真を撮りたいとひそかに思ったものです。
隣のバス停とはいえ、歩いて15分かかりましたが、ヤクーツク市に戻り午後2本目のバスより1時間早く動物園散策を切り上げていたので、その足で見に行くことができました。

さきほどのものをズームしたところ。
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会場の中のゲートらしきものがあった一角。
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夏至祭りは、サハ共和国では最もポピュラーで最も盛大な祭りだと思います。
ガイドさんからはヤクーツク市の方の夏至祭りの話を聞いたのですが、夏至にかかる週末2日間にかけて行われ、祈りや歌や踊りもするし、それらのコンクールや、腕自慢や競技なども行われて、盛りだくさんみたいです。
たいていのサハ人は、会場のそばにテントを張って泊まって、2日間めいいっぱい楽しむそうです。
でも、あの不思議な渦は、ポクロフスクの夏至祭り会場特有のものみたいです。

動物園レポートおわり。

次の記事は、詳細旅程(実際の行動や観光したところの一覧)を話題にしようと思います。

2016年ロシア黄金の環めぐりの旅の最後にモスクワ動物園再訪!

今回の記事は、簡易旅程とホテルの話の記事にするつもりでしたが、先にモスクワ動物園再訪の話題にします!

今回、モスクワで観光できるのは、到着日に数時間、ウラジーミルから17時半にモスクワに戻ってきた日に数時間、そして最終日である出国日の午後1時くらいまでの半日の予定でした。
なので、どこに行くか決めていなかったけれど、モスクワ動物園は無理そうだと思っていました。
なにしろ、モスクワ動物園は広いですし、ホッキョクグマの親子にはまた会いたいと思ったけれど、レッサーパンダちゃんは手強くて、なかなか顔を見せてくれませんでしたから、時間をかけなくては満足できないと思ったのです。
最終日の半日観光は、おみげの買い物をしながら、どこかあまり時間のかからないところを観光しようとぼんやり考えていました。

でも、ウラジーミルからモスクワに戻る列車の中で、モスクワでの残り少ない時間をどうしたら有効に充実して過ごせるか考えたとき。
戻ってきたその日中に、21時くらいまでは営業しているアルバート街のおみやげ屋で買い物をすませてしまえば、翌日に半日空くので、モスクワ動物園に行ってもいいのではないか、と思いました。
モスクワ動物園は、去年2015年約6時間+約5時間と2度に分けてたっぷり訪れているので、広くても勝手が分かっており、タイムリミットのある出国日に行くのに、かえってちょうどよいではないかと思ったのです。
手強いレッサーパンダちゃんがなかなか顔を見せなくても、ホッキョクグマたちにははきっと会えると思いますが、万が一会えなくても。
実をいうと6月第一週目を最後に海外旅行準備もあって動物園にしばらく行っていなかったので、少々、動物園に飢えていたところもありました。
それに、旅の途中で尾てい骨を痛めてしまったので、この時点ではひびが入っているとは思わなかったけれど、治るまで2〜3週間かかってもおかしくないらしいとネットで調べ、帰宅後はしばらく、週末の撮影散策は自粛しなければならなさそうだと思ったので、なおさら、モスクワ動物園に行っておきたくなりました。

それに、海外の動物園の入園料は日本の動物園に比べるとやや高いですが、平日値段で400ルーブル、去年2015年7月の時点では1ルーブル=約3円で換算していたので約1,200円でしたが、今回の2016年7月は円高で1ルーブル=約2円で換算できたので、約800円と割安になりました。
このことも、半日しか訪れられなくてもったいないという気持ちを軽減してくれました。

そして開園前は行列ができていた動物園も、5分ずらしたらあっという間に空いて、すぐに中に入れました。
真っ先にトロピカル・キャッツ舎にいるレッサーパンダに会いに行ってみたら……!

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やっぱり、レッサーパンダは朝一番に会いに行くべきなのですね!

去年も会った真っ白白ちゃんは、水を飲みに手前に来てくれました。
そしてしばらくこちらに顔を向けて笹を食べていました。
やがて小屋の奥の見えないところに引っ込んでしまったのですが、そのとき見学者の一人が教えてくれました、外にはボーイがいる、と。
モスクワ動物園にレッサーパンダの男の子もいるとは知りませんでした!
ついでに、真っ白白ちゃんは女の子であることも教えてもらいました。

外展示の男の子はとてもフォトジェニックでした@
よく動き、よく食べて、よく目線をくれました。

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おそらく去年は暑かったから、暑さに弱いレッサーパンダの外展示は中止していたに違いありません。
今年は去年に涼しかったのが幸いしました。

レッサーパンダは英語で赤いパンダ、すなわちRed Panda。
ロシア語でも同じ発想の命名で、クラースナヤ・パンダといいます。
赤いという意味のクラースナヤは、美しいという意味もあります。
みんなが、クラースナヤ・パンダ、クラースナヤ・パンダ、と呼ぶたびに、美しい、美しいと言っているようで、レッサーパンダ・ファンとして、なんだか余計嬉しくなりました。

2番目に会いたかったホッキョクグマも、去年会えなかったもう一組のペアに会えました!
ホッキョクグマ・ファンさんのブログでその存在は知っていたのですが、ウランゲリくんとムルマさんだと思います。

おそらく、ねそべっていた方がウランゲリくん。

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やや落ち着き泣く、バックヤードへの扉の前を行ったり来たりしていたのが、きっとムルマさん。

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そして、去年も会えたシモーナ母さんと双子ちゃん!
子グマは2才になるので、そろそろ他の動物園に移動していてもおかしくはなかったのですが、双子ちゃんとも、まだシモーナ母さんと一緒に暮らしていました!

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双子ちゃんの片割れとシモーナ母さんは水の中に入っていたので、大きさの違いが分かりませんでしたが、なにしろシモーナ母さんもとっても遊び好き!
三頭で一つのおもちゃを取り合ったり、水中でとっくみ合いをしたり、とーっても可愛かったです@

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シロクマって、おけつがキュート!

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たぶん、お母さんにくっついていたのが男の子。
そして、どちらかというと一人遊びを楽しんでいたのは、女の子ではないかと思います。

というわけで、今回はレッサーパンダやホッキョクグマに会うのに待ち時間はほとんどなかったので、半日で約3時間の訪問で、他の動物たちもいろいろ見て回ることができました。

一番の収穫は、去年会いたかったけれど、姿が見えなかったホッキョクギツネちゃん。
ぐっすり寝ていましたが、その可愛い姿が見られました。

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お父さん似の真っ黒な子ヒツジたちが、似ていない白いお母さんにお乳をもらってところも見られました

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子ゾウちゃんは去年も見ることができましたが、今回は牙が生えたお父さん、あるいはお兄ちゃんも一緒にいたので、去年も会えた子ゾウちゃんがまだ小さいことがよくわかりました。

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今回、ゾウ・サロンという、ゾウ展示場の裏手にあった屋内に入ってみました。
そこはゾウについて学べる展示もありましたが、こんな可愛いゾウの仲間もいました。

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ケープハイラックスです@
大きさはウサギよりも小さいくらいですが、実はゾウの仲間なのです。

また、レッサーパンダはネコ科の猛獣のそばにいたので、こういった猛獣さんたちにも会えました。

真っ黒なクロヒョウ
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ねそべっていたホワイトタイガー
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昼寝していたけど、飼育員が来たので、顔を起こしたピューマ
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毛づくろいしていたチーター
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ぐっすり寝ていたシベリアオオヤマネコ
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掃除する飼育員さんを見守っていたドール
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残念なことに、時間が足らなかったので、工事が終わったアフリカエリアまで回れませんでした。
モンキーエリアもほとんど回れませんでした。
でも、モスクワ動物園らしい、スターリン様式の建物と動物一緒の写真も撮れました。

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いやはやもう、動物園にいると、自分がどこにいるか、忘れてしまいそうになります。

今回の黄金の環めぐりは、成功でした、とても堪能できました。
それに加えて、ラストにモスクワ動物園が堪能できたことで、さらに大成功といえます。
まあ、尾てい骨のひびというケガは別として(苦笑)。

次こそは、簡易旅程とホテルの比較感想記事にしたいと思います。
14日間で8か所ものホテルライフも堪能してきました!

楽しかったモスクワ動物園訪問~旧態然としてた動物舎が多かったけれど、大変ラブリーな動物園で、思いがけずレッサーパンダに会えた@

結果良ければ全てオーライ!
いると思わなかったレッサーパンダが思いがけずいたので、満足度100割増しです!

モスクワ動物園は、2年前の2013年のロシア旅行のときも、行こうか行くまいか迷いました。
でも、ネットで調べたクチコミでは、子連れにはいいけれど、もうだいぶ古くなっていて、旧態然とした檻で、動物の写真は撮りにくいことが予想されました。
公式サイトの園内図を見ても、主だった動物はシルエットで示されていましたが、その中にレッサーパンダはいませんでした。
なので、2年前は他に行きたいところがあって時間が足りなかったこともあり、行くのをやめましたが、それで、心の奥底でずっと気になっていました。
なので、今回のモスクワ再訪ではモスクワ・ミッションの筆頭に入れました。

今回の旅行は、行く前に事前に観光ポイントの下調べはあまりしなかったのですが、動物園はネットでいろいろググッてみました。
もしかしたらレッサーパンダがいるのではないか、と。
残念ながらその確信は持てなかったのですが、代わりに、去年2014年11月に双子のホッキョクグマが生まれたことを知りました。
最近の私はホッキョクグマもかなりお気に入り。しかも、子グマ!!
なので、レッサーパンダがいなくても、モスクワ動物園訪問が楽しみになりました。
公式サイトやクチコミで、現在、モスクワ動物園はサバンナエリアが改修工事中で、サバンナの動物たちが見られないのですが、ホッキョクグマはその改修エリアの外にあることは確認できました。

結果として、今回の旅行でモスクワ動物園を訪れたのは、7月9日の木曜日の午後1時すぎから閉園の20時までと、7月10日の金曜日の開園間もない10時15分からから15時すぎまで。
合計12時間近く@

モスクワっ子に人気の行楽地なので、週末は混むとのことでしたから、平日をねらったのですが、すでに夏休みに入っていたのか、平日でもけっこうな人出でした。
というか、たぶん、1日目は、動物園入りした午後はじめというのは、1番人出が多い時間帯なのだろうと思います。
夕方になったら、バックヤードに収容される動物がいなくなったこともあってだいぶ空きましたし、翌日も昼前はまだ空いてました。

それに、モスクワの巨大さに慣れたあとだったのでぴんと来なかったのですが、いまにして思え鵜ば、かなりゆったりと空間があったと思いますし、ホッキョクグマ以外の動物は、展示室前が混雑してみられなかったら、それはそれでいいや、とこだわっていなかったせいか、逆にわりと見たいものは見たいようにちゃんと見られたかんじ。
なんというか、動物舎の前の見学者の回転は意外に速かったですし、狭くて混雑していると思えた展示室前も、ちょっと足を留めていれば、すぐにガラスや檻の前に行けたのです。

ただ、モスクワの動物園は1864年に開業したとても古い歴史ある動物園です(日本の最古の動物園である上野動物園の開業は1882年)。
クチコミで覚悟していたように、旧態然とした檻も多かったです。

代わりに、古めかしいところが、全体的にラブリーな動物園でした。
緑が多く、花壇がきれいに整備されて、売店や自販機は散在し、似顔絵描きがいたりしたし、きれいなトイレもあちこちにあったので、公園としても散策しがいがありました。
街中の公衆トイレは有料でもとても我慢できるしろものではありませんでしたから(1度は我慢しました……)、たいていミュージーアムやレストランですませるようにしましたが、動物園にいる間は不自由しないですみました。

ただ、入園料が400ルーブル(2015年7月現在1ルーブル=約3円で換算)と、あまりお安くないので、年間パスでも持っていない限り、公園としてほいほい入園できるものではないのが残念。
入園料がそんなに高くなければ、3回通ったかもしれないです。

水鳥たちのための小屋がラブリーな水鳥の池
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売店は多く
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似顔絵屋さんまでいる
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動物舎もラブリーで、木造教会のような厩舎もあったり@
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それに、ホッキョクグマの展示場はアクリルガラスになっていて、見やすかったです。
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アクリルガラスのせいで少々フィルターがかかったような写真にはなりましたが、画像ソフトでちょっと処理すればクリア@
ホッキョクグマの展示場は広かったので、一時的に人が集まっても、すぐに空きができました。
そんなわけで、1日目と2日目に1時間ずつ、親子の様子を見ていられました。
もっとも2日目は、バックヤードに引っ込んでしまって見られない時間帯があったので、正味30分くらいかな。

子グマはだいぶ大きくなっていましたが、ちょうどやんちゃ盛りでした。
双子だと遊び相手もいて、性格の違いもけっこうはっきりしていました。
やんちゃな子とおとなしめな子、あるいは甘えん坊さんとそれほどママっ子でない子。

1日目に見に行ったときは、お母さんグマと子グマはほとんど別行動でした。
子グマは人工雪の雪山やプールで1人遊びをしたり、けんかしたりすることが多かったです。

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双子の母シモーナ
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2日目に見に行ったときは、ちょうど昼時で、5分くらいですぐにバックヤードに引っ込んでしまい、しばらく姿は見られませんでした。
だけど、ちょっと他をよそ見したりしながら待っていたら、30分後くらいに出てきて、親子は一緒に過ごしていました。
眠くて甘えていたかんじでした。
やがて子グマたちはお母さんの後ろで眠り、お母さんグマも眠りに入りました。

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ちなみに、行く直前に、ホッキョクグマについてすごく詳しいブログを見つけたので、展示場にはホッキョクグマの名前は特に公開されていませんでしたが、お母さんグマの名前がシモーナだと分かりました。
ついでに、展示されていなかったけれど、双子のお父さんのウランゲリ、他に最近つれあいを亡くしたムルマというメスもいることも知りました。

夏季は20時まで開園していましたが、ホッキョクグマをはじめ、ゾウやキリンのような、夜はバックヤードに収容される動物たちは、17時前にはみんないなくなってしまいました。
あとは鳥しかいないのかな~と思ったのですが、バッファローとかアライグマとかドールとかマヌルネコとか、閉園間際まで見られる動物たちはわりといました。
とりわけ、ナマケグマが可愛かったです。
特にバックヤードに戻らず、1日半屋外の展示場にいるようですが、夕方、ちょっとだけ起きてきたその姿は、とっても可愛らしかったです。

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ニホンザルはけっこう人気で、
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オランウータンの子供もいて、
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一方で、腕が片方しかないゴリラの子供もいました。
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どうして片腕をなくしたかわかりません。
はじめは見ていられないと思いましたが、元気そうでした。けなげに生きているようでした。

そして、最後にトロピカル・キャッツ舎に寄ったとき。
ジャガーとかヤマネコとか、そういうのがいるのかなーと思って、ほんとはスルーしようと思ったのですが、動物がいようといまいと一通り回ることにしていたので入ってみたら、なんとなんと、そこにいたのです、レッサーパンダが!

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顔が真っ白な、ネパール(ニシ)レッサーパンダです。
ヨーロッパの動物園はニシレッサーパンダの方が多いです。
ちなみに日本の動物園にいるレッサーパンダは、熱川バナナワニ園を除いてすべてシセン(四川)レッサーパンダの方です。
アメリカやカナダも日本の動物園から移動した子が多いので、シセンレッサーパンダが圧倒的に多いようです。

レッサーパンダはけっしてトロピカルな動物ではなく、中国からネパールにかけての高山の寒冷地に生息する動物です。トロピカルとは真逆。
それなのに、このような中南米の遺跡があるような展示室にいて、びっくりです。

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これでは、レッサーパンダの生息地を誤解させてしまうでしょうね。
ただ、小屋やアクロバットの材木はかなり新しかったので、以前は違う、トロピカルなネコ科動物がいて、レッサーパンダは比較的新しい住人なのだろうと思います。

しかし、レッサーの真っ白白ちゃんにはほんの数秒しか会えなかったので、モスクワ動物園はほんとは1日で十分と思っていましたが、翌日の金曜日も再訪することにしました。
予定をぎちぎちに入れていなかったおかげです。

ただし、翌日、レッサーパンダにすぐに会えたわけではありませんでした。
10時開園で、10時15分に到着したのですが、レッサーパンダはたいてい昼間は寝ているか、隠れてじっとしているので、10時ではすでに、お休みタイムに入ってる子が多かったことを失念していました。
むしろ、夕方の方が、活動している可能性が高かったでしょう。
なので、ずっとずっと、しっぽとおしりしか見えませんでした……。
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その間に、もう1度ホッキョクグマを見に行ったり、木曜日には会いに行ったときにはすでにバックヤードにいて会えなかった子たちに会えました。

檻の上から首を出したキリン
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ゾウたちは2頭ともまだ子供でした。
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クジャクもきれいな羽根を披露してくれました。
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ホワイトタイガーもわらっているような顔だだったし@
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とりわけ、ピューマがとてもしぐさが可愛らしくて愛らしかったです。
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これは、アゴがかゆかったのか、岩にすりすりしていたところです。

でも、レッサーパンダの方は、いくら待っても起きてくる様子がなかったので、あきらめて動物園を出ようと思いました。
ただし、出ようと思ったとき、にわか雨が降ったので、もうちょっと休んで、次の目的地に行くために地下鉄の路線図を頭に入れたり、夕食レストランを物色しようと、レッサーパンダ展示舎前のベンチにもどったところ───。

14時25分、前触れなしに飼育員さんがレッサーパンダ展示室に現れて、おやつを持ってきました!
レッサーパンダも、むっくり姿を現し、ガラスの前の小屋のところでおやつを食べ始めました!
ほんとに、間一髪、というより、間五分のタイミングでした!

やっと見られたレッサーパンダ
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おやつを食べていたところ
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レッサーパンダちゃんは、おやつを食べ終わったら、すぐにまたもとの位置に引っ込んで、おしりとしっぽしか見えなくなってしまいました。
その直後にやって来た人たちなど「レッサーパンダいないね」と通り過ぎていて、さっきまで目の前にレッサーパンダがいたのは、もう夢の出来事のようでした。

この真っ白白ちゃんが、夕方は活動してくれたかどうかは分かりません。
この日も、先に予定していたミュージーアムに行き、夕方に動物園に来ればよかったかもしれません。
でも、レッサーパンタ舎の前で1時間くらい待っていて、見られたのがたった10分でも、ほんとうに幸運でした。
見られたのと見られなかったのとでは、天と地の差があります。
いやはや、私の執念勝ちでしょうか。
待ち時間が長く、見られたのが短時間だけあって、ほんとにほんとに貴重な10分でした。

シロクマ親子もたっぷり見て、念願のレッサーパンダも見られたので、しばらくその興奮の余韻に浸ったあと、動物園を出ました。

<タイムメモ>
【2015年7月9日(木)】
13:15 動物園に入園
13:15-13:45 いろんな動物園を見ながら新エリアへ
13:45-14:50 ホッキョクグマ
14:50-15:35 休憩
15:35-16:45 新エリアのその他の動物
16:45-17:00 休憩(すでにホッキョクグマはバックヤードへ)
17:00-18:30 旧エリアのその他の動物
18:30-19:10 休憩
19:10-20:00 旧エリアのその他の動物(レッサーパンダ発見!)
20:00 動物園を出る
計6時間45分(うち休憩1時間40分)

【2015年7月10日(金)】
10:15 動物園に入園
10:20-11:40 旧エリアのその他の動物(レッサーパンダはお休み中)
11:40-12:10 レッサーパンダ展示室の前で休憩
12:10-12:30 新エリアへ向かう
12:30-13:30 ホッキョクグマ(30分くらい見られなかった時間帯あり)
13:30-13:40 旧エリアへ戻る
13:40-14:25 レッサーパンダ展示室の前で休憩
(14:20頃にわか雨)
14:25-14:35 レッサーパンダのおやつタイム(やっと見られた至福の10分@)
14:35-15:00 レッサーパンダ展示室の前で休憩
15:10 動物園を出る
計4時間55分(うち休憩1時間40分)

動物園初めて訪れた海外の動物園~東西ベルリンとライプツィヒの動物園の感想と動物写真集@

2012年1月2日に急に決心して一眼レフデビューして以来、シャッター反応の良さから動物写真が撮りやすくなり、動物園撮影散策、とりわけレッサーパンダに夢中になりました。
そして海外の動物園にも興味がわくようになりました。
今年2014年の海外旅行は、当初の予定通りにロシアを再訪していたら動物園に行かなかったと思いますが、行き先のドイツで、ちょうど旅程に入れたベルリンとライプツィヒの動物園にレッサーパンダがいることが分かったので、3か所の動物園を訪問することを予定に入れました。
詳しくは立案編の記事「私は何しにドイツへ行くんでしょう~?」にて。

そして、「ドイツからただいま~全体の感想ア・ラ・カルテ(一部改訂)」で触れましたが、西ベルリンの動物園Tiergartenと東ベルリンの動物園Tierparkとライプツィヒの動物園でそれぞれ3時間15分、5時間+3時間半、そして4時間と、計15時間45分過ごしました。
いずれの動物園も夏季は開園時間が19時まででしたので、昼ごろまで市内観光をして、午後出かけました。
実は閉園時間を少し過ぎて動物園を出た日もあるので、合計16時間はあったです@
そしてすっかり気に入って、もっと行きたかったくらいです。
なにしろ、これらの動物園は日本のたいていの動物園と比べると面積はけた違いに広いです。
種類は日本の動物園の方が多いこともあるのですが、逆に各動物の個体数は多い傾向にあるようでした。
だからこれだけの時間をかけても、予想してはいましたが、動物園のほんの一部しか回れなかったのです。
まあ、いい動物写真を撮りたいとねばると、いくら時間があっても足らないので、ペース配分をきちんとすれば、絶対回りきれないこともないでしょうが、相当なハイキングになるのは確かです。

というわけで、初めて訪れた海外の動物園の感想です。
動物園によると思いますが、少なくとも今回訪れた3園は、屋外放飼場がとても広々としていました。
飛ばない動物は柵で遮るのでなく、水が流れている堀を柵代わりにしていることが多かったです。
なので動物との距離があるので、18─270mmの広角ズームレンズだと遠く感じましたが、代わりに柵とか人工物が入らない写真が撮りやすかったです。
こういう屋外放飼場が広々とした動物園に慣れていると、日本の中規模の動物園は、動物たちの居場所がびっくりするほど窮屈に思えるだろうなぁ、と思いました。
まあ、全般的に日本の方が動物園に限らず人口過密で狭苦しいのは仕方がありません。

そして小型の肉食動物には、どうも生餌というか、餌をそのまんまの姿で与えていることが多いようです。
コツメカワウソがねずみを食べていたのは、たまたままぎれこんだ不幸なねずみかと思ったのですが、白オオカミはまるごとの鶏か何か白っぽいきれいな羽の鳥をむしゃむしゃ食べていましたし、可愛いパラワン・レオパード・ネコちゃんのケージには、ハムスターがいくつも死んで転がっていて、「うっ」となりました。
餌の動物がそのまんまの姿の方が自然な姿なんでしょうけど、日本人にといっては視覚的に強烈すぎるので、日本の動物園ではやらないでしょうね。
ヨーロッパの方が肉食系ですから。マーケットの肉屋で豚の頭とか、鳥の原型が分かるものが売られていたりすることがあるので。
さすがにライオンの餌はさばいた肉が与えられているようでした。
おそらく一日の食糧の調整のためもあると思います。

ただ、動物園を見学する人間の側でいうと、日本の動物園に慣れた日本人の私には、若干、不便な点がありました。
まず、ユーロ高の影響もありますが、入園料が高めです。
ベルリンの動物園ではベルリン・ウェルカムカードの25パーセント割引を利用しましたが、10ユーロ前後しました。
ライプツィヒではウェルカムカードを買わずに一般入園料を払ったので、18.50ユーロでした。
2014年7月現在、1ユーロ=140円で計算していたので、2,590円です。
閉園90分前からのイブニング・チケットはあったのですが、それでも12ユーロで円換算すると1,680円です。
東ベルリンの動物園同様、ライプツィヒの動物園も2日通いたいくらいですが、それをやめたのは、ジャーマンレイルパスを買ったため、もとをとるには他都市へ日帰り旅行に出かけないとならなかったことと、この入園料の高さのせいでした。

ほかに、広さに反してトイレと飲み物を売っているところが少ないことは考慮しておいた方がいいですね。
日本は街中でも動物園内でも飲み物の自販機が豊富にあるので不自由しませんが、夏のヨーロッパとはどちらかというとアイスクリーム・スタンドばかり増える気がします。

園内放送がほとんどないのは、バスや鉄道や地下鉄などの放送の少なさと同じでしょう。
日本ほど至れり尽くせり子供にするみたいにしつこくアナウンスしないのは、動物園も同じでした。
代わりに、閉園時間のお知らせもなく、動物園のスタッフは、来園者を全員帰してから帰宅するのではなく、時間になったら、収容すべき動物は屋内に収容して夕食を与えて、来園者に構わず帰宅してしまうようです。
これには驚き!

でも、出口はいつでも出られるけれど再入場できない仕組みになっていて、お帰りは自分の責任で、ということになっていました。
なので、夜間に屋内に戻る動物は別ですが、外にいるままだったり、屋外に眠れる小屋があったり、行き来自由になっている動物は、閉園後もその気になれば日没まで見ていることも可能でした。
いや~、実はそんなわけで、東ベルリンの動物園では、19時の閉園時間までレッサーパンダのところにいました。
レッサーパンダ舎から出口まで10分くらいかかったので、動物園を出たときは閉園時間をとっくにオーバーしていました(苦笑)。

というわけで、ここからは、たっぷり楽しんだドイツの3か所の動物園のそれぞれの感想とハイライト写真です。

西ベルリンの動物園Tiergartenは、ベルリンのド真ん中にあります。
10数年前までベルリンの国鉄駅の中心は中央駅ではなく、動物園駅が、国際列車や都市間急行インターシティの発着やターミナル駅だったくらいです。
その歴史の古さと立地から、日本でいうなら上野動物園を連想しました。
でも、動物園の面積は、上野動物園は1ヘクタール。それに対して、西ドイツの動物園は35ヘクタール。
動物の種類はWikipedia情報で上野動物園は、2008年3月時点で508種、頭数は3,264頭だそうですが、Tiergartenは2013年12月現在1,504種、頭数は20,365頭です。
面積比が35倍もあるのに対して種類は3倍で、個体数は6倍。
Tiergartenは水族館も含まれているし、バードケージがたくさんあって広々としていたので、今回、鳥は割愛したら、3時間で8割方は回れた気がします。
レッサーパンダがいないので比較的くまなく回れた方でしょう。
そして評判通り、動物舎は動物の生息地の建物っぽくしていて、なかなか見応えありました。

ただ、レッサーパンダがいない代わりにジャイアントパンダに会えるのを楽しみにしていたのですが、プリントアウトしておいた英語のWikipediaを往路のフライト中できちんと読んだら、なんとジャイアントパンダのペアは、Yan Yanちゃんは2007年に、そしてBao Baoくんは去年の2012年8月に亡くなっていました。涙。
中国から新たにパンダをもらうか借り受けない限りパンダはいないだろうと覚悟していましたが、パンダ舎はからっぽで、Bao Baoくんが死んでしまったお知らせの紙が貼られていました。残念。

でも、他に魅力のある動物たちにたくさん会えました。
日本の動物園でめったに会えない個体もいました。
以下は、西ベルリンの動物園で撮ってきた写真のごく一部です。

西ベルリンの動物園のゾウ門
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はじめに訪れたネコ科の動物舎では、ライオンたちは檻の中にいて、こういう檻がくっきり映る写真しか撮れなかったですが。
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日本の動物園で見たことがなく、私にとって初めてなSandkatze。英語ではSand Dune Catとあったので、訳すと砂漠猫。
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可愛いけれど屋内は薄暗くて、まともな写真を撮るのに苦労しました。

この可愛い生き物はなんでしょうか~。
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ドイツ語ではZwermanguste。英語ではDwarf-Mongoose。つまりマングースの一種なのです。
こんなに小柄で可愛いマングースを見たのは初めて!!
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白オオカミ。なんと子供が2頭いました!
大人も子供も含めて全部で10頭近くいたと思います。
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子オオカミはまるきりワンちゃん@
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ホッキョクグマ。岩で背中をかいていました。
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数年前にツインの子供が生まれたと思うのですが、たぶんもう大きくなっていたと思います。

海藻を背中にのせたままのおちゃめさん@
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子ゾウちゃん!!
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みんな砂をかぶっている最中でした。

西ベルリンのアジアゾウの子ゾウちゃん@
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次に東ベルリンの動物園Tierpark。
ここの面積は160ヘクタールもあります!
ただ、Wikipedia情報ですが、Tierparkの動物の種類は2013年12月現在846種で、頭数は7,250頭。比較対象として上野動物園は、2008年3月時点で508種、頭数は3,264頭。
上野動物園に比べて面積比が160倍なのですが、種類や頭数は西ベルリンの動物園よりも少ない分、さらにたっぷりの土地を使って動物たちがゆったりと放飼されていました。
そして一番目当てのレッサーパンダはもちろん、他にも動物の赤ちゃんや子供がたくさんいました!
ゾウの子供がとても可愛かったです。
アジアゾウとアフリカゾウがいて、個体数も多かったので、屋内でも屋外でもゾウ仲間のふれあいが実に面白かったです。
というわけで、良い写真を撮ろうとねばったり、赤ちゃん、かわいい!と酔いしれていたりしたので、2日通って合計8時間半以上いたわりには、5分の1もまわれなかったと思います。
だけど、赤ちゃんや子供だけでなく、日本の動物園でめったに見られない個体に会えたのは、東ベルリンの動物園も同じでした。

赤ちゃんや子どもに遭遇できた率は、2日目の方が高かったです。
1日で飽き足らず、もう一回出かけたのは、子ゾウたちが屋外放飼場にいるのを見たかったからです。
動物園の閉園時間は19時でも、ゾウたちは17時には屋内に入ってきてしまったのです。
というわけで、2日分の東ベルリンの動物園のハイライト写真を続けてアップします。

地下鉄Tierpark駅の真ん前にあった東ベルリンの動物園Tierpark。
アレキサンダー広場駅から地下鉄で20分くらいでした。付近は住宅街で、バスもあるようです。
なのでアクセスはよいです。
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広々としたここには。
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白黒模様のヤギたちが。赤ちゃんもしました。
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そして一番目当てのレッサーパンダ放飼場は、木が豊かに茂っていました。
レッサーパンダを見づらいけれど、木陰は涼しいヨーロッパなので、もともと高山の寒いところに住むレッサーパンダにとっては過ごしやすい環境でしょう。
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でもエサの笹は来園者に見やすいところにおいてあったので、2頭いたうちの食いしん坊ちゃんの方は、撮影チャンスがけっこうありました。
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日本には熱川ワニバナナ園にしかいないニシレッサーパンダちゃんの可愛い笑顔@
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レッサーパンダが2頭ともお昼寝に入ったので他の動物たちを見に行きましたが、とりわけだだっぴろかったのがラクダの屋外放飼場。
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ラクダも何頭もいましたが、中に子供がいました@
ラクダの子供を見るのも初めてです。
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放し飼いエリアのアカエリマキキツネザル。
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このアカエリマキキツネザルは人間に好奇心たっぷり!?
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アカエリマキキツネザルと、白黒のエリマキキツネザルが同居していました。
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ちゅっちゅしていた2頭のエリマキキツネザル@
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まるで漫画みたいなこの子型猿は、皇帝タマリン。
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今年2014年4月に生まれた皇帝タマリンの赤ちゃん!!
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17時になったら屋内に入ってきてしまったゾウたち。
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この子たちはアジアゾウの子供たちです。
3頭仲良く同じ敷居の中。
でもどうしても横棒で子ゾウたちの顔が隠れてしまいます。痛恨!

自分のところにもご飯があるのに、隣のご飯を横取りする一番大きなアジアゾウ。
大人げないぞぅ~。
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アジアゾウの親子。
実は2012年生まれの子ゾウが2頭いたんです。
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アフリカゾウの子供。もう牙が生えていますが、一回り小柄でした。
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隣の大人のアフリカゾウが子ゾウにちょっかいを出してるところ。
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レッサーパンダは夕方になると活動的になるので閉園1時間前にもう一度行ってみました。
もう1頭のレッサーパンダの写真がなんとか撮れました。
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昼間も写真が撮れたこの子はフォトジェニック!
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お昼寝のあと、夕寝の前に小腹がすいたようです。

自分のところの笹を食べ終わってしまったけど、ペアの子の笹がまだ残っているのをみつけて、いそいそと食べにきたところ@
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そして屋外にいる子ゾウがどうしても見たくてもう一度訪れた2日目の東ベルリン動物園にて。
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広い園内なので、こういう園内車が走っていました。
停留所は、町の停留所と同じデザインです。

17時前にアフリカゾウの屋外放飼場へ。
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2番目に小柄だったアフリカゾウ。
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堀を挟んでお隣にもアフリカゾウの放飼場があって、ゾウたちは屋内に入るのを待ち構えていました。
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一番小さな子ゾウは柵を潜り抜けていました。
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アジアゾウの放飼場に行く途中にあった、これまた広々としたキリンの屋外放飼場。
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キリンも子供がたくさん!
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広々としたアジアゾウの屋外放飼場。
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去年2012年生まれのおチビちゃんたち@
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ツインかと思ったのですが、誕生日が違うので、違う親から生まれた子供たちだろうと思います。
可愛い~!!

一方のおチビちゃんは、ママと鼻をからませてコミュニケーション!!
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屋内でもゾウたちの楽しい(!?)コミュニケーションが見られましたが、やはり外のゾウたちの方が断然いろんな姿を見せてくれました。
動きはゆっくりでしたので、晴れた屋外ということもあって、写真も撮りやすくてホクホク!!

ちびっ子ゾウのツーショット。
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奥の子ゾウちゃんは、頭のふわふわな毛がチャームポイント@
子ゾウちゃんたちの名前は掲示されていました。
BogorくんとPanthaちゃんです。

ちびっこ子ゾウと大人たち。
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お姉さんかお兄さんゾウと一緒。
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一番小さな子ゾウにべったりなついていたお姉さんかお兄さんゾウ@
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ハートマンヤマシマウマの母子!!
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今年2014年6月、つまりつい先月生まれたばかりの子のようです。

お乳をのむ子供。
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広い放飼場と屋内の檻に、トラもぞろぞろ。
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凛々しい虎たち。
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ライオンの放飼場も檻ではなく広々とした堀が檻代わり。
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このライオンはオス一頭に対して……。
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2頭いたメスのうちの1頭のシャッターチャーンス!
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ピントロングの親子!
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ピントログは関西の動物園にはちらほらいますが、関東ではなかなか見かけません。
可愛いなぁ。
子供は今年2014年6月生まれ。

またまた可愛いネコちゃん!
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ドイツ語でパラワン・ベンガル・カッツェ。英語ではパラワン・ベンガル・キャットとなつていました。

そして子猫ちゃん!
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ガラス窓のそばに近づいてきてくれました。
この子は2014年1月生まれ。

奥でじーっと様子をうかがっていた子猫ちゃんたち。
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閉園前にもう一度レッサーパンダ舎に行ってみたら、フォトジェニックな子の方が昼寝から起きてきました!
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やっぱり小腹がすいたようです。
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最後に、ライプツィヒの動物園。
ここの面積は22.5ヘクタールと敷地面積は東西のベルリンよりは狭かったです。
でも、テーマパーク性が強く、たくさんの植林で視界を遮り、通路が迷路のように作られたりしていて、広くない土地を有効に、ぐるぐるとまわるようなコースができていました。
レッサーパンダ以外は、新しくできたゴンドワナランドを見学してきました。巨大なドームの中にできた動物の生息地に近づけたエリアで、迷路のようにぐるぐる回りながら、動物たちだけでなく、熱帯の植物も見られるし、動物の解説も詳しかったです(もちろんドイツ語オンリーでしたが)。
あいにくレッサーパンダは1頭しか出ていなかったし、曇天で明るくなかったので、写真は撮りにくくて、見ている途中で寝てしまいました。
幸か不幸かそのため、レッサーパンダ以外も回る時間ができました。
もともと公式サイトでチェックしてみて、ゴンドワナランドには興味がわいていました。
ライプツィヒにいたときはずっと、いまにも雨が降りそうな曇天で、時に雷雨に見舞われたのですが、この日の雷雨は、ちょうどゴンドワナランドの屋根の下にいるときに遭遇したので、やり過ごすことができました。
でも、結果として、5時間過ごして、回れたのは22.5ヘクタールのやっと5分の1程度だったと思います。

というわけでライプツィヒ動物園のハイライト写真です。
ライプツィヒ動物園は中央駅のすぐそばにあります。
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12番トラムで3つ目の駅のZoo駅で下車。
たぶん駅からも十分徒歩圏内だったと思います。

園内地図と、こんな風にまるで教会みたいな建物がふつうにあったライプツィヒの動物園。
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ただ、園内では数年計画で動物園をテーマパークとしてレベルアップさせる計画中らしく、工事中のエリアもありました。

茂みが豊かなレッサーパンダの屋外放飼場。
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横からだとレッサーパンダも見えやすかったです。
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歩くレッサーパンダ@
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飼育員さんが入ってきたときに近寄ってきたレッサーパンダ。
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なにかご飯をもらえるかと思ったのかもしれません。

ピントが甘い写真しか撮れませんでしたが笑顔全開!
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ライプツィヒの動物園ではレッサーパンダは1頭しか見当たりませんでしたが、売っていた動物園の雑誌には双子が生まれたとコメントに書かれた写真が掲載されていました。
とすると、この子は男の子で、女の子はバックヤードで子育て中だったのかもしれません。

この広そうなところでは、
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ナマケグマが行ったり来たり。
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ドイツ語では、Indischer Lippenbarとありました。
英語ではIndian Sloth Bear。Sloth Bearはナマケグマだとあとで調べました。

そして新しくできたゴンドワナランドに入ってみました。
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最初の注意書きに、湿度が80%の蒸し暑い世界だと書かれてありました。
確かに蒸し暑かったけれど、日本の夏の蒸し暑さを知っていれば、耐えられないほどではありませんでした。

始めは水槽と魚が続き。
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こんな洞窟が続き。
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首が長くて腹面の模様が面白いカメ@
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日本では見られないコモドオドラゴン@
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ほとんど動かなかったのでガラス越しでも写真は撮りやすかったです。

南アメリカエリアに入ると……。
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リスザルが放し飼いですぐそばを飛び跳ねていました。
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ゴンドワナランドではボート遊覧も楽しめます。
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フタユビナマケモノみーっけ!
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ゴンドワナランドは屋根付きの大きなドームの中にあったので、雷雨を避けることができました。
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ダイアナザルのお母さん。日本の動物園にもいたかもしれませんが、私はこの種類の猿は初めて見ました。
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すばしっこくて、なんとか撮れたダイアナザルの子供。
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てかてかに光っていたカバさん。
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2頭いて、どちらもずいぶん小柄だったので、コビトカバでしょうか。

コースの途中でこんなつり橋を渡ったりして。
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つり橋からの眺め。
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ツートンカラーのマレーバクもいて。
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マレーバク2頭がすれ違った瞬間@
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ぴやっ、ぴやっ、と鳴きながら寄ってきたコツメカワウソ。
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見学はガラス越しです。

何か浮かんでいるので、ズームしてみると……。
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ワニですね!
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熱帯の植生も豊富!
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コースはじめと終わりの方にはレストランやショップも充実。
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というわけで3つの動物園のハイライトなのですが、どれが一番気に入ったかというと、やはり動物の子供がたくさんいて、広々とした放飼場の中で見られた東ベルリンの動物園です。
ライプツィヒの動物園は面白かったけれど、テーマパーク的な構成から、動物の写真が撮りづらいところもありました。
西ベルリンの動物園ももっとゆっくりいたかったです。
でも、夕方からのウォーキングツアーに参加しようと思ったので、3時間ちょいで泣く泣く出てきました。
ところがそのウォーキングツアーは、夕方だと人が集まらないから開催しないことにしていただなんて!
そうと知っていたらもっとゆっくり動物園にいたのに!
というのが、いまでもけっこう悔しいです。

動物シリーズその15──シェーンブルンのカルガモ親子

このブログ、現在1番最近の旅行である2005年の夏のプラハとポーランド旅行から、シリーズにあてはまる写真を続編として続け、その後で今度は写真による旅行記を……と思っているのですが、のろのろしているうちに、あっという間に、2005年も終わりが近づいてきてしまいました。

街頭で「年賀状の印刷、承ります」といった掲示やチラシを見かけて初めて、「えっ! もうそんな時期!?」と驚かされる、ここ数年。
世界はインターネットやメールの普及をはじめとするハイテク化で、日々スピードアップしていますが、時の流れも同じくらい、どんどん早まる気がするのは……なんだか矛盾する気がしませんか?

ああ、いや、忙しいときほど時の流れは速く感じるものなので、矛盾していないのかな。
風邪もひいて、何日か寝込んでしましたし。

ま、言い訳めいた前置きは、このへんにしておきましょう@

タイトルの「シェーンブルン」とは……おわかりでしょうか。そうです、かの有名な、ウィーンにあるハプスブルグ家のシェーンブルン宮殿のことです。

女帝マリア・テレジアが好んだという、テレジアン・イエローに彩られたバロック宮殿ですね。
そのイエロー、実は、初めて見たときは、ずいぶん中途半端なイエローだなぁと思いましたっけ。私は女帝と好みが違ったようで。
当時の私は、透き通るような、まさしくレモンを連想するレモン・イエローが好きだったのですので。テレジアン・イエローは、ややオレンジがかったイエローです。

当時、というのは初めてウィーンに行ったとき1991年の秋のことですが、2003年のオーストリア旅行では、ウィーンは実に12年ぶりの再訪となりました。
(ちなみに、1991年にオーストリアで行ったのは、ウィーンだけです。)

前回は、シェーンブルンについては、参加した現地ツアーで宮殿の外観をちょこっと拝見しただけでした(シェーンブルンがトイレ休憩でした@)。
なので、今回は、自力で行き、少なくとも半日は時間を割いて、宮殿の中も庭園も含め、じっくり見学することにしました。

庭園自体は開館時間中であれば無料で入れますが、宮殿内部を見学するのにはチケットを買わなくてはなりません。
宮殿の見学コースには、インペリアル・ツアーとグランド・ツアーの二種類がありました。前者は宮殿の片翼だけ、後者は公開されいる部屋は両翼とも全部を見られるコースです。
ついでにそれらのチケットは、動物園と植物園を除く、庭園内のいくつかの有料ポイントの入場料も含まれていました。グロリエッタとか、迷宮とか、後述するクロンプリンツ公園です。

当然、私は、グランド・ツアーの方に参加し、公開されている部屋を全部見学してきました。

でも、今回は動物シリーズなので、宮殿見学や庭園散策の感想は、いずれ機会があったらご紹介することにしましょう@

ここでは、まさかカルガモの親子が宮殿の中にいたわけではないので、シェーンブルンとは庭園を含む全体を指しています。

カルガモは、シェーンブルンの中でも区切られていた小庭園の一つ、クロンプリンツ(皇太子)庭園にいました。

芝や植木の間をトコトコと散歩中でした。

近くに自然の池も人造の池や貯水池があるわけでもないのに、なぜここに?と思いましたが、ヒナたちが、親の後を一生懸命ついていく様が愛らしかったので、つい、追いかけて(でも、脅かさないように@)、写真を撮ってしまいました。

2003_WienShoenbrun_Ducks

ヒナの愛らしさがいまひとつわかりにくいので、ズームします。

2003_WienShoenbrun_Ducks_zoom

もう一枚撮りました。

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こちらは、親ドリは、すくっ、と首を伸ばした良い姿勢でなかなかよいアングルで撮れたと思うのですが、ヒナたちが固まってるので、ちょっとモコモコッとしていてわかりにくいですね。
でもズームすると、わかりやすいかな。

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可愛いな。うふふ。

このヒナたちの可愛らしさを一層高めているのは、親はヒナのことなど考えずに好き勝手にうろうろ動いているように見える一方で、ヒナたちは何も考えず必死に後を追っかけている、その健気さですね。

ちなみに、クロンプリンツ庭園ですが、これはシェーンブルン宮殿を正面から見て左翼側にあります。
チケットに含まれていなかったら、たぶん、わざわざ入らなかったでしょうね。外からだとどんな庭園かわからないですし、グロリエッタの方までずっと庭園を散歩した後で疲れていて、もうそろそろ別のところを観光しようかなぁと思っていたときでしたので。

チケット代に含まれているので、ついでに寄ったわけですが、でも、行けば行ったで、花壇で描かれた模様が美しい、いかにもバロック庭園らしい庭園の散歩と写真撮影が楽しめました。

その全体像はこんなかんじです。バロックらしい模様をできるだけ収めようとがんばってみました。

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さきほどのカモの親子が散歩していたのは、この整然としたバロック・バロックな花壇ではなく、建物のすぐそばの敷地です。さきほどの写真ではちょろっと見えてるだけですが、ズームした次の写真の白い囲いの中です。

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庭園の写真を載せたので、動物シリーズではないですが、ついでにもう1枚。

このカルガモの親子の頭上では、このような楽園!?の世界が広がっておりました。

2003_KronprinzGarden_Lemon

これ、ホントは、レモンが撮りたかったんです。
って、写真を見れば、一目瞭然ですね@

このレモンの植木は、2枚目のカルガモたちの写真の端に、ちらっと見えています。

レモンが木になっている様子は日本ではほとんど見られないので、どうしても目が引かれてしまいます。
それに、いつもスーパーでパックになっているのばかり見る果物が、こうして木にぶら下がっている姿って、やっぱりワクワクしますね。身近に目にする機会がほとんどないだけに、余計。

しかも、それが、いずれ出荷するための畑にできているのではなく、そういった実用性を度外視し、こうして庭園を飾る木として置かれているのですから。とても贅沢ですね@

動物シリーズはひとまずこれで終わりです。
次回からは、旅先のショーウィンドウ特集の続きにいきたいと思います。

動物シリーズその14──ワジェンキ(ワルシャワ)のクジャク

ワルシャワの観光ハイライトにワジェンキ公園があります。ヨーロッパでもっとも美しい公園の一つといわれるそうです。
見所もたくさんです。できれば半日くらいゆっくり過ごしたいところでしょう。
実はちゃんと半日ゆっくり過ごした私@

でもそんなに時間をとらずに駆け足で、でも特にひと目でだけでも、と観光客が訪れるハイライトは、ショパンの像と、水上宮殿と呼ばれるワジェンキ宮殿でしょう。

ショパンの像は、ワルシャワ……というより、ポーランドの有名人といえば世界中に知れている筆頭です。次にキュリー夫人かな。
特に日本人は、私もですけど、ショパン好きが多いですから、なにかとショパンはワルシャワ、あるいはポーランド観光では縁があると思います。
だから、どうせならワジェンキの有名なショパン像をひと目見よう、ということになるのでしょう。
ま、私もそうでしたから@

ワジェンキ公園のショパン像が有名なのは、もしかしたら、そこで、7、8月であれば毎週日曜日の正午12時と夕方16時に、ピアノ・コンサートがタダで聴ける、という太っ腹なイベントがあるせいもあるかもしれません。
あいにく私は、日曜日にワルシャワに居合わせることができませんでしたが。

それから、水上宮殿!
これはねーっ、ワルシャワの観光情報をかきあつめていると、少なからず写真を見る機会がありますが、見たら、やはりぜひ、ひと目でもいいから自分の目で見て、自分のカメラで写真を撮りたいと思ってしまいますよ。

これです。

2005_Warszawa_LazienkiPalace

この宮殿、どうせワジェンキ公園に行くなら、外から見るだけでなく、できれば中も見学したいと思いました。

ただし、私が旅行前に調べて集めた情報メモでは「現在は国立博物館の分室で、17、8世紀の美術品を展示」とありました。「当時の王宮の生活を知る展示もある」とも。

なので、一部は往時の姿に復元され、残りは完全に復元されていない無味乾燥な部屋にバロック芸術時代の絵画や室内装飾品などが展示されているのかなぁと推測しました。
なにしろポーランドといえば、第二次世界大戦で西からナチス・ドイツ、東からロシア軍に痛めつけられて、国土も相当なダメージを被っていますから、かつてはすばらしい宮殿であっても、復旧されていないことは充分考えられました。

ま、それでも水上宮殿の外観を見に行くのなら、ついでに中を見学するのもいいかもしれない、と思って行きました。

そうしたら、とんでもないっ!
脱いでもすごいんです、じゃなくて、入ってもすごいんです、ってかんじでした。
私のミーハー気分を満足させてくれる、すんばらしい内装が再現されていました。有料でも、入って良かったと思います@

というわけで、このへんでいい加減に本題の、クジャクの話に移りましょう。

ワジェンキ公園は、公園に入るだけであれば無料なので、ワルシャワ市民の憩いの場となっています。我ら観光客も半日や一日、ゆっくり公園を散歩するのもよいでしょう。

どんな公園かというと、水上宮殿ほか、あちこちにパビリオンやオランジュリーがあって、ときどき放し飼いのクジャクやリスを目にすることができるそうです。
リスが放し飼いにされている公園はよくある気がしますが、クジャクは少し珍しいかもしれません。
いずれにせよ、それだけ広大な公園、あるいは、そういう都会の中のプチ田舎、みたいな雰囲気がある程度、味わえる公園ということでしょう。

広大であることは間違いありません。車で廻った方がいい、とどこかのサイトに書かれていたくらいです。
市バスの停留所も、公園の一辺に沿った大通りに3つくらいありました。
その中で、ガイドブックに書いてあるようにショパン像の最寄りのバス停で降りると、そこから水上宮殿もそれほど遠くありません。

リスは、いました。
リスってすばっしこくて、目にも止まらない早さで木の幹を登って姿を消す、ってイメージが私にありますが(事実、そうだったので)、ワジェンキ公園のリスは、その記憶と比較すると、すばっしこいことはすばっしこいけれど、目には止まる早さで走っていました@
これなら写真に撮れるかもしれない、と一瞬思いましたが……失敗する確率が高いのでやめました。

というより。

ワジェンキ公園では写真を撮りたいスポットが思いのほか、たくさんあったのですが、最後のフィルムの残りがほとんどなくて、我慢してしまったんですよー。
予備のインスタントカメラはありましたが、訪れたのが最終日で出国する日の午前でしたので、たぶん、全部撮り切ってしまえないと思ったので、封を切る気になれませんでした。
結局、ワジェンキ公園の次に訪れたポーランド軍事博物館で封を切ってしまうのですが。
そうとわかっていれば、ワジェンキ公園で封を切ったろうになぁ。
(それ以前に、さっさとデジカメに移行してれば……ですかねぇ。)

でも、クジャクを見かけたとき……リスのときはそれほど思わなかったのですが、クジャクのときは、「ああ! ガイドブックに書かれてあったとおりだ!」と、なんだか嬉しくなってしまいました。
それで、フィルムの残りが少なくても、撮ってしまいました。

リスと違って、芝生の上をとことこ優雅に歩いていらっしゃいました。
人に慣れているので、出くわしたくらいでは慌てて逃げませんが、近づくとやはり逃げるので(1羽目には逃げられましたが、深追いはしませんでした。)、驚かせないようにそっと背後から近づいて撮りました。

できれば羽根を広げたところを撮りたかったのですが、広げないうちに逃げられそうだったので、そのままで写真を撮られせいただきました。1枚だけね。
これです。

2005_animal_03_peacock

ズームします。

2005_animal_03_peacock_zoom

もう一枚おまけ。

2005_animal_03_peacock_zoom2

頭を上げて、まっすぐ我が道を行く、というかんじですね@

私はクジャクの生態に詳しくありませんが、羽根を広げるのは、たぶん求愛とか他のオスに対する示威行為じゃなかったかったかしら。
だから、近くにメスがいないと(かつ発情期ではないと)羽根を広げてくれないんだろうなぁと思っていたら、メスは近くにいっぱいいました。
同じような体つきをしていて、全身ほとんど茶色一色なので、メスだとすぐにわかりました。
オスは一羽でいることが多いようですが、メスは群れてる、と言えるくらいたくさんいました。
もっとも、残り限られたフィルム数でどうせ写真を撮るのなら、やっぱり見栄えのよいオスの方がいいですからねぇ、メスの写真は遠慮させていただきました@

以上で、2005年のチェコとポーランド旅行の写真から拾える動物シリーズは、おしまいです。
ただ、過去の写真をひっくりかえしていたら、まだアップしていない動物の写真がありましたので、次回も引き続き、動物シリーズといきたいと思います。

動物シリーズその13──ワルシャワのウシ

去年の2004年にプラハで見かけたカウ・パレード。プラハの町中を奇抜なウシの像で埋めた愉快なイベントが、なんと今年はワルシャワで遭遇しました@

旅先の動物シリーズ、2005年夏のプラハとポーランド旅からの第二弾は、「ワルシャワのウシ」を紹介したいと思います。
ただし、生もののウシではありません。このシリーズの10回目でご紹介した「プラハのウシ」のワルシャワ・バージョンということになります。

「カウ・パレード」を簡単に説明すると、去年調べたときに見つけた英語のサイトによると、スイスから発して世界のあちこちの都市で展開されている、企業とアーティストのコラボレーションによるチャリティ・イベントのようです。

ちなみに、今回、再訪したプラハでは、カウ・パレートはすでに引き上げておりました。

代わりに、というわけではありませんが、今回はプラハでは、ヴァーツラフ広場の現代彫刻を少し多めに撮りました。去年もヴァーツラフ広場で同じように現代彫刻の野外展示があったのですが、作品が入れ替わっていました。去年は、ああ、あるな、と思った程度ですが、今年は興味を引くものがたくさんありました。いずれ、ご紹介したいと思います。

カウ・パレードが同じ都市で2度行われるかどうかは知りませんが、少なくともこのようなイベントはワルシャワでは今年初めて、と現地で参加したツアー(ショパン・コンサート)のガイドが話していました。

ワルシャワのウシは、プラハのウシに比べると、だいぶおとなしい印象を受けました。マイルドです。
プラハでは、たとえば次の写真のようにウシの形態までいじくったのをちらほら見かけましたが、ワルシャワでは、あくまでウシの形のまま……ああ、私が見かけた限り、一点だけ、まあ、多少アレンジしたものがありましたっけ。

蝶のような羽根をもったプラハのウシ。鼻先から触手まで出ています@
なかなか派手な一頭でした。

2004_praha_cow4_zoomJPG

一方、ワルシャワのウシは……。

2005_animal_02_Cow1

これは、子供のラクガキのようなイラストが可愛くて撮りました。

下の台座のところにプレートがあり、おそらく作品名とアーティスト名じゃないかなぁと思った部分を、書き写して来ました。残念ながらポーランド語なので、わからないんですけど。

Nazwa Kowy:Maslanka Wesola
(最初の「s」はアクセントのついた文字、最後の「l」は「w」と発音させるポーランド独自の文字)
Artysta:Kora Jackowska

後者は、「アルティスタ」と発音するのでしょう。だからきっとアーティスト名。
コーラ・ヤコフスカさん、かなっ?
たぶん、名字らしき「Jackowska」が語尾が「a」なので女性形って気がするので女性だとおもうのですが。
(ロシア語などスラブ系の名前は、名字が男性・女性で形が違ったと思います。)

さきほどのウシはどこで撮ったか、よく覚えていないのですが、次のウシは、どこで撮ったか、覚えています。
ワルシャワ観光をするために4往復はした途上にありましたから。

具体的には、イェロゾリムスキェ通りと新世界通りの交差点のところにあったショッピングセンターのような建物の前の空間にありました。

2005_animal_02_Cow2

おじさんが、見てまーす。
街中なのでどうしても人が切れないため、周辺部分は少しトリミングした写真なのですが、おじさんは残してみました@

このウシも、色彩的にはマイルドですよね。
乳牛、というイメージから、そんなにかけ離れている気が、私はしないんですが……。

イラストは、ミルクは関係なくて、文房具です。ちょっとシックで、私好みです。
凹凸のあるウシの背中からお尻にかけて、ノートや本やDVDなどがカラフルに描かれていますね。

これも、台座のプレートに書かれていた、おそらく作品名とアーティスト名と思われるポーランド語を書き写して参りました。

Nazwa Krowy:Pelna Kultura
(最初の「l」は「w」と発音させるポーランド独自の文字)
Artysta:Ula Pagowska
(真ん中の「a」は、アンと発音される尻尾付の文字)

Kulturaはカルチャーだと思うんですけどねぇ。
アーティスト名は、ウーラ・パンゴウスカさん、かなっ?
これも名字の語尾から判断すると、たぶん、女性です。

次のウシは、形態もちょっとアレンジしています。でも最初に紹介したプラハのウシよりは、やっぱりおとなしいアレンジに感じるのですが、いかがでしょう。

2005_animal_02_Cow3

これはもちろん、座れます。
ときどき、座って休んでいる人を見かけました。

このウシも、4往復はしたイェロゾリムスキェ通り沿いにあったため、場所を覚えています。
というか、目をつけていたショップの前にあったので、余計に覚えています。
Smykという子ども用品専門店です。日本式に数えて4階はある建物で、ぬいぐるみやゲームやおもちゃの他に、洋服だの乳母車だの、ひととおりありました。

これも色彩的にとてもマイルドですよね。
デザインは、流行のIT用品……!
という印象を、あまりうけません。

イスの背もたれに書かれているポーランド語も、意味がわからない~。
オーソドックスに、「どうぞ、お座りください」とでも書いてあるのかな。
写真ではわかりにくいと思いますが、こう書かれてあります。

Warto Wracac do domuu

うーん、「どうぞ、お座りください」と書かれている気がしません。

このウシも、足元のプレートに書かれた情報を書き写そうと思ったのですが、Nazwa Krowyのところは薄くなってしまって読めませんでした。
仕方がないのでアーティストだけ書き写しました。

Artysta:Lukasz Krzyanowski
(最初の「L」は「w」と発音させるポーランド独自の文字)

たぶん、ウーカス・クリアノフスキさん、だと思うのですが……。
名字の語尾から判断して、男性。
Lを素直に読めれば、ルーカス。
その方が名前としてなじみがあるんですけど。

余談ですが、括弧書きで何度か書きましたが、ポーランド語には、「L/l(エル)」のたて棒の中心に、右手斜め上から左手斜め下に向かってスラッシュをいれた特殊な文字があります。
「L/l(エル)」にそっくりなので紛らわしいですが、発音はwなのです。

これを知らないと、アルファベットから連想される発音が、まったく違うものになります。
ポーランド語のやっかいなところであり、面白いところでもあります。

たとえば、ポーランドの通貨の単位。
「黄金」や「お金」という意味のポーランド語がそのまま使われており、スペルは「Zloty」。
そこから来た通貨単位としての省略記号は、「zl」。
ただし、このスペルに含まれる「l(エル)」は、「w」と読ませる特殊文字です。
なので、ポーランド語に近いカタカナ表記は「ズウォティ」のはずですが、よくこれが「ズロチ」と表記されるのを見かけます。
私は最初、単にこれは、たとえば「ヴァイオリン」を「バイオリン」と書くこともあるように、「ウォ」が「ロ」になまっているのかと思いました。

でも、たぶん、これは、この通貨単位に使われている「l(エル)」が、「w」と読ませる特殊文字だと知れ渡っていないので通用してしまった書き方なのでしょうねぇ、きっと。

それを言うなら、人名ですが、ゲーテもドストエフスキーも、ほんとは発音はこれとかなり違うんですよね。それでももう日本では通用していて、いまさら、「ギョーテ」とか「ダスタイエフスキー」などと言ってもしょうがないから、「ズウォティ」が、銀行の換算表からして「ズロチ」でも、いいのかなっ。

動物シリーズその12──プラハのカレル庭園のフクロウ

今度は「旅先の動物シリーズ」再開です。2005年のプラハ・ポーランド旅行からの写真をご紹介したいと思います!

……といっても、3回分くらいしかありません。

なにしろ、動物の写真は難しいですからねぇ。それに、旅先で、おっ、これは!と思う動物を見かけるのって、そう機会はないじゃないですか。

だってね、たとえばネコ好きならともかく、日本で見かけるネコも、ポーランドで見かけるネコも(うーん、見かけたかな?)、マルタで見かけるネコも(マルタには結構いましたねぇ)、トルコで見かけるネコも(旅の同行の妹がこれで始めてネコ・アレルギーにかかったのでよく覚えています)、ネコはネコ。写真に撮ったら、どこで撮ったというのはあんまり関係ないですからねぇ。そのネコが魅力的か、そうでないか、が肝心でしょ?

あるいは、本当にネコ好き、動物好きの方にとっては、異国の地で見つける動物は、同じ動物でも日本で見かけるやつとの違いがわかるのかな。
それにネコでもイヌでも、たくさん種類がいるから、国によって人気の種が違ったりして、それはそれでなかなか興味深いかもしれませんね。

あいにく、動物の写真を撮るのは、ふつーに建物や景色と同じく、そのときに好奇心にかられたためにカメラを向けるだけにすぎない私は、ふつーに、特にウンチクを交えることなく(交えたくても、ないですけど(笑))、こういう写真を撮ってきました~っ、と単純にご紹介いたします@

2005年の動物の写真の第一弾は、プラハのカレル庭園のフクロウです。

カレル庭園は、プラハの王宮の北に、谷を挟んで王宮の敷地とほぼ平行して横たわっています。この庭園のハイライトは、ヴェルヴェデーレ宮でしょう。

カレル庭園は、去年の2004年度に行きそびれて、次回はぜひ、と思っていて、今年2005年のプラハ再訪で念願を果たすことのできた1つです。もっとも、その次回リベンジ・リストのトップの方ではなかったですけど@
(トップの方にあったのは、ロレッタ教会とかストラホフ修道院とか、国立博物館の再訪とか、でした@)

そのカレル庭園の中で気に入ったものは、ハイライトと思っていたヴェルヴェデーレ宮はそれほどではなくて、別のものでした。

その別のものの一つが、カレル庭園で飼われているフクロウといってもよいでしょう。
ちなみに、カレル庭園の入口に、「フクロウがいます!」とか書かれた手書きの看板(英語併記)が、観光客の目を引くように立ててありました。

まあ、フクロウはそんなに珍しいというわけではないので(日常ではお目にかかれませんが、動物園に行けばたいていいますよね)、フクロウを見るためだけにカレル庭園に行く必要はありませんし、私自身もそれほど気にかけていませんでした。
でも、カレル庭園に行ったなら、このフクロウたちを見るのも一興です@
庭園の中でも王宮を見上げることができる一番谷に近い小道を歩けば、フクロウたちに出会えます(2005年7月現在の情報)。

フクロウたちは、鎖でつながれてはいましたが、檻や柵ごしでなく、直接、見ることができました。ちょうど水皿をたらい代わりに、飼育係さんにホースで水浴びをさせてもらっているところでした。
いやぁ、暑かったですもん。フクロウたちは気持ちよさそうに水を浴びていましたよ@

私はフクロウに詳しくないので、フクロウの種類を言えないのですが、その中で、ハンドボールくらいの小さなフクロウがいました。羽根が生えそろっているので、幼鳥ではなく、成鳥だと思いますが、これがとても可愛かったです!

。。。と、前振りが長くて期待させて申し訳ないですが、実は写真の出来は、あんまりよくありませんでした。その可愛らしさがほとんどわからないと思います。

水浴びしていましたから、ふるふる動いていたんで、うまくシャッターチャンスをねらったつもりが、全然ダメでした。

2005_animal_01_owl

写真が現像からあがってきたとき、ショックでした。
顔が、写ってな~~いっ!

いや、よく見るとあるのですが……。

2005_animal_01_owl_zoom

本当に、可愛かったんですよ、可愛かったんですよ、この白いフクロウ。
ほかのフクロウは、ああ、フクロウだなぁというかんじで、特に写真を撮ろうと思わなかったのですが、このフクロウは可愛かった!

大きさを対比させるために、ほかに何かあればよかったんですが、ハンドボールくらいのぬいぐるみのようなサイズと想像してください。
この緑の皿も、ペットのえさ皿のような大きさだったのですが、この白いフクロウちゃんには余ってますよね@

動物の写真を撮るのは難しいです。

これがデジカメだったら、その場で確認して、失敗したと思ったらデータを消して、また撮りなおすことができたんですよね。
さっさとデジカメ、買えよ、私!
って、意外に、年に1度の海外旅行以外、あんまり使う機会がないものですから、つい……。
(AB型の面倒くさがり屋な面が、私はマシン関係で出ます。。)

動物シリーズその11 (追伸)──プスタのホースショー

とんびさんにいただいたコメントで、ハンガリーのプスタの牛が話題にあがり、思い出しました、私。今年の夏の中欧旅行で、ちゃんと生身の動物の写真を撮っていたことを。
しかも、1枚や2枚じゃなくて、5~6枚は撮ってますね、プスタ(大平原)での名物ともいうべき、ハンガリアン・カワボーイたちによるホースショーのときだったものですから。

不思議です、なぜ忘れていたんでしょう。
ホースショーに出演した動物たちだって、生身の動物なのです。
どうしても生身の動物の写真がそろわないなぁと思って、ベルリンのくまやプラハの牛といった、生身でない動物の写真で間に合わせたのに、ショーに出演してるからといって、生身の動物たちから外してしまうとは!

というわけで動物シリーズ追伸です。
ブダペストから参加したプスタ(大平原)ツアーで撮影しました。
ハンガリーは今回の旅行では、ブダペストを捨てがたくてちょっと追加したという程度だったのですが、大平原はぜひとも見てみたかったのです。

ハンガリアン・カワボーイたちは、「カワボーイ」という言葉からイメージされるのとは、だいぶ違います。写真を見れば一目瞭然だと思いますけどね。

ホースショーは、サーカスのような観客を驚かすためのショーではなく、ハンガリアン・カワボーイたちが日常生活で使っている技術や、調教の結果を披露するものなので、派手ではありません。また、それを知らなければ価値がわかりません。

ツアーだったので、ショーの間、ガイドが脇で簡単に解説をしてくれました。
解説の放送が流れてはいたのですが、残念ながらハンガリー語のみでしたので、ガイドが説明をしてくれて助かりました。

犬のように「おすわり」をする馬たち。

2004_horse_show1.JPG

馬について詳しい方にとっては常識だと思いますが、馬にとってこの姿勢はとてもつらいのだそうです。
こうやってじっと我慢しているのは、訓練の成果だそうです。

次の姿勢も、訓練の成果だそうです。

2004_horse_show2.JPG

死んでいるのでも、虐待しているのでもありません@

ちなみにハンガリアン・カワボーイたちが振り回しているムチは、まるでピストルのような鋭い音がします。よく見ると、ピストルみたいなのが手元についています。
ズームアップ!

2004_horse_show2zoom.JPG

動物にとって、大きな音は脅威のまとです。
それに動じないように調教するのも、とても大変なのだそうです。

ハンガリアン・カワボーイ風の馬の操り方。

2004_horse_show3zoom.JPG

手持ちの写真でははっきりしないので、ズームアップしたものを載せました。

こんな風に、疾走する馬の上に乗って、複数の馬を同時に操るのは、とても高度な技術なのだそうです。
馬の足並みを揃えるのも大変だろうと思います。
でもこの技術、この乗り方にあこがれてカワボーイになる若者もいるそうですよ。
これが上手にできる人は、カワボーイ仲間の中でも花形なのですね。

プスタのウシたち。

2004_horse_show_cows.JPG

他に、白いポニーやロバも登場。また、カワボーイたちの速駆けもあれば、スカーフを持ったものをみんなで追いかける遊びや、イスとりゲームならぬ丸太とりゲームなども披露してもらいました。

動物シリーズその10──プラハのウシ

動物シリーズも最後になりました。今年の中欧旅行からの写真で締めたいと思います。

今回も、生身でない動物の写真であしからず。

生身の動物の写真も撮りはしたんです。ブダペストからプスタ(大平原)ツアーに参加した先で、手のひらサイズくらいのちっちゃな子猫を見かけました。

可愛くて、カメラをもって追っかけて撮ったのですが(さすがに子猫の行動範囲だと、追っかけていくのはちょろい)、眼が、赤眼ならぬ青眼に光ってしまったり、木の股でじゃれているところは、なんか形がネコに見えないという、自分でも納得のいかない写真になってしまいました。
というわけで、ここに掲載するのはあきらめました。

代わりに、最後の旅程プラハで最初に撮りまくった写真です。
2001年度の9月のベルリンのように、今回の夏のプラハでは、街中にカラフルなペイントの牛があふれていました。

最初の3枚は、ムステーク駅から共和国広場へ伸びるナ・プジコピェ通りで撮りました。

2004praha_cow1.JPG

ちょっと唇がア・ク・趣味!?
周りの水色は空で、白いのは雲です。

2004praha_cow2.JPG

興奮して真っ赤になったウシ!? (冗談です@)

体についている紋章部分をズームアップしてみましょう!

2004praha_cow2zoom.JPG

どこかの貴族様の紋章かと思ったら!

次は、2ついっぺんに入ったので、ちょっとおトク!?

2004praha_cow3.JPG

手前のウシは、カワボーイみたいで(!?) 、なかなかかっこよいですよね。

次は、旧市街広場で。

2004praha_cow4.JPG

蝶々と合体したウシ。「デビルマン」のデーモンの世界!?
なんちゃって。

それにしても、ベルリンのクマはわかります。クマはベルリンのシンボルらしく、別にあの陶製のクマを見かけなかった翌年の2002年でも、ギフトショップには、クマの可愛らしいマスコットが売られていました。体のどこかしらにBerlinという文字を身につけて。

しかし、今回のウシはなんなんでしょうね。プラハのシンボルってウシ?
うーん、そんなの、聞いたことがない。

と思って、ネットで検索してみましたら、ありました。
どうやら、Cow Parade というチャリティー系のアートイベントで、開催されていたのはプラハに限らずだったようです。

ということは、プラハとウシは関係なかったのですね。
この組み合わせ、意外性があって面白いと思ったのに、残念。

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