旅先の植物シリーズ

夏の中欧 花・草花 特集――カルロヴィ・ヴァリの球根ベゴニア

バラには色々な種類があることは知っていました。しかし、ベコニアには、もっと色々な種類があったんですねぇ。

植物に詳しくない私ですが、バラ園を訪れたとき、「えっ、これもバラなの!?」という花ぶりのものもあって驚いたのは、遠い昔の話。

なので、1株ものが、そのまま地面から生えているようなバラがあっても、珍しい! と思いつつ、バラと信じて疑いませんでした。

というわけで、「チェコのバラ」としてこのシリーズで紹介した、2004年の夏の中欧旅行のカルロヴィ・ヴァリのドヴォジャーク公園で撮ったバラの写真ですが、実は、これは「球根ベゴニア」と判明!

rose_KV.jpg

アップ。

KarlovyVary_begonia1_zoom

いやいや~。
植物に詳しくない私、ベゴニアすらも、よく知りませんでした。名前は聞いたことはありましたが、花屋に行って目にしたとしても、札を見ない限り、ベゴニアは判別がつかなかったと思います。

いや、過去形ではなく、現在もつかないでしょうねぇ。
なにしろ、ベコニアって、種類によっては全然、見栄えが違うんですもの。

バラにそっくりな花を咲かせるベゴニアは、「球根ベコニア」です。
「球根ベゴニア」というキーワードをゲットしたので、ネットで写真を検索しました。

ベゴニアの分類の中には「球根性ベゴニア」というのあるのですが、「性」の有無は、あなどれん!
写真を見ると、「球根ベゴニア」と「球根性ベコニア」も、これまた、全然、見栄えが違いました。

というわけで、私の中で、2004年の中欧旅行の思い出、「カルロヴィ・ヴァリのバラ」は、本当の名前は、「カルロヴィ・ヴァリの球根ベゴニア」と判明しました。

しかし、「カルロヴィ・ヴァリのバラ」に比べると、ちょいとゴロが悪いですねぇ(笑)。

なので、私の中では、先の写真の花は、「カルロヴィ・ヴァリのバラ」というフォールス・ネームで記憶しておこうとおもいます@
もちろん、本当の名前は、「カルロヴィ・ヴァリの球根ベゴニア」。

同じくもう一枚、「カルロヴィ・ヴァリのバラ」という「球根ベゴニア」の写真を、カルロヴィ・ヴァリのドヴォジャーク公園で撮影していますので、ご紹介します。

KarlovyVary_begonia

これを見ると、微妙に、「ん、バラ?」と疑いたくなるのですが、さきほど書いたとおり、「なにしろバラって色々な種類があるから……」で、勝手に納得してしまった私@
無知って怖い!?

ちなみにフォールス・ネームといえば、宝石を買うときに気をつけなければいけないネームとして私の中で記憶されています。特に外国で買う場合。

見た目が似ているということで、もっと高価な宝石名を、産地の上につけて呼ぶんです。
たとえば、よくきくところで「台湾ヒスイ」。これは「ヒスイ」ではなく、「ネフライト」。
「オーストラリア・ヒスイ」は、「クリソプレース」、「インド・ヒスイ」は、「アベンチュリン水晶」。

また、「ウォーター・サファイア」とは、「サファイア」ではなく、「アイオライト」のこと
「イブニング・エメラルド」とは、「エメラルド」ではなく、「ペリドット」のこと。
「オレンジ・トパーズ」は、「トパーズ」ではなく、水晶の一種である「シトリン」のこと。

アイオライトだって、ペリドットだって、シトリンだって、高くないとはいえ、ステキな石なのに。これらのアクセサリーはとってもステキなのに。
サファイアだ、エメラルドだ、トパーズだ、と思って買うと、思ったり安かろうが、実はリーズナブルな値段だったとわかろうが、騙されたことに変わらないので、イヤな思いをすると思います。

まあ、別名、こう呼ばれるくらい、美しいんだ、っていう使い方をするのならば、一種の賛美といえなくもありません。

もちろん、私がこれらの球根ベゴニアを、「カルロヴィ・ヴァリ」というフォールス・ネームで記憶するのは、賛美のつもりです@

でも、「ベコニアはベコニアよ、ベコニアのアイデンティティを何だと思ってるの、バラと一緒にしないで!」というような熱烈なベゴニア・ファンの方がいて、気を悪くしたらごめんなさい。

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夏の中欧 花・草花 特集――クトナー・ホラの道端で

(ニフティ・ワールドフォーラム「路地裏」掲載発言を修正・大幅加筆)

今年の中欧旅行、チェコの道端で撮った草花です。

KH_flowers_1.jpg

これは単にちょっと面白かったから撮りました。

チェコのどの町で撮ったか、というのはますます関係ない写真ですが、撮った経緯はご紹介せねばなりますまい。
(たいそうなことではないのですが、自己満足のため@)

これはプラハから鉄道で1時間ほどにあるクトナー・ホラという街で撮りました。
バスでも行けます。鉄道だと、クトナー・ホラの観光の中心ではなく、セドレツというお隣の街の方がアクセスがよくて、そこからたいていバスか徒歩でクトナー・ホラの旧市街に向かうことになるのですが、バスならもっと旧市街の近くに停まります。

そしてチェコの国内交通は、概して鉄道よりバスの方が安いです。
プラハからクトナー・ホラまで鉄道だと片道98コルナ(セドレツで下車。さらに旧市街までバスを使うとしたらその分もかかる)でしたが、バスだと直通急行で68コルナです。

なら、なぜ鉄道を選んだか?

それは、クトナー・ホラのお隣の町(大きくくくればクトナー・ホラ市内といえる)セドレツにある、通称、墓地教会に寄りたかったからです。
墓地教会は、教会の内装に、人骨が使われている、ものすごい教会です。
HPのリンクを貼りましたので、ぜひ写真をご覧ください。

クトナー・ホラの墓地教会

(リンクの入れ方は、あらしさんに教わりました。謝謝! 別ウィンドウが開く形のリンクの仕方も教わりました。謝謝!)

ねっ、実物をぜひ見てみたい、って思いません?
(怖がりの人は無理かもしれませんが)
自分でも写真を撮りましたので、おいおい載せていくと思います。

で、話がだいぶそれかけているのですが、墓地教会を無事、見学できたのはいいのですが、そのために旧市街に行く市内バスには乗りそびれて、歩くことになりました。

ガイドブックには30分程度とありましたが……なぜでしょう、私の足では、約1時間くらいかかりました。
(駅から墓地教会までと、墓地教会から旧市街までで、見学の時間を差し引いたおよその計算)

まあ、たぶん、こんな風に、なんでもない道端の一角に目をつけて、いいアングルで写真を撮れないかなーっと物色しながら歩いていたからかもしれません。

おかげで、旧市街に着くに前にとっても疲れてしまいましたが、写真散策と思えば、案外楽しかったです。

では、そんな道端で撮った写真をもう一枚。

KH_flowers-2.jpg

このオレンジの花はぜひとも写真を撮って帰りたかったんですよ。

というのも、ハンガリーのブダペストからウィーン、それからブルノ経由でチェコに至る鉄道の車窓から、こういうオレンジの花が草原にいっぱい咲いているのをたくさん見てきたんです。

草花が一面に咲く郊外の風景。こんなところからも、夏の花づくしのヨーロッパを堪能しました。

いざ、近くで見てみる機会があったら、ペーパーフラワーの失敗作のような、くたくたの花で、写真に撮る気がいっぺんに失せてしまいました。
それが旅のはじめの方のブダペストでの話。ブダペストの王宮の丘を下りる途中で見かけたのですが、夕方でやや暗かったのできれいに撮れないだろうと思ったせいもあります。

車窓から見ると、緑の中にポツポツとオレンジが点在するのはとてもステキだったんですけど……。

でも、そんな風に、その後も車窓から何度も見かけるうちに、写真に撮らないと、私の頭の中にはポツポツ・オレンジの記憶しか残らないだろうと気付きました。
ブダペストでなんで、撮っておかなかったんだろう、と日に日に後悔しました。

帰国の前々日に行ったクトナー・ホラで 最後の最後に撮ることができて、こんな出来ですが、私としてはご満悦。

これらの草花の写真、一面に咲いているところも撮ろうと思ったのですが。。。肉眼で見るとステキなのですが、カメラのファインダーを通すと思ったほどインパクトがなくて。。。

って思いを抱いた方は、他にもいらっしゃるんじゃないかしら。

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夏の中欧 花・草花 特集――ザルツブルグのミラベル庭園

チェコのバラに続き、まずはザルツブルグ(ミラベル公園)のバラからです。

03mirabel_rose.jpg

去年の2003年の夏のオーストリア旅行で撮った写真です。
バラに詳しくない私は、こんな風にブドウのように密集しているバラはとても珍しいのです。
大輪のバラというより、一口サイズのバラが集まっているかんじが、余計に可愛らしい!
(もちろん、食べませんよ。もののたとえ@)

本当はチェコのバラに続き、バラ特集といきたいのですが、バラの写真はこれ1枚です。

というわけで、バラというよりは、花づくしであった、ミラベル庭園の花の写真を紹介したいと思います。

花だけにフォーカスしたのは思ったより少なかったので、花を含む全体の写真を載せます。

ミラベル庭園。左の建物はミラベル宮殿です。

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花のミラベル庭園をもう一枚

03mirabel-2.jpg

ところで、私は夏のヨーロッパを旅行したのは、このときが初めてでした。
それ以前は、春先や秋や冬が多かったです。
なので、去年初めての夏のヨーロッパで(しかも去年の夏はヨーロッパは猛暑でしたね!)、花づくしの街にびっくりしました。
ザルツブルグのミラベル庭園は、もしかしたら一年中、花が欠けることにない庭園かもしれませんが。

ところでミラベル庭園といったら連想するものは……。
そう、「サウンド・オブ・ミュージック」ですね!

ザルツブルグには、サウンド・オブ・ミュージックにゆかりの場所がたくさんあると聞き、この旅行の前に初めて、ちゃんとビデオを見てみました。

「ド・レ・ミの歌」でミラベル庭園が出てきます。
チラッとしか出てこないですけどね。歌いながら、ザルツブルグの有名な場所が次々に出てきます。めまぐるしく出てきます。
「ド・レ・ミの歌」を何度歌ったら、あれだけ周れるでしょうか。
(ま、映画ですものね。)

そんなミラベル庭園では、こんな写真も撮っています。

03mirabel-3.jpg

見てのとおりの、ピンクのアジサイの写真です。
タネもしかけもございません。
単に、ピンクが好きだから~。

右上の女神像、どうせなら正面から入れて写真を撮ろうと思いました。
で、正面にまわってみて、うーん、これなら背中の方がステキかな、と思って、撮るのをやめました。

最後に、花壇に咲いている花に焦点をあてた写真です。

03mirabel-4.JPG

このストロベリー色したアイスキャンデーみたいな塊が、かわいらしくて気に入りました@

連想が、いつも食べ物……。
でもお花って、お菓子みたいじゃないですか?
ああいや、むしろ、お菓子がお花みたいなのかな。

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夏の中欧 花・草花 特集――チェコのバラ

(ニフティ・ワールドフォーラム「路地裏」掲載発言を修正・大幅加筆)

私は花や植物には、全然、まったく、詳しくありません。なので、なぜこんな花・植物をわざわざヨーロッパで?(しかもフィルム写真なので現像代がかかるのに(笑))と思うものばかりかもしれませんが、いいな、と思ったらあんまり深く考えずに、撮りたいものを撮りました。

たぶん、一番の理由は、旅行中はふだん歩きと違って、常にカメラが手元にあって、物質面でも気持ちの上からも、写真をとるスタンバイができてしまっているからですねっ!

目をひいたのは、花盛りのバラでした。7月のヨーロッパはバラの満開時期ですね。

まずは今年の中欧旅行で撮った写真から披露します。
どれもチェコで撮った写真です。

チェコはことのほか、バラが多かった気がします。お城の庭園しかり、一般住宅の庭しかり、それから道端にも、いかにも手入れされた花壇のバラもあれば、こりゃ野バラだな、と思うのもありました。

それとも野バラと思ったのも、本当はちゃんと人の手がかかっていたのでしょうか@

また、チェコの城めぐりをしていてよく耳にした中世から第二次大戦前までの有力貴族シュヴァルツェンヴェルク家の紋章がバラです。
そのせいか、シュヴァルツェンヴェルク家ゆかりの城には、バラがよく植えられていた気がします。

前置きはこのあたりにして。
チェコ第二の都市、モラヴィア地方にあるブルノの大聖堂の前で。

rose_Brno.jpg

肝心の大聖堂の写真は撮らないで、何やってんだ、私。
ってところ。
でも灯台下暗し(あれ、なんか違う?)というか、大聖堂の近くで大聖堂の写真が撮れるわけはありませんって。

次に、ボヘミア地方のチェスキー・クルムロフ城のバロック庭園で。
お城は、シュヴァルツェンベルク家ゆかりのお城の一つです。

rose_CK.jpg

バロック庭園特有の潅木でつくられた模様をピンクで縁取るように、バラはみーんなピンクでした。
全体の写真が撮れればベストだったのですが、ちょうどよいアングルの場所がなくて。

実は、この城のバロック庭園は「よっぽど」時間が余ったら寄ればいいや、くらいにしか思っていませんでした。

バロック庭園ってね、観光をしているとヨーロッパ各地で出会いますからね。
チェスキー・クルムロフには他に見どころがたくさんあるから、城内見学が終わったら、早く「下界」に下りたかったんです(城は小高い山の上にありました@)。

でも、おバカな失敗で、「よっぽど」時間が余ってしまったんですよ、ぐすん。
庭園で時間をつぶすしかなくなって……。

しかし、予想よりステキな庭園でした。このピンクのバラたちのおかげで!

では、バラが咲いていなかったら?
うーん。
庭園全体の面積はともかく、いかにもバロック庭園って部分は、私が知ってる他のいくつもの有名なバロック庭園に比べてしまったら、かなり規模が小さかったかなぁ。

チェコのバラ、最後はカルロヴィ・ヴァリのドヴオルジャーク公園で。

rose_KV.jpg

こういう1株だけのバラって私にはちょっと珍しかったのですが。
どれも下を向いてしまって影になっていたのですが、思ったより明るく撮れました。

カルロヴィ・ヴァリについて簡単に説明しましょう。

カルロヴィ・ヴァリはチェコ西部、ドイツとの国境近くにある高級温泉街です。
ドイツ名はカールスバート。
19世紀に各国の王侯貴族や著名人が訪れた、とてもハイソな景観の街です。
大戦の被害にもあわなかったので、その当時のハイソな建物が残っています。

ところでヨーロッパの温泉って、飲む方が主流。
ヨーロッパの温泉の町には、たとえばイギリスのバースなど、いままで行ったことがないわけではないのですが、温泉水を飲んでみたのはこのときが初めて。

初の体験にドキドキ。

。。。とってもまずかったです。

70度くらいの熱いのならともかく、30度くらいのぬるいのは、飲めたもんじゃなかったです。

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