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July 20, 2018

シベリアのサハ共和国ヤクーツク旅行の全体の感想・その4~食べ物について

ロシア人も昔からそうだったのですが、サハ共和国でもサハ人をはじめとする北方民族も、外食の歴史は非常に浅いです。まだまだ家庭料理の方が主流で、レストランはいまいちでも、家庭料理はとても美味しいようです。
それでも、レストランで食べるロシア料理もけっこう美味しくて、好みです。
ただ、できれば現地の料理といえる、サハ人の料理を食べたいと思っていました。
ただし、本格的なサハ料理は、馬肉とかならともかく、馬の血が入ったようなスープとか、外国人の私には強烈すぎるものもあると思ったので、レストランで外国人向けに出されている料理は、ほんもののサハ料理とはいえないかもしれないけれど、それで十分だと思っていました。

ヤクーツクのレストラン情報は、前の記事で紹介した昔の「地球の歩き方」とこちらのWikitravelのサイトを参考にしました。
https://wikitravel.org/en/Yakutsk

Wikitravelの方では、レストランについては辛口評価でした。
はっきり言って、私もそう思いました。味にアバウトな私が断言します。レストランで食べるヤクーツクの料理はあんまり美味しくありませんでした(苦笑)。
レストランや料理のチョイスの仕方も悪かったと思います。
そこそこの値段であれば、そこそこ美味しければ好印象だったと思うのですが、値段の高めなレストランに行って、期待が高かったのに、口に合わなかったので印象悪くなったわけです。

5回の夕食で、ホテル併設のアジア料理のレストランを2回、旧市街にあるガイドさんのおすすめの「マフタリ」というレストランを3回利用しました。
ランチは、1人歩きのときは省きました。
エクスカーションはランチ付きでしたが、それは美味しかったです。1回目はホテル併設のレストランが作ってくれたお弁当で、そのレストランがアジア料理レストランなので、ランチも中華っぽかったです。
2回目は、行き先のソツィンツィの野外建築民族博物館で用意してくれたものですが、ロシア料理でした。でも、これも美味しかったです。

※ブルウスの谷へのエクスカーションで食べた、ホテル併設のレストランが用意してくれたランチ
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※ソツィンツィへのエクスカーションで、ソツィンツィの建築博物館で、サハ人の伝統的な冬のテントの「バラガン」の中でいただいたランチ
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楽しみにしていた夕食を、ほとんど同じところで食べたのは、他のレストランが、レストランといってもブュッフェ形式ばかりだったのです。トップクラスのホテル「トゥルグーン・ダルハーン」併設のレストランは、ガイドさんがすすめてくれたところの1つでしたが、そこすらも、ブュッフェ形式でした。
私は、多少高くても、できたての温かい料理が食べたかったのです。

旧市街の「マフタリ」は、2階はレストランで1階はブュッフェ形式のカフェでした。
今にして思えば、1階であれば、そこそこの値段で、冷めていてもそこそこ美味しいと感じて、不満は少なかったかもしれません。
でも私は、3回とも2階のレストランで夕食を取りました。

※マフタリの建物。もしかしたら古い「地球の歩き方」では「インデルギーガ」と紹介されていたレストランだったかも。
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※2階のレストランの内装。これがステキだったので、料理がいまいちでも通ったかもしれない私はミーハーです。
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サハ人にとって、レストランで食事をするのは、誕生日とか長寿祝いとか、何かのお祝いのときが多いようです。
そして実際、「マフタリ」では毎回、予約席が設けられていて、ちょっとした家族・親族パーティをやっている席が複数ありました。
その様子は傍で見ていて、ほほえましかったです。

「マフタリ」でも、ボルシチとかウハーとか、ロシア料理代表のスープは美味しかったです。
ところが、メイン料理として選んだ、肉料理は固かったです。焼きすぎ!
馬肉を食べてみたけれど、固いのははじめ、馬はよく走るから筋肉質なせいかと思っていました(苦笑)。でも、3回目に食べてみた牛肉も固かったです。ちっとも美味しくありませんでした。

※ロシアでボルシチは外れがないと思います。そして各家庭・レストランで味が違うのです。
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※ウハーという魚のスープも美味しかったです。
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※馬肉料理2品。メニューの写真は美味しそうでしたが、焼きすぎで固く、汁気もなくて、私には食べにくかったです(私はステーキでもやわらかい方が好きですし、料理全般、どちらかというと汁気がある方が好きなのです)。
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ホテル併設のレストラン「バンブスク」は、ロシア料理でもサハ料理でもないのですので利用しないつもりでました。
初日の夕食に利用したのは、日没が夜10時なのをいいことに、いったんホテルで休んだあと、夕食に出かけるのが遅くなったせいもあります。
ホテルからそう遠くないTamerlanというウズベキスタンなどの中央アジア・レストラン(ただしWikitravelでは非常に辛口評価でした)で食べるつもりでしたが、そこはブュッフェ形式だった上、夜遅かったのであまり料理も残っていなかったのです。
その段階では1日の観光疲れでそれ以上レストランめざして遠くに歩く気力もなく、ホテル併設のレストランで食べることにしただけでした。

ホテル併設のレストラン「バンブスク」は、総じて美味しかった方だと思います。先ほど写真で紹介したランチも美味しかったです。
夕食は、私がチョイスしたものも悪かったと思います。日本で、ちょっとかしこまった中華料理店で食べればすむようなのを、なぜわざわざサハ共和国で食べているんだろう、と自己嫌悪のようなものが(苦笑)。
「バンブスク」で食べた寿司は、思いっきりアメリカ・バージョンでしたが、美味しかったです。
カリフォルニアロールとか、チーズが含まれているようなお寿司は、日本ではめったに食べられないから、これは良かったです。ただし、別にサハ共和国でなく、ロシア全土でも食べられます。

※カリフォルニアロール。クリームチーズが、お魚とごはんに、意外に合います!
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※カラフルなシュウマイ。しかし、これをサハ共和国で食べる必要があったか?
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問題だったのは、最終日に(余ったルーブルを使いたいせいもあって)奮発した北京ダック。まずかったです。がっかりです。肉も固くて、包む皮も、ぱりぱり、でなく、ばりばりに固かったです。たれも、薬草が強烈だったのか、薬っぽい味がほんのりして、好みではありませんでした。
私が北京ダックを食べたことはこれまで2回程度しかなかったですが、どちらもドイツとかのヨーロッパの海外旅行中に中華料理レストランで食べただけでしたが、とても美味しかった記憶があったので、非常にがっかりしました。

※問題の北京ダック。ルーブルの現金をできるだけ使いたいと思って、奮発したりしなければよかったです。
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───というわけで結論。
・奮発すれば奮発するほど、不満足。安い料理の方が美味しく食べられたかもしれない。
・レストランと言いつつもビュッフェ形式ところが多かった。むしろそういうところで食べて、できたての料理にこだわらない方が、結果的には満足できたかもしれない。
・レストランの肉料理は焼きすぎ。スープは別として、料理全般、汁気も少なかったので、食べづらかった。
・サハ料理というより、ロシア料理/スイーツであれば、美味しいものが食べられた。ただし、家庭料理を食べるチャンスがあったなら、サハの家庭料理もとても美味しかったろうと思う。

というのも、アイスクリーム(マロージュナヤ)は、街頭の立ち食いもレストランのデザートでも、とても美味しかったです。
おみやげに買ったチョコ菓子も、とても美味しかったです。
Travelers Cafeというガイドさんおすすめの外資っぽいカフェでは、ケーキもコーヒーもとても美味しかったです。
ホテルの朝食は、同じレストランで出していると思いますが、ロシア風のパンケーキなどがあって、美味しかったです。
サハの家庭料理が美味しかろうというのは、ソツィンツィ野外建築博物館で、夏祭りをしていたチェプロスク村の人たちが分けてくれたパンと馬肉ソーセージと牛乳酒がとても美味しかったことから伺い知れたためです。

※レーニン広場のミニバンの屋台で食べたアイスクリーム。
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※レーニン広場のバス停留所の近くにあったTravelers Caféで食べたケーキセット。店内はおしゃれで、モスクワのカフェと全くひけをとりません。
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※ホテルの朝食で一番もりもりに食べた日のもの。
ロシア風パンケーキ2種にミルククリームをかけたら絶品。ちょっと甘い「カーチャ」という、ロシアの定番の朝食のおかゆも、すっかり口になじんでいたので、美味しくいただけました。
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※チェプロスク村の人たちが分けてくれたパンと馬肉ソーセージと牛乳酒。
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ちなみに、馬肉に使われるのは1才足らずの子馬のようです。
車窓から、可愛い子馬たちの写真を撮るチャンスがあるときに、ガイドさんが言っていました。
私も、日本でも動物園で子牛や豚を可愛いといいながら、牛肉や豚肉は食べるし、今回も現地料理が食べたいと馬肉を何度も口にしたので、複雑な気分になりました(苦笑)。

※ソツィンツィの帰り道の車窓から撮った親子馬。子馬はふつう春に生まれるのですが、この子はまだ生まれたばかりだろうとのことでした。
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※通常の春生まれの子馬たちが、たわむれていました。
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私が車窓から馬や牛がいる光景を狙っていたので、このソツィンツィの帰り道では、ガイドさんが運転手さんに車を止めてもらうように言ってくれました。
私が可愛い、可愛いと喜んで写真を撮っていたときに、現地ガイドさんと野外博物館のガイドさんが、春生まれの子馬は秋/冬には食べられちゃう~と、ドナドナのように歌っていました。
私が食べた馬肉も、子馬だったんでしょうね。ああ、やっぱり複雑。

全体の感想ネタはまだまだあるので、つづきます。

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