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2014年夏 ドイツ旅行18日間

2014年ドイツ旅行~どんな写真を撮ってきたか~1日ごとの撮影枚数と写真分析(後編)

フォートラベルの国内旅行記作成の方を優先していたら、夏のドイツの旅行記はすっかり停滞してしまいました。
国内旅行記の方が旬にアップしたいけれど、海外の旅行記はそんなに旬でなくても、季節外れでも、おいおいアップしていけばよい、という油断のせいです。
しかし、ほそぼそながら、ドラフトは進めています。

残念ながら来年2015年は、恒例の7月の海外旅行は、プライベートと仕事の都合により、行けなくなる可能性が大きいです。
行けるとしてももっと後か、短期間になるかもしれません。哀しいですが仕方ありません。
そんな事情もあるので、今年2014年の海外の旅行記はこれまで以上にのんびり取り組んでしまっています。
いや、進めなきゃ、進めなきゃ、とあせってはいるのですが~。
だって、ココログ記事とフォートラベル旅行記ハイライト版&詳細版を作成しないことには、私の中で今回のドイツ旅行が終わった気もしないし、次の海外旅行をこころおきなく立案することもできないから~。

海外旅行は自分にとっての楽しみや趣味にすぎませんが、いくつかある趣味の中でも、それでも自分の中できちんと決着をつけたいトップに入ります。
だから、がんばるぞー@

ココログ記事はあと2本の予定です。
ラストから2本目の今回は、どんな写真を撮ってきたか、1日ごとの分析の後編です。

07/10木 アイゼナハ到着&観光
撮影枚数:PS 102枚/EOS 260枚(うち説明プレート等24枚)
 計362枚

コンデジPowerShot SX 210 IS(=PSと略)で撮った写真は、ホテルにチェックインした日なので、ホテル写真のおかげで多めです。
アイゼナハのシュタイベルガーホテルは、格式ありそうな内装のロビーの写真にひとめ惚れしちゃったところがありましたから、なおさら。もちろん駅からの近さというロケーションと値段を考慮した上で決めましたけどね。
一眼レフEOS Kiss X5で撮った写真は、アイゼナハ随一の見どころであるヴァルトブルク城で撮った写真が圧倒的に多いです。
中世の吟遊詩人による歌合戦のエピソードが有名で、中世の城の状態がよく保存されたドイツらしい城で、世界遺産でもあるヴァルトブルク城は、いろんなアングルの写真の撮り甲斐がありました。
はじめのうちはあいにくの曇天&雨模様だったのですが、塔に上って周りを見渡したときなどは、雨雲がまだ去っていないのに雨あがりの青空が覗き、差し込む太陽の光がまぶしいとドイツの平原と可愛い町の眺望が見られた絶好のタイミングでした。
でもアイゼナハの街中観光は、目抜き通りのカールス通りから旧市街中心のマルクト広場までささっと散策しただけなので、街中の写真はそれほど多くないです。

アイゼナハの繁華街であるカール通りで見つけた可愛いシーン@
こうやって子供たちをまとめて乗せた車を引いた女性を3人ほど見かけました。
女性はベビーシッターかしら。
Img_4196

健康増進キャンペーンのようなものをやっていたマルクト広場と、修復中で入れなくて残念だったゲオルク教会の塔。
ゲオルグ教会では昼のオルガン・コンサートが聴きたかったのに、修復中なのでそれも中止でした。
Img_4208


07/11金 アイゼナハからゴタ日帰り観光
撮影枚数:PS 62枚/EOS 323枚(うち説明プレート等 39枚)
 計385枚

この日は、本当は、近世のフリーデンシュタイン城と町散策がほぼ随一の小さな町ゴタの他に、木組みの家並みが見どころのミュールハウゼンの2都市をはしごするつもりでした。
1番目当てはミュールハウゼンなのですが、アイゼナハから鉄道でアクセスするのにゴタで乗り換えなければならないので、ゴタも観光することにしたのです。
ところが、二都市はしごするにしてはスロースタートになってしまった上、ドイツ国鉄が遅れ、乗り換えの必要なミュールハウゼンまで足を伸ばすことに不安を感じてしまいました。
それに途中で豪雨の通り雨のため、1時間ほど雨宿りを強いられました。
なので無理してミュールハウゼンとはしごをするのをやめ、雨が上がったあと落ち着いてゴタ観光をすることにしました。

そんな計画狂いグがありましたが、この日撮った写真は多いです。
それは、フリーデンシュタイン城ですてきな内装の部屋や展示品をばしばし撮りまくったせいでしょう。予想以上に見ごたえがあったのです。
それから、ゴタの旧市街はLonely Planetを読んだ限りではあまり期待していなかったのですが、これがなかなか可愛らしくて、ちょっとしたところで被写体を見つけやすかったのです。
でも逆にいうと、ミュールハウゼンはもっと、驚喜するほど写真を撮りたい一角や建物がたくさんあったということかもしれません。

ゴタのハウプトマルクト(中央市場)広場に向かう坂道にあった小さな噴水
雨上がりなので水が増量していました。
Img_4896

戻って来たアイゼナハの街角にて。
ゴタしか行かなかったので、比較的ゆとりある時間にアイゼナハに戻れました。
なので、レストランへの往復時に、少し余分に旧市街散策をしました。
Img_5016


07/12土 アイゼナハからエアフルト&ワイマール日帰り観光
撮影枚数:PS 87枚/EOS 221枚(うち説明プレート等3枚)
 計308枚

この日も合計撮影枚数が300枚を超えた日です。
初めて訪れる都市ではおのずと撮影枚数が増えますが、今回はエアフルトとワイマールの2都市日帰りが成功したので多くなりました。
前日に行こうとしたゴタやミュールハウゼンはLonely Planetでは紹介されていても「地球の歩き方」では紹介されていませんでしたが、エアフルトとワイマールはどちらも紹介されているし、都市名もずっと有名だと思います。
訪れる観光客も多いです。
第二次大戦や東独時代に1度荒廃したでしょうが、いまやきれいに復興して、西独の観光都市に遜色ないくらいになった、というかんじでした。
つまり街並みは、中世から近代にかけてのクラシカルさがたっぷりなのですが、新しくてきれいだったのです。
でも、真新しくすぎるということはなく、折しも晴天で、パステルカラーの建物の色が青空にきれいに映えましたから、見たかんじもワクワクするし、写真もきれいに撮れたと思います。
でも、ミュージーアムや城には入らず、街中散策がメインで、中に入ったのは教会くらいなので、二都市はしごしたわりには、撮影枚数はマイルドな方かも。

ちなみに、エアフルトから、町の活気に当てられて、街中撮影もいいけれど、被写体として人にも目を向けるようになりました。

エアフルトの大聖堂広場でずりずりとおしりで歩いていた赤ちゃん@
お母さんはすぐそばでママ友とおしゃべりしていましたが、赤ちゃんがこんな風に1人で歩き出しても、危険がないと判断し、したいようにさせていました。
Img_5081

これが日本のお母さんだと、大半のお母さんは、「汚れるじゃない!」とか「手をついてばっちい!」と神経質にどなって抱き上げたりすることが多いんだろうなぁと思うと、ドイツのお母さんのおおらかな子育ての一端を見た気がしました。

エフルトの大聖堂前の通りを、腕を組んで渡る老カップル。
ほほえましさを感じました。
Img_5200


07/13日 フランクフルト到着&観光
撮影枚数:PS 70枚/EOS 315枚(うち説明プレート等65枚)
 計385枚

最後の拠点都市フランクフルトに到着したので、まずコンデジで撮ったホテルの写真で枚数が増えました。
また、市内交通の写真も、今後ドイツ旅行をする人のための参考に、とまでいかなくても、そういう日常的な写真はあとでけっこうなつかしくなるものなので、コンデジでせっせと撮りました。

一眼レフの撮影枚数が多かったのは、実質フランクフルト観光はこの日だけで、ミュージーアム見学が多かったからです。
フランクフルトはドイツらしい現代的な都市です。
第二次大戦のときに徹底的に破壊されたせいで、旅情を誘うような街並みは少なく、街中散策やその写真は少なめになります。
でも代わりにフランクフルトの魅力は、充実したミュージーアムです。シュテーデル美術館などは大都市にふさわしいコレクション数も誇っていますが、なんといってもフランクフルトのミュージーアムの魅力は、中小規模でも興味深いいろんなテーマをもったミュージーアムの数がとても多いことでしょう。
2日間有効のミュージーアム・カードも買いました。本日一日しか使う予定はなかったのですが(翌日は月曜だったので、どっちにしろミュージーアムはお休みのところが多い)、3ヶ所くらい回ればもとがとれると思ったためです。
結果的には半日観光で3ヶ所まで回れました。
イコン博物館はフランクフルトを再訪したら、ぜひ行こうと思っていました。
シュテーデル美術館は、最近は美術館通いをめっきりしなくなった私ですが、日本でも有名ななつかしい大画家たちのなつかしい有名名画がいくつもあるので、行かないのは惜しいと思いました。

3ヶ所目は、もっと他に面白そうなところがあったのですが、次に向かう途中にあったということで行ったカルカチュア博物館。
要するにマンガ博物館でした。
これは、認めたくないですが、正直に言いましょう。入ったのは失敗でした。
ドーレミの作品のような、私でもよく分かる戯画や風刺画のミュージーアムかと思ったのですが、1人のドイツの現代マンガ家の特別展が3分の2を占めていました。
展示内容のほとんどは原画でしたが、風刺やパンチがきいたマンガなのでしょうが、ドイツ語が読めないと、全然面白くなかったです!
イラストが好みだったらそれなりに楽しめたのですが、うーん、そうでもなかったし。
吹き出しの内容が分かったら笑えたから良しとしたかもしれませんが、内容がわからないので、シモネタが多く下品に感じられてしまったし。
ただ、残り3分の1ほどの常設展示のところは、現代フランクフルトの5人のマンガ家の原画が展示されていましたが、ドイツ語が分からなくてもそれなりに楽しめましたし、5人もいたので好みのイラストもありました。
なので、入ったからには前向きにとらえ、私なりに楽しんだつもりです。
でも、その時間、他のもっと好みのミュージーアムに入れたかも、と思うと、失敗でした。
旅は選択の連続。選ばなかったことを後悔しても仕方がないとはいえ、こう思ってしまったのも正直なところです。

というわけで、どの博物館も写真撮影OKでしたから、一眼レフでじゃんじゃん撮りまくりました。

フランクフルトの街中で見かけたカラフルなイラストの市電。
Img_5446

マイン川に架かるアイゼルナー橋を渡っていたときに。
ワンちゃんが飼い主に一生懸命くっついているところが可愛くて目を留めました。
Img_5691

もちろんこういうシーンは日本にだっていくらでもありますけど、エアフルト以降、人々のなにげない情景の写真も撮ろうと思うようになったためです。
そういう写真はガイドブックやポストカードのような写真にはなりませんが、個人的に撮る写真としては被写体の選択に個性が出るでしょうし、観光地写真よりもずっと旅の良い思い出写真になると思ったからです。


07/14月 フランクフルトからイトシュタイン日帰り観光
撮影枚数:PS 57枚/EOS 287枚(うち説明プレート等3枚)
 計344枚

月曜日は城なども含めてミュージーアムはお休みになるところが多い曜日ですので、街中散策がメインの2都市をはしごするつもりでした。
すなわち、ネットで知り合ったドイツ旅行ベテランさんにアドバイスしてもらった、城砦散策がメインのケーニヒシュタインと、木組みの家並みが可愛いイトシュタインです。
ところが、スロースタートだったのに加えて鉄道が遅延したし、ローカル路線で本数の少なさに不安を感じていたため、ケーニヒシュタインはあきらめました。
イトシュタインをじっくり散策したくなったせいもありました。
なので、木組みの家並みの写真を撮りまくりです。

とはいえ、イトシュタインはとても小さな町だったので、結局、予定よりはずっと早くフランクフルトに戻ることになりました。
なので、同じくフランクフルトでほぼ唯一、木組みの家を復興させた広場のレーマー広場へ散策し、イトシュタインの素朴な木組みの家と比べ、それから前日入りそこねた大聖堂を見学しました。

これでケーニヒシュタインに行っていたらもっと撮影枚数が増えたろうと思いますが、コンデジで撮った写真と合わせたときにはじめて300枚を超えるレベルとなりました。
ただし、イトシュタインでは、絵になるから、と言って、同じところでいろんなアングルで何枚も撮ったので、実を言うと同じような写真もたくさんになりました。
なので、その間にも、被写体としての人や生活シーンをテーマとする写真もねらって、ゲットできる写真に少しでもバリエーションを出そうとしたつもり。

イトシュタインのカフェで、ランチ時に向けてテラス席を準備している店の主人と、その主人の様子を伺っていた飼い犬@
Img_5888

鉄道駅から旧市街をつなぐ鉄道通りの家にして。
可愛くカットされた植木にふと注目。
Img_6163


07/15火 フランクフルトからマールブルク日帰り観光
撮影枚数:PS 47枚/EOS 413枚(うち説明プレート等18枚)
 計460枚

出発日を含めてドイツ旅行も13日、終わりから数えた方が早いくらいの段階で訪れたマールブルクですが、ここの木組みの家並みの旧市街にはさらに感動してしまいました@
しかも、旅の間に写真テーマとして、ふつうにいいなと思った街並みや景色や展示品の他に、街中散策で人々の写真、自転車、自分なりの面白写真をめざすようになり、場所によってはそれぞれのテーマで何枚も写真が撮れてしまうだったので、なおさら、写真枚数がぐっと増えました。
しかも、お城の大学博物館も見学しましたから。
その大学博物館は、マールブルク大学の研究と深い関係があるようですが、マールブルク城そのものにゆかりのものというわけではありませんでした。
でもミュージーアムと思うと、興味が惹かれたのです。興味を覚えれば、どんなものに興味を覚えたのか記録に残したくて写真を撮ってしまいます。

なのでもう、気の向くままに撮りまくったら、一眼レフだけで400枚超え、今回の旅程で一日に撮った枚数の多さからトップ2となりました。
ちなみにトップ1は、今回のドイツ観光初日であるベルリン観光1日目で、しかもこの日は動物園にも行きました。

それにしても私は本当に、散策目的がイコール撮影散策となりました。
ゆっくりとじっくりと散策し、被写体に良さそうと思ったらカメラを構え、フレーミングを気を使いながら自分なりに納得できる写真が撮れるまでねばる───私が納得できる写真が撮れるまでねばるといっても、三脚を嫌い、スナップ写真を撮る勢いでさっさとシャッターを切るので、時間的にはたかが知れているはずですが、構える回数とシャッターを切る回数に歯止めがききません!
しかし、自らに歯止めをかけずに好きなだけ撮影できて、ほんとにしあわせでした。
───まあ、全く歯止めがかからないわけでもありません。
帰国後の写真整頓の大変さを考えたら。撮りっぱなしにするつもりはなく、撮った写真をもとにフォートラベル旅行記まできちんと作成したいと思えば。

ショーウィンドウにて、ブルーの地にマールブルクのイラストが入ったマグカップに惹かれて。
ただし、荷物になるし、マグカップコレクションはたくさんあるので、買うのは自制しました。
手前のお化けっぽい小さな人形(ろうそくかな?)も興味深いです。
Img_6284

マールブルクの旧市街にて。自転車のある景色シリーズの一枚。
Img_6372


07/16水 フランクフルトからハーナウ&シュタイナウ日帰り観光
撮影枚数:PS 35枚/EOS 254枚(うち説明プレート等 16枚)
 計289枚

ハーナウはフランクフルトのベッドタウンです。シュタイナウも同じ幹線上にあり、鉄道アクセスはしやすい方でした。
シュタイナウに到着したときはすでに17時を過ぎていて、観光するには遅すぎましたが、夏の日照時間の長さゆえに、二都市はしごがなんとかできました。

ただ、この日、なんとか二都市はしごを予定どおりやりとげたのは、ハーナウの見どころが思ったより少なかったせいでもあり、シュタイナウに行くだけでも行くぞ、と強く願ったせいです。
フィリップスルーエ城は良かったです。撮影枚数はそこで稼いだようなものです。
フィリップスルーエ城の近くには、新しいけれど木組みの家並みがちょっとだけあり、中心エリアへの期待が高まりました。
が、中心地のフライハイト広場はどちらかというとバスターミナルであり、思いっきり工事中。
マルクト広場は、ちょうどマーケットが終わったあとでしたが、目当てのミュージーアムが見つかりませんでした。
ベッドタウンとしては過ごしやすそうな町だと思ったのですが、旅も終わり近くなると、さすがにそういう街並みの撮影散策が心底楽しいとまでは言えなくなりました。
前日のマールブルクがすばらしかっただけに、なおさら。

なので、「地球の歩き方」の記述から、散策するだけでも行く甲斐のありそうなシュタイナウをどうしてもはしごしたかったのです。
シュタイナウでは、グリム兄弟の家にもルネサンスの城にも入れませんでした。どちらも外見だけも見る価値があるステキなものでしたが、中の展示もとても面白そうだったので、入れなくて残念でした。
でも、街並みは、イトシュタイン並みにステキな木組みの家が建ち並んでいました。
これで、ハーナウ見学後半がっかりしたことは相殺されたので、無理にでも行って良かったと思いました。

というわけで二都市をはしごしたおかげで、そろそろ写真撮影が下降する時期でしたが、けっこう撮影した方だと思います。

ハーナウのマルクト広場のグリム兄弟の像。
兄と弟のどちら不明。ハトと一体化したところを撮りました@
Img_6960

シュタイナウのグリム兄弟の家の庭にあった、グリム童話の「カエルの王様」のカエルとお姫様の像。
Img_7068

グリム童話の中でも、シュタイナウはとりわけ「カエルの王様」に縁がある町だったのでしょうか。
マルクト広場の彫刻も、カエルとお姫様でした。


07/17木 フランクフルトからフルダ日帰り観光
撮影枚数:PS 46枚/EOS 238枚(うち説明プレート等9枚)
 計284枚

フルダ観光は、前に旅程一覧の記事で観光を書いたとおり、ステキなドイツ・バロックの街で、初めて訪れる街なのに真新しさはないけれど、はずれのないものを味わったというかんじでした。
バロックの街並みや建物は、建築でいえば巨大で整然とされていて、細部の装飾でいえば、三次元でとても凝っているというかんじです。悪く言えば、ゴテゴテ@
ただ、ドイツ・バロックは、どこかすっきりした清楚な印象もあわせもっています。

巨大で整然としたところは、ふつうに街中散策をしていて、うまくカメラに収めきれるものでもありません。
一部しか撮れないことが多いですし、全体を撮れたとしても、その壮大さが、写真の中ではこぢんまりしてしまい、がっかりすることも多いと思います。

細部の装飾は、撮影の被写体としては工夫次第で無尽蔵だと思います。
が、ふつうの素人の場合、1人の人間がいろんなパターンの写真を撮りまくるのはむずかしく、だんだんパターン化してしまうでしょう。
テーマや視点を変えれば別です。

そう考えると、だんだんと見慣れてきたバロックの大聖堂ですが、超広角レンズを使ったゆがみのある写真や、自分なりの視点の写真を撮ろうと意識したおかげで、思ったより枚数を稼いだ気がします。
城博物館や宝物館などのミュージーアムの展示品の撮影もじゃんじゃんしました。
そうはいっても、撮影チャンスが湯水のようにあった街と比べると少なかったので、今回の旅行での一日の撮影平均枚数を下回りました。
もっとも、一眼レフで238枚も撮っているんだから。平均枚数が多いんです@
(一日平均撮影枚数は、一眼レフのみ実質311.8枚)

ドイツ・バロック様式の大聖堂の壁の明かり。
Img_7300

大聖堂で、信者席が整然と続く様子に惹かれて。
Img_7417


07/18金 フランクフルトからハイデルベルク日帰り観光
撮影枚数:PS 72枚/EOS 173枚(うち説明プレート等5枚)
 計245枚

ハイデルベルクでは大変でした!
なんたって一眼レフが故障してしまったんですもの。
しかしそれは、一日の観光がほぼ終わり、最後に哲学の道から街並みを見渡そうとしたときでした。その途中までは、一眼レフで撮影できました。
フランクフルト滞在時から、暑かったです。一眼レフカメラのシャッターをじゃんじゃん切りましたが、カメラが熱くなったこともしばしば。
それまで、途中で反応がおかしくなるなど、不調が出ていたのですが、ハイデルベルク観光の夕方、ついにうんともすんとも言わなくなってしまいました。

ただ、一眼レフの撮影枚数が200枚に達しないくらい少なかったのは、それだけが原因ではなく、ミュージーアムにあんまり入らなかったからでしょう。
眺望や街中が被写体のメインで、眺望は、その最中はちょっとでもアングルが変わるとがらっと変わったように見えて、そのたびにシャッターを切りましたが、あとで冷静に写真を見返してみると、大差ないので、整頓、すなわちある程度削除してしまいました。
ハイデルベルク城も、実際はほとんど廃墟で、じゃんじゃん写真を撮れるところでもありませんでした。
それにドイツ旅行16日目、帰国日の前々日。
街中と眺望だけでは、さすがに最初のころのようなハイテンションにはなりませんでした。

ただし、そのことと、ハイデルベルクの美しさや見どころの多さとは別です。
ハイデルベルクが世界中の観光客に人気のある都市だということは、納得できました。
写真をじゃんじゃん撮らずとも、ゆったり散策したくなる美しい街です。
自転車をレンタルして回った人もいるようですが、そんな回り方をしたくなります。
駅前から旧市街までかなり距離があり、バスでさーっと通り過ぎてしまいましたが、そういうところも自転車で、自分のペースで見て回りたくなりました。
自転車で回る場合、写真を撮るときはいちいちストップしなければならず、徒歩よりは撮影チャンスはぐっと減りますが、そのくらいのスピードでさっと街中を走るくらいでいいかな、というかんじ。

ちなみに一眼レフが故障した後は、コンデジ一本で撮影するしかなかったのですが、哲学者の道を下りてオルガン・リサイタルを聴いただけで、あとはフランクフルトに戻っただけなので、一眼レフで撮れなかった分、コンデジで撮った、という写真はそんなに多くないです。

ハイデルベルクの街中で見かけた新婚さんたち。
Img_7708

バロックな街並みと、ベンチで地図かガイドブックを確認する美女。
Img_7731

ちなみに、これらの写真は、一眼レフが故障する前でしたので、一眼レフで撮りました。


07/19土 フランクフルト半日観光~JAL直行便でフランクフルト発
撮影枚数:PS 151枚/EOSなし
 計151枚

最終日で、半日だけフランクフルト観光ができた日です。
おみやげは、観光途中である程度みつくろっておいたので、買わなくちゃ、という切実さはなかったのですが、フランクフルト観光は、レーマー広場を除くと、あとはミュージーアムくらいしか思い付かず、近代的なショッピングエリアを見てみるとか。
そんなわけでハウプトヴァッヘというショッピングエリアに行きました。
そして入ってみたマイ・ツァイテルというショッピングセンターは、ドイツらしい現代彫刻で、四角四面でおとなしい優等生なデザインではなく、遊び心たっぷりでした。
そんなわけで、撮影散策としてもなかなか楽しかったです。

そのあとレーマー広場に向かったのは、ぜひ入りたいと思っていたのに入り損ねていた大聖堂宝物館に入るため。
シュテーデル美術館みたいに大規模ではないけれど、宝石・アクセサリー好きの私にとって垂涎の的のコレクションが充実している大聖堂宝物館というのは、私のつぼにはまります@
なので数あるフランクフルトのミュージーアムの中でも、ぜひ訪れたいところに数えていました。
撮影がOKだったのですが、大聖堂宝物館見学はもう何度もしていて、似た様な宝物の写真もたくさん撮っているので、さすがに片っ端からじゃんじゃん撮りまくるような勢いで撮影はしませんでした。
なので、いいなと思ったコレクションをごく一部、両手の指で数えられるくらい……かな。
ふつうの人はミュージーアムで撮影OKと言われたら、そのくらいなんでしょうね。
ところが写真フリークで凝り性な私は、調子づいたらカタログを作る勢いで撮影してしまうんです。
でも、今回、コンデジ一本でしか撮れなかったせいもあり、一眼レフならもっときれいに撮れたかも、と思うと、そんなにじゃんじゃん撮る気にはなりませんでした。

あとは、思わぬ被写体。
レーマー広場で遭遇したゲイ・パレード@
ただし、パレード写真というのはたくさんシャッターを切るけれど、とっておきたいまともな写真の割合は低いです。
たまたま遭遇したわけですし、はじめのうちは特に写真を撮らなくてもいいと思ってしまったし、私がいた場所が撮影によい位置ではなかったので。
でもだんだんと、パレード参加者や見学者の熱気に煽られるように、テンションがあがり、これはやっぱり撮影する努力をせねばならん、と思うようになったわけです。

大聖堂宝物館にて、色とりどりの美しい宝石がちりばめられた聖遺物入れと聖杯。
Img_78001507

聖遺物入れの宝石が埋め込まれた装飾。
赤はルビ-、透明性のある緑はエメラルド、はじっこの不透明な緑はエナメルによる装飾。
そして1番多く使われている、白色の透明な宝石は、ダイヤモンドだと思います。ローズカットで少し光が鈍く感じられるかもしれませんが、大粒のダイヤモンドにうっとり@
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聖遺物入れのダイヤモンドやルビーの光と背後のステンドグラス。
Img_78001512

これはコンデジのピントが思いっきり合わないまま撮れた写真なのですが、面白いのでとっておきました。
さきほどの花形のデザイン部分が分かるでしょうか。

一日ごとの写真分析記事の後編おわり。
最後は、ドイツで買ってきたものの記事で、ココログ版によるドイツ旅行記の完成としたいと思います。

2014年ドイツ旅行~どんな写真を撮ってきたか~1日ごとの撮影枚数と写真分析(前編)

次に1日ごとにどんな写真を撮ったか、ざっくりとふりかえり、ハイライト写真として一眼レフで撮った写真をだいたい2枚ずつ挙げてみました。
一眼レフで撮影していない日はもちろんコンデジで撮ったものです。

07/02水 職場から成田前泊
撮影枚数:PS 32枚(成田ホテルで)/EOSなし
 計32枚

成田空港内にある成田エアポートレストハウスに前泊したので、夜、いったん成田空港に入り、空港のバス停から無料のシャトルバスを利用してホテルに向かいました。
この日に撮った写真はみんな空港とホテルです。
夜の成田空港は、私にとってちょっぴり新鮮でしたし、前泊して海外旅行に行くのは初めてだったので、早速テンションが上がりました。テンションが上がれば、写真もじゃんじゃん撮ってしまいます。

07/03木 成田第2空港からヘルシンキ経由でベルリンへ
撮影枚数:PS 78枚/EOSなし
 計78枚

ベルリンのホテルにチェックインしたのは19時すぎていましたが、ベルリンの7月は21時半まで明るいので、夕食をとりに行きがてら、ちょっと周辺を観光しようと思ったのに、ちょっとベッドに横になったら、フライト疲れで夜中近くまで爆睡してしまいました。
というわけで、この日撮った写真は主に、出発でテンション上がっていた成田空港、乗り継ぎのヘルシンキ空港、それからベルリンのホテルの部屋です。
ホテルの部屋の写真は、荷物を解く前に撮るようにしています。
じゃないと、一人部屋ということで、思い思いに荷物を広げてしまうので、写真に撮れる状態ではなくなってしまうから@

07/04金 ベルリン観光1日目:市内あこれ&西ベルリン動物園
撮影枚数:PS 65枚/EOS 431枚(うち説明プレート等24枚/動物園296枚)
 計496枚

海外の動物園に初めて行きました!
最近は動物園の動物撮影に凝っているし、動物は連写でしゃかしゃか撮ることもあるので、1日の撮影枚数の約60パーセントが西ベルリンの動物園で撮った写真となりました。
西ベルリンの動物園は、動物舎も見ごたえがあるので楽しみにしていました。もちろん、圧倒的に多いのは動物写真ですけど。
説明プレートも結構撮りましたが、ほとんどが動物の説明プレートです。
もっとも、この日の観光は、動物園とその前に入ったカイザー・ヴィルヘルム記念教会以外は、街歩きをしただけです。
歴史博物館に行こうと思ってロビーまで入ったけれど、後日入ることに変更し、動物園の後にはウォーキングツアーにー参加しようと思ったら催行中止、フリードリヒシュタット・パラストのショーを見ようと思ったら休演で翌日のチケットを買っただけ、そしてクルージングに参加しようと思ったら、これも人数不足で催行中止。
最後にブランデンブルク門と夜のテレビ塔見学で1日の観光の幕引きをしましたが、どちらもそんなにじゃかすか写真を撮る対象ではないです。

ホテルの近くのアレクサンダー広場にて
Img_0034

これは実はホテルの廊下に飾られていた写真からヒントを得た撮り方です。
全く同じにはなりませんでしたけどネ。

ベルリン中央駅のヨーロッパ広場側を、10mmの超広角ズームにて撮影
Img_0761

07/05土 ベルリン観光2日目:ペルガモン博物館ほか博物館島
撮影枚数:PS 62枚/EOS 468枚(うち説明プレート等81枚)
 計530枚

前の記事に書いたとおり、ペルガモン博物館で撮った写真が圧倒的に多くなりました。でも、かけた時間も休みなしで5時間ですから。
博物館島で見学したのは、ペルガモン博物館以外では、アルテ・ナショナルギャラリーと大聖堂です。
大聖堂もとても規模が大きく、18mmの広角ズームレンズでは撮りきれないくらい大きいので、10mmの超広角での撮影も楽しめました。
また、フリードリヒシュタット・パラストのショーはカーテンコールでは撮影OKだったので、コンデジで撮影しました。一眼レフを持っていたけれど、カーテンコール中でみんなが拍手しているときに座席で撮るには大げさになるので。
ほかにコンデジでは、1泊目の翌朝なので、ホテルで朝食をとる初日。
なので、レストランとか朝食ビュッフェのメニューとかの写真もこそこそと撮りためました@

ベルリン大聖堂の入口前のテラスにて
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東ドイツの香りがぷんぷん!?~トラムと共に
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07/06日 ベルリン観光3日日:クルージングと東ベルリン動物園
撮影枚数:PS 17枚/EOS 434枚(うち説明プレート等12枚/動物園286枚)
 計451枚

この日の動物園写真は1日の撮影枚数の約63パーセントとなりました。
この日は往復約2時間半のシュプレー川クルージング以外は動物園だ、と張り切っていたので余計に。
この日は旧東ベルリンの方の動物園で5時間過ごしました。
とても広い公園でしたが、天気が良く、動く被写体を撮りやすい明るさがあって写真が撮りやすかったため、じゃんじゃん撮れました。
西ベルリンの動物園でも思ったのですが、中規模の日本の動物園に慣れた私からすると、動物がいるエリアがべらぼうに広かったです。
なので、ほんとうは望遠レンズで撮影したいくらいでしたが、代わりに檻や柵などの人工物が入りにくい写真が撮れました。
東ベルリンの動物園にはレッサーパンダがいることは事前にチェック済み。
レッサーパンダに日影を提供する木々がものすごく生い茂っていて、レッサーにはいいのですが、写真を撮りづらかったです。
でも、ごはんの笹は見学者に見やすいところにあったため、2頭いるうちの1頭は、ごはんの笹を食べるときは可愛い姿をしっかり拝ませてくれましたし、写真も撮りやすかったです。
この子は、午後にごはんを食べたあと、昼寝し、閉園時間より30分くらい前になるとまた起き出して夕食を食べるのが習慣になっているかもしれず(翌日に再訪したときもそうでしたから@)、寝起きのぽけっとした顔で葉っぱの間から外を伺う様子は、とりわけフォトジェニックでした!!

閉園時間の19時まで動物園でめいいっぱい過ごした後、1日の終わりの「イベント」として、「地球の歩き方」に載っているドイツ料理のレストランに行くためにポツダム広場に足を伸ばしました。
私の記憶では、ベルリンの壁があったときのポツダム広場の印象がいまだ強いので、あのときからの変貌ぶり・大都会ぶりにいまさらのようにしみじみ感動し、超広角ズームレンズで少し撮影しました。
高層ビルのある現代的な空間こそ、超広角レンズで歪ませて現代アートチェックに撮るのにぴったりの被写体だと思いました。

シュプレー川クルージング中にて
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ポツダム広場で、可愛いポストと自転車と
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07/07月 ベルリン観光4日目:ドイツ歴史博物館と東ベルリン動物園再訪
撮影枚数:PS 58枚/EOS 404枚(うち説明プレート等44枚/動物園296枚)
 計462枚

昨日の東ベルリン動物園では、タマリンなどの珍しい小型サルの撮影に夢中になっている間に、ゾウたちが屋内に入ってしまいました。
屋内でもゾウたちはよく見えたし、すぐ目の間で見られるようになったのですが、まだ体の小さい子ゾウちゃんは、写真を撮るには丸太の柵がじゃま!
ゾウたちが外にいるときに写真を撮りたかった、と非常にくやしく思い、この日は雨予報でしたが、東ベルリン動物園を再訪しました。

というわけで、動物園写真は1日の撮影枚数の約64パーセントとなりました。
その他は、動物園に行く前に、観光&ショッピングを兼ねて、東ドイツ圏の信号機のアンペルマンの専門店と、ベルリン観光1日目に行くはずだった予定を本日に延ばしたドイツ歴史博物館に撮った写真がメインとなりました。
アンペルマン専門店は、店の中に横断歩道と信号があったり、カフェがあったりと、ディスプレイが凝っていましたし、アンペルマンのデザインのある日用品グッズの品揃えがとても豊富で、商品の写真だけでも、何枚撮っても飽きないくらいでした。
店員さん、こんな私によくぞ撮影許可をくれました、太っ腹!

ドイツ歴史博物館は、面白かったですが、残念ながらこれまでの東欧旅行に比べると、すでによく知っている、私にとって「いまさら」なものが多くて、新鮮味に欠けました。意気込んで英語のオーディオガイドを借りたのですが、オーディオガイドを聴きながら見学すると時間がかかることもあり、借りなくてもよかった、と少々後悔しました。
動物園再訪のために時間をできるだけあけたかったこともあり、なるべく写真撮影はせずに見学しました。私にしては。

店内の撮影OKだったアンペルマン専門店にて
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ドイツ歴史博物館の中庭を、10mmの超広角ズームにて撮影
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07/08火 ライプツィヒ到着&観光
撮影枚数:PS 72枚/EOS 273枚(うち説明プレート等25枚/動物園181枚)
 計345枚

ライプツィヒ動物園は、特に動物園ファンというわけではさそうな旅行者のクチコミを見ても評判ですし、レッサーパンダがいるので1番楽しみにしていた動物園ですが、3時間半いたわりには、写真の枚数は思ったより多くなかったです。
レッサーパンダの写真はそんなに撮れなかったのと、ずっと動物にはりついて写真を撮りまくるより、散策して楽しむコースが多かったからでしょう。

動物園写真は1日の撮影枚数の約52パーセント。
残りは、ライプツィヒの街中で撮った写真がメインとなりました。

この日は夕方、一時期、激しい雷雨でしたが、その時間帯は動物園の中のゴンドワナランドという巨大なドームの中にいたので、雨は避けられました。
街歩き撮影は、ホテルに荷物だけを預けて午後にチェックインしに戻るまでの昼頃までにだいたいすませてしまいましたが、夕食を食べに徒歩圏のセントラルまで足をのばしたとき、ついでに夜景撮影もできました。
夜の街歩きのために荷物を極力減らそうと、夜景撮影のときに一眼レフを持参していなかったのは残念でしたが、レストランや食事の写真を撮るためにコンデジは持参していたので、撮影チャンスを逃さずにすみました。
昼間の街中撮影では、曇天だったのではじめのうちはテンションが落ちました。
空が青い方が街中の写真は撮りやすいですから。
でも、曇天でも空を隠すように写真を撮る方法がありますし、ただ単に絵はがきのような写真を撮るだけでなく、自分なりのオリジナルティを出せないか、工夫しようとしたら、俄然、のりのりになりました@

当初の予定では街歩きと動物園は別の日にするつもりでしたが、1日ですませてしまい、翌日は日帰り旅行にあてました。
1日ですませた代わりに行くことをやめたのはミュージーアムです。
でも、久しぶりのドイツ旅行は、ミュージーアムに入るよりも、街歩きの方が楽しいな、と思い始めるようになりました。
海外旅行先でめぼしいミュージーアムを割愛するなんて、以前の私では考えられませんでした。

ライプツィヒの街角で惹かれた光景の1つ~しましま自転車@
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ライプツィヒの街角の彫刻
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07/09水 ライプツィヒからナウムブルク日帰り観光
撮影枚数:PS 62枚/EOS 182枚
 計244枚

ナウムブルクの町はとても可愛らしかったです。
曇天で雨がちだったのは残念でしたが、町のあちこちでシャッターを切りたくなりました。
ドイツの街中撮影ってこんなに楽しかったんだ、と再認識した日です。
ライプツィヒの街中撮影も楽しかったけれど、曇天でテンションが下がりそうなところ、白飛びしてしまう空をできるだけ画面から隠そう自分なりにいろいろ工夫したり、どちらかというとひねった写真を撮ろうと思ったおかげで楽しくなったところがありますが、ナウムブルクの場合は、白飛びする空はできるだけ入れないようにしたところは同じですが、どちらかというとすなおに撮った写真が多かったです。
それだけ、私がドイツに求めるファンタジーに絵になるスポットが街中に満載していたおかげです@
ライプツィヒに比べるとずっと小さな町でしたから、人も少なかったので撮りやすかったせいもありました。
数歩歩くごとにイメージが変わる可愛らしい通りでは、いちいち写真を撮りたくなったくらいです。
でも、街中撮影のみがこの日に撮った写真のメインなので、撮影枚数自体は、出発日や出国日などフル一日観光に費やせなかった日を除くと、一番少なくなりました。

フラワー・バスケットに飾られた、パステルカラーの家が並ぶ坂道
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ナウムブルクの旧市街はいろいろフォトジェニック!
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後編へとつづく。

2014年ドイツ旅行~どんな写真を撮ってきたか~撮影枚数集計と写真分析&超広角ズームレンズの話題

ココログの感想記事は旅行終了後できるだけ早くアップしようと思っていたのに、しばらく時間があいてしまいました。

去年2013年のロシア旅行の感想記事はもっと一気に書き上げられたのに、今回ははやくも減速です。。。
旅行後、去年よりもなにかと忙しかったせいもありますが、撮った写真と旅のエピソードをぜひぜひ早く紹介したい、という気持ちは、去年に比べると今年はマイルドなせいかもしれません。
ロシアの方が日本でなじみの少ない、知られざる(と思う)側面をたくさん紹介できると思ったせいでしょうね。
ドイツのことはたくさんたくさん日本で紹介されていますもん。

それでも、撮ってきた写真をパソコンのブラウザで見てみると、旅のわくわく感がよみがえってきます。
一枚一枚、私なりに一生懸命撮ったときの自分の思いがよみがえってきます。
それは、誰かが日本でたくさん紹介しているとかしていないとかは関係ありませんでした。
なのでやっぱり早くブログや旅行記にアップしたい、とあせってしまいます。

以下、今回はどんな写真をとってきたか、枚数のデータとあわせて分析する形で、今回のドイツ旅行をふりかえりたいと思います。

コンデジはPowerShot SX 210 ISで、略してPS。
一眼レフはEOS Kiss X5で、略してEOS。

コンデジと一眼レフの使い分けは、ホテルやレストラン、それから鉄道やバス関連の写真で一眼レフで撮るには大げさな場面ではコンデジを使いました。
そうでなかったらなるべく一眼レフで撮りました。
今回は、鉄道やバスのアナログ時刻表や運行状況を示す電光表示、それからドイツ鉄道の国鉄の券売機で検索したリアルタイム時刻表など、昔なら手書きでメモしていたものも、メモ代わりにせっせと撮影しました。その方が一瞬ですみましたから。
それだけ提供される情報が豊富で利用しやすかったわけですし、一方でドイツ国鉄はよく遅延したので、メモ撮りを何度もチェックしないと不安だったことは何度もありました。

07/02水 職場から成田前泊
 PS 32枚(成田ホテルで)/EOSなし
 計32枚
07/03木 成田第2空港からヘルシンキ経由でベルリンへ
 PS 78枚/EOSなし
 計78枚
07/04金 ベルリン観光1日目:市内あこれ&西ベルリン動物園
 PS 65枚
 EOS 431枚(うち説明プレート等24枚/動物園296枚)
 計496枚
07/05土 ベルリン観光2日目:ペルガモン博物館ほか博物館島
 PS 62枚/EOS 468枚(うち説明プレート等81枚)
 計530枚
07/06日 ベルリン観光3日日:クルージングと東ベルリン動物園
 PS 17枚
 EOS 434枚(うち説明プレート等12枚/動物園286枚)
 計451枚
07/07月 ベルリン観光4日目:ドイツ歴史博物館と東ベルリン動物園再訪
 PS 58枚/EOS 404枚(うち説明プレート等44枚/動物園296枚)
 計462枚
07/08火 ライプツィヒ到着&観光
 PS 72枚/EOS 273枚(うち説明プレート等25枚/動物園181枚)
 計345枚
07/09水 ライプツィヒからナウムブルク日帰り観光
 PS 62枚/EOS 182枚
 計244枚
07/10木 アイゼナハ到着&観光
 PS 102枚/EOS 260枚(うち説明プレート等24枚)
 計362枚
07/11金 アイゼナハからゴタ日帰り観光
 PS 62枚/EOS 323枚(うち説明プレート等 39枚)
 計385枚
07/12土 アイゼナハからエアフルト&ワイマール日帰り観光
 PS 87枚/EOS 221枚(うち説明プレート等3枚)
 計308枚
07/13日 フランクフルト到着&観光
 PS 70枚/EOS 315枚(うち説明プレート等65枚)
 計385枚
07/14月 フランクフルトからイトシュタイン日帰り観光
 PS 57枚/EOS 287枚(うち説明プレート等3枚)
 計344枚
07/15火 フランクフルトからマールブルク日帰り観光
 PS 47枚/EOS 413枚(うち説明プレート等18枚)
 計460枚
07/16水 フランクフルトからハーナウ&シュタイナウ日帰り観光
 PS 35枚/EOS 254枚(うち説明プレート等 16枚)
 計289枚
07/17木 フランクフルトからフルダ日帰り観光
 PS 46枚/EOS 238枚(うち説明プレート等9枚)
 計284枚
07/18金 フランクフルトからハイデルベルク日帰り観光
 PS 72枚/EOS 173枚(うち説明プレート等5枚)
 計245枚
07/19土 フランクフルト半日観光~JAL直行便でフランクフルト発
 PS 151枚/EOSなし
 計151枚

PS 合計1,175枚(去年より411枚増加)
EOS合計4,677枚(去年より944枚増加)
うち動物園のみ合計296+286+296+181=1,059枚
総計 5,852枚(うち説明プレート等1,355枚)

前泊日と帰国日を除く17日間の1日平均枚344.235...約344枚
Power Shot のみ18日間の1日平均65.27...約65枚
EOSのみ15日間の1日平均311.8枚
うち動物園のみ1日平均264.75枚

ちなみに、この他に、フォートラベルを現地アップするためにスマフォで撮った写真が合計309枚あります。
去年2013年のロシア旅行と比較しても、動物園を除いても、撮影枚数が一回り増えました。

<比較:2013年ロシア旅行>
PS 合計764枚
EOS合計3,733枚
総計 4,497枚
帰国日を除く17日間の1日平均約265枚
Power Shotのみ17日間の1日平均約45枚
EOSのみ16日間の1日平均約233枚
スマフォで撮影86枚

今年のドイツ旅行で撮った写真の一日ごとの撮影枚数合計をふりかえると、コンデジと一眼レフで合計300枚を越えた日が11日間もありました。

到着日や最終日を除いて1日の撮影枚数が300枚に達しなかったのは、曇天で雨がちで撮影する条件が厳しかった07/09水のナウムブルク日帰りの日と、フランクフルト滞在後半で、ハーナウ&シュタイナウ日帰り日、フルダ日帰り日、ハイデルベルク日帰り日でした。
フランクフルトから日帰りしたこれらの日は、そろそろ写真を撮りすぎではないか、とか、訪問する都市が違ってもなんだかワンパターンな写真しか撮れていないのでは、と思い始めて、少し撮影テンションが若干下がっていたのは確かです。
それでも300枚近く撮影しているので、決して少ないわけではありません@

旅行前半に1日300枚を超える日が目白押しだったのは、今回、レンズを1本でなく、おNEWの超広角ズームレンズを持参したせいもあります。
広角ズームレンズだけでなく、超広角で撮ったらどうだろう、と思って、同じ場所で撮り比べたこともありました。

たとえば次の写真は、ベルリンのシラー劇場です。
まずは広角ズームレンズの広角18mm側。
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そして超広角ズームレンズの超広角10mm側。
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被写体との距離をとることができたので、こういう撮り方だと、超広角のゆがみが少ないです。
代わりに、建物の前の空間が写真の中の余分なスペースになって、写真が間延びするところでしたが、手前に自転車タクシーがいたおかげで、いいアクセントになったと思います。

こちらはベルリンの国立歴史博物館ですが、向かい側の歩道は工事中なので、建物のすぐ脇から撮るしかありませんでした。
なので、逆に超広角のゆがみを利用し、アングル的に撮りにくい被写体を、面白い写真にしてやれ、ということができました。

Img_0074

そしてこちらはベルリンのヴィルヘルム記念教会の新教会内部ですが、こちらも周辺のゆがみは目立たないと思います。超広角10mmで撮りました。
Img_0108

18mmの広角ズームレンズで撮るのになれているので、写真にできる周辺のゆがみにある程度慣れていたせいもあると思います。

そして修復が進んだヴィルヘルム記念教会の内部写真ですが、こういうのはゆがみがあるのは、かえって面白いと思っています。

Img_0142

Img_0141

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ただ、そんな超広角の面白さに夢中になったのはどちらかというと旅行前半でした。
超広角ズームレンズで、自分でもこれなら、と思う写真を撮るのはむずかしいです。
写真は余計なものをできるだけ撮らないよう「引き算」すべきなのに、広角になればなるほど余計なものがどんどん入ってきてしまうからです。
それに超広角ズームレンズは、超広角がすなおに撮れるのではなく、Cannonの純正のように評判の高いレンズでも、周辺ゆがんで撮れます。
その歪みを不自然になりすぎないないような構図にしたり、あるいはわざと歪ませて面白く撮ったりするのは、工夫がいります。なによりも、工夫するぞ、という気力が必要です。
でも、旅程の後半は、そこまでして超広角ズームレンズを使う気力がダウン気味でしたし、ゆがみを取り込むよりは、見た目に近く自然に撮る方がいいのでは、という気分にだんだんなってきたため、超広角ズームレンズを使う機会が減りました。

今回、私にとって1日の撮影枚数の新記録がまたまた更新されて500枚を超えた日がありますが、それはベルリンの博物館島でペルガモン博物館とアルテ・ナショナルギャラリーという2つのミュージーアムが大きな要因です。
特にペルガモン博物館では巨大な建築物が多いため、広角ズームレンズと超広角ズームレンズの両方で撮ってみるのが面白くてたまりませんでした。

二次元の絵画がメインのアルテ・ナショナルギャラリーでは、撮った写真の枚数こそ多くないですが、以前より絵画写真撮影は、そのまま撮ったらカタログ撮影になるので、自分が気になったところを一部だけ切り取って、私のファィンダーの中で違うイメージの絵にしてしまう、という遊びをよくやっていました。
でも、もとの絵も撮っておかなければ、どうイメージを変えたか分からなくなることに気付いたため、今回の旅行から、すなわちアルテ・ナショナルギャラリーからは、もとの絵も撮るようにしました。そのせいで、同じ絵に対して撮る写真が増えたはずです。

でも、今回の旅行では、あまりミュージーアムには入りませんでした。それに、厳選して入ったミュージーアムでも、そこの展示品は、これまでの東欧諸国に比べると。私にとってそれほど真新しくないものが多かったので(真新しくないこととと、作品がすばらしくて気に入り、写真に撮りたいと思うこととは別)、その後はミュージーアムではさほど狂ったように撮影しまくることはありませんでした。
特にフランクフルトのシュテーデル美術館などは、超有名な作品が目白押しですが、それだけよく知られているということは、日本で書籍やネットでその作品に触れる機会が多いせいなので、自分でわざわざ写真を撮るのは、自分にとってのよほどのお気に入りとか、オリジナルゆえに見られる細部に惹かれたため、とか、限られたものとなりました。

そうは言いながらもペルガモン博物館でたくさん写真を撮ってやまなかったのは、まだ旅程の最初に訪れたこと、三次元の巨大な建築物はいくら有名でも、二次元の写真を撮ろうとすると、アングルによって、(私にとって)知られざる側面や魅力をいくらでも発見できること、有名な巨大建築物以外は、私が知る限りほとんど紹介されていなくて、私にとって新鮮なものがたくさんあったことなどが理由です。

1日の撮影枚数が400枚を超えた日は4日ありますが、うち3日は動物園に出かけた日となりました。
ふだんの週末の撮影散策でも動物園に出かけると300枚は軽く超えるので、予測範囲内でした。
逆にライプツィヒの動物園に行った日が300枚超えなかったのは意外。
動物写真は、ちょっとのアングルの違いでも表情やポーズが撮った本人にとって驚くほど違っていて、どれもとっておきたくなります。連写もしました。そのせいで撮影枚数がぐっと増えますね。
いくらなかなか行けない海外の街並み撮影やミュージーアムの展示品の写真であっても、同じ場面で連写したくなるシーンなんてめったにないです。

次に1日ごとにどんな写真を撮ったか、ざっくりとふりかえるつもりでしたが、まえがきだけで長くなってしまったので、次回の記事にすることにしました。

2014年夏のドイツ旅行〜旅程一覧&1日ごとに振り返って(4)フランクフルト滞在6日半(後編)〜ハーナウ&シュタイナウ、フルダ、ハイデルベルクとフランクフルト

ドイツ旅行直後の感想記事、もっと一気に書き上げられるかと思ったのですが、少々ペースダウンしてきました。
でもこの記事を含めてあと2本、計10本書き上げるまでがんばりまーす。
ふりかえると、これまでの東欧諸国に比べて旅行しやすかったドイツ。12年ぶりとはいえ、正味2ヶ月近く旅行したことがあるがゆえに、私がこれまで出かけた海外旅行先の中ではイギリスに続いて2番目になじみのあるドイツ。
旅行後のみやげ話をいろどる失敗や困難が少なく、スムーズに出来たので、それゆえに記事もだんだんペースダウンしてきてしまった気がします。

2014/07/16水 フランクフルトからハーナウ&シュタイナウ日帰り観光
(ハーナウ)
〜1番トラムで城前へ〜
・フィリップスルーエ城見学
・フライハイト広場からマルクト広場散策
(シュタイナウ)(約2時半の散策)
・バーンホフ通りから旧市街へ
・木組みの家のある旧市街散策
・グリム兄弟の家(外観のみ)
・マルクト広場と教会(外観のみ)
・ルネサンス式の城(外観のみ)
【フランクフルト泊:クラリオン・コレクション・ホテル】

フランクフルト3日目は、ハーナウとシュタイナウをはしごしました。
どちらも鉄道でフランクフルトとアイゼナハをつなぐ線上にあったので、フランクフルトからアイゼナハの方に少し戻ることになりました。
どちらもグリム兄弟にゆかりのあるメルヘン街道の町で、フランクフルトから近いので、人気の手頃な日帰り近郊旅行先とのことです。
距離的にジャーマンレイルパスを使うのはもったいないと思い、ふつうに券売機で切符を買っていきました。
そのため、最初のハーナウでちょっとのんびりしすぎて、シュタイナウに行かなくてもいいかな、と思いかけたりしました。
というのも、ハーナウ観光を終わらせて駅に戻ったとき、17時閉館のシュタイナウのグリム兄弟の家やルネサンス時代の城は、これから行ってもどちらも間に合いっこないという時間になってしまっていたからです。

でも、楽しみなのはミュージーアムよりむしろ町歩き、撮影散策!
目的の観光地が自分にとって気に入るかどうか、行って良かったと思えるかどうかは、行ってみなければわかりません!
そして往々にして行って良かったという感想を抱いてくるので、ちょっと下がりそうだったテンションを維持しながらシュタイナウもはしごしてきました。

はい、行って良かったです、シュタイナウ@
ハーナウとシュタイナウでは、シュタイナウこそ時間をかけるべきでした。
ハーナウは大戦でかなり破壊され町であり、またフランクフルトのベッドタウンということで、駅前はあまり面白みの少ない都会の住宅で、メルヘン街道の町とはいっても、旅情をそそるエリアは少なかったです。
それに対してシュタイナウは戦前から小さな町だったので、戦争でほとんど破壊されずにすんで、古い豊かな街並みが残っていました。
ガイドブックからでも得られたこういう情報は、シュタイナウの方を優先すべきだったという十分な根拠になったのに。

最初に行ったハーナウは、観光地が駅から離れているので、バスを利用しました。
ふつうマルクト広場に行ってから城へ行くでしょうが、私は先に城に行ってからマルクト広場に戻るルートをとることにしました。
その城は外観も中身も見事でロマンチックなドイツ・バロックのお城で、お城の近くは木組みの家が残っている可愛いエリアだったので「ハーナウもいいじゃん!」と私のテンションは一気に上がりました。
城では日本語のリーフレットを販売していたので、それを買って読みながら見学したくらいです。

ところがハーナウで見応えがあったのはそこまででした。
マルクト広場近辺は大々的に工事をしていたせいもあり、もしハーナウでゆっくりするならぜひ見たいと思っていた、この地方の伝統手工業だった金銀細工を展示しているゴルトシュミーデハウスは見当たらなかったですし、歩行者天国のショッピングエリアも、悪くはないけれど、もうドイツ旅行も2週間目に突入してしまえば、貴重な観光時間をさいてまで歩きたいと思うほどではありませんでした。
マルクト広場の市庁舎の建物は絵になりましたが、それとグリム兄弟の銅像を見て、写真を撮ればそれでおわり。

しかしシュタイナウは本当によかったです。
例によってドイツ鉄道が遅れたので、ハーナウから向かうとき、ちゃんとフランクフルト帰って来られるか心配しかけましたが、ゴタ&ミュールハウゼンやイトシュタイン&ケーニヒシュタインをはしごしようとしたときに比べれば、ハーナウもシュタイナウも幹線上にあり、ハーナウからシュタイナウに足を延ばしても、シュタイナウから1本でフランクフルトに戻れます。
なので、シュタイナウからフランクフルトまで鉄道で55分かかること、戻ってからホテルの近くで夕食を食べて、明るいうちにホテルに戻れるように逆算して、19時までシュタイナウを散策することができました。

電車が遅れてシュタイナウ駅に到着したのは17時30分頃。駅から旧市街まで20分ほど歩きました。
その間に、人家に縁どられた原っぱが広がる田園風景も楽しめました。
太陽の光は斜めに差し込み、黄金色に輝いて町を照らしていました。
観光エリアに着いたら、木組みの家ばかりで、胸が高鳴りました@
木組みの家だらけの街並みはイトシュタイン、マールブルクで十分味わったけれど、何度も見てもいいものです。
田舎の一日が早く終わるのはドイツも同じで、店も閉まり、人通りも途絶え、眠ったような街並みを独り占め状態でした。
イトシュタインの木組みの家を、素直で可愛らしい少女、マールブルクのそれをちょっぴり大人びた気まぐれなお嬢さんとたえましたが、シュタイナウの場合は一日の終わりの静かな夕方に訪れたので、祭りのよそいきの衣装のまま、お祭りの一日が終わり、疲れてちょっとけだるげな乙女というかんじ!?

ただし、日差しが強くて、日向と日影のコントラストがきつすぎて写真を撮りづらかったことと、他の町に通勤に出ていた町の人々が次々と帰宅する頃あいだったのか、小さな旧市街にしてはやたらと自動車通りが多かったのは少々難点でした。
ふつうに歩道を歩いている分には問題なかったのですが、私は木組みの街並みの写真を撮ろうと、歩行者天国同然の石畳の道路の真ん中で何度もカメラを構えていましたから。
人通りはないのに次々と車がやってきて、じゃまだなぁ〜って、どっちがじゃまなんでしょ@
シュタイナウの観光案内所は小さなマルクト広場にあって、そこだけはシュタイナウに宿泊すると思われる観光客のグループがレストランのテラス席で食事をしていて、少しだけにぎわっていました。

シュタイナウにあるグリム兄弟の生家は戦禍を受けなかったためオリジナルです。
とっくに閉館時間すぎていましたが、門をくぐって建物の前まで入れました。その外観が可愛らしくて、それを自分の目で見るだけでも、はしごした甲斐がありました。
実はハーナウの城に、シュタイナウのグリム兄弟の家のリーフレットがあったので、もらっておいてあとで見てみたら、グリム童話ヤグリム兄弟にちなむ展示がいろいろ工夫されているようで、面白そうなミュージーアムでした。入り損ねたのがとても残念になりました。
それに町で見つけた地図を見てみたら、せっかくの木組みの家のある可愛い家のあるエリアを、私は半分もまわれなかったろうと思います。
シュタイナウだけでも1日かけてゆっくり観光してもよかったくらいだと思いました。

でもとにかく2都市のはしごは無事に達成できました。
そして暗くならないうちにホテルに戻るためだから、と、また近くの中華料理のレストランで夕食をとってしまいました。

ハーナウのフィリップスルーエ城の近くにはこんな可愛い木組みに家があるエリアあり
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久々に思いっ切り正統派と思った、フィリップスルーエ城の外観
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フィリップスルーエ城の常設展と一緒に期間限定の企画展として展示されていたAugust Gaulという人の動物彫刻
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とても生き生きとした動物彫刻ぞろいでした。

外観に似合うフィリップスルーエ城のロココな内装
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城内は基本的には新古典様式でした。
最後に城が増改修された時代が、貴族たちがロココ趣味から回顧主義的になって昔の威厳のある城を求めるようになった新古典主義に傾いてきた頃だったせいのようです。

ドイツのバロック・ロココ様式が残るホール
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現在は披露宴などに使われているようです。

ハーナウのマルクト広場の赤い市庁舎とグリム兄弟の銅像
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こうやって撮ると絵になりますが、周辺は工事中でした。

シュタイナウの駅から旧市街に向かう途中の街道沿いの景色
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シュタイナウの木組みの家ぞろいの中心地に、一気にハイテンション!
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丸い塔が特徴的なグリム兄弟の家
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あの塔は、幼い兄弟にとって外からみたらとても高く見えたでしょう。
ラプンツェルの塔のように。

シュタイナウのルネサンス時代の城
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ルネサンス時代の城といわれても、それ以上に古城のたたずまいのある素敵な城でした。
この城も入り損ねたのはとても残念でした。

2014/07/17木 フランクフルトからフルダ日帰り観光
・バーンホフ通り〜大学広場散策
・城博物館見学
・大聖堂見学
・大聖堂宝物館
・ミヒャエル教会(内部撮影不可)
・市教区教会(入れず)
【フランクフルト泊:クラリオン・コレクション・ホテル】

フランクフルト4日目、18日間のドイツ旅行も後ろから数えて残り2日半。
フランクフルトから日帰りしたフルダは、オーソドックスなドイツ・バロックの城と教会と町並みを楽しみ、朝食と夕食はおしゃれなレストランで、ランチ・ブレイクは城の前のバロックな界隈でスマートに。
初めての町なのに真新しさがないけれど、はずれのないものを味わったというかんじです。
昔の私ならもっとわくわくしたなぁと思いながら。自分の好みが大筋では同じでも、少しずれたかな、と思いながら。

とはいえ、バロックというのは三次元に展開する派手派手なので、被写体は工夫次第でいくらでも見つかる、噛めば噛むほど味わいが出るような魅力があります。
そして、いかにもヨーロッパにいる、という気分に浸れます。

この日は、フランクフルトのホテルのそばのいつものセルフレストランで朝食をとらず、フルダに着いてから、フルダの駅のセルフのカフェでとりました。
テイクアウトでドイツ・サンドイッチを買って、イタリアンなカフェでコーヒーを注文してそこで食べたわけです。
そして早めに観光が終わったので、フランクフルトに戻る前に夕食をとろうと思ったのですが、駅に戻りながら見つけようと思ったら、軽食スタンドやセルフ、あるいイタリアンのレストランは見つかっても、ドイツ料理のレストランは見つけられませんでした。
観光案内所のレストラン・リストの厚めな冊子があったのに、あれをもらっておけば良かったと後悔したものです。
レストランがあるかどうか分からないのに闇雲に歩き回るほど元気があり余っていたわけでもないし、一度、駅前まで行ってしまって、また戻ることになったので、ドイツ料理レストランを求めて歩き回る気がしなくなり、仕方がないので、見かけた中で高すぎず、でも落ち着けそうなレストランを選んだら、イタリアンに入ることになってしまったというわけでした。

そういえば、今にして思えば、かつてゲーテがお気に入りだったという、そのレストランそのものが観光地というドイツ料理レストランがガイドブックに載っていたんでした。
しかし、それは少々はずれにあったので、暑くて疲れてテンションが下がっていたので行く気がしなくなってしまったのです。
それと、おなかが空いていても我慢はできるのですが、いったんレストランに入りたいと思ったら、頭の中が食べ物ですべてになる、とまでは言わないけれど、あまり辛抱できなくなって、余裕がなくなってしまうものですから(苦笑)。

ちなみにランチ・ブレイクの方は、城見学を終えて一息いれたくて、目の前にあったカフェに入りました。そこはなぜかハワイアンでした。
そして軽くスープだけとりましたが、オニオン・スープだったので、メニューはむしろフレンチ!?

フルダ観光に来ていたと思われる高校生くらいのグループとフルダの可愛らしい街並み
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一部は役所として使われているフルダの城
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なので観光客に開放されているホールでも、会議に使われていたりします。
そうと気付かず、扉を開けてしまってあわてたこともありました@

超広角ズームレンズを使って天井を強調して撮ったフルダ城のホール
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ラストの一番見事なホールでは、会議の準備中
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会議が始まっていたら、見学できないところでした。

バロック庭園とオランジュリーを城内から見下ろしたところ
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レンガが美しい正統派バロック様式のフルダ大聖堂
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思いっきり逆光だったので青空が白とびしてしまったのが残念です。

バロックの教会は楽しい被写体がたくさん@
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自転車で観光していた夫妻
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鼻からも水が噴き出していたイルカ型の小さな噴水
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バロックには噴水がつきものですね。

街角の建物にはふつうにこんな彫像もあるバロックの町
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2014/07/18金 フランクフルトからハイデルベルク日帰り観光
〜32番バスで大学広場へ〜
・大学広場〜ハウプト通り〜マルクト広場散策
・聖霊教会見学
・ケーブルカーでハイデルベルク城へ
  フリードリヒ館(外観のみ)
  薬事博物館
  大樽
・マルクト広場〜コルンマルクト広場散策
・カール・テオドール橋(アルテ橋)を渡り、シュランゲン小道を上る
・哲学者の道はちょっとだけ(ここで一眼レフ故障)
・聖霊教会のオルガン・リサイタル(17:15〜17:45)
【フランクフルト泊:クラリオン・コレクション・ホテル】

まさかの一眼レフの故障!!
でも、前にも書きましたが、故障したのは旅程の大半が終わっていて、この日のハイデルベルク観光もほぼ終わり近くだったのは、まだ幸いでした。
症状はエラー20という、キャノンの一眼レフカメラのエラーの中ではわりとあるものらしく、たくさんシャッターを写真を切っているとなりうる宿命のようなエラーのようです。
確かに数か月前くらいから、スイッチを入れてもカメラが無反応のときがありました。もう一度スイッチを入れなおせば反応したので、なだめなだめ使っていたのです。
でも、ミュージーアムでの撮影などでは、ものすごい勢いで次から次へとシャッターを切り、電源を入れたり切ったりも頻繁にやったことがあります。撮りたかったからそれだけたくさん撮ったわけですが、酷使もしたなぁと反省。

というわけで、私の中で、ハイデルベルクの思い出に、一眼レフが故障した、とインプットされてしまいました(苦笑)。

今回の私が訪れたドイツの都市は、ベルリンとフランクフルトを除くと、日本人にとってのドイツ旅行の人気の都市のランキングではそれほど上位に入らないだろうなと思います。でも、ハイデルベルクだけは別。
逆にいうとこれまでの4回のドイツ旅行では自分の好みも「地球の歩き方」の記載に左右されたので、定番の人気の都市を旅程に入れてきたのに、ハイデルベルクだけ入れ損ねたのは不思議でした。

ハイデルベルクは堅実に、外れがなく楽しめる町だと思いました。
散策すればするほど味わい深くなる町だと思えました。
ただ、それまで1週間以上ずっと涼しかったドイツで、2日前くらい前から急に暑くなってきたので、ハイデルブルクでは暑さで気力がダウンすることがよくありました。

観光エリアは駅から遠いので、ビスマルク広場まではバスかトラムで行くのをガイドブックでも薦めていますが、私はさらに32番バスで大学広場まで行きました。
そこからコルマルクト広場までハウプト通りを少しだけ歩き、ケーブルカーで城へ、そのあとカール・テオドール橋を渡り、シュランゲン小道の厳しい坂を登って哲学者の道はちょこっとだけ、そして帰りも大学広場からバスで駅前に向かったので、歩き回った範囲はそれほど広くないです。
でももう少しエリアを広げて散策したかった町です。暑さで気力がダウンしかけていなければ。
古城街道の町に数えられていて、現在でも学生の街でもあり、オレンジ屋根と少ししぶいパステルカラーの家が並ぶ落ち着いた街並みは、街中の木々の色が変わる哲学の秋がベストシーズンかも@

聖霊教会のオルガン・コンサートはぜひ聴こうと思いました。
ところがなぜか、この日は金曜日だったのに、ハイデルベルクに着いた頃は土曜日と勘違いしていました。
聖霊教会のオルガンは、月曜から金曜までなら17時15分から30分のリサイタルで聴けるのですが、土曜日のコンサートはオルガンだけでなくコーラスや室内楽もあって18時から開演で1時間。
コンサートが終わってからフランクフルトに戻るとなると、ドイツ国鉄の急行ICEで1時間近くかかるので、ホテルに戻るのが日没時間の21時半ぎりぎりになってしまいます。
それでも18時からのコンサートを聴く気満々でした。
一眼レフカメラが故障したのは、シュランゲン小道の石畳の坂をひいひい言いながら登って、眺めのよい哲学の道に到着したときでした。
せっかくの眺めであり、ハイデルベルクのハイライトを一眼レフで撮影できないことにショックを受けましたが、もしあのときカメラが故障していなかったら、もう少し哲学の道を散策していて、オルガン・リサイタルに間に合わなかったかもしれません。
でも、大学牢を見に行くために早めに坂を下りて、聖霊教会のあるマルクト広場に戻り、教会からオルガンが漏れ聞こえてきたので中に入ってみたら、本日は土曜でなく金曜日だったのでリサイタルが始まっていたというわけでした。
はじまってまだ間もなかったのでぎりぎりでした。
逆に、大学牢は見学しそこねました。朝一番にバスで大学広場にやって来たときに見学できたのですが、どうせ戻ってくるから後でいいや、と思ったのです。

というわけで、なんだかいろいろとタイミングが良かったんだか悪かったんだか、どちらともいえない一日でした。

ランチは、町の名所のひとつであるツム・ローテン・オクセンというレストランでとりたかったのですが、金曜日だったので夕方からの営業のみでした。
実はその時点で本日が土曜と勘違いしていて、このレストランは土日はランチもやっていたので、あと30分ほど早ければランチをとれたのに、と思っていましたけれどね。

ハウプト通りを通ってマルクト広場へ向かう
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夕方オルガン・リサイタルを聴くことができた聖霊教会
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ハイデルベルク城へ登るケーブルカー
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海外のケーブルカーは、日本のケーブルカーのイメージと違ってトンネルを通ることが多いようです。
これもそうでしたので、乗っている最中、景色は楽しめませんでした。
また、これは城専用のケーブルカーではなく、城の上に広がっている町とを結ぶ公共交通手段でした。
冬は城への立入りは危ないからか、ケーブルカーも城には停車しないみたいです。

兵どもが夢の跡───ハイデルベルク城
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フリードリヒ館───こんなすばらしく保存状態が良いところもあったハイデルベルク城
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でも残念ながらこの中には見学ません。見学できるほど残っていたかどうか不明。

ハイデルベルク城の入場料に含まれているのでさほど興味がなくても見学することになる薬事博物館
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一見の価値ありの巨大な大樽
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フリードリヒ館の裏のテラスから眺めたハイデルベルクの街並み
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ここから見ても目立っていた教会はマルクト広場の聖霊教会です。

カール・テオドール橋のゲートタワー
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シュランゲン小道を上り、哲学者の道に到達する直前に撮ったハイデルベルクの街並み
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哲学者の道まであとひと息というところに眺望ポイントがありました。
そこで撮ったのを最後に、私の一眼レフカメラは動かなくなってしまいました(号泣)。
なので、その後はコンデジPowerShot SX 210 ISがメイン機代わりとなりました。
でも、もうハイデルベルクで撮りたい写真はほとんど撮り終わっていたし、あとは明日のフランクフルト半日観光しか残っていなかったのは、不幸中の幸いでした。


2014/07/19土 フランクフルト半日観光〜JAL直行便でフランクフルト発
・ハウプトヴァッヘのマイ・ツァイル(ショッピングセンター)で買い物
・カタリーナ教会(入れず)
・レーマー広場からのゲイ・パレード見学
・パウルス教会見学(+地下の現代絵画展)
・大聖堂宝物館
【機内泊】

2014/07/20日 14時頃に成田第2空港着

ついに最終日。
フライトは夕方なので、余裕をもってチェックインするつもりで逆算して、14時頃まで観光することにしました。
おみやげはイトシュタイン日帰りした日に早めにフランクフルトに戻って、必須のものはだいたい買っておいたので、この日は買い物より、観光に当てるつもりでした。
でも、前日、一眼レフカメラが故障してしまったので、コンデジはあるものの、メイン機の一眼レフで写真が撮れないなら写真を撮りたくなるようなところをがんばって観光する必要はないと思い、大型ショッピングセンターが集中しているハウプトヴァッヘ地区へ行くことにしました。
私の旅ってすっかり撮影散策が中心になってしまったなとしみじみ。
でも、フランクフルトはミュージーアムを除くと、興味深い名所は少ないです。
なら現代都市らしい大型ショッピングセンターを回るのも、フランクフルトらしい観光になると思いました。

もっとも一眼レフでなくても、最終日、フランクフルトで楽しく撮影散策ができました。
セカンド機として持参してきたPowerShot SX 210 ISはシーンモードに魚眼モードがあったので、現代ドイツ建築のショッピングセンターで、わざと歪んだ面白写真を撮ってみました。
もっとも、もともと曲線を多用した現代建築だったので、もともとの曲線が強調されたものの、撮れた写真だけ見ると、どこまでがもとの建築の曲線か、どこからが魚眼モード効果でゆがめられたのか、よくわからない写真もたくさん(苦笑)。

ショッピングセンターでウィンドウショッピングだけだと楽しさが半減するので、やっぱり買い物もしてしまいました。
おみやげには、お手頃価格のドイツらしい雑貨を探したいと思っていたところ、見つけることができましたし、お菓子のおみやげは、ヨーロッパでチョコレートを探すと、おしゃれなぱっけーじのものはスイス・チョコなのですが、ショッピングセンター内のスーパーでちゃんとドイツ・メーカーのものを見つけることができました。
スーパーで買ったので、お手頃価格です。これが空港で買うとなったら、ますますスイス・チョコばかりで、値段も跳ね上がったでしょう。
結果的には、フランクフルトの空港は、特に出国ゲート近くは店がろくになかったので、おみやげの買い物に空港をあてにしなくてよかったです。
楽しい買い物ができると、楽しい撮影散策以上にテンションが上がります@

ちなみにそのショッピングセンター内で、化粧品の実演販売コーナーがありました。
気分がよかったので、声をかけられてのってしまいました。
爪のお手入れ道具とクリームをまず薦められたのですが、いままでろくに爪の手入れをしたことがなかった私、専用の爪磨きで爪を磨くと透明のマネキュア(ほんとはマネキュアコート)を塗ったときみたいにつやつやになるのを見て感嘆し、買ってしまいました!
日本ではあまり高い化粧品を使わないのですが(ケチ根性が働いて)、1年にほぼ1回の海外旅行で最終日で価格はユーロ表示で気が大きくなっているときに、えいやっと買ってしまってもいいと思ったのも確か。
たぶん、日本で類似のものを探せばもっと安価で探せたかもしれませんけど。ドイツはオーガニックにこだわりがあり、爪用のクリームとオイルはオーガニックな材料しか使われていないとのことでしたので。
でも次に、顔のお手入れクリームセットを薦められたときには、断りました。
爪磨きセットのクリームとオイルはプラスチックのパッケージでしたが、そちらのセットは瓶詰めで、荷物が重くなるのがいやだったのです。
男性販売員に「あなたの肌にはトラブルがあるのは分かってますよね? これを毎晩使ったら1ヶ月で治るのに」と言われましたが、そのときは、自分の肌にしみとかそばかすがないわけではないことを知っていたけれど、それでもちょっとムッとして、内心「ほっといてよ」と思いました。
実は荷物を少しでも減らすために、今回のドイツ旅行では日焼け止めや化粧水・乳液といった手入れの化粧品は持参しましたが、それ以外は持参せず、すっぴんで通したのです。
しかし、帰りの飛行機のトイレの中で、鏡の映った自分の顔を見たとき。
思った以上に肌荒れがひどくて、ぎゃーーと叫びたくなってしまいました。
これはきっと湿度が低くて日射しが強いヨーロッパ旅行の弊害に違いない、帰国したら肌のお手入れをがんばらねば!
と焦ったのですが、帰国して自宅で冷静に自分の顔を見たとき、この肌荒れはヨーロッパの気候のせいでなく、旅行前から大差なかった気がしてきました(苦笑)。

ハウプトヴァッヘでの買い物散策のあとは、レーマー広場に出て、初日に入り損ねていた周辺の教会と大聖堂宝物館に入るつもりでしたが、そこでなにやらパレードを待っている人だかり。
何がやってくるのか分からず、気にせずレーマー広場に向かったところ、大音響の音楽とともに次々とやってきたのは、どうみてもゲイ・パレード。
なかなか楽しかったので、道ばたで他の人と一緒になって少し見学しながら、コンデジでぱちぱち写真を撮ってみました。
いいのが撮れたらめっけもの、くらいに考えていたけれど、見ていて面白くて結構ねばっていたので、そこそこ撮れました。
いつもと違うレーマー広場の賑わいの中に身を置くのも楽しかったです。
実はハウプトヴァヘに向かう地下鉄で、髪を水色やピンクに染め、作り物の刀などを持ったコスプレイヤーたちを見かけました。
ドイツでも日本のアニメは大人気なので、アニメのコスプレイヤーで、今日はどこかでそういうコスブレの催しをやっているんだろう、とか思いましたが、むしろあの人たちはゲイ・パレードの参加者だったかもしれません。

大聖堂宝物館見学を最後に、早めに空港に向かいました。
空港アクセスのしやすさはさすがドイツ!
フランクフルトは空港行きの地下鉄があるので、自力で空港に向かいました。
往路のベルリンでも中央駅からタクシーを使ったけれど、空港からそこまでは路線バスを利用しました。
帰路は地下鉄1本です。
空港と市内の行き来をタクシーを使わずに公共交通機関で行けたなんて、十なん年ぶりでしょう。
12年前にも利用したフランクフルト空港は、ろくに店がなくてつまらなかった記憶があったのですが、今回もそうでした。広いので早めにゲートのそばに向かうと、ほぼなぁんにもありませんでした。
ランチは空港でとったのですが、結局、ふつうにバーガーの店に入ってしまいました。ドイツ最後の食事は締まらないものになってしまいました。
それだったら隣のイタリアンのカフェでドイツパンを使ったサンドイッチにすればよかったと後悔しました。
自分でも思うのですが、レストランなどの選択は私は上手でないです。

コンデジPowerShot SX 210 ISの魚眼のシーンモードを使ってはハウプトヴァッヘの現代建築と遊んだ写真
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もともと曲線が多用されたマイ・ツァィテルをさらに魚眼で歪ませて遊んだ写真
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レーマー広場に向かおうとしたらゲイ・パレードに遭遇!
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パレードと見学者でぎっしりだったレーマー広場
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パウルス教会の現代的な礼拝堂
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パウルス教会の地下を使って行われていた現代絵画展より、タイトルは「友達」
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モノトーンに描かれたレーマー広場の絵
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そして実際のレーマー広場
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ちらりと高層ビルが見えているのもポイントでっす。

トラムの中の珍光景!?
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ものすごい大きなワンちゃんでびっくりしました。
今回のドイツ旅行中、都市ばかり回っていたせいもあると思いますが、街中でネコは一切見かけませんでした。
代わりに、さすがドイツ、飼い犬のワンちゃんはたくさん見かけました。

以上で1日ごとのふりかえり記事おわりです。
次は1日ごとにどんな写真を撮ってきたか分析したいと思います。

2014年夏のドイツ旅行~ベルリン・ライプツィヒ・アイゼナハ・フランクフルトのホテル・レポート【一部訂正】

一日ふりかえりの記事の途中ですが、先にホテルの感想記事をまとめました。

今回のドイツ旅行では、ホテルは立案編記事に書いたとおり、ベルリン4泊、ライプツィヒ2泊、アイゼナハ3泊、フランクフルト6泊で、4ヶ所ともBooking.comでとりました。
下記料金はすべてシングルルームのものです。
どのホテルもWIFI無料でしたが、エアコンの有無は、アイゼナハだけ駅前のホテルでエアコンありの部屋は高すぎてエアコンなしに甘んじました。
また、アイゼナハのホテルは地方都市と思うと割高で予算オーバーな気がしたので、1ヶ所くらい良いだろうと、キャンセル不可で事前にクレジットから宿泊料が引き落とされる形で予約しました。

ベルリン4泊:
H2 Hotel ベルリン-アレクサンダープラッツ
朝食込みで計467.50ユーロ。1泊当たり93.5ユーロ。
場所はSバーンやUバーン駅のあるアレクサンダー広場駅から徒歩5分ほど。
カール・リープクネヒト(Karl-Liebknecht)通りという大通りに面していて、観光に便利な100番バスや200番バスの停留所もアレクサンダー広場にあるので、非常に便利なロケーション。
都会らしい雰囲気の中にあったホテルでした。

ライプツィヒ2泊:
ベストウエスタン ホテル ライプツィヒ シティ センター
朝食込みで計131.10ユーロ。1泊当たり66.55ユーロ。
場所はホームを背に中央駅の駅舎を右手の出入口から出たら、道路挟んで目の前という非常に便利なロケーション。駅から徒歩1分未満。
市内観光にも動物園に行くにも便利なロケーション。
たくさんのトラムやバスが行き交う広々とした中央駅前にあって、ちょっとクラシカルな都会風の建物のホテルでした。

アイゼナハ3泊:
シュタイゲンベルガー ホテル チューリンガー ホフ
朝食も市税も別で計201.65ユーロ。1泊当たり67.21ユーロ。
ただしこれはBooking.comで直前までキャンセル不可の料金設定。
キャンセル可だったら、シングルは計256.75ユーロ、1泊当たり85.58ユーロくらいになったはずでした。
ベルリンのホテルの方がこれよりさらに高かったですが、ライプツィヒのホテルが70ユーロ未満でとれたので割高に感じてしまい、一度予約したらキャンセル不可と条件が厳しいけれど安い方にしました。
この料金に朝食代15ユーロと市税1日2ユーロは含まれていないので、市税とミニバーから飲んだものだけ、チェックアウトの精算時に支払いました。
朝食は駅のセルフレストランなどで5ユーロ前後ですみました。
場所は、中央駅から徒歩5分で、カールス広場のルター像のうしろという、これも便利でわかりやすいロケーション。
アイゼナハ観光のハイライトのヴァルトブルク城行きのバス停がルター像の目の前なので、ホテルの目の前でもありました。
パステルカラーのおしゃれで可愛らしい建物が並ぶ広場の中にあったホテルでした。

フランクフルト6泊:
クラリオン コレクション ホテル フランクフルト シティ センター
朝食別で計438ユーロ。1日当たり73ユーロ。
朝食は15ユーロなので、いつもホテル近くや駅前のセルフレトランで10ユーロ前後ですませました。
でも、実際の請求額は390ユーロでした。1泊65ユーロ。
このホテルのシングルルームはエコノミーとスタンダードの2種類あって、8平方メートルで狭苦しそうなエコノミーよりも12平方メートルでゆったりしたスタンダードを選びました。
実際に宿泊した部屋は特にゆったり感はなかったのですが、扉の非常口の案内で見取り図を見て、少なくとももっと狭いシングルルームがありそうだと納得しました。
でも、実際はスタンダードシングルルームではなかったのかもしれません。

ちなみに、コレクション・ホテルって何なんでしょうね?

このホテルの場所は駅から徒歩5分程度。駅前から伸びる大通りの1つ、タウヌス(Taunus)通りの1ブロック奥の角にありました。
隣は日本の寿司屋なのですが、交差点の3ヶ所とも、セックスショップだのナイトバーだので、あまりいい環境ではありませんでした。
明るいうちなら女性が1人で歩いていても特に問題はありませんでしたが、夜暗くなって歩くのはさすがに避けました。
それから私がフランクフルト滞在時にワールドカップでドイツが優勝したのですが、そういう若者を中心としたサッカーファンが興奮するようなときも、ホテルの部屋に引っ込んでいるようにしました。試合時間はドイツでも深夜になり、ベストフォー入りしたときですら、ファンの興奮具合にびびったので。
タウヌス(Taunus)通りを含め、駅前はトルコ人と中国人の店が多かったです。でも、ホテルのあるタウヌス(Taunus)通りで昼間っから酒を飲んでうろついているような若者は、どちらかというと白色人種(ドイツ人?)が多かった気がします。
ホテルがあったのはビルが林立している大通りでしたが、ゴミ集積所があるせいもあって道端にはゴミが落ちていたり、ビルの1階は空家っぽいところもあったりして、ホテル自体はポップで可愛らしいかんじにおしゃれだったのに、駅前のいかにも安ホテルがありそうな環境の中にあるホテルでした。

ざっと感想とホテルの部屋などの写真を紹介します。
朝食時間はどこも6時半から開始というのは助かりました。
これまでの東欧旅行で、7時開始ならまだしも、田舎は7時半とか、リゾート地の週末は8時開始なんてときもあって、予定が狂ってしまったこともありますし、チェックアウトして次の都市に向かうときには朝食ブュッフェは利用できず、ボックスに詰めてもらうしかなかったりすることがよくあったからです。
もっとも今回、予約時のホテル代に朝食が含まれていなかったアイゼナハとフランクフルトでは、ホテルで朝食をとっていないですけどね。

ベルリン4泊:
H2 Hotel ベルリン-アレクサンダープラッツ
朝食込みで1泊93.5ユーロ

このホテルに決めたときの記事は「ベルリンのホテルを予約!~紆余曲折はあったものの、えいやっ、と決めました@」です。

1度はマイニンガー ホテル ベルリン ミッテを計356ユーロ、1日当たり89ユーロ(朝食別5.90ユーロ)で予約したのですが(クラシックツインとスペリオールシングルの2択だったので安かった方のクラッシックツイン)、部屋にエアコンがないことに気付いてキャンセルしました。

H2 Hotelホテルは、今回の私の滞在ホテルの中では一番高いのですが、ベルリンの中でも一番ホテル代が高いミッテ地区にとったせいです。
値段よりも、博物館島に近いというロケーションと、エアコン付きという設備条件を重視したわけです。
それもあって、4つのホテルの中では一番高いけれど、高級感はあまりなく、むしろ若向けのおしゃれでポップなかんじのホテルでした。
朝食ビュッフェのメニューは変わらないけれど、コーヒーはうまい、というクチコミの通りでした。
4泊もしたら朝食は飽きてしまいそうでしたが、ここに限らずドイツパンはどこでも美味しかったので、パンとコーヒーがこんなに美味しいなら毎朝メニューが変わりばえがなくても十分と思いました。
もっともなぜか4泊目の朝だけは、朝食ビュッフェのラインナップがとても豪華になりました。
あの日だけ特別だったのか、何日かおきにメニューが変わることになっていたかどうかは分かりません。

ロビーにちょっとした食べ物メインのスーパーかコンビニっぽい店があり、これが24時間営業で便利でした。おなかにたまりそうなケーキ類も売っていたので、夜中に小腹が空いたり夕食を食べ損ねたりした場合には便利だったでしょう(そんなことはしませんでしたが)。
ミネラルウォーターを買ったりしましたが、極端に割高ということはなく、観光地値段程度でした。
それもあってか、部屋にはミニバーはありませんでした。
部屋のベッドはほとんどダブルサイズでゆったりしていましたが、収納が少ないのと、冷蔵庫がなくて買い置きした飲み物を冷やしておけないのが少々不満でした。
ロケーションは重視しただけあって非常に便利でした。5日間有効で公共交通機関は乗り放題のベルリン・ウェルカムカードを買ったので、歩いてみたら徒歩15分ほどですんだ博物館島に行くだけでも、バスを利用してしまいました。

場所は、アレクサンダー広場を起点にしたら、あんなに大通りに面していてもちょっと分かりにくいというクチコミもあって、それには納得できました。アレクサンダー広場からホテルのあるカール・リープクネヒト(Karl-Liebknecht)通りに出るのが分かりにくいのです。
でも、幸か不幸か空港からアクセスしたとき、アレクサンダー広場まで行くはずのバスは中央駅で終点となってしまったため、そこからタクシーを使ったため、迷わずにすみました。
ホテルからアレクサンダー広場をめざすのはものすごく簡単。ホテルの目の前から時計塔が見えていたので、方向音痴の私でも方向を間違える心配はありませんでした。
大通りに面し、隣が夜遅くまで営業しているビアガーデン・レストランだったし、夜は街路沿いの外のテーブルでお茶している人もたくさんいたので(特に週末)、深夜まで出歩いていてもちっとも心配しませんでした(でも、私がやったからといって、夜間の女性一人歩きは基本的にはお薦めするものではありません)。

従業員のサービスは、特に悪くもなく極端に良かったわけでもなく。
みなさん愛想良かったです。
でも、これまでの東欧諸国に比べると、ドイツの人たちは全般的に愛想良く、フレンドリーでした。互いに英語が通じやすかったせいもあるでしょう。
朝食は一番混雑しそうな時間帯を避けたのですが、混雑していても回転は速かったし、片付けも素早かったので、他の人を見ていてもなかなか座れなくて困るという事態はなさそうでした。
かつての東欧の某ホテルで、朝食レストランが小さな付属のバーで、満席だとテーブルが空くまで朝食レストランの中に入れさせてくれなかった、という例がひどすぎたんですけどね。

青が基調の涼しげな部屋
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おしゃれだけど収納が少ないのがちょいと不便でした。
ワードローブも扉がないので干しているものが見えてしまいます。洗濯した下着などは、翌朝乾いていたからいいのですが、干しっぱなしにしづらかったですね。ルームキーパーさんが女性とは限らなかったので。
戸だななどに入りきらない荷物はスーツケースの中に入れっぱなし。

ホテルの街路に面したパブリックスペース~朝食レストランの席でもあり、ちょっとお茶したり休んだりできるスペース
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これは到着日に夕方から爆睡してしまい、夜中すぎにどうしてもミネラルウォーターだけでも買いたくてロビーをうろついたときに撮った写真です。

あの丸い椅子はいつも人気@
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手前のショーウィンドウにはいろいろベルリン土産が陳列されていましたが、ホテルで販売していたわけではなさそうでした。インテリアの一部?

24時間営業のショップ。手前には朝食ビュッフェ用の皿。
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私はいつもこんなにたっぷり朝食をとります@
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ライプツィヒ2泊:
ベストウエスタン ホテル ライプツィヒ シティ センター
朝食込みで1泊66.55ユーロ

このホテルに決めたときの記事は「夏のドイツ旅行計画~2番のライプツィヒのホテルも決定」です。

ライプツィヒはメッセが開催される町なので、駅前のホテルは特にビジネスマンの利用が多くて、ホテル第は地方都市にして総じて高め、とのことでしたが、ロケーションや設備を重視しても70ユーロ未満におさえられたので、決してお得感はないけれど、今回の4つのホテルの中では安く予約できたところです。
結果的にはフランクフルトのホテルの方が一番安かったですけど。

建物の外観に比してロビーが狭かったのはちょっと驚きましたが、こちらも昔の都会の貴族か金持ちの館のようなクラシカルな外観に対して、中はすっきりスタイリッシュでおしゃれでした。
朝食の席は、メッセの期間でなくてもビジネスマンが大半で、その客層がホテルに高級感を与えていました。
朝食のビュッフェの品ぞろえもとても豊富でした。
それにテーブルにはクロスが敷かれていて、コーヒーは自分で汲みに行くのではなく、ウェイター/ウェイトレスがポットを用意してくれましたし、そういうあたりからも高級感がありました。

部屋は、シングルで予約したけれど、実際に通されたのはツインルームでした。それはヨーロッパのホテルでよくあることです。
ダブルルームに一人で泊まっていると、タオルなどが2人分ある場合と、1人しか宿泊していないのでちゃんと(?)1人分しか用意しておいてくれない場合とがありますが、ライプツィヒのこのホテルでは2人分ありました。
1人分のタオルセットで間に合うときはそれですませますが、明日はチェックアウトしてアイゼナハに向かう前夜にその余分な乾いたタオルで洗濯物をくるんで水を吸い取らせたことで、洗濯物の乾きが早くなったので、ひそかにとっても助かりました。
それから、予約時に特に確認しなかったのですが、電気ポットにインスタントのコーヒーセット(インスタントのコーヒーパック、ティーバック、それからインスタントココアのパック)があったのが嬉しかったです。
別にミニバーもあったので、ねんのためにこれらがその値段表に含まれていないかどうか確認した上で、ありがたく毎晩全部頂いてしまいました。
夜、ホテルの部屋で、インスタントでもいいから温かいコーヒーでほっと一息できるのはとても嬉しかったです。
ダブルベッドがあっても部屋は広々としていて、差し込みも多く収納や引き出しもたっぷりあり、デスクも広かったです。部屋で仕事をしてもおかしくない雰囲気の部屋でした。

木製の家具がおしゃれな部屋
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外観に比して狭かったロビーだけど、なかなかおしゃれでした@
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高級感あった朝食レストラン
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1泊目の翌朝の朝食
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ハム類や野菜類の寒天寄せがあったり、カマンベールチーズやブルーチーズがあったり、ゆで卵も半分に切って香草と魚卵をのせたりなど、朝食ビュッフェのメニューは凝っていて種類も多かったです。

急いでいた早朝出発の日でもこんなにたっぷり食べられた@
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早朝といっても7時11分発の鉄道で、駅まで徒歩5分というロケーションのおかげでもありましたけどね。


アイゼナハ3泊:
シュタイゲンベルガー ホテル チューリンガー ホフ
キャンセル不可・朝食別で1泊67.21ユーロ

このホテルに決めたときの記事は夏のドイツ旅行記計画~3番目のアイゼナッハのホテル予約はポリシーを変えて」です。

アイゼナハのホテルをここに決めたのは、ヴァルトブルク行きのバス停が目の前なら、方向音痴の私がもたもたせずにスムーズに行けるし、駅に近い方が2日目と3日目の日帰り旅行に便利というロケーションを重視したのですが、クラシカルで貴族的な高級感のあるロビーの写真に惹かれたのは否定できません(笑)。

しかしホテル代に朝食は含まれていなくて1日15ユーロもするので、朝食は利用しませんでした。
15ユーロなら、夕食重視の私がベルリンでとった夕食代に近いくらいでしたから。
でも、朝食はホテルライフの楽しみの重要な要素でもありました。
朝食をとらなければ、朝食レストランに足を踏み入れる必要もなく、ちらっと見えた限り豪華そうだったのに、中に入ってその雰囲気を味わうチャンスがありませんでした。
ロビーというパブリックスペースの豪華さに惹かれたのに、そのパブリックスペースの半分近くを味わうチャンスを放棄してしまったわけです。
夕食も食べられるレストランでしたが、やはり割高に感じられて利用しませんでした。ホテルくらいしかレストランがないようなリゾートと違い、街中に手頃なレストランはありましたし、ホテルのレストランであってももっと安いところもありました。だからしょうがないんですけどね。
ただ、1泊目の夕食は食後のコーヒーをレストランでとれなかったので、ロビーのバーでコーヒーをとってみましたが、コーヒーがとても美味しかっただけでなく、高級感漂う中に身を置くのはステキな気分でした。
……思いっ切り旅行者スタイルをしていた私がそれにふさわしかったかどうかは別として(苦笑)。

部屋は、クチコミにあったとおり、外観やロビーなどが貴族的な豪華さがあったわりには、シンプルでした。でも、広々としていて、清潔感があり、ベッドの枕元以外にもちっちゃな別のテーブル&椅子がありました。
ただ、いい意味でも悪い意味でもちょっと昔タイプなのかな、と思いました。
だって、近年はドイツも夏ははんぱでない暑さなのに、今どき四つ星ホテルなのに部屋にエアコンがないんですもの。
差し込みの数も、テレビや冷蔵庫、そして部屋にいくつもあった間接照明のコンセントで埋まっていて、空いていたのは部屋に1つ、バスルームに髭剃り用に1つしかありませんでした。
でもスマフォやカメラのリチウム電池の充電を、水を使うバスルームではやりたくなかったです。
ただ、四つ星だけあって、バスタブがありました。特にバスタブにこだわりはなかったのですが、やはりゆっくりと湯につかった方が、昼間の疲れがとれました。

ちなみにシングルームを予約しましたが、実際に泊まった部屋はツインルームでした。もしかしたらシングルルームだったらバスタブはなくてシャワーだった可能性はあります。
ただ、ライプツィヒのホテルと違って、一人で泊まっていたため、タオルなどの備品はきっかり1人分でした(苦笑)。
部屋の備品としては、予約時に特にチェックしなかったのですが、電気ポットがあったのは嬉しかったです。
ライプツィヒのホテルのようにインスタントでいいからコーヒーがあったらもっと嬉しかったけれど、ティーバックがあっただけでも、部屋でほっとお茶することができました。
朝食はホテルでいただかなかったので、朝、部屋で紅茶をいただけるのは良かったです。

ちなみに予約時は、高層階で城の方を面している部屋は、窓の外にヴァルトブルク城が見えて景色が良い、というクチコミがあったので、一応good viewの部屋とリクエストしておいたのですが、4階(日本式に数えれば5階)の部屋で、オレンジ色の屋根の町並みがちょこっと見える、一応good viewですが城は見えませんでした(苦笑)。
まあそんなにどうしても部屋から城を見たかったわけではないですけどね。

このホテルにした決め手はこの豪華なロビー@
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利用できなくて残念だったレストラン&バー
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すっきり広々とした部屋
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フランクフルト6泊:
クラリオン コレクション ホテル フランクフルト シティ センター
朝食別で1泊73ユーロ。

このホテルに決めたときの記事は「夏のドイツ旅行計画~最後のフランクフルトのホテルも決定!」です。と

これまでのホテルは予約時にロビーや部屋の雰囲気などを決め手にしてしまいましたが(値段と条件はだいたい比例していて、似たようなホテルがいくつかあったので、そういうのを決め手にしてしまったというか)、6泊もするのだからフランクフルトこそそういうのを重視すべきでした。
いや、ホテルの中身は、パブリックタイプはカラータイル装飾の可愛らしい内装でしたし、最近全面リニューアルしたばかりで、ベッドサイドやテーブルの間接照明は赤や青や緑に変化したりしておしゃれだったりしました。そう、中身の雰囲気を重視したわけですね。

でもホテルがある環境は、先に書いたとおり、いまいちでした。ホテルのあるタウヌス大通りと隣のカイザー大通りは、フランクフルトの中では治安要注意地区として挙げられていたところでした。常に問題があるというほど危険なところではないですし、フランクフルトでの6泊はさすがに明るいうちにホテルに戻るようにしました。
でも、通りを歩いているときは、うろうろしている人とは目を合わせないようにしたし、Moneyのジェスチャーをして近づいてきた人いたりしたので、話しかけられたときには英語もわからないふりをして逃げちゃいました。

部屋は1階(日本式に数えると2階)でしたが、なんとそこはまだリニューアルが完全に終わっていないのか、廊下の絨毯の上や壁にはビニールが張られていました。
部屋のリニューアルは終わっていたのですが、エアコンのカバーが届いてなくて、むき出しでした。
6泊目は、廊下のリニューアルの都合だったのか、部屋番号札が外されていて、カードキーの差し込み口にテープが貼られていたので、「私の部屋はどうなったの!?」と一瞬、ギョッとしました。
部屋番号札の代わりに紙で手書きした番号が扉に貼られていましたし、カードキーの差し込み口にテープが貼られていたのは、あれは修復作業で出る粉塵が中に入り込んで、カードキーが使えなくなるのを防ぐためだったんでしょう。それを、作業が終わっても外して帰らなかっただけで。
フランクフルトは鉄道の要衝なので、移動の都合のために宿泊しなければならない人がこのホテルをよく利用するようです。エコノミーシングルの部屋は、駅に近い便利なロケーションにしてはとても安いので。
そういう人たちは1泊しかしませんが、私は6泊で予約したんです。
他のフロアも作業が終わっていなかったり、エアコンがむき出しだったりしていたかどうか知りませんが、もしきちんとリニューアルされているところがあったんなら、そこに泊まらせてくれてもよかったんじゃないか、と思ったりもしました。

もっとも、レセプションでチェックインした人に部屋を割り当てるときに、えてして欧米ではそういう細かいことはあまり気にしない気もします。
シングルルームで予約してもダブルルームになる割合が高いことがそう思う根拠。ホテルの中で一番安い部屋を予約しても、ツインやルームダブルどころか、部屋数が3つも4つもあるスイートに泊まったことも何度かありますから。
それともシングルの値段設定数と実際のシングルルームの部屋数が合っていないか、あるいは単にオーバーブッキングだったのかな。

ただ、フランクフルトのこのホテルはめずらしく、アメニティがそろっていました。シャワーキャップ、コットン、綿棒、爪磨き、ソーイングセット。もっとも、補充されたのは最初の3日だけで、あとの方はもう補充してくれなくなってしまいました。長期滞在する客ほどそういうちょっとしたところで優遇してくれればいいのに、と思うんですけどね。
備品に電気ポットとインスタントのコーヒーやティーバックがあるのは、予約時にチェック済。なけりゃこんないまいちな環境のところにホテルをとらなかったぞ、と怒っちゃう。
ただ、インスタントコーヒーは毎晩2袋あったのですが、ミルクが1個しかなかったのは残念でした@ ブラックで飲んでもインスタントですら十分美味しかったですけどね。

カラフルなタイル装飾がおしゃれなレセプション
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利用しなかったけれどちょこっと座るくらいはしたバー
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足元に台のようなものがあるベッド
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この上に物が置けたのでなかなか便利でした。

ベッドの枕元の冷蔵庫と電気ポットやコーヒーセット
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カバーのないむき出しのエアコン(苦笑)
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機能に問題はなかったです。
ただ、カバーがないせいか、エアコンから水が少しぽたぽたと垂れていました。
エアコンのちょうど下に当たる取っ手に帽子をひっかけていなければ気づかなかったですけどね。

それにしても私のホテルの感想のキーワードというか、「おしゃれ」としか表現していないですね。
自分の語彙不足を感じます(苦笑)。

ホテル・レポートおわり。
つづきは、一日ごとのふりかえり記事の残りかな。

2014年夏のドイツ旅行~旅程一覧&1日ごとに振り返って(3)フランクフルト滞在6日半(前編)フランクフルト、イトシュタイン、マールブルク

残りはフランクフルト滞在6日半です。
この1日ごとの振り返りの記事は全部で3つに分けるつもりでしたが、6日半を一回の記事にまとめると長くなりそうなので、全部で4つに分けることにしました。
というわけで、フランクフルト滞在前半です。

フランクフルトは、周辺都市への日帰りのしやすさと、直行便で帰国できる便利さで旅程に入れたようなものです。
でも、スーツケースを持ったフル装備移動で到着した日と、夕方の出国日の午前までの観光の1日半は市内観光をし、残りの月曜から金曜の5日間を周辺都市への日帰りに当てました。
フランクフルトのような多方面の列車が発着する要の駅で、毎日毎日切符を買って出かけるのは時間がとられるし、わずらわしいのではないか、と思ってジャーマンレイルパスを買ったのですが、結果として、フランクフルト中央駅には券売機がたくさんあって、非常に混む有人の切符売り場やインフォメーションを頼らなくてすんだため、毎日のように券売機で切符を買っても支障はなかったろうと思います。
つまりジャーマンレイルパスを買った効能は、一等車両を利用できたことくらい。ヨーロッパのレイルパスを日本から買っていった場合、一等車両にしないと、あまりお得感がないので。
それも、長くて1時間程度の列車の旅だと、せっかくの一等車両の快適さは、あっという間に終わってしまい、味わい尽くせた気はまったくしませんでした。

それにしても、スーツケースを持った移動よりはよっぽどラクとはいえ、毎日毎日日帰りで違う都市に行くのも、ちょっぴりしんどいと思いました。
市内観光なら、よっぽど郊外にホテルをとらない限り、朝9時くらいにホテルを出て観光を始めてもさほど遅くないですが、鉄道で移動して別の都市で市内観光するとなると、7時にはホテルを出ないと、朝から観光したことにならないからです。
とはいえ、それはついつい夜型になりがちな人間の愚痴にすぎないかも。

2014/07/13日 フランクフルト観光
・イコン博物館(ロシアとエチオピアのイコン)
・ドイツ騎士団教区(Pfanei-deutschorden)教会
・カリカチュア博物館
・マイン河畔を歩きアイゼルナー橋を渡る
・シュテーデル美術館(16:25~17:45)
【フランクフルト泊:クラリオン・コレクション・ホテル】

フランクフトは、ミュージーアムを無視して街並み散策を、と考えたら、あんまり面白くありません。
なので、本日の観光はミュージーアムめぐりで固めることにしましたが、街並み散策が全く面白くなかったというわけでもありません。
最初のミュージーアムに向かうときに道を間違えて、思いっきりふつうの住宅街を歩くことになったのですが、小ぎれいにしていながら、庭先の花はワイルドに咲いているお宅や、こじゃれたカフェや店先などを眺めながら歩いたり、たまにはそういうカフェに入ったりする街歩きは悪くなかったです。

本日はフランクフルト・ウェルカムカードを買って交通機関乗り放題+ミュージーアムの入場券割引にするか、2日間有効のミュージーアムの入場料が無料になるミュージーアム・カードを買うか迷いました。
ホテルは中央駅のそばなのですが、フランクフルトとの観光中心のレーマー広場まで、徒歩で行けなくもないけれど私の足では30分近く歩くことになりそうなので、交通機関は何度も利用するかもしれない……そう思って、最初にトラムに乗ったときに、券売機で1日券を買ってしまいました。
なので、ウェルカムカードを買う意味が半減し、最初に訪れたミュージーアムでミュージーアム・カードを買いました。
明日はミュージーアムがほとんどお休みの月曜日に当たるし、明日からは別の都市に日帰り旅行に出かけてしまうので、ミュージーアム・カードが2日間有効であっても1日しか利用できないのですが、3ヶ所訪れればだいたいもとがとれるはずなので、ミュージーアム・カードはもとがとれたと思います。

でも、市内交通機関の1日券は全然もとがとれませんでした。
というのも、中央駅から最初のミュージーアム最寄りまでのトラムと、最後のミュージーアム最寄りから中央駅までのバスの2回しか使わなかったからです。
ほんとは、最後のミュージーアムからいったん中央駅に戻り、ホテルに寄って正式にチェックインをすませて部屋に通してもらった後、ちょっと一息ついたらもう1度トラムに乗ってレーマー広場まで出るつもりでした。大聖堂は20時まで見学できますし、レーマー広場近辺の方が中央駅のホテル周辺よりもガイドブックで薦めるようなドイツ料理のレストランがありそうだったからです。
でも、いったんホテルに戻ったら疲れてしまって、レーマー広場まで出る気がしなくなってしまいました。
そうでなくても、実はフランクフルトのホテルは、周辺環境がいまいちなところにとってしまったので───クチコミとかでチェック済みで承知の上でとったのですが、周りにお休み処やセックスショップがあって、深夜まで酔っ払いがちらほらうろついているようなところなので、暗くなっても出歩くのは、今度こそ避けようと思ったせいでもあります。
なので、日没が午後9時半なので、それまでは午後10時だろうが11時だろうが歩き回っていましたが、フランクフルトでは午後9時半より前にはホテルに戻るようにしました。

この日、博物館は3ヶ所訪れました。
まずはイコン博物館。
12年前の2002年にフランクフルトを訪れたときの私なら、真っ先に訪れるミュージーアムがイコン博物館なんて、思いもしなかったことです。
とはいえ、あのときもすでに2000年に初ロシア旅行を経験していてイコンに興味がありましたから、時間があれば行きたいと思ってはいたのです。
イコン博物館のコレクションは思ったより多くなかったですし、ロシア・イコンについては私の好みの古めかしいのよりは17世紀以降の新しいのばかりでしたが、久しぶりのイコンにはじーんときました。
それになによりエチオピアのイコン・コレクションは非常に興味深かったです。

次に大聖堂宝物館を訪れるつもりでしたが、その前にマンガ博物館(カリカチュア・ムゼウム)を見つけてしまい、入ってみました。
正直、期待していたのとは違いました。
言語や習慣の違う社会のユーモアやジョークというのは、たとえ頭で理解したとしても、あんまり笑えないことを忘れていました。
3階にまたがって展示があったのですが、1階と2階は期間限定のラルフ・ケーニヒという人のマンガの原画やラフケッチなどが展示されていました。この方の絵はユーモラスでなかなか味があると思ったものの、言葉が分からなくても少々下品なジョークが多そうで、好みとはいえませんでした。
見学しているドイツ人は、原画のマンガやそれをもとにしたアニメを見ながらくすくす笑っていたので、うらやましかったです。
でも、3階の常設展は、5人ほどの現代フランクフルトの漫画家の原画が展示されていて、こちらはドイツ語の吹き出しのあるものは少なく、イラストを見て分かりやすく、なにより可愛らしいのがあったので気に入りました。いくらミュージーアム・チケットで無料で入ったとはいえ、入った甲斐がなかった、なんてことにならなくてよかったです。

このあと大聖堂宝物館とシュテーデル美術館に入りたかったのですが、時間が足らなくなり、大聖堂宝物館はあきらめました。後日、出国日の午前中半日観光のときに出かけました。
そしてシュテーデル美術館での鑑賞は、なんとか1時間くらい捻出することができました。
シュテーデル美術館は、昔の私なら真っ先に入ったところです。西洋絵画の有名画家の有名な絵がたくさんありますが、1時間しかないので、見たいものを絞り、それ以外はほとんど駆け足しました。
期待していたカスパー・ダヴィド・フリードリヒとドイツ表現派の絵はちょっとしかなく拍子抜けしましたが、フリードリヒとテイストが似た壮大でロマンチックなカール・フリードリヒ・シンケルの絵がとても気に入りました。
シンケルはむしろ新古典主義の建築家として有名です。ベルリンで最も美しいといわれるジャンダルメン広場や博物館島のアルテ・ナショナルギャラリーを設計したのは彼です。絵も描くなんて知らなかったなぁと思ったら、あとで調べてみたら、逆でした。彼はフリードリヒの絵を見て、自分には到底彼のような絵は描けないと、画家から建築家に転向したらしいです。
まあ確かにフリードリヒと比べると、フリードリヒの方が凄みと神々しさがありましたけどネ。
シュテーデル美術館では、かつてドイツ絵画史の本で小さな写真をたよりに一生懸命解説を理解しようとしたその絵画のオリジナルに出会えたという感動がひとしおでした。ふつうは逆のはずですが、本で知ったからか、原画に出会えてうれしい、というのもありだと思います。

夕方は、ホテルでレセプションに預けていた荷物を引き取っていったんチェックインして部屋で一休みしたら、もう一度レーマー広場まで出るのが億劫になり、夕食も近くのカイザー大通りの中華料理のレストランに入ってしまいました。
ガイドブックにある、うまいドイツ料理、というフレーズよりは、目の前の中華に惹かれてしまったのです。
そういえば私が初めて北京ダックを食べたのは、12年前の2002年のフランクフルトの中華レストランでのことでした。というわけで、日本ではなかなか食べられないダックを食べるのならいいよね、と自分に言い訳をしてしいました。
フランクフルトでドイツ料理レストランを探そうとすると、どうしてもホテルから遠くなるので、6泊したうち夕食は3回も、手近な中華レストランに通ってしまいました。

イコン博物館をめざして道に迷ったときにとった写真
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フランクフルトのイコン博物館よりロシアの聖母子のイコン
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フランクルとのイコン博物館よりエチオピアの聖母子のイコン
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フランクルとのイコン博物館より犬の顔した聖ヒエロニムス
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ロシア正教会の古い宗派では、子どものキリストを背負った聖ヒエロニムスを、その出身の犬の顔の種族とされたベルベル人ゆえに犬の顔で描くことがあるようです。
ロシアの主流の宗派では禁じられたので、きっとこれは珍しい例だと思います。

イコン博物館の隣にあった教会の礼拝堂にはかなり残っていた貴重な壁絵
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カリカチュア博物館で開催中だった企画展のラルフ・ケーニヒさんのイラスト
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旧約聖書の中のエデンの園追放のエピソードで、アダムとイブと、とりわけヘビをパロっていたマンガのようでした。

カリカチュア博物館の常設展示より
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シュテーデル美術館に向かうためにアイゼルナー橋を渡る
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愛の絆の南京錠がたくさんでした。

シュテーデル美術館にて、ドイツ絵画史の本で一生懸命解説を読んですっかり馴染みになった絵の原画と久しぶりに向き合う
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フェルメールの絵の一部
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2014/07/14月 フランクフルトからイトシュタイン日帰り観光
   (ケーニヒシュタイン行きそびれ)
・バーンホフ通りから旧市街の歴史的な街並みエリアへ
・レーマー広場散策
・アドルフ王広場散策
・城と塔(外観のみ)と庭園散策
・木組みの家のある旧市街散策
(フランクフルトに戻り)
・レーマー広場散策&買い物
・ニコライ教会見学
・大聖堂見学
【フランクフルト泊:クラリオン・コレクション・ホテル】

ひょっとしたらそうなりうると思ったのですが、フランクフルト2日目に予定していたイトシュタインとケーニヒシュタインはしごは、イトシュタインしか行けませんでした。
アイゼナハからゴタとミュールハウゼンはしごを計画していてミュールハウゼンに行き損ねたときほどスロースタートではなかったのですが、ドイツ鉄道が40分も遅れたため、結果的にスロースタートになってしまいました。
でも、イトシュタインとケーニヒシュタインのうち、木組みの家街道の町でもあるイトシュタインの方が圧倒的に楽しみでしたし、すばらしい木組みの家の町並みに感動して満足できました。
ケーニヒシュタインのハイライトは丘の上の城跡に登って見られる眺望らしいので、それだったら時間を気にしてあせって回るより、ケーニヒシュタインに行くのをやめ、イトシュタインの可愛い木組みの家並みをじっくり味わった方がよいと思いました。私はそんなに腰が軽くないのです。
それに実をいうと、観光案内所の公式サイトで見つけたイトシュタインの地図の中にTiergarten、すなわち動物公園というのを見つけて、ケーニヒシュタインとはしごするより、時間があまったら動物園に行けばいいじゃないか、と思ってしまいました。
この日の鉄道移動にはジャーマンレイルパスを使わないことにしていたので、もとをとろうと鉄道移動距離を稼ぐ必要もありませんでした。

ただ、Tiergartenを当てにしたのは失敗しました。前日にスマフォでネット検索しても、これといった動物園情報にヒットしなかったので、そのときに疑うべきでした。

イトシュタインの木組みの家並みは期待以上にすばらしくて、感動ものでした。
でも小さな街並みですし、じゃかじゃか写真を撮っているうちにだんだんと撮れる写真もパターン化してきてしまうので、気力が低下し、途中買い物したりランチ休憩をとったけれど、15時頃にはもういいや、という気分になりました。
と同時に、動物園に行こうと気分がはやりました。
ところが「Am Tiergarten(=動物公園前)」というバス停に到着しても、ただの閑静な住宅街で、動物園がどこにあるかさっぱりわかりませんでした。バス停や駅から案内のない動物園なんて初めてです。
と思ったら、道行く人に聞いてみたら、TiergartenはZooではなく、ただの自然公園でした。見られるとしたら公園の自然の中にいる鳥ぐらい。
そして昔は広大な公園が残っていたのですが、いまは半分くらい住宅地に開発されてしまったとのこと。
「ってことはご存じよね?」
Tiergartenはどこかと聞いて、方向が同じだということで一緒に歩きながら案内してくれた女性にそう言われたときに、ショックで血の気が引きましたが、案外負けず嫌いなところもある私は、Ja=イエスと返事をしてしまいました。
せっかく案内してもらったし、自然公園も悪くなかったのですが、たとえレッサーパンダがいなくても動物園の動物たちが見たいと思っていたので、そそくさとイトシュタインを後にすることにしました。
ケーニヒシュタインに行くには遅かったのですが、こうなったら19時まで開園しているフランクフルトの動物園へ行くか、とかあれこれ頭の中で考えながらフランクフルトに戻りました。フランクフルトに着いたら17時だったので、あとは夕食をとって観光を終わりにしてもよかったのですが、結局、きのう見学しそこねたレーマー広場と大聖堂(ただし宝物館は17時で閉館)、それからギフトショップで買い物(ドイツの店はだいたい19時まで営業)をし、その後、ドイツ料理のレストランで夕食を楽しみました。

フランクフルトのレーマー広場の木組みの家並みもとても素敵です。
ただ、12年前の2002年にフランクフルトを訪れたときは、第二次大戦中にすっかり破壊され、修復されたレーマー広場の木組みの家は、きれいすぎるし、オリジナルよりも私にとって価値が下がると思ったこともありました。
それまで回ってきた観光地は戦禍を免れて、オリジナルの木組みの家が残っているところはいくつもあったせいです。
でも、いまは、どうしようもなく破壊されて修復されていないところをあのときよりもたくさん見てきて、往時の様子が分かるように修復されていることがとても嬉しく、観光客として素直にありがたく思えるようになりました。
戦争の悲惨さや時の経過の残酷さを伝えるような姿はせつなさと共に旅情めいたものも掻き立てますが、そればっかりではテンション下がってしまいますし、やっぱり私はミーハーなので、想像の中で補うだけでなく、わかりやすくきれいですばらしい状態のもが見たいと思いました。

ちなみに、イトシュタインもケーニヒシュタインもガイドブックに載っていない町です。
ドイツの大半のミュージーアムや場合によっては城なども休みとなる月曜日はどこに行こうか決めかねていたら、フォートラベルのお気に入りでたくさんドイツ旅行をしている人から推薦してもらいました。
せっかく2週間半という長めな旅程で、しかも5度目のドイツなのだから、日本のガイドブックで紹介されている町だけでなく、ガイドブックに載っていないステキな町を観光できたと思うと、なんだかそのことだけでも付加価値が付いたような気分になれます@

イトシュタイン駅からバーンホフ通りを下ってセントラルに向かう途中
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ここからも可愛らしい住宅街で写欲がそそられました。

見事な煙突のある家
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一番華やかだったアドルフ王広場
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真ん中の緑っぽい木組みの家は、現在は観光案内所です。
あいにく観光案内所は月曜日お休みでした。
なので、あらかじめ見つけた公式サイトで地図などをダウンロードしておきました。

イトシュタインの素敵な木組みの家々
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現在はギムナジウムとなっている、イトシュタインの城と庭園
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イトシュタインのマルクト広場にて
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ずらりと木組みの家が並ぶ
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Am Tiergartenめざして少し郊外に出る
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Tiergartenが動物園ではなくただの自然公園でがっかり
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早めにフランクフルトに戻ってきて、レーマー広場へ
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結果的には、イトシュタインとフランクフルトのレーマー広場の2ヶ所で木組みの家を堪能できた一日となりました。

2014/07/15火 フランクフルトからマールブルク日帰り観光
~1番バスでルドルフ広場へ&リフトでライトガッセへ~
・大学教会見学
・マルクト広場まで旧市街散策
・城と大学博物館を見学
・ルター教区マリエン教会見学(結婚式の最中)
・聖ヨハネ教会見学
・マルクト広場~ヴェルターガッセ~シュタインガッセ~エリーザベト教会へ(時間切れで入れず)
【フランクフルト泊:クラリオン・コレクション・ホテル】

イトシュタインの木組みの家並みを素直で可愛らしい少女にたとえるなら、マールブルクのそれは、ちょっぴり大人びた気まぐれなお嬢さん、というところでしょうか。

マールブルクは街歩きが楽しいけれど、坂の多い町だと覚悟して行きました。
そりゃ当然でした。だって小高い山の上の城を中心に裾野へと家が広がっていった町なんですもの。
上り坂はできるだけラクしたいと思って、中央駅前からバスでルドルフ広場まで行き、そこから無料のリフトを利用したのですが、リフトを出てちょっとだけトンネルをくぐったら、まあまあまあ、目が輝いて、頬がゆるんでしまいました。
だって真っ直ぐではない坂道と細い路地が複雑(?)に絡んだところに、木組みの家がこれでもかと密集していたのですもの。

まずはすぐ近くの大学教会を見学して外に出て大学の方へ出たら、ふと気付くとルドルフ広場の方にほとんど下りてしまっているではないですか。
せっかくリフトで登ったのに!
と慌てて戻りました(苦笑)。

機能、イトシュタインでさんざん木組みの家を堪能してきたのに、好物は続けて何度も食べたがる私、木組みの家並みもそうだったみたいです。
曲がり角の向こうに新たに木組みの家を見つけるたびにわくわくして、写真を撮りたくなりました。
それにイトシュタインでは真っ直ぐな道なりに木組みの家が続いている街並みの写真を撮ろうとしても、木組みの家がうんとななめにしか撮れなかったり空が多くなりすぎたりしてフレーミングが難しかったのですが、一見行き止まりに見えるように道が交差するマールブルクでは、前向き横向きななめ向きの木組みの家をバランス良くフレーミングしやすかったです。
そんなわけで、マールブルクの木組みの家並みには、イトシュタインと違った魅力を感じました。

城は、一番の魅力はそのたたずまいとテラスからの眺望かもしれません。
城内の博物館はあくまで博物館で、陶器やフォークロア・コレクションが充実していましたが、城を見学しているというかんじではなかったですし、ドイツのフォークロア・コレクションは東欧のものに比べると珍しさは少なく、ずっと見慣れていて、いまさら感がなきにしもあらず。

それと失敗だったのは、リフトに乗る前にちゃんとそばの観光案内所に寄って、見どころの説明入りのリーフレット・タイプの地図をもらっておいたのに、ガイドブックを信用しすぎて、エリーザベト教会の開館時間をリーフレットでチェックしなかったことです。
エリーザベトは、幼くしてチューリンゲン伯に嫁ぎ、慈悲深さから聖人に列せられるまでに至った13世紀のハンガリー王女ですが、彼女が埋葬されたということで、マールブルクのエリーザベト教会は巡礼教会としても名高いそうです。
巡礼教会であろうとなかろうと私にはどうでもいいのですが、内陣の一部は有料でお金を払わなければ見学できない、ということは、それも含めて見どころがたくさんの教会に違いないと思うのです。
場所は城のそばの木組みの家がぞろぞろのエリアではなく、少し離れて、中央駅寄りにあります。

ところがエリーザベト教会が開いているのが17時までだったのです。
私が木組みの家と旧市街に3つほどあった教会をのんびりじっくり見学しながらエリーザベト教会に到着したのは17時ちょっとすぎ。
教会はたくさんの出入口があっても、開いているところは限られていて、一見、開いていないように見えるところから入れることが良くあるんだよね、と教会の周りを一周してしまい、なんで入れないんだ~と内心絶叫した後で気付きました。
ガイドブックの情報は古くて、夏でも17時までしか開いていないことに。
がーん!!

というわけで、最後にケチがついたため満足度100点満点とは言い難いのですが、それはあくまで私がミスったせい。
今度からは観光案内所でもらった資料をきちんとチェックしてから、回る順番とか予定を決めようと教訓にしました。

無料のリフトで上がりトンネルを出たら、まあまあまあ
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超広角ズームレンズで撮った大学教会
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大学教会と自転車のある景色
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自転車って絵になるなぁと思うんです。

ユニークなアートショップのショーウィンドウ
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マルクト広場の市庁舎の建物の前にはカラフルな車が勢揃い!?
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マールブルクの城をめざして
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マールブルクの城の城壁からの眺望
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超広角ズームレンズで聖ヨハネ教会の美しい天井ヴォールトを取り込む
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残念ながら入り損ねた聖エリーザベト教会
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帰りは徒歩で駅に向かったら
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バスですっとラクして移動するより歩く方が、ステキな景色に出会えますネ。

フランクフルト滞在6日半の後編へとつづく。

2014年夏のドイツ旅行~旅程一覧&1日ごとに振り返って(2)ライプツィヒ滞在2日間&アイゼナハ滞在3日間

今回の旅行をふりかえる2番目の記事は、もと東ドイツのアンペルマンの町です。
実はベルリンでもスマフォでフォートラベル旅行記を現地で作成しましたが、アンベルマンの町では、1つの旅行記「ドイツからスマフォで撮った東ドイツの町紀行~ライプツィヒ、ナウムブルク、アイゼナハ、ゴタ、エアフルト、ワイマール」にまとめました。
観光が終わってホテルに戻って落ち着いたあと、毎晩のようにこの旅行記に写真を追加する形で作成していったものです。
フォートラベルにアップするために、メイン機の一眼レフで撮った後、時々、思い出したように同じ場所でスマフォでも撮影したわけですが、画角や焦点距離、縦横比の違う2つのカメラで同じ場所で撮影するのは、なかなか楽しかったです。
その上、今回は超広角ズームレンズも持参していたので、ここで超広角を使ってみたらどうだろう、と思ったところでレンズ交換もしたため、多いときに一眼レフの2つのレンズとスマフォと3回写真を撮ったわけです。
撮れた写真の違いやその面白さは、記事や旅行記にいちいち並べてアップしないので本人にしか分からないのですが、そんなわけで今回は今までにも増してのんびりと町歩きをしたなぁと思います。
しかし、ミュージーアムに入らなければ、それで時間が足らなくなってしまうこともありませんでした。
逆に時間が足らないと思ったら、そんなにのんびりしてなかったでしょうけど。
あと、いくら工夫をしても、だんだんと撮る写真がどうしてもパターン化してくるので、1日のうち適当な頃合いでも撮影はもういいや、って気持ちになったりしましたしね。

2014/07/08火 ライプツィヒ観光
~9番トラムでトーマス教会前へ
・トーマス教会見学
・カフェ・カンドラーでコーヒータイム
・マルクト広場の市場散策
・メードラーパッサージュ散策
・ニコライ教会見学
・アウグストス広場まで旧市街を散策
・ライプツィヒ動物園(4時間)
・夜のマルクト広場散策
【ライプツィヒ泊:ベストウェスタン・ホテル・ライプツィヒ・シティセンター】

今回の12年ぶりのドイツ旅行では、12年前のフィルムカメラ時代とは比べものにならないほど撮影散策が好きになっているので、ミュージーアムよりも町散策をできるだけ優先させようと思っていました。
それでもガイドブックを引っくり返して計画をしていたときは、ミュージーアムの存在がその町に行きたいと思わせる魅力の大半でした。
ミュージーアムよりも町散策を優先させようと吹っ切れたのは、ライプツィヒからです。
当初、ライプツィヒに2泊することを決めたとき、民族学博物館・工芸博物館がある大型複合博物館であるグラッシィ博物館に惹かれました。そして、レッサーパンダがいるライプツィヒ動物園。
でも、出発2週間ほど前に、ジャーマンレイルパスを買っていくことを急に思いついて、歩き方を通じて急いでネットで申し込み、後から冷静に考えたらもっと鉄道旅行を増やさないともとがとれないと気付いたため、ライプツィヒ2日目は午前中にナウムブルクに行き、午後ライプツィヒに戻って動物園は半日だけ楽しむことにしました。

しかし、計画はあくまで計画。1人旅は自分の気分と体力と現地での状況次第でころころ予定を変えられるところも魅力の1つ!?

ホテルにチェックインするには早すぎたので荷物を預けて先にライプツィヒの町歩きをしているうちに、もと東ドイツの都市ということで、勝手に暗いイメージを持っていたライプツィヒの旧市街の美しさに驚き、撮影散策に夢中になりました。そのため、半日でしたが、それでライプツィヒ観光にすっかり満足してしまいました。

というわけで、14時すぎにホテルにいったんチェックインしに戻った後、ミュージーアムに入るために旧市街へ再び向かうことなく動物園の方に行ってしまいました。
ホテルは中央駅のすぐ目の前(正確にはすぐ目の横?)にあり、中央駅&ホテルを起点にすると、旧市街は南側に、動物園は西側にあったせいもあります。もう一回、旧市街に戻るより、動物園に行く方が近かったのです。

ライプツィヒの町中の撮影散策が俄然面白くなったのは、逆説的ですが、曇天で真っ白な空が、町の景色を撮りにくくしていたせいでした。
青空だったらもっと絵になったのに、とテンションが下がりそうになりましたが、なにくそ、真っ白な空をできるだけ入れない構図を工夫して撮るんだ、と思って撮影にチャレンジしたら、そのこと自体がとても面白くなったし、我ながらいいんじゃない、と今の私には思える写真がゲットできたのです。
そうしたらミュージーアムに行って、展示品をぱちぱちやるよりもよっぽど、町中の撮影散策の方が面白いじゃないかと思いました。

この日は雨予報でしたが、ついに雷雨に見舞われたのは、幸いにも動物園の中でゴンドワナランドという巨大なドームの中にいたときでした。
ライプツィヒの動物園の感想は「初めて訪れた海外の動物園~東西ベルリンとライプツィヒの動物園の感想と動物写真集@」にも書いたので、ここでは割愛しましょう。

ちなみに、動物園には19時までいて、1時間ほどホテルで休んだあと、夕食を食べにまた旧市街に出かけたのは21時を過ぎていたのですが、24時まで営業していると思った有名な老舗のレストラン「アウワーバッハス・ケラー」は営業時間が22時までとなっていのでふられてしまいました。

そこで代わりにトーマス教会の前のレストランに入ったのですが、この日はワールドカップでドイツとブラジル戦が行なわれていました。ワールドカップの試合時間はドイツでも22時といった深夜でした。
そして深夜も営業していたレストランもカフェのどこも、客が大画面のテレビで試合に見入っていました。そしてドイツチームのシュートが決まるたびに、大歓声!
横で1人静かに食事をしていた私は、慣れるまで、そのたびびくっと驚かされてしまいました(笑)。慣れるほどシュートが決まったくらい、ドイツチームの調子は良かったようです。

食後、真夜中近かったですが歩いてホテルに戻ったときも、静まり返った深夜の旧市街に、時々あちこちから人々の歓声が聞こえてきました。それはまるで町中の教会の鐘があちこちから鳴り重なるかのようでした。

超広角ズームレンズで面白く撮ったトーマス教会
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トーマス教会の天井のヴォールトの美しさを超広角ズームレンズで強調@
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市場が開かれていたライプツィヒのマルクト広場
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ライプツィヒの名物のパッサージュの中で最も有名なメードラーパッサージュ
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ここにゲーテが学生時代に通い、ファウストにも登場させたていうもと酒場のレストラン「アウアーバッハス・ケラー」があるためです。

ニコライ教会の前にて
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12年ぶりのドイツで驚いたのは、最近の傾向ですが、自転車利用者が格段に多くなっていたことです。
街中のあちこちにある自転車は、わりと絵になると思いました。

床のチェッカー模様を超広角ズームレンズで面白く撮ったニコライ教会
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そして楽しみにしていたライプツィヒ動物園へ
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これは動物園の入口とホールです。

ライプツィヒ動物園のレッサーパンダ!
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ライプツィヒ動物園にも珍しい動物がたくさん!
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曇天で薄暗くてガラス越しで被写体がよく動くのでピントが甘くてあしからず。
シカの仲間だと思うんですが、目が大きくて可愛いです。

ライプツィヒの動物園自慢のゴンドワナランドは同時に熱帯植物園@
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2014/07/09水 ライプツィヒからナウムブルク日帰り観光
・中央駅~大聖堂広場~マルクト広場散策
・ヴェンツェル教会+オルガン・コンサート
・大聖堂見学
(ライプツィヒに戻って)
・マルクト広場まで散策しアウアーバッハス・ケラーで夕食
【ライプツィヒ泊:ベストウェスタン・ホテル・ライプツィヒ・シティセンター】

ナウムブルグは、フォートラベルのお気に入りトラベラーさんで、たくさんドイツ旅行をしている人から推薦してもらった町です。
「地球の歩き方ドイツ」では1ページしか紙面が割かれていなくて、それを読んだだけではそそられず、当初は計画に入れていませんでした。
ほんとにガイドブックの記述だけを当てにしていたら、自分にとってすごく魅力ある町を逃してしまうな、とつくづく思いました。

この日は曇天だけでなく、午前中は雨がちでした。雨が降っているとカメラが濡れてしまうので町並み撮影をしづらくなるのが困りもの。
でも、駅からてくてく歩いてセントラルに着いた後は、ほとんど雨に見舞われずにすみました。
列車から降りてホームに立ったときは、夏であることが信じられないくらい寒くて、レインコートを防寒着代わりにすればいいや、とウィンドブレーカーをホテルに置いてきてしまったことを後悔しました。
雨がやんでも防寒着代わりにずっとレインコートを着ていたわけですから、ちょっと気恥ずかしかったですし、100円ショップのレインコートだったので、いざ雨でレインコートも着た方がいいとなったときにぼろぼろになっていたら困るところでした。

ナウムブルクではまず第1にヴェンツェル教会のオルガン・コンサートを楽しみにしていましたが、いつのまにかオルガン・コンサートの会場をヴェンツェル教会でなく大聖堂と思い違いをし、あやうく間に合わなくなるところでした。

ナウムブルクはとても可愛らしい町でした。駅からは私の足で30分近く歩き、その間、車通りはあれどほとんど人は通らず、駅前で最初に“Zur Stadt, Dom” という看板を見たっきり、標識が全然ないので、方向音痴の私は間違えずに向かっているか心配でしたが、その間もふつうの住宅地ですら写欲にそそられました。
町中の撮影散策もすごく楽しかったですが、大聖堂もものすごく見応えありました。本陣は東西に内陣があって内装にメリハリがあり、列柱が美しい回廊もあり、大聖堂の庭もとてもステキでした。
ナウムブルクに向かう途中や観光中は、もともと半日しか観光しないつもりの町だったので、時間が余ったら午後何をしようか、頭の中であれこれ候補を挙げていました。早めにライプツィヒに戻って、行くのをやめたミュージーアムに行くか(造形博物館は水曜日は20時までやっているのです)、動物園を再訪することも考えました。
でもそれは全く余計な心配でした。
それに明日のアイゼナハ移動のために座席予約しておいた国鉄は7時台にしてしまったので、明日のために早めにホテルに戻りました。

ナウムブルクに出かける前に、ヨーロッパ最大と名高いライプツィヒ中央駅を超広角ズームレンズで
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地下はショッピング街になっていました。
確かにこの巨大な中央駅は、ベルリンやフランクフルトよりもずっと大きくて新しくてきれいで、ショッピング街の店舗も多かったです。

ナウムブルクのマルクト広場にて
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曇天で空が真白くになるので、またこうやっておしゃれな街灯で、白い部分の面積を減らす努力をしてみました。

ナウムブルクのヴェンツェル教会のバロック様式な祭壇の一部
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こうやって一部だけに注目すると、敬虔な聖人像のはずが、ちょっと面白くなってしまいます(笑)。

マルクト広場の素敵な看板と屋根裏の窓が可愛い家々
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大聖堂へ向かう道すがらも可愛らしい@
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ものすごく見応えあったナウムブルクの大聖堂の内陣
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バロック祭壇がおかれる前の古い祭壇
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ドイツ・フランドル絵画としてよく美術館などで作品を見るタイプの祭壇画です。

ナウムブルク大聖堂の美しいステンドグラス
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回廊から見たナウムブルク大聖堂の塔
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大聖堂広場近くの可愛い看板
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2014/07/10木 アイゼナハ観光
・カール通りからマルクト広場散策
・ゲオルク教会(修復中で入れず)
・ヴァルトブルク城見学(11:30~15:50)
  11時50分からのガイドツアーに参加
  14時頃まで博物館見学
  塔に上る
・ニコライ教会でテレマンの室内楽コンサート(18:30~19:30)
【アイゼナハ泊:シュタインベルガー・ホテル・チューリンガーホフ】

今回のホテルのうちアイゼナハのホテルだけエアコン付きの部屋を予約できなかったのですが、天気はまだまだ回復せず、曇りときどき雷雨か晴れ、3泊とも気温は朝晩は16度くらいで日中高くても22度とか23度、日本の3月か4月並みで、日中の観光のときに体に太陽の熱がたまったりしなかったので助かりました。

アイゼナハの観光ハイライトはなんといってもヴァルトブルク城です。
なので到着したら真っ先に向かうつもりでしたが、Lonely Plenatを見たらマルクト広場にあるゲオルグ教会では11時半からパイプオルガンのコンサートがあるとのこと。ナウムブルクで久しぶりに教会で聴いたオルガンがとても良かったので、こちらも聴いてから城に行こうと思ったのですが、なんと教会は修復中で中に入れませんでした。当然、オルガン・コンサートもありません。
それでちょっとがっかりして、他にないかなと思い、すぐそばの観光案内所に行ってみたら、ホテルのすぐそばのニコライ教会で19時半から行なわれるテレマンとバッハの室内楽コンサートがあると教えてもらい、そのチケットを買っておきました。

ヴァルトブルク城へのアクセスは、できるだけラクしてしまいました。
城の下まで市バスを使った後、入口まで10分ほど急な階段を登るはずですが、1時間に一本のバスの運行にあわせてミニバスが入口まで運行していたので、2ユーロ余分に払ってそれに乗ってしまいました。たった2ユーロで上り坂を登らなくてすむなら安いもんだ、と思ってしまったのですが、私以外に乗っていたのは年配の方ばかりでした(苦笑)。

ヴァルトブルク城内の見学では、どうせ日本人ということでドイツ語のガイドツアーに参加することになりました。でも、日本語の解説は、返却しなければならないやつでなく、リーフレットだったので、お持ち帰りできました。その場でガイドさんの生きた話を聞ける方が面白いでしょうが、あとで写真を整頓し旅行記を作成しながら復習するときに情報を思い出すには、リーフレットの方がずっと役立ちます。
クコチミでは、ガイドツアー中、ガイドさんがいちいち鍵を開けて部屋に案内するので勝手に次の部屋へ行くことはできず、話が長くて待たされたのがつらかった、というのもありました。
それで始めから覚悟していたおかげか、いや、たくさん写真を撮っていたからか、ガイドさんの話を長く感じることは全然ありませんでした。ドイツ語の聞き取りにもチャレンジしてみましたしね。とはいえ、聞き取れたのはごくごく断片なので、全然意味をなしていませんでしたけど。

ヴァルトブルク城は、中世の吟遊詩人による歌合戦の舞台であり、中世の建物がよく残っていることで価値があるのですが、実はそういった要素ではあんまり感動を覚えませんでした。金きらのモザイクの内装などに惹かれてしまいました。つくづく私はミーハーだと思いつつ、保存状態が悪くてもっと想像で補う必要があった東欧の城跡などの方が、惜しいと思う気持ちから逆に強い感慨を覚えたからかもしれません。
それでも、ルターが聖書をドイツ語翻訳した部屋の質素さにはじわっと感動しましたし、城内の木組みの家と石造りの塔のコンビネーションと、周辺の豊かな自然とその緑の中にオレンジ屋根が続く町の眺望はすばらしかったです。ちょうど眺望を楽しむために塔に上ったときに、雨雲の切れ間から太陽の光が差し込んできて、ただの晴天よりも幻想的な景色が見られました。

そんなわけで城ではかなりゆっくり過ごし、町に戻ってきたあとは、夕食をとったらもうコンサートの時間でした。
町中の散策は、ホテルのあるカールス広場、城に行く前にゲオルク教会目当てで行ったマルクト広場とそこまでの歩行者天国のショッピングストリートであるカイザー通りだけでしたが、それでもカラフルな可愛らしい町の撮影散策を十分楽しめました。
もっとも、アイゼナハの旧市街にはまだまだ可愛らしい町並みがあってこんなものではなかったことは、翌日、早めにアイゼナハに戻ってきたため、レストランを求めてもう少し歩き回ったときに知りました。

黄金のひげのおじさんの像があったアイゼナハのマルクト広場
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ドラゴンを退治した聖ゲオルグ像かもしれませんが、私には槍で魚を仕留めたおじさんに見えてしまいました(笑)。

アイゼナハのマクルト広場にはおしゃれな建物がいっぱい
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アイゼナハ最大の見どころのヴァルトブルク城の現在の全貌がひと目でわかる模型
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ヴァルトブルク城内の目がくらみそうな美しい金のモザイクの天井のエリーザベトの間を超広角ズームレンズにて
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説明が終わってみんなが去っていなくなるのを見計らってパチリ!
そんなことをしていたので、いつもしんがりだった私(苦笑)。
でも同じように人がいないところの写真を狙っていた「お仲間」はいて、彼女としんがりを争っていたかんじになりました(笑)。

ヴァルトブルク城内の吟遊詩人の間にて、中世の吟遊詩人の歌合戦の模様が描かれた絵と城内ツアーガイドさんを超広角ズームレンズにて
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ヴァルトブルク城内のハイライトとなる部屋は、ガイドツアーでなければ入れません。
ドイツ語ツアーだったので、断片的な単語しか聞き取れませんでした。

ヴァルトブルク城内の個人でまわれる博物館の展示より、祭礼用のはではでな金の鎧兜
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ルターが10ヵ月かけて新約聖書をドイツ語に訳した質素な部屋
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ヴァルトブルク城の中世の城らしい石造り部分
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塔から見下ろした景色
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この日も雨がちだった一日ですが、ラッキーなことに塔に登っていた数分の間は晴れ間が見えてきました。

2014/07/11金 アイゼナハからゴタ日帰り観光
  (ミュールハウゼン行きそびれ)
・フリーデンシュタイン城博物館
(宝物コレクション・歴史博物館・民俗博物館・劇場込み)
・アウグスティーナ修道院見学
・ハウプトマルクト広場&ノイマルクト広場散策
・マルガレーテ教会見学
(アイゼナハに戻って)
・カール広場からフラウエン広場まで散策
【アイゼナハ泊:シュタインベルガー・ホテル・チューリンガーホフ】

アイゼナハ2日目は、「地球の歩き方」には載っていないけれどLonely Planetで目をつけたゴタとミュールハウゼンをはしごするつもりでした。
もともとは中世の町並みが魅力だというミュールハウゼンが第1目的でしたが、アイゼナハからの直通電車はなく、ゴタで乗り換えなくてはなりません。でもそのゴタも、フリーデンシュタイン城がハイライトの素敵な町らしいですし、ミュールハウゼンは小さな町で半日で観光できそうなので、両方1日で観光することにしたのです。
ライプツィヒでの観光も、その気になれば半日で終わらせることができたので、ああいうペースで回れば大丈夫だろうと思いました。
ああいうペースというのは、教会は入るけれど、ミュージーアムには一切入らない回り方でした。
ところが、ゴタのフリーデンシュタイン城内は、お城の部屋そのものがミュージーアムとして公開されていたので入らなかったら面白みが半減するので当然入りましたが、公開されている部屋数も十分多かった上に、いちいち写真を撮っていたわけですし、歴史展示もあり、フォークロア展示もあり、城のチケットだけで別の宮殿内の自然博物館や美術館まで含まれていたのです。
別の宮殿の自然博物館や美術館は割愛することにしても、城だけでも見応えたっぷりで、結構な時間をかけてしまいました。

その上、2つの町をはしごするには、スロースタートすぎました。ホテルを出たのが9時すぎでなんて、遅すぎ!

しかも、この日はこの路線のドイツ鉄道は遅れまくりました。国鉄でアイゼナハからゴタまで13分なのに、その列車は出発が25分も遅れました。そのため、ゴタに到着したのは10時過ぎて、城を見学し始めたのは11時、終えたのは13時でした。

ゴタの町は確かに可愛らしくて、観光は徒歩圏内で、高台にある城の窓からはオレンジ屋根の家々が見えました。城も十分見応えがあり、写真もたくさん撮ったのですが、町中も、せめて旧市庁舎のあるハウプトマルクト(中央市場)広場とノイマルクト(新市場)広場だけは撮影散策したいと思いました。
ところが、いざ町歩きをしようとしたら雷雨が訪れ、30分足止めを食らいました。もっとも、ぴったり30分で雨がやんで、青空が見えてきたのは幸いでした。
雨宿りがすんで、町歩きを開始したのは14時。町歩きを終わらせ、ゴタ駅に戻ったのは16時25分。
この時点の私はまだミュールハウゼン行きをあきらめてなくて、ちょこっとだけでも町が見られればいいと思い、ミュールハウゼン行きの切符を券売機で買いました。7.90ユーロでした。

ところが、ミュールハウゼン行きの列車も遅れました。はじめ5分の遅延が、10分となりました。その前の別の列車は70分も遅延していて、ドイツ国鉄のめちゃくちゃ遅延ぶりに愕然としました。
ゴタはフリーデンシュタイン城まで駅から1kmくらいあって、私の足で20分ほど歩きました。まだ午前中だったので、余裕でてくてくと歩けました。
ミュールハウゼンも、観光案内所があるような観光の中心地まで駅から1km離れています。Lonely Planetを見る限り、見どころは城塞とそこからの眺望と、ゴシック教会。でもどちらも17時に閉まってしまいます。
それでも町歩きをするだけでも、行く甲斐があると思ったのです。今回訪れる町の数を増やしたいという気持ちもありました。
だけど、列車は遅延しまくり。なんとかミュールハウゼンに行けても、ミュールハウゼンからゴタに戻る列車も、ゴタからさらにアイゼナハに戻る列車も遅延したら、どうなるでしょう。
列車の乗車時間は、アイゼナハとゴタ間は13分、ゴタとミュールハウゼン間は25分でも、本数は1時間に1本程度しかなくて、深夜となるとバスしかないようです。それに遅延しまくりで接続に失敗したら、片道2時間くらいかかるかもしれません。
なので帰りが急に心配になり、ミュールハウゼン行きは中止することになりました。
ただ、あいにくゴタの駅には有人の窓口がないので、券売機で買った7.90ユーロの切符(2014年7月現在、1ユーロ=140円で換算していたので、約1,106円)が無駄になってしまいました。決断するのがちょっと遅かったです。
結局、ミュールハウゼン行きをとりやめてゴタからアイゼナハに戻る列車も、25分遅れました。ミュールハウゼン行きをとりやめて正解だと思いました。

というわけで、少し後味悪い1日となってしまいましたが、ゴタ観光はとても面白かったです。久しぶりの青空が見られて、撮影散策もハイテンションでした。

それに18時すぎにはアイゼナハに戻ってきたので、バッハの家あたりまで散策しました。ほんとうは、本日、バッハの家で18時半から行なわれるテレマンの室内楽コンサートをまた聴きに行こうかと思ったせいでした。
でも、コンサートと美味しい夕食とを天秤にかけ、花より団子をとってしまいました。
コンサートは昨日も聴いたし、これがバッハのオルガン・コンサートなら夕食よりもコンサートをとったと思いますけどね。
なので1日の締めは、「地球の歩き方」でも紹介されていたアム・バッハハウスのホテル&レストランのレストランで、やけに待たされはしたけれど美味しい夕食を味わい、町並み撮影散策を楽しみながらホテルに戻ることができました。
おかげで、きのう回ったアイゼナハの町の魅力はまだまだ一部であったことに気付いたわけですから、よかったと思いました。

可愛らしい前庭があったゴタの一般住宅
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コの字型に広がるフリーデンシュタイン城博物館の片方の棟をアーケード越しに眺める
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城の半分は見事な初期ゴシック様式の内装だった、ゴタのフリーデンシュタイン城
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もう半分は新古典主義の現代的な内装でした。

ゴタのフリーデンシュタイン城内の宝物展示より
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フリーデンシュタイン城のハイライトの1つ、ヨーロッパで最も古いカテゴリーに入るゴシック劇場を超広角ズームレンズで
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ゴタのマルガレーテ教会
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戦前はもっと内部全体にあのバロックの内装がなされていたようです。
戦後にやっとここまで復旧されました。
教会のおじさんがサービス精神旺盛で、そういったことを説明してくれました。自慢のパイプオルガンも近くで見せてくれました@

ゴタの市庁舎のあるマルクト広場
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アイゼナハに戻ってバッハハウスの外観を見に行く
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夜9時すぎの日没直前に晴れてきたときのアイゼナハの町並み
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アイゼナハのおもちゃ屋さんの可愛い看板
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2014/07/12土 アイゼナハからエアフルト&ワイマール日帰り観光
(エアフルト)
~4番トラムで大聖堂広場へ~
・大聖堂広場のマーケット散策
・大聖堂見学(ミサの最中)
・フッシュマルクトまで散策&買い物
・クレーマー橋&買い物
・クレーマー橋のたもとのアデギエン教会の塔に上る
(ワイマール)
~1番バスでゲーテ広場へ~
・市教会(ヘルダー教会)のクラナッハ祭壇画見学
・城(外観のみ)~マルクト広場~ゲーテの家(外観のみ)~国民劇場(外観のみ)散策
【アイゼナハ泊:シュタインベルガー・ホテル・チューリンガーホフ】

アイゼナハ3日目は、昨日の失敗を教訓にし、無事にエアフルトとワイマールの2つの町をはしごできました。
本日の鉄道にはジャーマンレイルを使ったので、エアフルトとワイマールをはしごしないと、1日分のもとがとれなくなってしまう、と意地もありました(笑)。

昨日はスロースタートだったので、今日は7時半にはホテルを出ました。幸い本日の列車は遅延せず、9時には大聖堂広場に到着してエアフルト観光を開始できました。

エアフルトは昨日のゴタ以上に町の魅力があり、教会もさらに見応えがありました。もともとミュージーアムに入ることは予定していなかったので、ゆっくり町歩きをし、じっくり撮影散策もし、買い物も楽しんで13時15分頃にエアフルト観光を終わらせ、駅に戻ってワイマール行きの列車に乗り、14時すぎにはワイマールに到着しました。
もっとも、そこでちょっと安心し、駅のセルフサービスで豪勢なランチ休憩をとってしまいましたが、ワイマールで中に入れる見どころの中でこれだけは見たいと思った、市教区教会のクラナッハの祭壇画を拝むことはできました。

エアハルトは町歩きがほんとに面白かったです。
あと一回、スーツケースを持ったフル装備移動はあるのですが、そろそろお土産を物色してもよいという気持ちになっていたので、ウィンドウショッピングも楽しくなりました。それで本日買ったのは、結局、自分のお土産だけだったりするんですけどね(笑)。
大聖堂広場のマーケット散策をしたり、トイレを借りるつもりで入った大聖堂のそばのカフェが思ったより可愛らしくて、なかなかステキなティータイムがとれたり、気に入った場所では一眼レフのレンズ交換をして撮り直したり、アングルを変えたりちょっと先に進んではもう一度写真を撮ったりなど、心ゆくまでじっくり撮影することもできました。
ただ、市庁舎に入り損ねたのは残念でした。目当てはホールだけなので、ミュージーアム見学よりも時間がかからなかったはずです。でも、扉が閉まっていました。どうして入れなかったのか分かりませんでした。
こういうのは、観光案内所にちゃんと寄って、先に情報を確認すべきでしたね。

ワイマール観光も町歩きがほとんどとなりましたが、とても楽しく過ごせました。
市教区教会に入ったあとは、もう散策だけなので、エアハルトと同じくらいのんびり散策できました。
ワイマールは市宮殿や、ゲーテの家、シラーの家博物館、アマーリエ公爵夫人の図書館など、その気になれば中に入りたい魅力的な見どころがありましたが、一切あきらめました。
実をいうと、ワイマールは立案当初は旅程に入れていませんでした。行くことにしたきっかけは、ジャーマンレイルパスを買ったので、少しでもとをとるためでした。アイゼナハからエアフルトの延長線にあったので、帰りはワイマールからアイゼナハへ一直線で、昨日のミュールハウゼン行きよりはアクセスしやすく、鉄道の本数も1時間に2本くらいありました。
それでもワイマールに行ってよかったです。町歩きの魅力という点では、エアフルトとワイマールのどらちかを選ばなくてはならないとしたら木組みの家並みも多かったエアフルトに断然軍配が上がりますが、ワイマールの中心地も、いかにも気持ちのよい地方小都市で、私にとって「等身大」の規模で、都会よりよっぽどしっくりくる町並みでした。

エアフールとワイマールを訪れたこの日から天気が回復して、雨の心配がなくなり、終日青空が見られたのも、撮影散策のテンションがぐっと上がった1日でした。
また、気温はまだ日本の5月か6月くらいでしたので、ホテルの部屋にエアコンがなくても、昼間に太陽の光を浴びたからといって、夜まで引きずって体がほてるということはありませんでした。
ただ、晴天だと、曇天と違って空が写真の中に大きく入っても間延びしないので、構図をあれこれ工夫しようとしなくても、そこそこ良いんじゃないと思える写真が撮れるので、努力しなくなりそうだと思いました。
そう思ったので、ポストカードみたいな写真をめざすだけでなく、面白写真を狙うようにしましたが、のチャレンジがまたとても楽しかったです。

エアフルトの大聖堂広場の市場を散策
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ミサの最中だったエアフルトの大聖堂
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エアフルトの市庁舎とマルクト広場にて
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端の欄干に建物が残る古いタイプのクレーマー橋と、橋のたもとにあるアデギエン教会
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アデギエン教会の塔から眺めたクレーマー橋とエアフルトの町
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なんとか間に合ったワイマールの市教会のクラナッハによる祭壇画のある内陣
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天気が良いと、たまには花も撮りたくなる
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これは花というより、たんぽぽの綿毛みたいに実となった姿です。

アイスクリームを食べている間立ち止まっていた主人をおとなしく待つワンちゃん
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このワンちゃんはこのあと、おこぼれを頂戴していました。
でも、いいのかな、ワンちゃんにアイスクリームをあげても?

ワイマールの観光案内所となっていた、マルクト広場の可愛らしい建物
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マルクト広場にて
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エアフルトもワイマールも観光馬車が大人気でした。
乗ってみたかったなぁ。
とはいえ、馬車に乗っている間は揺れて好きに写真が撮れないですし、御者さんが話す町ガイドはドイツ語です。

以上でアンペルマンの町をめぐった真ん中5日分はおわり。
次はフランクフルト滞在期間中の旅程一覧と一日ごとの振り返りをしてみたいと思います。

2014年夏のドイツ旅行~旅程一覧&1日ごとに振り返って(1)成田前泊・出国篇&ベルリン観光4日間

今回の旅程は、フライトをベルリンIN、フランクフルトOUTとし、その間をドイツ鉄道でつなげながら、ライプツィヒ、アイゼナハに滞在し、滞在都市の市内観光とドイツ鉄道を使って付近の都市へ日帰り旅行をしました。
これまでの私の東欧旅行では鉄道はスピードが遅く、移動時間が長かったので、今回は観光時間を少しでも長くするためにあまり移動に時間がかからないように旅程を組んだのですが、ドイツ鉄道は、やたら遅延はしたものの、スピードは速いからか、あるいはドイツは観光客にとって面白い都市がくまなくあるためか、移動時間は1時間前後におさまりました。
ジャーマンレイルパスを使って快適な1等車両を楽しめても、1時間なんてあっという間なので、もっと長く乗っていたかったくらいでした。
これまで4時間くらいの鉄道旅行なんてざらでしたから、鉄道の中でガイドブックを読んで行き先の予習をしたり、旅日記ノートをつけたりしていても時間が余り、車窓の外に展開する景色を眺めながらぼんやりと考えごとをしたりしていましたが、そのぼんやりの考えごとの時間も、心や頭の浄化作用があった気がします。
でも、今回はぼんやりしたり、列車の旅の余韻に浸ったりするヒマは全然ありませんでした。それがかえって物足りないと思ったりしたこともありました@

というわけで、2014年のドイツ旅行の行程は単純なのですが、どの町で何を見て来たかという旅程一覧をいつものようにまとめつつ、一日ごとのふりかえりを文章と写真で紹介しようと思います。
この話題で1つの記事にしようと思いましたが、はじめはひとこと感想のつもりだった文章が長くなってしまった上、選んだ写真も一日につき多くなってしまったので、記事は3つに分けることにしました。

この記事にアップするために前半の写真を見返していたら、立案編の「これも海外旅行の準備かな──思い立ったが吉日、いうより大人買い@~超広角ズームレンズを購入」で触れたとおり、行く前に買ったばかりのおNEWの超広角ズームレンズ(EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM)を、きつい歪みも含めて我ながら上手く利用した写真が撮れたんじゃないかな、と思いました。
ただ、そのうちパターンが出尽くしたので、後半ではちょっと飽きたかも(苦笑)。

2014/07/02水 職場から成田前泊
【成田泊:成田エアポートレストハウス】

2014/07/03木 成田第2空港からJAL(フィンランド航空共同運行)ヘルシンキ経由でベルリンへ
(ホテルに着いたら軽く周辺を散策するつもりが爆睡!)
【ベルリン泊:H2ホテル・ベルリン・アレクサンダープラッツ】

いつもは海外旅行には土日に出発するのですが、今回は平日出発にしてみました。
ただ、自宅から始発で出かけてもチェックイン時間ぎりぎりですし、平日の鉄道ダイヤは遅延の確率が高いと思ったので、成田に前泊することにしました。
前日は出勤して、退社後、成田空港内にあるホテルへ。夜の成田空港は初めてで、昼間の姿しか見ていなかったので、なかなか新鮮でした。
第2ターミナル発着便も10年以上ぶりでした。でも第1ターミナルと大差なくて、そんなものだろうと拍子抜けしました。
と思ったら、本館とサテライトの移動が、私が昔、利用したときには高架鉄道が走っていたのに、いまは連絡通路を徒歩移動だったので、とても驚きました@

フライトはフィンランド航空との共同運行の日本航空で、夕方にはベルリンに到着しました。
ホテルはアレキサンダー広場近くで、テレビ塔やマリエン教会、市庁舎もすぐ近くです。
日没時間は午後9時半なので、夕食をとりに行きがてら、初日から少し観光ができる、と張り切っていたのですが、去年や一昨年の海外旅行のフライトは8時間とかそんなものだったので、10時間以上の長いフライトですっかり疲れてしまい、ちょっとベッドに横になったら爆睡!
目が覚めたのは夜中過ぎでした。
非常にもったいない気分でしたが、まだ旅は始まったばかり、と自分をなだめました。
テレビ塔には翌日にリベンジしました。

成田空港とホテルの送迎バスを記念撮影@
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閑散とした夜の成田空港はとても新鮮でした。
自宅から成田空港まで3時間はかかるのですが、前泊するために職場をはさんだら1時間半ずつとなりました。
スーツケースは宅配で空港に送っておきました。

素泊まりした成田エアポートレストハウスの部屋
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翌朝の出発日に成田空港で朝食を
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日本航空の往路の2度目の朝食にあたる機内食は、クマモン特集@
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ベルリンで4泊したH2ホテル・ベルリン・アレクサンダープラッツ
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ブルーが基調のさわやかな内装のおしゃれなホテルでした。
ロケーションも重視して選んだため、観光しやすかったです。
ホテルの感想はまた別の記事にまとめようと思います。

2014/07/04金 ベルリン観光1日目
・フンボルト大学やドイツ劇場や歴史博物館のロビーを散策
(歴史博物館を見学する予定だったが月曜日に変更)
・カイザー・ヴィルヘルム記念教会を見学
・西ベルリン動物園Tiergarten(3時間)
・中央駅(ウォーキングツアーの待ち合わせ場所)に行ったがツアー催行中止
・フリードリヒシュタット・パラストのショーを見ようとしたが休演
・Holsteiner Ufer 32からシュプレー川クルージングに参加しようとしたが人数不足で催行中止
・ブランデンブルク門
(イベントで封鎖中だったので、近くで夕食&買い物)
・夜のテレビ塔から夜景を眺める
【ベルリン泊:H2ホテル・ベルリン・アレクサンダープラッツ】

2日目がベルリン観光1日目となりました。
往路のフライトの中でベルリン4日間の観光の予定を立て、3日目と4日目の午後にそれぞれ西ベルリンと東ベルリンの動物園に行くことにしましたが、なんと4日目の月曜日の天気予報は雨!
なので、ベルリン観光1日目に真っ先に見学しようと思ったドイツ歴史博物館は、数少ない月曜日にも開館している博物館なので、この日、ロビーまで入ったのですが、見学は雨予報の月曜日に延期することにしました。
そして、先に西ベルリンの動物園Tiergartenに行ってしまいました。
その前に、動物園のすぐ近くにあるカイザー・ヴィルヘルム記念教会を再訪してみて、びっくり!!
私が知っているヴィルヘルム教会は、壁だけの廃墟だったのに、いまや屋根も床もきれいにできあがっていて、美しいモザイクで飾られていたとは!

しかし、この日は西ベルリンの動物園までは、ほぼ順調だったのに、そのあとはふられまくりでした。
まず、夕方開催のウォーキングツアーに参加しようと思ったのですが、ミーティングポイントにガイドさんがいなくて直接電話してみたら、なんと夕方は人が集まらないので催行しないことにしている、とのこと!!
それだったら夕方も催行しているなんてパンフレットを堂々とあちこちに置いてないでよ~。そうと知っていたら、閉園時間まで動物園にいたのに!!
中途半端に時間が余ったので、フリードリヒシュタット・パラストのショーを見に行こうと劇場のチケットボックスに行ったら、なんと本日はなにやら祝祭日で休演とのこと!
わざわざ劇場まで行ったので、そういうことなら明日の夜に行こうとチケットだけ買っておきました。
そして今度は19時からのシュプレー川クルージングに参加しようと思って乗船ポイントまで行ったら、18時からは運行されていたようですが、19時から乗船しようという人は私を含めてたった3人しか集まらなかったので、人数不足で不催行!!
もうこうなったら夕食を楽しむだけと思って、「地球の歩き方」にあるブランデンブルク門の近くのレストランに向かったら、ブランデンブルク門のすぐ下でなにやらイベントが行なわれていて門の付近が封鎖されていて、目当てのレストランを見つけられませんでした。
違うレストランで夕食をとったあと、このままでは気が収まらなかったので、テレビ塔が24時まで営業しているため、夜のテレビ塔に上りました。
ベルリンの夜景は、東京の夜景に比べるとライトアップが少なく、思った以上に暗かったので夜景としての面白みは少なかったですが、遠くの方、たぶんブランデンブルク門のあたりで花火が上がったときに居合わせられることができたのはめっけものでした。
というわけで、夕方からのスカ続きは、なんとか「終わりよければ全て良し」ということになりました。
でも、西ベルリンの動物園はとても良かったし、それまでは順調でハイテンション続きでした。

おNEWの超広角ズームレンズで撮ったドイツ歴史博物館
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道路挟んで向かい側の歩道から撮影できればもっと自然に撮れたのでしょうが、そちらは工事中で立ち入れないようになっていました。
というわけで超広角ズームレンズの歪みを魚眼レンズのように利用した遊びの写真です。

12年ぶりに訪れたカイザー・ヴィルヘルム記念教会は……
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教会の天井と床がきれいに復活していて超びっくり!!
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これも超広角ズームレンズで撮りました。
床のモザイクは龍を退治する聖ミカエルでした。

そして超広角ズームレンズで撮った、カイザー・ヴィルヘルム記念教会の天井モザイク
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夜10時近くのブランデンブルク門
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門の下でなにやらイベントが行われていたため、閉鎖されていました。
門の柱から見え隠れするのは、その仮設イベント会場の観客席だと思います。

ベルリンの夜に浮かぶテレビ塔
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テレビ塔は24時までやっているのと、滞在ホテルのすぐ近くだったので、最後の締めとして夜景を見に行きました。
塔に上がるエレベーターの前のセキュリティチェックは空港並みだったので、昼間は非常に混雑するだろうなと予測できました。
でも、もう22時を過ぎていたので人はまばらで、セキュリティチェックの人も厳密なチェックをせずにさくっと通してくれました。

2014/07/05土 ベルリン観光2日目
・ペルガモン博物館(09:30~13:50)
・ベルリン大聖堂(見学45分)
・アルテ・ナショナルギャラリー(15:30~17:20)
・フリードリヒシュタット・パラストのショー「Show Me」鑑賞
【ベルリン泊:H2ホテル・ベルリン・アレクサンダープラッツ】

ベルリン観光2日目は、博物館島にこもることに決めていました。
アレキサンダー広場のそばにホテルをとったのも、博物館島の博物館は再訪したいと思っていたからです。
ペルガモン博物館は非常に混雑し、入場制限があるときいていたので、あらかじめオンラインでチケットを購入しました。入場時間は、通常の開館時間の10時より前の9時半から10時の時間帯を指定したので、9時には博物館島に到着し、9時半ぴったりにほぼ一番乗りで入場できました。おかげで、ペルガモン博物館の目玉の巨大な復元建築物を、10時までは10数人しか来館者がいない状態で写真を撮ることができました。
ああ、昔たしかに私はベルリンのこの地にいたことがある───変貌激しいベルリンでこんな感慨を抱くことができたのは、ペルガモン博物館のイシュタル門やゼウスの祭壇、バビロニアの獅子の門の中に身を置いたときでした。
ここ10年ほどの東欧旅行先のミュージーアムは、写真撮影不可か別料金をとるところが多かったのですが、ドイツのミュージーアムはほとんどが撮影OK! あらためてありがたく思いました。

ベルリンは魅力あるミュージーアムがたくさんあって、3つ行けばもとがとれるお得なミュージーアム・パスがあるのですが、とにかくペルガモン博物館のチケットは先に買わなくては、と思いつめて買ってしまったので、今回はいくつものミュージーアムを訪れるより、1ヶ所にじっくり時間をかけることにしました。
というわけで、ペルガモン博物館では休みなしで5時間かけ、しばらく休んだあと、博物館島にある大聖堂と、カスパー・ダヴィッド・フリードリヒの絵を目当てにアルテ・ナショナルギャラリーだけ入りました。
アルテ・ナショナルギャラリーではフリードリヒだけでなく、シンケルの絵画もとても気に入りました。
そして19時からはフリードリヒシュタット・パラストのショーを見に行きました。
フリードリヒシュタット・パラストのショーは、2001年か2002年にも見たのですが、今の私は数年前から日常生活の中で週に1~2回の頻度で観劇するようになっているので、面白かったことは面白かったけれど、見る目がちょっと厳しくなっていて、昔ほど感動はできませんでした。
でも、会場の観客はのりのりだったので、ともすれば冷めた目でショーを「観察」しそうになっていた私も、それに少し引きずられてテンションが上がりました。

ペルガモン博物館のミトレスの市場への門
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まだ開館10時前だったので、人が少ない中でこういう写真が撮れました@

ペルガモン博物館のゼウスの祭壇の彫刻の一部
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ペルガモン博物館のバビロニアの獅子の門
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ペルガモン博物館には、こういった巨大な復元建築物以外にもすばらしい展示品がたくさんありました。
2階のイスラム文化のコレクションももれなく回りました。

博物館島のベルリン大聖堂
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大聖堂内部を超広角ズームレンズで撮ってみた@
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大聖堂の豪華なゴシック祭壇
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これはふだん使いの広角ズームレンズで撮りました。
超広角と広角の両方で撮影したりしたので、けっこうゆっくり見学していました。

博物館島にあるアルテ・ナショナルギャラリーの彫刻
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アルテ・ナショナルギャラリーでの目当てのカスパー・ダヴィド・フリードリヒの絵の1枚
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アルテ・ナショナルギャラリーにあるフリードリヒのもう一枚の絵
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フリードリヒの絵がアルテ・ナショナルギャラリーに2枚しかなかったのはちょっと拍子抜けでしたが、ステキな絵でした。

博物館島からフリードリヒシュタット・パラストに向かう途中で見かけて、ギョッ!
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どうやらこの建物で、だまし絵展みたいなのをやっていたようです。
期間限定の企画展で無料で入れ、しかもたいていの博物館が休館の月曜日も開館していたので、月曜日に東ベルリンの動物園を再訪しなければ、ここも行く予定にしていた1つでした。

2014/07/06日 ベルリン観光3日日
・シュプレー川クルージング(約2時間半)
(先日の催行中止のお詫びに無料で参加)
・東ベルリン動物園Tierpark(5時間)
・ポツダム広場散策
【ベルリン泊:H2ホテル・ベルリン・アレクサンダープラッツ】

ベルリン観光3日目までは天気が良かったです。
ハイライトは大好きなレッサーパンダもいる東ベルリンの動物園Tierparkと決めていましたが、おととい人数不足で不催行となったクルージングの遊覧船のクルーから、お詫びにと無料チケットをもらっていたので、10時からのシュプレー川クルージングを無料で乗せてもらいました。さすがに日曜日の午前中は乗船客がたくさん集まっていて、クルージングは今度は問題なく催行されました。
天気が良いのは写真の撮りがいがありましたが、クルージング中は日陰が一切ないので、暑さが非常に厳しかったです。湿度の低いヨーロッパの直射日光は非常にきついです。
でも、できれば見に行きたいなぁと思いつつ、場所が不便そうなのでまあいいや、とあきらめていた、今に残るベルリンの壁を、クルージング中に見ることができました。

そして楽しみにしていた東ベルリンの動物園!
事前に園内マップが手に入らなかったので、160ヘクタールもある園内でレッサーパンダが見つけられるか心配でしたが、思ったより出入口に近いところにレッサーパンダはいました。
そしてほんの一部しか回れず、屋外放飼場がものすごく広かったとはいえ、良い天気の中でのびのびと過ごす動物たちをたっぷり楽しむことができました。
ところが、屋内にいる珍しい小型猿のマーモセットやタマリンの撮影に夢中になっていたら、17時になって、アジアゾウやアフリカゾウが屋内に戻ってしまいました。
ゾウたちは屋内の方が近くで見ることができたのですが、やっぱり外で過ごしている姿が見たかったし、なんといっても可愛い子ゾウちゃんたちは、檻の棒で顔が隠れてしまっていて、残念!
ゾウたちが17時に屋内に戻ってしまうと分かっていたら、先に見に行っていたのに~と思うとくやしくなり、明日の月曜日に、多少雨が降ってもいいから、東ベルリン動物園を再訪することにしました。

19時すぎに動物園を出たあと、「地球の歩き方」に載っているドイツ料理のレストランを求めてポツダム広場に行きました。
そして記憶の中の1989年のポツダム広場とは全く違う現代都会っぷりにテンションが上がり、おNEWの超広角レンズを魚眼レンズのように使った撮影も楽しむことができました。

シュプレー川クルージングの遊覧船からテレビ塔を望む
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遊覧船は時々橋の下を通りますが、どれもぎりぎりの高さなのも面白かったです。

遊覧船から見たテレビ塔とおしゃれな高層ビル
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遊覧船から見た、郊外に残るベルリンの壁
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遊覧船から見た博物館島のベルリン大聖堂
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東ベルリンの動物園Tierparkのヘビクイワシ
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どこの動物園にいてもヘビクイワシはヘビクイワシですけどね@

お姉さんをくんくん探る、放し飼いのアカエルマキザル
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広い放飼場をゆったり歩き回っていたサイ
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小柄で可愛いニシレッサーパンダっ子@
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やっぱり動物の中ではレッサーパンダが1番好きです。
飼育されているレッサーパンダは日本の動物園が圧倒的に多いのですが、ほとんどが中国のシセンレッサーパンダであるのに対して、ヨーロッパの動物園のレッサーパンダはニシ(ネパール)レッサーパンダが多いようです。
ニシレッサーパンダは、シセンレッサーパンダよりも小柄で、顔が白っぽいですが、この子はそんなに白っぽい顔ではなかったですね。
大好きなレッサーパンダのこととなると、ついついマニアックな話題が……(笑)。

ドイツ料理レストランを求めて出かけたポツダム広場を超広角ズームレンズで遊ぶ
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2014/07/07月 ベルリン観光4日目
・アンペルマンショップ(支店)見学&買い物
・ドイツ歴史博物館(11:00~14:15)
(+雨宿りを兼ねて14:50までミュージーアムカフェ)
・東ベルリン動物園Tierpark再訪(3時間半)
【ベルリン泊:H2ホテル・ベルリン・アレクサンダープラッツ】

ベルリン観光最終日からドイツの天気は下り坂で、雨予報続き。でもドイツの天気は変わりやすいので、日本の梅雨のように1日中雨でないのが幸いです。
そしてこの日は確かに大雨に見舞われましたが、ドイツ歴史博物館を見学中でしたし、その後にミュージーアムカフェでランチ代わりのケーキ休憩をとりながら30分だけ雨やどりしただけですみ、午後15時すぎからの東ベルリン動物園散策中は、また太陽が戻ってきました。暑くもなく、日本の春のようなちょうどよい気候でした。
そして今度こそ外でのびのびと過ごすアフリカゾウとアジアゾウを見ることができました。
屋内にいるときにも、大人のゾウが自分より小さな隣のゾウの餌を横取りして、取られたゾウは気付かなかったり、防いだりなど面白い様子が見られたのですが、やっぱり屋内にいるときの方が、ゾウ同士のいろんなコミュニケーションが見られました@
レッサーパンダももちろんもう一度見に行きました。2匹しかいないのはちょっと残念で、日本のレッサーパンダの放飼場より木の茂みが深くて、レッサーパンダにとってはよい環境でも、写真を撮りづらかったですが、主食の笹や他のごはんが入ったバットは見学者が見やすい位置にあって、2匹のうち1匹は食いしん坊ちゃんだったため、可愛い姿がたっぷり拝めました。
広々とした東ベルリンの動物園は他の来園者とすれ違うことも少なく、レッサーパンダもほとんど独り占め!
閉園時間を知らせる園内放送は一切なく、気付くと閉園時間の19時!
閉め出されたら大変とあわてて出口に向かいましたが、好きに出られるけれど再入場できない仕組みの出口になっていたので閉め出されることもなく、多少閉園時間を過ぎても、いつ帰宅するかは来園者の自己責任のようでした。さすがドイツ!?

ちなみに、この日は朝、歴史博物館に行く前に、東ドイツ圏の子供の姿をした信号機のデザインのアンペルマンのグッズを専門とするアンペルマンショップに行きました。店内の撮影は自由だったので、私にとっては買い物だけでなく撮影散策となりました。
歴史博物館の方は、ドイツの歴史は日本で世界史の中でしっかり触れられているので、私の中の空白の東欧諸国の歴史を埋めるほどの面白さはなく、今さら感があって、新鮮さに欠けました。
実は英語のオーディオガイドを借りていたのですが、オーディオガイドを聞きながら見学していると思ったより時間がかかってしまい、動物園を再訪する時間が足らなくなってしまう、とだんだん落ち着かなくなってしまいました。それでも近代まではしっかり見学したのですが、19世紀以降や特別展はほとんど駆け足してしまいました。
私の歴史への関心はもともと近代を過ぎるとぐっと下がってしまうので、歴史博物館というと、いつもついつい最後の方は駆け足になってしまうんですけどね。

ベルリンのアンペルマンショップ(支店)は店内に横断歩道あり!
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手前の信号機はどこかで見たことがあると思ったら、日本のものでした。

ドイツ史を復習することになったドイツ歴史博物館では、歴史とあまり関係なく気になった面白い展示品を撮影
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ずっしりと重量ある中世の甲冑
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ベルリンでも10月にミュージカル「War Horse」が上演されるらしく、「War Horse」にちなんで、歴史博物館を「戦争の中の馬」というテーマでめぐるセルフガイドも展開されていました。
「War Horse」は東京では今年2014年8月に来日公演が予定されていて、チケットもしっかりとっています@

ビーダーマイヤー時代の子どものおもちゃはなかなか凝っている@
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この人形はスカートの部分がキッチンになっていました。
ミニチュアのキッチン道具も豊富です。

ちなみにドイツのおもちゃといえば、ドールハウスがとりわけすばらしかったのを思い出しました。
これはドールハウスではないですけど、他の民俗博物館展示で見ることができました。

戦争揶揄のポスター
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第一次大戦あたりからの現代史の展示はほとんど駆け足してしまいましたが、募兵や戦争擁護あるいは批判のポスターはデザイン的になかなか興味深かったりします。

そして再訪した東ベルリン動物園のアフリカゾウくん、じょじょーっ!
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17時にゾウたちが屋内に入る前を狙うことが出来ました。
東ベルリンの動物園にはアフリカゾウもアジアゾウも10頭近くいます。
この子はまだ子どもです。

アジアゾウの大小のお・し・り@
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可愛い子ゾウの写真は、ぜひ「初めて訪れた海外の動物園~東西ベルリンとライプツィヒの動物園の感想と動物写真集@」でもご覧ください@

お口をまぁるく開けて
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動物園内では花撮影も楽しめた!
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これ、なんという花かしら。

そしてフォトジェニックだったレッサーパンダの食いしん坊ちゃん! また会えて嬉しいよ!!
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キミは閉園時間間際に起きてきてもぐもぐ夜食を食べていたので、その可愛さに見入ってしまった私は、閉園時間を忘れてしまいそうだったよ@

翌日は朝8時台のドイツ国鉄でライプツィヒに向かうことになっていたので(座席指定券を購入)、4日目にしてはじめて、まだ明るいうちにホテルに戻りました。
日没が午後9時半なので暗くなるのは午後10時すぎなのですが、暗くなる前にホテルに戻ろうと思っていたのに、それまでの毎日、夜中近くまで出歩いていました(苦笑)。

というわけで、ベルリン編までは以上です。
次はライプツィヒ2日分とアイゼナハ3日分です。

動物園初めて訪れた海外の動物園~東西ベルリンとライプツィヒの動物園の感想と動物写真集@

2012年1月2日に急に決心して一眼レフデビューして以来、シャッター反応の良さから動物写真が撮りやすくなり、動物園撮影散策、とりわけレッサーパンダに夢中になりました。
そして海外の動物園にも興味がわくようになりました。
今年2014年の海外旅行は、当初の予定通りにロシアを再訪していたら動物園に行かなかったと思いますが、行き先のドイツで、ちょうど旅程に入れたベルリンとライプツィヒの動物園にレッサーパンダがいることが分かったので、3か所の動物園を訪問することを予定に入れました。
詳しくは立案編の記事「私は何しにドイツへ行くんでしょう~?」にて。

そして、「ドイツからただいま~全体の感想ア・ラ・カルテ(一部改訂)」で触れましたが、西ベルリンの動物園Tiergartenと東ベルリンの動物園Tierparkとライプツィヒの動物園でそれぞれ3時間15分、5時間+3時間半、そして4時間と、計15時間45分過ごしました。
いずれの動物園も夏季は開園時間が19時まででしたので、昼ごろまで市内観光をして、午後出かけました。
実は閉園時間を少し過ぎて動物園を出た日もあるので、合計16時間はあったです@
そしてすっかり気に入って、もっと行きたかったくらいです。
なにしろ、これらの動物園は日本のたいていの動物園と比べると面積はけた違いに広いです。
種類は日本の動物園の方が多いこともあるのですが、逆に各動物の個体数は多い傾向にあるようでした。
だからこれだけの時間をかけても、予想してはいましたが、動物園のほんの一部しか回れなかったのです。
まあ、いい動物写真を撮りたいとねばると、いくら時間があっても足らないので、ペース配分をきちんとすれば、絶対回りきれないこともないでしょうが、相当なハイキングになるのは確かです。

というわけで、初めて訪れた海外の動物園の感想です。
動物園によると思いますが、少なくとも今回訪れた3園は、屋外放飼場がとても広々としていました。
飛ばない動物は柵で遮るのでなく、水が流れている堀を柵代わりにしていることが多かったです。
なので動物との距離があるので、18─270mmの広角ズームレンズだと遠く感じましたが、代わりに柵とか人工物が入らない写真が撮りやすかったです。
こういう屋外放飼場が広々とした動物園に慣れていると、日本の中規模の動物園は、動物たちの居場所がびっくりするほど窮屈に思えるだろうなぁ、と思いました。
まあ、全般的に日本の方が動物園に限らず人口過密で狭苦しいのは仕方がありません。

そして小型の肉食動物には、どうも生餌というか、餌をそのまんまの姿で与えていることが多いようです。
コツメカワウソがねずみを食べていたのは、たまたままぎれこんだ不幸なねずみかと思ったのですが、白オオカミはまるごとの鶏か何か白っぽいきれいな羽の鳥をむしゃむしゃ食べていましたし、可愛いパラワン・レオパード・ネコちゃんのケージには、ハムスターがいくつも死んで転がっていて、「うっ」となりました。
餌の動物がそのまんまの姿の方が自然な姿なんでしょうけど、日本人にといっては視覚的に強烈すぎるので、日本の動物園ではやらないでしょうね。
ヨーロッパの方が肉食系ですから。マーケットの肉屋で豚の頭とか、鳥の原型が分かるものが売られていたりすることがあるので。
さすがにライオンの餌はさばいた肉が与えられているようでした。
おそらく一日の食糧の調整のためもあると思います。

ただ、動物園を見学する人間の側でいうと、日本の動物園に慣れた日本人の私には、若干、不便な点がありました。
まず、ユーロ高の影響もありますが、入園料が高めです。
ベルリンの動物園ではベルリン・ウェルカムカードの25パーセント割引を利用しましたが、10ユーロ前後しました。
ライプツィヒではウェルカムカードを買わずに一般入園料を払ったので、18.50ユーロでした。
2014年7月現在、1ユーロ=140円で計算していたので、2,590円です。
閉園90分前からのイブニング・チケットはあったのですが、それでも12ユーロで円換算すると1,680円です。
東ベルリンの動物園同様、ライプツィヒの動物園も2日通いたいくらいですが、それをやめたのは、ジャーマンレイルパスを買ったため、もとをとるには他都市へ日帰り旅行に出かけないとならなかったことと、この入園料の高さのせいでした。

ほかに、広さに反してトイレと飲み物を売っているところが少ないことは考慮しておいた方がいいですね。
日本は街中でも動物園内でも飲み物の自販機が豊富にあるので不自由しませんが、夏のヨーロッパとはどちらかというとアイスクリーム・スタンドばかり増える気がします。

園内放送がほとんどないのは、バスや鉄道や地下鉄などの放送の少なさと同じでしょう。
日本ほど至れり尽くせり子供にするみたいにしつこくアナウンスしないのは、動物園も同じでした。
代わりに、閉園時間のお知らせもなく、動物園のスタッフは、来園者を全員帰してから帰宅するのではなく、時間になったら、収容すべき動物は屋内に収容して夕食を与えて、来園者に構わず帰宅してしまうようです。
これには驚き!

でも、出口はいつでも出られるけれど再入場できない仕組みになっていて、お帰りは自分の責任で、ということになっていました。
なので、夜間に屋内に戻る動物は別ですが、外にいるままだったり、屋外に眠れる小屋があったり、行き来自由になっている動物は、閉園後もその気になれば日没まで見ていることも可能でした。
いや~、実はそんなわけで、東ベルリンの動物園では、19時の閉園時間までレッサーパンダのところにいました。
レッサーパンダ舎から出口まで10分くらいかかったので、動物園を出たときは閉園時間をとっくにオーバーしていました(苦笑)。

というわけで、ここからは、たっぷり楽しんだドイツの3か所の動物園のそれぞれの感想とハイライト写真です。

西ベルリンの動物園Tiergartenは、ベルリンのド真ん中にあります。
10数年前までベルリンの国鉄駅の中心は中央駅ではなく、動物園駅が、国際列車や都市間急行インターシティの発着やターミナル駅だったくらいです。
その歴史の古さと立地から、日本でいうなら上野動物園を連想しました。
でも、動物園の面積は、上野動物園は1ヘクタール。それに対して、西ドイツの動物園は35ヘクタール。
動物の種類はWikipedia情報で上野動物園は、2008年3月時点で508種、頭数は3,264頭だそうですが、Tiergartenは2013年12月現在1,504種、頭数は20,365頭です。
面積比が35倍もあるのに対して種類は3倍で、個体数は6倍。
Tiergartenは水族館も含まれているし、バードケージがたくさんあって広々としていたので、今回、鳥は割愛したら、3時間で8割方は回れた気がします。
レッサーパンダがいないので比較的くまなく回れた方でしょう。
そして評判通り、動物舎は動物の生息地の建物っぽくしていて、なかなか見応えありました。

ただ、レッサーパンダがいない代わりにジャイアントパンダに会えるのを楽しみにしていたのですが、プリントアウトしておいた英語のWikipediaを往路のフライト中できちんと読んだら、なんとジャイアントパンダのペアは、Yan Yanちゃんは2007年に、そしてBao Baoくんは去年の2012年8月に亡くなっていました。涙。
中国から新たにパンダをもらうか借り受けない限りパンダはいないだろうと覚悟していましたが、パンダ舎はからっぽで、Bao Baoくんが死んでしまったお知らせの紙が貼られていました。残念。

でも、他に魅力のある動物たちにたくさん会えました。
日本の動物園でめったに会えない個体もいました。
以下は、西ベルリンの動物園で撮ってきた写真のごく一部です。

西ベルリンの動物園のゾウ門
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はじめに訪れたネコ科の動物舎では、ライオンたちは檻の中にいて、こういう檻がくっきり映る写真しか撮れなかったですが。
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日本の動物園で見たことがなく、私にとって初めてなSandkatze。英語ではSand Dune Catとあったので、訳すと砂漠猫。
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可愛いけれど屋内は薄暗くて、まともな写真を撮るのに苦労しました。

この可愛い生き物はなんでしょうか~。
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ドイツ語ではZwermanguste。英語ではDwarf-Mongoose。つまりマングースの一種なのです。
こんなに小柄で可愛いマングースを見たのは初めて!!
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白オオカミ。なんと子供が2頭いました!
大人も子供も含めて全部で10頭近くいたと思います。
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子オオカミはまるきりワンちゃん@
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ホッキョクグマ。岩で背中をかいていました。
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数年前にツインの子供が生まれたと思うのですが、たぶんもう大きくなっていたと思います。

海藻を背中にのせたままのおちゃめさん@
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子ゾウちゃん!!
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みんな砂をかぶっている最中でした。

西ベルリンのアジアゾウの子ゾウちゃん@
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次に東ベルリンの動物園Tierpark。
ここの面積は160ヘクタールもあります!
ただ、Wikipedia情報ですが、Tierparkの動物の種類は2013年12月現在846種で、頭数は7,250頭。比較対象として上野動物園は、2008年3月時点で508種、頭数は3,264頭。
上野動物園に比べて面積比が160倍なのですが、種類や頭数は西ベルリンの動物園よりも少ない分、さらにたっぷりの土地を使って動物たちがゆったりと放飼されていました。
そして一番目当てのレッサーパンダはもちろん、他にも動物の赤ちゃんや子供がたくさんいました!
ゾウの子供がとても可愛かったです。
アジアゾウとアフリカゾウがいて、個体数も多かったので、屋内でも屋外でもゾウ仲間のふれあいが実に面白かったです。
というわけで、良い写真を撮ろうとねばったり、赤ちゃん、かわいい!と酔いしれていたりしたので、2日通って合計8時間半以上いたわりには、5分の1もまわれなかったと思います。
だけど、赤ちゃんや子供だけでなく、日本の動物園でめったに見られない個体に会えたのは、東ベルリンの動物園も同じでした。

赤ちゃんや子どもに遭遇できた率は、2日目の方が高かったです。
1日で飽き足らず、もう一回出かけたのは、子ゾウたちが屋外放飼場にいるのを見たかったからです。
動物園の閉園時間は19時でも、ゾウたちは17時には屋内に入ってきてしまったのです。
というわけで、2日分の東ベルリンの動物園のハイライト写真を続けてアップします。

地下鉄Tierpark駅の真ん前にあった東ベルリンの動物園Tierpark。
アレキサンダー広場駅から地下鉄で20分くらいでした。付近は住宅街で、バスもあるようです。
なのでアクセスはよいです。
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広々としたここには。
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白黒模様のヤギたちが。赤ちゃんもしました。
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そして一番目当てのレッサーパンダ放飼場は、木が豊かに茂っていました。
レッサーパンダを見づらいけれど、木陰は涼しいヨーロッパなので、もともと高山の寒いところに住むレッサーパンダにとっては過ごしやすい環境でしょう。
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でもエサの笹は来園者に見やすいところにおいてあったので、2頭いたうちの食いしん坊ちゃんの方は、撮影チャンスがけっこうありました。
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日本には熱川ワニバナナ園にしかいないニシレッサーパンダちゃんの可愛い笑顔@
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レッサーパンダが2頭ともお昼寝に入ったので他の動物たちを見に行きましたが、とりわけだだっぴろかったのがラクダの屋外放飼場。
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ラクダも何頭もいましたが、中に子供がいました@
ラクダの子供を見るのも初めてです。
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放し飼いエリアのアカエリマキキツネザル。
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このアカエリマキキツネザルは人間に好奇心たっぷり!?
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アカエリマキキツネザルと、白黒のエリマキキツネザルが同居していました。
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ちゅっちゅしていた2頭のエリマキキツネザル@
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まるで漫画みたいなこの子型猿は、皇帝タマリン。
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今年2014年4月に生まれた皇帝タマリンの赤ちゃん!!
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17時になったら屋内に入ってきてしまったゾウたち。
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この子たちはアジアゾウの子供たちです。
3頭仲良く同じ敷居の中。
でもどうしても横棒で子ゾウたちの顔が隠れてしまいます。痛恨!

自分のところにもご飯があるのに、隣のご飯を横取りする一番大きなアジアゾウ。
大人げないぞぅ~。
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アジアゾウの親子。
実は2012年生まれの子ゾウが2頭いたんです。
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アフリカゾウの子供。もう牙が生えていますが、一回り小柄でした。
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隣の大人のアフリカゾウが子ゾウにちょっかいを出してるところ。
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レッサーパンダは夕方になると活動的になるので閉園1時間前にもう一度行ってみました。
もう1頭のレッサーパンダの写真がなんとか撮れました。
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昼間も写真が撮れたこの子はフォトジェニック!
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お昼寝のあと、夕寝の前に小腹がすいたようです。

自分のところの笹を食べ終わってしまったけど、ペアの子の笹がまだ残っているのをみつけて、いそいそと食べにきたところ@
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そして屋外にいる子ゾウがどうしても見たくてもう一度訪れた2日目の東ベルリン動物園にて。
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広い園内なので、こういう園内車が走っていました。
停留所は、町の停留所と同じデザインです。

17時前にアフリカゾウの屋外放飼場へ。
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2番目に小柄だったアフリカゾウ。
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堀を挟んでお隣にもアフリカゾウの放飼場があって、ゾウたちは屋内に入るのを待ち構えていました。
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一番小さな子ゾウは柵を潜り抜けていました。
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アジアゾウの放飼場に行く途中にあった、これまた広々としたキリンの屋外放飼場。
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キリンも子供がたくさん!
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広々としたアジアゾウの屋外放飼場。
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去年2012年生まれのおチビちゃんたち@
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ツインかと思ったのですが、誕生日が違うので、違う親から生まれた子供たちだろうと思います。
可愛い~!!

一方のおチビちゃんは、ママと鼻をからませてコミュニケーション!!
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屋内でもゾウたちの楽しい(!?)コミュニケーションが見られましたが、やはり外のゾウたちの方が断然いろんな姿を見せてくれました。
動きはゆっくりでしたので、晴れた屋外ということもあって、写真も撮りやすくてホクホク!!

ちびっ子ゾウのツーショット。
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奥の子ゾウちゃんは、頭のふわふわな毛がチャームポイント@
子ゾウちゃんたちの名前は掲示されていました。
BogorくんとPanthaちゃんです。

ちびっこ子ゾウと大人たち。
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お姉さんかお兄さんゾウと一緒。
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一番小さな子ゾウにべったりなついていたお姉さんかお兄さんゾウ@
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ハートマンヤマシマウマの母子!!
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今年2014年6月、つまりつい先月生まれたばかりの子のようです。

お乳をのむ子供。
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広い放飼場と屋内の檻に、トラもぞろぞろ。
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凛々しい虎たち。
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ライオンの放飼場も檻ではなく広々とした堀が檻代わり。
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このライオンはオス一頭に対して……。
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2頭いたメスのうちの1頭のシャッターチャーンス!
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ピントロングの親子!
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ピントログは関西の動物園にはちらほらいますが、関東ではなかなか見かけません。
可愛いなぁ。
子供は今年2014年6月生まれ。

またまた可愛いネコちゃん!
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ドイツ語でパラワン・ベンガル・カッツェ。英語ではパラワン・ベンガル・キャットとなつていました。

そして子猫ちゃん!
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ガラス窓のそばに近づいてきてくれました。
この子は2014年1月生まれ。

奥でじーっと様子をうかがっていた子猫ちゃんたち。
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閉園前にもう一度レッサーパンダ舎に行ってみたら、フォトジェニックな子の方が昼寝から起きてきました!
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やっぱり小腹がすいたようです。
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最後に、ライプツィヒの動物園。
ここの面積は22.5ヘクタールと敷地面積は東西のベルリンよりは狭かったです。
でも、テーマパーク性が強く、たくさんの植林で視界を遮り、通路が迷路のように作られたりしていて、広くない土地を有効に、ぐるぐるとまわるようなコースができていました。
レッサーパンダ以外は、新しくできたゴンドワナランドを見学してきました。巨大なドームの中にできた動物の生息地に近づけたエリアで、迷路のようにぐるぐる回りながら、動物たちだけでなく、熱帯の植物も見られるし、動物の解説も詳しかったです(もちろんドイツ語オンリーでしたが)。
あいにくレッサーパンダは1頭しか出ていなかったし、曇天で明るくなかったので、写真は撮りにくくて、見ている途中で寝てしまいました。
幸か不幸かそのため、レッサーパンダ以外も回る時間ができました。
もともと公式サイトでチェックしてみて、ゴンドワナランドには興味がわいていました。
ライプツィヒにいたときはずっと、いまにも雨が降りそうな曇天で、時に雷雨に見舞われたのですが、この日の雷雨は、ちょうどゴンドワナランドの屋根の下にいるときに遭遇したので、やり過ごすことができました。
でも、結果として、5時間過ごして、回れたのは22.5ヘクタールのやっと5分の1程度だったと思います。

というわけでライプツィヒ動物園のハイライト写真です。
ライプツィヒ動物園は中央駅のすぐそばにあります。
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12番トラムで3つ目の駅のZoo駅で下車。
たぶん駅からも十分徒歩圏内だったと思います。

園内地図と、こんな風にまるで教会みたいな建物がふつうにあったライプツィヒの動物園。
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ただ、園内では数年計画で動物園をテーマパークとしてレベルアップさせる計画中らしく、工事中のエリアもありました。

茂みが豊かなレッサーパンダの屋外放飼場。
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横からだとレッサーパンダも見えやすかったです。
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歩くレッサーパンダ@
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飼育員さんが入ってきたときに近寄ってきたレッサーパンダ。
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なにかご飯をもらえるかと思ったのかもしれません。

ピントが甘い写真しか撮れませんでしたが笑顔全開!
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ライプツィヒの動物園ではレッサーパンダは1頭しか見当たりませんでしたが、売っていた動物園の雑誌には双子が生まれたとコメントに書かれた写真が掲載されていました。
とすると、この子は男の子で、女の子はバックヤードで子育て中だったのかもしれません。

この広そうなところでは、
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ナマケグマが行ったり来たり。
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ドイツ語では、Indischer Lippenbarとありました。
英語ではIndian Sloth Bear。Sloth Bearはナマケグマだとあとで調べました。

そして新しくできたゴンドワナランドに入ってみました。
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最初の注意書きに、湿度が80%の蒸し暑い世界だと書かれてありました。
確かに蒸し暑かったけれど、日本の夏の蒸し暑さを知っていれば、耐えられないほどではありませんでした。

始めは水槽と魚が続き。
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こんな洞窟が続き。
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首が長くて腹面の模様が面白いカメ@
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日本では見られないコモドオドラゴン@
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ほとんど動かなかったのでガラス越しでも写真は撮りやすかったです。

南アメリカエリアに入ると……。
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リスザルが放し飼いですぐそばを飛び跳ねていました。
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ゴンドワナランドではボート遊覧も楽しめます。
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フタユビナマケモノみーっけ!
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ゴンドワナランドは屋根付きの大きなドームの中にあったので、雷雨を避けることができました。
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ダイアナザルのお母さん。日本の動物園にもいたかもしれませんが、私はこの種類の猿は初めて見ました。
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すばしっこくて、なんとか撮れたダイアナザルの子供。
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てかてかに光っていたカバさん。
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2頭いて、どちらもずいぶん小柄だったので、コビトカバでしょうか。

コースの途中でこんなつり橋を渡ったりして。
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つり橋からの眺め。
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ツートンカラーのマレーバクもいて。
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マレーバク2頭がすれ違った瞬間@
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ぴやっ、ぴやっ、と鳴きながら寄ってきたコツメカワウソ。
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見学はガラス越しです。

何か浮かんでいるので、ズームしてみると……。
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ワニですね!
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熱帯の植生も豊富!
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コースはじめと終わりの方にはレストランやショップも充実。
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というわけで3つの動物園のハイライトなのですが、どれが一番気に入ったかというと、やはり動物の子供がたくさんいて、広々とした放飼場の中で見られた東ベルリンの動物園です。
ライプツィヒの動物園は面白かったけれど、テーマパーク的な構成から、動物の写真が撮りづらいところもありました。
西ベルリンの動物園ももっとゆっくりいたかったです。
でも、夕方からのウォーキングツアーに参加しようと思ったので、3時間ちょいで泣く泣く出てきました。
ところがそのウォーキングツアーは、夕方だと人が集まらないから開催しないことにしていただなんて!
そうと知っていたらもっとゆっくり動物園にいたのに!
というのが、いまでもけっこう悔しいです。

2014年夏のドイツ旅行〜全体の感想〜続・ア・ラ・カルテ

今回のドイツ旅行は旅程と絡めて大きく3つのカテゴリーに分けられることになると思っています。
1つ目は、ベルリン到着日を除いて4日間の観光。

2つ目は、もと東ドイツの都市───アンペルマンという信号圏なので、アンペルマンの町と勝手に呼んでいますが、そんな都市めぐり。
具体的には、ライプツィヒに滞在してナウムブルク日帰り、アイゼナハに滞在してゴタ、エアフルト、ワイマール日帰り。

そして3つ目は、フランクフルトに滞在して、木組みの家とドイツ・バロックを堪能できた都市めぐり。
具体的には、マールブルク、イトシュタイン、ハーナウ、シュタイナウ、フルダ、ハイデルベルクです。

もっとも、2つ目のカテゴリーのゴタはドイツ・バロックの城が観光メインだったので3つ目のカテゴリーに入りますし、3つ目のカテゴリーに入れたフルダも2つ目のカテゴリーのアンペルマンの町でした。

ちなみにアンペルマンの信号ってこれです。
子供の形のした横断歩道の信号マークで、昔から東ドイツ圏のものとして気に入っていたし、人気もありますね。

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ベルリンも東ベルリン圏にはアンペルマン信号機が残っていて、実はこれらの写真を撮ったのは東ベルリン圏であるアレキサンダー広場の近くです。
そしてベルリンでは、アンペルマンのデザインのグッズ専門の店にも行きました。
しっかりグッズも買い物してしまいました@

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1つ目のカテゴリーはこれです。
私の記憶の中にあるベルリンの昔をふりかえりながら、今との差を改めて感じたこと。

ベルリンは12年ぶりに訪れましたが、初めて訪れたのは、東西を隔てる壁が崩壊する9ヶ月前の1989年2月でした。
滞在したのは西ベルリンでしたが、半日のバスの観光ツアーで東ベルリンも訪れました。
その後、2001年と2002年に、東西統一されてヨーロッパで最も変化の激しいといわれたベルリンを見に行くつもりで訪れました。
今回はさらに12年後にまた訪れて、自分でどう思うかなぁと思いながらベルリンを訪問しました。

結果として、私の記憶の中でいまだに印象が強いのは、2001年や2002年よりも1989年の東ベルリンでしたので、あの頃との違いように、今更のように驚きました。
なによりも今回ホテルをもと東ベルリン圏のアレキサンダー広場にとったので、回ったところは、元・東ベルリン圏が多かったです。
私の中ではいまでも、壁を超えて訪れたブランデンブルク門とがらんどうのウンター・デン・リンデン大通りの記憶が思ったより鮮明に残っています。
車なんかほとんど通っていなかったので、道路の真ん中に立って、ああ、私はいま、東ドイツにいるんだ、と感慨を覚えたものです。
それから西ベルリン圏でしたが、だだっ広い空き地の中にぽつんぽつんとフィルハーモニーとかのミュージーアムの建物があったポツダム広場。
どれも今は大変にぎわっていて、ほんとに私の記憶の中のそれらは別世界でした。
記憶の中の昔の光景は、いまとなってはまるで古いSF映画の中の世界のようでした。
もちろん、2001年と2002年も同じことを思ったはずですが、今回もそれをひしひしと感じました。
ある意味、1989年の世界をなつかしく思ったものです。
東西ドイツは統一され、あの後、世界は平和に向けて進んできたように思えた(あくまで私の目から)時期もありましたが、哀しいことにいまは、ウクライナ情勢のこともあって、米ソ間はその当時と劣らぬ緊張に陥っているわけですし、世界規模でみたら、紛争地帯が多少はずれはしても、1989年以前に戻ってしまっているのではないか、と思ったりします。

ちなみにいまのウンター・デン・リンデン大通りは大々的な工事中で、情緒のへったくれもありませんでした(苦笑)。

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そんなわけでベルリンを再訪しても、私はかつてここにいたことがあるんだ、というデジャブ感は、町中では得られませんでした。
でも、ペルガモン博物館に入ったときは、ああ、1989年と変わらない、と思いました。

ペルガモン博物館の目玉のひとつ、バビロニアのイシュタル門。
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そしてゼウスの祭壇。
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これらは、ネットで通常の開館時間よりも早い9時半に入館できる時間指定の入場券を買ったおかげで、まだ入館者がほんの10数人しかいなかったときに撮れたものです。
おNEWの超広角レンズで撮影したので、左右の歪みがちょっと極端ですけどね。
1989年に訪れたペルガモン博物館は、ツアー参加者しかいなかったので、おなじくらいがらんどうとした中で見学できました。

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こちらのゼウスの祭壇は10時すぎてずいぶんたって、入館者もずいぶん増えてから撮ったものです。
いまやペルガモン博物館は大人気で、時間指定のオンライン入場券を購入していかないと、チケットを買うまで人数制限されていて、すごく並びます。

こちらは同じくペルガモン博物館のバビロンの行列通り。
これも超広角ズームレンズで撮ったので、歪みは激しいですが、その歪みも面白いと積極的に利用しました。
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これらは、ああ1989年に確かに訪れたとデジャブ感がありました。

ベルリンは今回で4度目で、これまでの3回の訪問で王道の観光地をだいたい制覇しているので、そういうところを訪れなければ、というプレッシャーはありませんでした。
これまでの3回の中で、たとえば森鴎外の「舞姫」ゆかりのマリエン教会も訪れたし、市庁舎とか、チェックポイント・チャーリーの壁博物館とか、壁崩壊前の時代をうかがえるものなども訪れています。
なので、今回は、ベルリンを知るために行かなくちゃ、という思いから解放されて(?)、行きたいところを好きに選びました。
それが、昔の自分なら選ばなかったところというのが我ながら非常に興味深かったです。
たとえば歴史博物館。
もっとも、ドイツの歴史は日本で学ぶ世界史でばっちり触れられているので、あまり歴史を知らなかった東欧に比べると、いまさら感が強くて、面白みは半減してしまいました。
それに、昔の私なら興味を示さなかったけれど、今回、ある意味、ベルリンで一番楽しみにしていた筆頭と言えば、動物園!
初めて訪れた動物園の感想は、写真もたくさん撮ったことですし、それだけで一つの記事にまとめることにしました。

2つ目のカテゴリーは、もと東ドイツ圏のアンペルマンの町。
2001年や2002年当時は、もと東ドイツ圏は戦渦が激しくて、旧市街などもあまり面白みがないように思っていたのですが、あれからさらに12年もの年月がたって、町はどんどん復興して、かつての旧市街も姿を取り戻したのでは、と思いました。
ほんと、思った以上に町歩きが楽しくて、見応えがありました。
町歩きが楽しいのは、デジカメ効果もあったもかしれませんけどね。
たとえ旧ソ連圏で、ソ連時代らしい町で面白みがないと言われていたようなところでも───たとえばウズベキスタンの首都タシケントやアルメニアの首都エレバンなど───撮影散策しているとけっこう被写体を見つけることができると、思った以上に楽しく町歩きができたものです。

東ドイツ圏のステキな町のことは、今後に書く予定の1日ごとの感想の記事やどんな写真を撮ってきたかの分析記事で具体的に書きたいと思います。

3つ目のカテゴリーは、木組みの家とドイツ・バロックの魅力です。
ドイツといえば、今も昔もそれらが魅力の筆頭!!
木組みの家の町並みには夢中になれました。
とりわけ、今回は、「地球の歩き方」にもLonley Planetにも紹介されていないイトシュタインという町を訪れることができました。
これは、ドイツ旅行をたくさんしているフォートラベルのお気に入りさんに教えてもらった町です。
自分で探し当てたわけではないのですが、やっぱりガイドブックに載っていない町を知ることができたというのは、付加価値が倍増した気分になれます@@

イトシュタインの最も華やかなアドルフ王広場。
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それから、ガイドブックでは木組みの家がたくさんあるようにはあまり書かれていなかったシュタイナウ。
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この町はむしろグリム兄弟の家があることがクローズアップされていますが、木組みの家がたぁくさんありましたよ@
訪れたのが18時過ぎという、グリム兄弟の家も近くにある城にも全く入れず、町中も店は閉まっていて、人々もほとんどいない状態だったのですが、町歩きだけでほんとに楽しかったです。

マールブルクも断然、木組みの家です!
グリム兄弟も通ったマールブルク大学のある学生町というよりも、曲がりくねった道や路地に続く木組みの家の魅力に圧倒されました@
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これらから思うに、ガイドブックで町歩きの魅力についてさくっと書かれているところは、木組みの家の魅力が予想以上にあるのではないかと思いました。
だから、ガイドブックの記載だけでは、自分にとっての町の魅力は分からない、行ってみないと分からない、ガイドブックのそういう記載をあてにしちゃダメなんだなぁとつくづく思いました。

ドイツ・バロックは、昔から好きでした。
2001年と2002年に3週間ずつドイツを旅行したのも、主にドイツ・バロックの魅力を求めての旅でした。
ドイツ・バロックは、イタリアやフランスよりも流行するのが遅かったので、すでにロココの要素が入っていて、イタリアやフランスのバロックよりもロココらしい細やかさが加味されているのが特徴です。
ゆえにとても私好みでした。
今回、そんなドイツ・バロックの魅力が残る城や教会を訪れてみて、昔の自分がほんとにそれらが好きだったことを思い出すと共に、いまの私にとっても好みだなぁとテンションが上がりました。
華やかで女性的で、化粧漆喰(ストゥッコ)装飾を多用された室内装飾が大好きでた。

こちらは初期ドイツ・バロック様式といわれているゴタの宮殿内部。
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そしてこちらはハーナウのフィリップスルーエ城。
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「グリム兄弟の遺品を展示した部屋は必見」と「地球の歩き方」には書かれてありましたが、城内のグリム兄弟の展示は一室のみで、ほとんどドイツ語だけでしたので、ちっとも面白くありませんでした。
むしろ紙劇場の展示の方が面白かったです。

そしてこちらはフルダの大聖堂。

ただ、2001年と2002年に別の都市でこういったドイツ・バロックをたくさん見てきた反動か、2004年からの東欧諸国旅行では素朴でプリミティブなフォークロア文化に惹かれるようになったので、ドイツ・バロックも今さら感があって、テンション下がるのも早かったです(苦笑)。
もっとも今回の旅程の中で、そんなにずっとバロック、バロックしていなかったので、ちょうどよいくらいでした。
とはいえ、フルダはバロック、バロックの町で、バロックの城と大聖堂を見学したら少々バロックに飽きてしまったので、自分なりに面白写真とか人々の写真とか町中のさりげない光景の写真を追求してみました。

バロック大聖堂の中でもこういう写真を撮ったり。
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また、町中で見かけた子供たちを撮ったり@
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ほかに全体の感想もろもろ、すなわちア・ラ・カルテで書きたいとこというと、まず無料のWIFIが使えるホテルをわざわざ選んだだけあって、ホテルの部屋でのWIFIは、スマフォでネットにアクセスする限りでは、思ったより快適だったことです。
私の比較の対象は去年2013年のロシアなので、さすがドイツというべきかしら。
ただし、ロシアでは、カフェやレストランや公共エリアで無料のWIFIがけっこう使えたのですが、ドイツではほとんどダメでした。
ネット環境が進むと、むしろそういうところで無料WIFIを提供しなくなってしまうのかな。
なので、ロシア旅行のときは、ホテル以外でもちょこちょことmixiでリアルタイム日記が書けたのですが、今回はホテルでしか書けませんでした。

しかし、ホテルでスマフォでフォートラベル旅行記を作成するのに夢中になってしまいました。
パソコンで作成するよりは、写真アップに時間がかかったのですが、ホテル滞在中というのは、一部屋の中で用事がすべてすむので、アップしながら、ちょいと離れて明日の仕度とか片付けとかしていました。
それで寝不足になったこともあって、翌日の観光では、少々体力に問題を感じたことも。

というわけで、旅先でアップしたフォーとラベル旅行記はこちらです。
「ベルリンからスマフォで撮った2014年海外旅行初日」
「ドイツからスマフォで撮った2014年再訪のベルリン最終日」
「ドイツからスマフォで撮った東ドイツの町紀行~ライプツィヒ、ナウムブルク、アイゼナハ、ゴタ、エアフルト、ワイマール」
「フランクフルトからスマフォで撮ったロシアとエチオピアのイコン・コレクションと現代都市フランクフルト」
「フランクフルトからスマフォで撮った木組みの家の町イトシュタイン便り」
「フランクフルトからスマフォで撮った山城の裾野に広がる木組みの家の町マールブルク便り」
「フランクフルトからスマフォで撮ったメルヘン街道の町ハーナウとシュタイナウ便り」
「フランクフルトからスマフォで撮ったバロックの町フルダ便り」
「フランクフルトからスマフォで撮った最後の日帰り先ハイデルベルク便り~ショック!! まさかの一眼レフ故障!!」

旅先では、メイン機の一眼レフとセカンド機のコンデジで撮影していましたが、この2つはシチュエーション別に使い分けていました。
でも、旅先からリアルタイムで旅行記を作成しようと思って、一眼レフで撮りながらも随所でスマフォで撮影するのもとても楽しかったです。
一眼レフと画角とか縦横比とかが違うので、同じ位置で撮っても違う写真が撮れるのも面白かったです。

それからア・ラ・カルテ感想のラスト。
ドイツ鉄道は時刻どおりと思い込んでいたのですが、思った以上に遅延が多かったこと。
今回の旅行で全部で21回利用したのですが、そのうち13回も遅れました。
10数分の遅れはともかく、最高は45分遅れ。
40分で着くはずのところ、電車が40分も遅れたときは、今頃到着していたのに、と恨めしくなりました。
もっとも次の電車が一時間半以上なので、次の電車に追い越されることはなかったですけどね。
いままでの旅行では国鉄移動は発車時間をめどに目的の電車を認識していたのに、まさかドイツ鉄道がこんなに遅延ばかりするとは思わなかったので、せっかく行く前に調べてプリントアウトしておいた時刻表が時刻表示しかされていなかいバージョンでしたので、あんまり役に立ちませんでした。

ゴタの電光掲示板。上の3本は遅延です。
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もっとも駅でちゃんと時刻表や電光掲示を調べましたし、ほとんどの町では駅のそういった表示に英語併記もされていました。
なにより12年前もドイツ鉄道を利用して旅行していたので、鉄道の旅の仕方は、アナログ面ではあれから大きく変わっていなくて、難しくありませんでした。
デジタル面では、どの駅にも、リアルタイムの時刻表と発車ホームが調べられる券売機があったことが、すごく便利になっていました。

アイゼナハ駅の券売機で、券売機を英語表記にしてチケットを買った記念撮影。
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おかげで、いちいち有人の窓口で切符を買ったり情報を確かめたりせずにすみました。
有人の窓口は行列ができて待たされることも多いですからね。
紙の時刻表や電光掲示にもホーム番号は書いてあるのですが、ごくたまにホームが変更になることもなかったわけでもないですし、遅延情報も券売機である程度調べられました。

長くなってしまいましたが、ア・ラ・カルテ情報はこのあたりでおわりにします@
次は、旅程と1日ごとのひとこと感想の写真付き記事をまとめたいと思います。
いや、その前に動物園の感想@

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