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2014年夏のドイツ旅行~旅程一覧&1日ごとに振り返って(3)フランクフルト滞在6日半(前編)フランクフルト、イトシュタイン、マールブルク

残りはフランクフルト滞在6日半です。
この1日ごとの振り返りの記事は全部で3つに分けるつもりでしたが、6日半を一回の記事にまとめると長くなりそうなので、全部で4つに分けることにしました。
というわけで、フランクフルト滞在前半です。

フランクフルトは、周辺都市への日帰りのしやすさと、直行便で帰国できる便利さで旅程に入れたようなものです。
でも、スーツケースを持ったフル装備移動で到着した日と、夕方の出国日の午前までの観光の1日半は市内観光をし、残りの月曜から金曜の5日間を周辺都市への日帰りに当てました。
フランクフルトのような多方面の列車が発着する要の駅で、毎日毎日切符を買って出かけるのは時間がとられるし、わずらわしいのではないか、と思ってジャーマンレイルパスを買ったのですが、結果として、フランクフルト中央駅には券売機がたくさんあって、非常に混む有人の切符売り場やインフォメーションを頼らなくてすんだため、毎日のように券売機で切符を買っても支障はなかったろうと思います。
つまりジャーマンレイルパスを買った効能は、一等車両を利用できたことくらい。ヨーロッパのレイルパスを日本から買っていった場合、一等車両にしないと、あまりお得感がないので。
それも、長くて1時間程度の列車の旅だと、せっかくの一等車両の快適さは、あっという間に終わってしまい、味わい尽くせた気はまったくしませんでした。

それにしても、スーツケースを持った移動よりはよっぽどラクとはいえ、毎日毎日日帰りで違う都市に行くのも、ちょっぴりしんどいと思いました。
市内観光なら、よっぽど郊外にホテルをとらない限り、朝9時くらいにホテルを出て観光を始めてもさほど遅くないですが、鉄道で移動して別の都市で市内観光するとなると、7時にはホテルを出ないと、朝から観光したことにならないからです。
とはいえ、それはついつい夜型になりがちな人間の愚痴にすぎないかも。

2014/07/13日 フランクフルト観光
・イコン博物館(ロシアとエチオピアのイコン)
・ドイツ騎士団教区(Pfanei-deutschorden)教会
・カリカチュア博物館
・マイン河畔を歩きアイゼルナー橋を渡る
・シュテーデル美術館(16:25~17:45)
【フランクフルト泊:クラリオン・コレクション・ホテル】

フランクフトは、ミュージーアムを無視して街並み散策を、と考えたら、あんまり面白くありません。
なので、本日の観光はミュージーアムめぐりで固めることにしましたが、街並み散策が全く面白くなかったというわけでもありません。
最初のミュージーアムに向かうときに道を間違えて、思いっきりふつうの住宅街を歩くことになったのですが、小ぎれいにしていながら、庭先の花はワイルドに咲いているお宅や、こじゃれたカフェや店先などを眺めながら歩いたり、たまにはそういうカフェに入ったりする街歩きは悪くなかったです。

本日はフランクフルト・ウェルカムカードを買って交通機関乗り放題+ミュージーアムの入場券割引にするか、2日間有効のミュージーアムの入場料が無料になるミュージーアム・カードを買うか迷いました。
ホテルは中央駅のそばなのですが、フランクフルトとの観光中心のレーマー広場まで、徒歩で行けなくもないけれど私の足では30分近く歩くことになりそうなので、交通機関は何度も利用するかもしれない……そう思って、最初にトラムに乗ったときに、券売機で1日券を買ってしまいました。
なので、ウェルカムカードを買う意味が半減し、最初に訪れたミュージーアムでミュージーアム・カードを買いました。
明日はミュージーアムがほとんどお休みの月曜日に当たるし、明日からは別の都市に日帰り旅行に出かけてしまうので、ミュージーアム・カードが2日間有効であっても1日しか利用できないのですが、3ヶ所訪れればだいたいもとがとれるはずなので、ミュージーアム・カードはもとがとれたと思います。

でも、市内交通機関の1日券は全然もとがとれませんでした。
というのも、中央駅から最初のミュージーアム最寄りまでのトラムと、最後のミュージーアム最寄りから中央駅までのバスの2回しか使わなかったからです。
ほんとは、最後のミュージーアムからいったん中央駅に戻り、ホテルに寄って正式にチェックインをすませて部屋に通してもらった後、ちょっと一息ついたらもう1度トラムに乗ってレーマー広場まで出るつもりでした。大聖堂は20時まで見学できますし、レーマー広場近辺の方が中央駅のホテル周辺よりもガイドブックで薦めるようなドイツ料理のレストランがありそうだったからです。
でも、いったんホテルに戻ったら疲れてしまって、レーマー広場まで出る気がしなくなってしまいました。
そうでなくても、実はフランクフルトのホテルは、周辺環境がいまいちなところにとってしまったので───クチコミとかでチェック済みで承知の上でとったのですが、周りにお休み処やセックスショップがあって、深夜まで酔っ払いがちらほらうろついているようなところなので、暗くなっても出歩くのは、今度こそ避けようと思ったせいでもあります。
なので、日没が午後9時半なので、それまでは午後10時だろうが11時だろうが歩き回っていましたが、フランクフルトでは午後9時半より前にはホテルに戻るようにしました。

この日、博物館は3ヶ所訪れました。
まずはイコン博物館。
12年前の2002年にフランクフルトを訪れたときの私なら、真っ先に訪れるミュージーアムがイコン博物館なんて、思いもしなかったことです。
とはいえ、あのときもすでに2000年に初ロシア旅行を経験していてイコンに興味がありましたから、時間があれば行きたいと思ってはいたのです。
イコン博物館のコレクションは思ったより多くなかったですし、ロシア・イコンについては私の好みの古めかしいのよりは17世紀以降の新しいのばかりでしたが、久しぶりのイコンにはじーんときました。
それになによりエチオピアのイコン・コレクションは非常に興味深かったです。

次に大聖堂宝物館を訪れるつもりでしたが、その前にマンガ博物館(カリカチュア・ムゼウム)を見つけてしまい、入ってみました。
正直、期待していたのとは違いました。
言語や習慣の違う社会のユーモアやジョークというのは、たとえ頭で理解したとしても、あんまり笑えないことを忘れていました。
3階にまたがって展示があったのですが、1階と2階は期間限定のラルフ・ケーニヒという人のマンガの原画やラフケッチなどが展示されていました。この方の絵はユーモラスでなかなか味があると思ったものの、言葉が分からなくても少々下品なジョークが多そうで、好みとはいえませんでした。
見学しているドイツ人は、原画のマンガやそれをもとにしたアニメを見ながらくすくす笑っていたので、うらやましかったです。
でも、3階の常設展は、5人ほどの現代フランクフルトの漫画家の原画が展示されていて、こちらはドイツ語の吹き出しのあるものは少なく、イラストを見て分かりやすく、なにより可愛らしいのがあったので気に入りました。いくらミュージーアム・チケットで無料で入ったとはいえ、入った甲斐がなかった、なんてことにならなくてよかったです。

このあと大聖堂宝物館とシュテーデル美術館に入りたかったのですが、時間が足らなくなり、大聖堂宝物館はあきらめました。後日、出国日の午前中半日観光のときに出かけました。
そしてシュテーデル美術館での鑑賞は、なんとか1時間くらい捻出することができました。
シュテーデル美術館は、昔の私なら真っ先に入ったところです。西洋絵画の有名画家の有名な絵がたくさんありますが、1時間しかないので、見たいものを絞り、それ以外はほとんど駆け足しました。
期待していたカスパー・ダヴィド・フリードリヒとドイツ表現派の絵はちょっとしかなく拍子抜けしましたが、フリードリヒとテイストが似た壮大でロマンチックなカール・フリードリヒ・シンケルの絵がとても気に入りました。
シンケルはむしろ新古典主義の建築家として有名です。ベルリンで最も美しいといわれるジャンダルメン広場や博物館島のアルテ・ナショナルギャラリーを設計したのは彼です。絵も描くなんて知らなかったなぁと思ったら、あとで調べてみたら、逆でした。彼はフリードリヒの絵を見て、自分には到底彼のような絵は描けないと、画家から建築家に転向したらしいです。
まあ確かにフリードリヒと比べると、フリードリヒの方が凄みと神々しさがありましたけどネ。
シュテーデル美術館では、かつてドイツ絵画史の本で小さな写真をたよりに一生懸命解説を理解しようとしたその絵画のオリジナルに出会えたという感動がひとしおでした。ふつうは逆のはずですが、本で知ったからか、原画に出会えてうれしい、というのもありだと思います。

夕方は、ホテルでレセプションに預けていた荷物を引き取っていったんチェックインして部屋で一休みしたら、もう一度レーマー広場まで出るのが億劫になり、夕食も近くのカイザー大通りの中華料理のレストランに入ってしまいました。
ガイドブックにある、うまいドイツ料理、というフレーズよりは、目の前の中華に惹かれてしまったのです。
そういえば私が初めて北京ダックを食べたのは、12年前の2002年のフランクフルトの中華レストランでのことでした。というわけで、日本ではなかなか食べられないダックを食べるのならいいよね、と自分に言い訳をしてしいました。
フランクフルトでドイツ料理レストランを探そうとすると、どうしてもホテルから遠くなるので、6泊したうち夕食は3回も、手近な中華レストランに通ってしまいました。

イコン博物館をめざして道に迷ったときにとった写真
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フランクフルトのイコン博物館よりロシアの聖母子のイコン
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フランクルとのイコン博物館よりエチオピアの聖母子のイコン
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フランクルとのイコン博物館より犬の顔した聖ヒエロニムス
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ロシア正教会の古い宗派では、子どものキリストを背負った聖ヒエロニムスを、その出身の犬の顔の種族とされたベルベル人ゆえに犬の顔で描くことがあるようです。
ロシアの主流の宗派では禁じられたので、きっとこれは珍しい例だと思います。

イコン博物館の隣にあった教会の礼拝堂にはかなり残っていた貴重な壁絵
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カリカチュア博物館で開催中だった企画展のラルフ・ケーニヒさんのイラスト
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旧約聖書の中のエデンの園追放のエピソードで、アダムとイブと、とりわけヘビをパロっていたマンガのようでした。

カリカチュア博物館の常設展示より
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シュテーデル美術館に向かうためにアイゼルナー橋を渡る
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愛の絆の南京錠がたくさんでした。

シュテーデル美術館にて、ドイツ絵画史の本で一生懸命解説を読んですっかり馴染みになった絵の原画と久しぶりに向き合う
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フェルメールの絵の一部
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2014/07/14月 フランクフルトからイトシュタイン日帰り観光
   (ケーニヒシュタイン行きそびれ)
・バーンホフ通りから旧市街の歴史的な街並みエリアへ
・レーマー広場散策
・アドルフ王広場散策
・城と塔(外観のみ)と庭園散策
・木組みの家のある旧市街散策
(フランクフルトに戻り)
・レーマー広場散策&買い物
・ニコライ教会見学
・大聖堂見学
【フランクフルト泊:クラリオン・コレクション・ホテル】

ひょっとしたらそうなりうると思ったのですが、フランクフルト2日目に予定していたイトシュタインとケーニヒシュタインはしごは、イトシュタインしか行けませんでした。
アイゼナハからゴタとミュールハウゼンはしごを計画していてミュールハウゼンに行き損ねたときほどスロースタートではなかったのですが、ドイツ鉄道が40分も遅れたため、結果的にスロースタートになってしまいました。
でも、イトシュタインとケーニヒシュタインのうち、木組みの家街道の町でもあるイトシュタインの方が圧倒的に楽しみでしたし、すばらしい木組みの家の町並みに感動して満足できました。
ケーニヒシュタインのハイライトは丘の上の城跡に登って見られる眺望らしいので、それだったら時間を気にしてあせって回るより、ケーニヒシュタインに行くのをやめ、イトシュタインの可愛い木組みの家並みをじっくり味わった方がよいと思いました。私はそんなに腰が軽くないのです。
それに実をいうと、観光案内所の公式サイトで見つけたイトシュタインの地図の中にTiergarten、すなわち動物公園というのを見つけて、ケーニヒシュタインとはしごするより、時間があまったら動物園に行けばいいじゃないか、と思ってしまいました。
この日の鉄道移動にはジャーマンレイルパスを使わないことにしていたので、もとをとろうと鉄道移動距離を稼ぐ必要もありませんでした。

ただ、Tiergartenを当てにしたのは失敗しました。前日にスマフォでネット検索しても、これといった動物園情報にヒットしなかったので、そのときに疑うべきでした。

イトシュタインの木組みの家並みは期待以上にすばらしくて、感動ものでした。
でも小さな街並みですし、じゃかじゃか写真を撮っているうちにだんだんと撮れる写真もパターン化してきてしまうので、気力が低下し、途中買い物したりランチ休憩をとったけれど、15時頃にはもういいや、という気分になりました。
と同時に、動物園に行こうと気分がはやりました。
ところが「Am Tiergarten(=動物公園前)」というバス停に到着しても、ただの閑静な住宅街で、動物園がどこにあるかさっぱりわかりませんでした。バス停や駅から案内のない動物園なんて初めてです。
と思ったら、道行く人に聞いてみたら、TiergartenはZooではなく、ただの自然公園でした。見られるとしたら公園の自然の中にいる鳥ぐらい。
そして昔は広大な公園が残っていたのですが、いまは半分くらい住宅地に開発されてしまったとのこと。
「ってことはご存じよね?」
Tiergartenはどこかと聞いて、方向が同じだということで一緒に歩きながら案内してくれた女性にそう言われたときに、ショックで血の気が引きましたが、案外負けず嫌いなところもある私は、Ja=イエスと返事をしてしまいました。
せっかく案内してもらったし、自然公園も悪くなかったのですが、たとえレッサーパンダがいなくても動物園の動物たちが見たいと思っていたので、そそくさとイトシュタインを後にすることにしました。
ケーニヒシュタインに行くには遅かったのですが、こうなったら19時まで開園しているフランクフルトの動物園へ行くか、とかあれこれ頭の中で考えながらフランクフルトに戻りました。フランクフルトに着いたら17時だったので、あとは夕食をとって観光を終わりにしてもよかったのですが、結局、きのう見学しそこねたレーマー広場と大聖堂(ただし宝物館は17時で閉館)、それからギフトショップで買い物(ドイツの店はだいたい19時まで営業)をし、その後、ドイツ料理のレストランで夕食を楽しみました。

フランクフルトのレーマー広場の木組みの家並みもとても素敵です。
ただ、12年前の2002年にフランクフルトを訪れたときは、第二次大戦中にすっかり破壊され、修復されたレーマー広場の木組みの家は、きれいすぎるし、オリジナルよりも私にとって価値が下がると思ったこともありました。
それまで回ってきた観光地は戦禍を免れて、オリジナルの木組みの家が残っているところはいくつもあったせいです。
でも、いまは、どうしようもなく破壊されて修復されていないところをあのときよりもたくさん見てきて、往時の様子が分かるように修復されていることがとても嬉しく、観光客として素直にありがたく思えるようになりました。
戦争の悲惨さや時の経過の残酷さを伝えるような姿はせつなさと共に旅情めいたものも掻き立てますが、そればっかりではテンション下がってしまいますし、やっぱり私はミーハーなので、想像の中で補うだけでなく、わかりやすくきれいですばらしい状態のもが見たいと思いました。

ちなみに、イトシュタインもケーニヒシュタインもガイドブックに載っていない町です。
ドイツの大半のミュージーアムや場合によっては城なども休みとなる月曜日はどこに行こうか決めかねていたら、フォートラベルのお気に入りでたくさんドイツ旅行をしている人から推薦してもらいました。
せっかく2週間半という長めな旅程で、しかも5度目のドイツなのだから、日本のガイドブックで紹介されている町だけでなく、ガイドブックに載っていないステキな町を観光できたと思うと、なんだかそのことだけでも付加価値が付いたような気分になれます@

イトシュタイン駅からバーンホフ通りを下ってセントラルに向かう途中
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ここからも可愛らしい住宅街で写欲がそそられました。

見事な煙突のある家
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一番華やかだったアドルフ王広場
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真ん中の緑っぽい木組みの家は、現在は観光案内所です。
あいにく観光案内所は月曜日お休みでした。
なので、あらかじめ見つけた公式サイトで地図などをダウンロードしておきました。

イトシュタインの素敵な木組みの家々
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現在はギムナジウムとなっている、イトシュタインの城と庭園
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イトシュタインのマルクト広場にて
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ずらりと木組みの家が並ぶ
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Am Tiergartenめざして少し郊外に出る
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Tiergartenが動物園ではなくただの自然公園でがっかり
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早めにフランクフルトに戻ってきて、レーマー広場へ
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結果的には、イトシュタインとフランクフルトのレーマー広場の2ヶ所で木組みの家を堪能できた一日となりました。

2014/07/15火 フランクフルトからマールブルク日帰り観光
~1番バスでルドルフ広場へ&リフトでライトガッセへ~
・大学教会見学
・マルクト広場まで旧市街散策
・城と大学博物館を見学
・ルター教区マリエン教会見学(結婚式の最中)
・聖ヨハネ教会見学
・マルクト広場~ヴェルターガッセ~シュタインガッセ~エリーザベト教会へ(時間切れで入れず)
【フランクフルト泊:クラリオン・コレクション・ホテル】

イトシュタインの木組みの家並みを素直で可愛らしい少女にたとえるなら、マールブルクのそれは、ちょっぴり大人びた気まぐれなお嬢さん、というところでしょうか。

マールブルクは街歩きが楽しいけれど、坂の多い町だと覚悟して行きました。
そりゃ当然でした。だって小高い山の上の城を中心に裾野へと家が広がっていった町なんですもの。
上り坂はできるだけラクしたいと思って、中央駅前からバスでルドルフ広場まで行き、そこから無料のリフトを利用したのですが、リフトを出てちょっとだけトンネルをくぐったら、まあまあまあ、目が輝いて、頬がゆるんでしまいました。
だって真っ直ぐではない坂道と細い路地が複雑(?)に絡んだところに、木組みの家がこれでもかと密集していたのですもの。

まずはすぐ近くの大学教会を見学して外に出て大学の方へ出たら、ふと気付くとルドルフ広場の方にほとんど下りてしまっているではないですか。
せっかくリフトで登ったのに!
と慌てて戻りました(苦笑)。

機能、イトシュタインでさんざん木組みの家を堪能してきたのに、好物は続けて何度も食べたがる私、木組みの家並みもそうだったみたいです。
曲がり角の向こうに新たに木組みの家を見つけるたびにわくわくして、写真を撮りたくなりました。
それにイトシュタインでは真っ直ぐな道なりに木組みの家が続いている街並みの写真を撮ろうとしても、木組みの家がうんとななめにしか撮れなかったり空が多くなりすぎたりしてフレーミングが難しかったのですが、一見行き止まりに見えるように道が交差するマールブルクでは、前向き横向きななめ向きの木組みの家をバランス良くフレーミングしやすかったです。
そんなわけで、マールブルクの木組みの家並みには、イトシュタインと違った魅力を感じました。

城は、一番の魅力はそのたたずまいとテラスからの眺望かもしれません。
城内の博物館はあくまで博物館で、陶器やフォークロア・コレクションが充実していましたが、城を見学しているというかんじではなかったですし、ドイツのフォークロア・コレクションは東欧のものに比べると珍しさは少なく、ずっと見慣れていて、いまさら感がなきにしもあらず。

それと失敗だったのは、リフトに乗る前にちゃんとそばの観光案内所に寄って、見どころの説明入りのリーフレット・タイプの地図をもらっておいたのに、ガイドブックを信用しすぎて、エリーザベト教会の開館時間をリーフレットでチェックしなかったことです。
エリーザベトは、幼くしてチューリンゲン伯に嫁ぎ、慈悲深さから聖人に列せられるまでに至った13世紀のハンガリー王女ですが、彼女が埋葬されたということで、マールブルクのエリーザベト教会は巡礼教会としても名高いそうです。
巡礼教会であろうとなかろうと私にはどうでもいいのですが、内陣の一部は有料でお金を払わなければ見学できない、ということは、それも含めて見どころがたくさんの教会に違いないと思うのです。
場所は城のそばの木組みの家がぞろぞろのエリアではなく、少し離れて、中央駅寄りにあります。

ところがエリーザベト教会が開いているのが17時までだったのです。
私が木組みの家と旧市街に3つほどあった教会をのんびりじっくり見学しながらエリーザベト教会に到着したのは17時ちょっとすぎ。
教会はたくさんの出入口があっても、開いているところは限られていて、一見、開いていないように見えるところから入れることが良くあるんだよね、と教会の周りを一周してしまい、なんで入れないんだ~と内心絶叫した後で気付きました。
ガイドブックの情報は古くて、夏でも17時までしか開いていないことに。
がーん!!

というわけで、最後にケチがついたため満足度100点満点とは言い難いのですが、それはあくまで私がミスったせい。
今度からは観光案内所でもらった資料をきちんとチェックしてから、回る順番とか予定を決めようと教訓にしました。

無料のリフトで上がりトンネルを出たら、まあまあまあ
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超広角ズームレンズで撮った大学教会
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大学教会と自転車のある景色
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自転車って絵になるなぁと思うんです。

ユニークなアートショップのショーウィンドウ
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マルクト広場の市庁舎の建物の前にはカラフルな車が勢揃い!?
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マールブルクの城をめざして
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マールブルクの城の城壁からの眺望
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超広角ズームレンズで聖ヨハネ教会の美しい天井ヴォールトを取り込む
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残念ながら入り損ねた聖エリーザベト教会
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帰りは徒歩で駅に向かったら
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バスですっとラクして移動するより歩く方が、ステキな景色に出会えますネ。

フランクフルト滞在6日半の後編へとつづく。

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