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とんだトラブルにならずにすんだ、ひやひやエピソード

振り返れば今回のロシア旅行も、ほぼトラブル知らずですみました。
ほぼ、というは……私としては困った小さな落とし物や忘れ物をしたし、とんだトラブルになるところだったのを結果的にはちゃんと切り抜けたからです。
もっとも、切り抜けることができたのは、自力で、というより、現地ロシアの人々のおかげです。

一番大きなひやひやエピソードから書きましょう。

白海沿岸のソロヴェツキー島という田舎の小さな村でのことです。
船で到着して、ホテルから送迎が来ているはずなのに合流できず(ほんとはしばらく待てばよかったのかもしれませんが)、別の人の車に乗ってホテルに向かったら、なんとその車の中に、一眼レフカメラを置き忘れてしまったのです!!

それは2日連続の寝台車利用の翌日のことでした。
送迎と合流できなかったことばかり気になり、代理店に前払いしてあるのに、別料金をとられるのかな、とケチくさいことが気になっていました。
どうやら別料金を請求されることなく、無事にホテルにチェックインできたので、2日ぶりにシャワーを浴び、船旅2時間で座席が座りにくくてかなり疲れてしまったので、しばらく仮眠をとりました。
そしていざ、村を歩こうと思ったときに、カメラバッグがないことに気付いたのです!

ほんとうにもう泣きそうでした。
最近の私は、旅先で写真を撮るのをなによりも楽しみにしていると言っても過言ではないのに。
いくらスーツケースだのタウンバッグだのエディターズガイドバッグだの、ついでにペットボトルケースだのいろいろ抱えたフル装備移動だったからとはいえ。
まさか一眼レフカメラを忘れてしまうなんて。
それまで撮った写真も、カメラとともに置き忘れてしまいました。
もう自分が信じられませんでした。

でも、小さな村だったのが幸いしました。
車にカメラを忘れてしまった~と、ホテルのレセプションの人に泣きついたら。
ちょうどそのときに兄ちゃん2人と女性2人とレセプションの人がそろっていて、白いバンだと言っただけで、持ち主を割り出し、兄ちゃんたちが取りに行ってくれました。
そう、カメラは無事に私のところに戻ってきたのです。

あのときは、車を下りるときに、自分がいたところを振り返って、忘れ物がないか確認し忘れました。
そしてカメラバッグをベルトに通し、たすきがけしていると、かなり体に負担に感じらたので、船を降りたときも、ふつうのショルダーのように肩からぶら下げていただけでした。
それで置き忘れてしまったのです。
ベルトに通しているか、せめてたすきがけしていたら、置き忘れることはありませんでした。

ほんとにこれが、モスクワやサンクトペテルブルグのような都会で、タクシーの中に置き忘れたのであれば、もう2度とカメラとこれまで撮った写真は、私のもとに戻ってこなかったでしょう。
しかも、置き忘れたことに気付くてまで、1時間以上たっていたんですから。
ほんとに小さな村であったことが幸いしました。
そしてこの後は、体に負担に感じても、面倒がらずに、必ずカメラバッグをベルトに通してたすきがけし、また、座っていたところから移動するときには、必ず忘れ物がないかきちんと確認するようにしました。

※カメラを無事に取り戻した後に村を散策して撮った写真。
ソロヴェツキー島のソロフスキー村は、ウシやヤギが放牧された、のどかな小さな村でした。

Img_6033

Img_6036

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Img_6059

次にひやひや体験で、現地の人のおかげで切り抜けたエピソードは、白海沿岸のケミ駅で寝台車に乗ろうとしたときのことです。

列車は代理店経由で手配していて、eチケットでした。
それがそのまま切符になり、乗車できるはずでした。
実際、モスクワのクルスク駅から特急サプサン号に乗ったときや、レニングラード駅からペトルザヴォーツクに向かう寝台車に乗ったときは、eチケットのまま乗れました。
そのときの車掌さんたちはバーコード読み取り機を持っていました。

なので私はすっかり、その後もeチケットのまま列車に乗れると思い込んでしまいました。
よく見たら他のチケットには、ロシア語だけでなく英語で、正規の切符と交換してください、と書かれてあったのに。

ペトロザヴォーツク駅で深夜、寝台車に乗ろうとおばちゃん車掌にeチケットを渡したら、「あなたは乗車リストに乗っていない!」といったようなことをロシア語でわめかれて、拒否されてしまいました。
私はわけが分からなくて、あせりました!

でも、そのおばちゃん車掌はとりつくしまがありませんでしたが、別の女性乗務員さんが他の男性乗務員に事情を聞いてくれて、私を切符売り場に連れて行き、正規の切符に交換してくれました。
ペトロザヴォーツク駅で列車が停車していたのは15分でしたが、ほんと、ぎりぎりでした。
おばちゃん車掌は切符売り場に行きなさい、みたいなことを叫んでいたのですが、私はわけがわからず、おたおたしていただけでした(苦笑)。
それで見かねた女乗務員さんが手を貸してくれたのです。
だいじょうぶ、間に合うわよ、と私を慰めながら。

海外で鉄道に乗るときは、特に寝台車のように、乗り損ねたらその後の旅程に大きな影響があるようなときは、乗るときにとても緊張します。
フル装備移動なので荷物が重いだけでなく、ヨーロッパの列車はものすごく車両が長くて、ホームに着いてから目当ての車両の前にたどり着くまでも、すごく距離があって大変だったりします。
それにコンパートメント・タイプだと通路は狭くて車両の移動は容易ではないし、ロシアの長距離列車は車両ごとに車掌がいて切符を確認してから乗客を乗せるので、手前の適当な車両に飛び乗って走っている間に移動する、ということができません。
始発駅で乗る場合は車両がホームにやって来て出発するまで30分くらいあるけれど、途中乗車だとたいして余裕がありません。
いつも乗り込むまでドキドキものです。

まあそれでも、これまで何度も何度も利用してきて、一度はぎりぎりに乗り込んで後悔したことはありますが、たいていは時間に余裕を持って行動するようにしているので、乗り遅れたことはないです。
今後も海外旅行をするなら鉄道の旅は欠かせませんから、ドキドキばたばたしつつも、利用することになるでしょう。

※廊下が狭いコンパートメント車両
Img_1111

※ペトロザヴォーツクからケミまで乗った寝台車の4人用の2等寝台車。
朝7時になっても同室の人たちが寝ていたので、開いているコンパートメントで待たせてもらったときに撮った写真です。
Img_1115

あとは、落とし物・忘れ物です。
客観的に見ればたいしたものではないのですが、旅先の私にとっては、なくしたときは、ある意味、「死活問題」!?
と思ったものです。

まずは、置き忘れたもの。
往路のアエロフロートで、座席の前のポケットに、眼鏡ケースを忘れてきてしまいました。
しょっぱなから何やってるんだ~!
と、頭を抱えました。

眼鏡の予備は持参していましたが、眼鏡ケースの予備までさすがに持参していませんでした。
私は視力は0.1もないので、眼鏡がなかったらほとんど物体の判別がつきません。
ホテルに泊まっているときは、机の上に置けばいいのですが、今回の旅行には寝台泊が3回もあります。
ケースに入れずにいたら、眼鏡のフレームをねじ曲げたりしてしまう可能性が高いです。
荷物の中には眼鏡ケースの代わりになるものはありませんでした。

でもまあ、これはすぐに、最善の解決方法を思いつきました。
ロシアみやげの中には、すてきな眼鏡ケースがあるのです。
すでに、2010年の極東ロシア旅行のときにも眼鏡ケースをおみやげに買って帰っていました。
素敵なデザインのものがあるため、また買ってもいいと思っていました。
というわけで、モスクワ滞在中に、おみやげ屋で眼鏡ケースを買ってしまいました。

Img_3985

眼鏡ケースは下のモスクワのイラストの方です。
上のは、パレフの漆器小箱。同じおみやげ屋で買ってしまったものです。

眼鏡ケースはいくつもあっても仕方がないと思ったのですが、別にいくつもあっても構わないので、ズズダリでもまた買ってしまいました。

こちらがズズダリで買った眼鏡ケース。
一緒に映っているのは、おみやげとして買った手鏡。
Img_0960

それから、落とし物。
サンクトペテルブルグからノヴゴロドへ、スーツケースをホテルに置いて軽装で一泊旅行に出かけて、町歩きをしていたときです。
ノヴゴロド部分の「地球の歩き方」の分冊とLonely Planetからプリントアウトしたものを、落としてしまいました(泣)。
両方ともたいしてページ数がなかったので、分冊といっても、ぺらぺらでした。
A5に折り畳んで、A5のクリアファイルに入れていたのですが、しっかりとカバンのポケットに入れそびれたようです。
最後にそれらを見た地点まで歩いて戻ったのですが、見つかりませんでした。
ノブゴロド観光は翌日もするつもりだったの。
ガイドブックがなくては、行動が制限されてしまいます。

ただ、このときは幸いにして、ホテルで、無料のタウンガイドをもらっていました。
ロシアの、いや東欧のホテルにしては珍しいです。
町歩きで同じタウンガイドを持っている人を見かけたので、ノブゴロドの観光案内所の活動のおかけでしょうか。
とにかく、それを持っていたおかげで、とりあえずガイドブックの代わりに十分なりました。
それと、ひととおり徒歩圏内の町歩きをした後だったし、碁盤目で整った町だったので、方向音痴の私でも、地図がなくても歩ける自信はありました。
なので、完全に困ったわけではありませんでした。

※ホテルでもらった無料のタウンガイド(左)。
右側は、ノヴゴロドのパンフレット。ノブゴロドがとても気に入ったのと、分厚くなくて写真満載のパンフレットがあったので買ってしまいました@
Img_1574

※ノブゴロドで泊まったヴォルホフ・ホテル。
Img_1473

ただ、ホテルに戻ったあと、その日、回ったところや写真を撮ったところを、「歩き方」を参考にメモしようと思っていたのですが、それができなくなってしまってがっかりしました。
というのも、無料のタウンガイドブックは英語版。
「地球の歩き方」は、観光みどころの名前を、できるだけロシア語を残して日本語化しています。
英語ガイドブックは、意味をくみとって英訳してしまいます。
たとえば、「歩き方」では、スパソ・プレオブラジェンスキー聖堂となっているところ、英語のガイドブックでは Transfiguration Church となってしまいます。
実際、スパソ・プレオブラジェンスキーの意味は、イエスキリストの山の上の変容の意味なんだろうと思うので、英語版ガイドブックの方が分かりやすいんだろうと思います。

とはいえ、置き忘れや落とし物はこれだけですんだのは、ほんとに幸いでした。

というわけで、トラブルにならずにすんだトラブル・エピソードは以上。

つづく。

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2013年夏 ロシア旅行18日間」カテゴリの記事

Comments

ロシアって怖いとおもっていましたが、 恐ろしい体験は なさらなかったのですね。
米原万里子さんのエッセイで モスクワでは タクシーに乗るのも 乗せるのも(運転手)命がけ、なんて かいてありましたので。
 
 ソロビエツキーが 観光地化しているなんて しりませんでした。 2,3年前に ロシアキリスト教史の講座で紹介されて 行けるといいな、 とおもっていましたが、 ツアーでは 普通のロシア旅行とは 別コースです。個人旅行だからこそですね。一気に回れるというのは。
 それにしても 勇気、 バイタリティーに感服しながらはいけんしております。

ykさん、コメントたくさんありがとうございます。
ロシアのキリスト教をもっと知りたいです~。あんまり詳しすぎると興味がつづかないので概略でいいけれど(苦笑)。
私はカレリア地方の観光地をさぐっていて、それでソロヴェツキーの存在を知ったので、先に知っていたykさんはもっと感動されるでしょうね。
そうなんです、普通のロシア旅行コースとは違う要素をまぜてみたい気持ちもありました。
のんびりできる田舎です。北の果てに来たんだなぁという感慨がありました(もっと北はあるけれど)。

米原万里子さんの本は、2000年にはじめてロシア旅行をしたときに、なめるように読みました。
あの当時も、実際に行ってみて、こわい思いはしないですみました。
長期滞在だったらいろいろあったかもしれませんが、短期間の旅行者だったから、気をつけるべきところは気をつけていけば、ロシア人の人なつっこさに助けられることもあると思います。公人と私人の顔は違うな~と実感させられますよ。
タクシーは、ぼろうと手ぐすねひいてるところがあるんですけどね。そこは現地の人でも長期滞在で慣れている人でもしっかりしていないとだめみたいですね。
確かにそんな油断のならない思いもする国ですが、思えばメリハリがあるのかも!?

ロシアキリスト教史に かんしては 黒川先生と三浦先生の講座を とったことがあります。美術にかんしては 富田知佐子先生の講座亜をとったことがあります。富田先生は一冊にまとまったご本があるかどうかは 知りません。 展覧会の図録などでは 執筆なさっていらしゃいますが。
『ロシア・キリスト教史』黒川知文 著 教文館
この先生のご本は 多数あるはずです。 講座は 「アンドレイ・ルブイリョフ」のDVDもつかっての説明。(部屋の隅に神棚みたいな 祈祷のための場所がある、とかの例。それと 世界遺産の番組 で ソロヴィエツキーをやったとき 先生が 相談にのられたそうで その時のヴィデオをみせてくださったりして 興味津々でした。
 『ロシアの源流』三浦清美著  この先生の講座も よかったです。 読み物としては こちらのほうが入りやすいかもしれません。 どちらも 図書館にあると思います。
それにしても個人旅行 、そのエネルギーがもうなさそう。 
ツアーはどうしても 浸る、ということが できないのですよね。

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